大阪清風高校/桑原昭吉/


おまじない唱え五輪で金メダル

「チチン・プイプイ、いたいところは、高いお空に飛んでいけ」

こどもの頃、お母さんにオマジナイをしてもらって、すりむいた膝小僧の痛さが、本当にお空に飛んでいってしまった経験をお持ちの方も、案外たくさんおられることだろう。

おまじないの言葉の威力というものは、それを信じて唱えるほど、その願いは必ず天に通じるといわれている。

 今から二十年前のロサンゼルス大会(1984年)で体操の貝志堅幸司選手は、清風高校時代の恩師、桑原先生から

「金メダルを取ろうと思ってはいけない。『神と観客に演技を奉納するのだ』と思いなさい」

という教えと共に、おまじないのことば『ハルチ・ウムチ・ツヅチ』 (どんなねがいごとでもかなうことば)を、ひたすら唱えてオリンピックの大試合にのぞみ、みごとに金メダルを獲得した。(もちろん、具志堅選手の血のにじむような不断の努力あっての上のことだが)

当時、テレビにアップで映った具志堅選手が目を閉じて何か口の中でブツブツつぶやいてから、思い切ったように、スタートする姿がマスコミの注目を浴びたという。

桑原先生は高校、大学を通して具志堅選手を公私共に精神的に支えた人で、大本三代教主補、出口日出麿師の側近でもあった。

貝志堅選手が日体大在学中に左足骨折、アキレス腱切断という大けがにみまわれ、「もう体操を止めようと迷った時に、桑原先生が出した一通の手紙が、彼をもう一度やる気にさせて、オリンピック出場を果たしたというエピソードがある。

先生の手紙には「やめたければ、やめなさい。しかし、こういうケガを克服してこそ、精神的に強くなれるのだ」という励ましの言葉や詩とともに『ハルチ・ウムチ・ツヅチ』と墨書した和紙が同封されていたという。この呪文を、桑原先生は今でも清風高校の生徒たちに教えている。

その後も成功の実例は数多くあるという。

お願い事のある方は、ぜひ唱えてみて下さい。『ハルチ、ウムチ、ツヅチ……』

取材/宮崎みどり

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2006年8月、上記の内容をさらに詳しく書いた本を当社にて出版いたしました。
「タイトル・人生の三つの宝」

具志堅幸司さんが金メダルを取るまでの苦難を支え、精神力を鍛えた恩師・桑原昭吉氏の人生訓を纏めたすばらしい本です。この本に出てくる琉球神界のおまじないの言葉は言霊としてNHK(BS2)でも取り上げられ注目を浴びています。
報道ステーションでも6月25日に取り上げられます。

☆一般書店では販売していません。直接サン・グリーン出版までご注文ください

☆本を御希望の方は下記メールにてお申込みください。


サイズ B6(新書版)
ページ数 66ページ
書籍、定価500円
送料120円(ケース代含む)
郵便振替用紙を入れて送りますので本が到着次第ご入金ください。
(振り込み料は別途お支払いください)


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桑原昭吉(具志堅幸司選手を支えた人)