安倍晴明神社へご参拝。(生誕伝承地)
安倍晴明神社拝殿と晴明の父、秦名の祠


神おんな・竹ばあのおみくじ
安倍晴明神社は大阪市阿倍野区王子町の旧熊野街道沿いにあります。
うっかりすると見過ごしてしまいそうなほど小さな境内です。
戦後何十年も地元の人にさえ忘れ去られていたのですが
近頃の安倍の晴明ブームで、再び注目され
最近では晴明さまのファンが日本中から参拝に訪れだしました。
私たちは、すぐ近くの阿倍王子神社の氏子なのですが
晴明神社はこの王子神社の摂社なのです。

晴明神社の宮司は、王子神社の長谷川宮司が兼任されています。
写真を写した日はちょうど夏祭りの祭礼の日だったので
拝殿の中にお神輿がお祭りされていました。
36度を越す暑い日でしたが、
境内の中は大きな楠木や銀杏の木が生い茂っているので
こずえを吹き渡る風が木の葉をゆすってひんやりした空気が
ここちよく頭上から吹き降ろしてきます
安倍晴明産湯の跡伝承地
境内を入るとすぐ右手に、晴明生誕の碑があり産湯を使ったとされる井戸があります。ちなみに、ここの身手洗いの水はこの井戸水と同じ地下水から沸いている井戸水なので、夏は冷たく、冬はとっても暖かいので行かれた方は、ぜひ、ここで手と口をすすいでから本殿に参拝されることをオススメします。
安倍晴明の母、葛葉(白狐)
晴明の母親は俗にキツネだと伝わっています。類まれな霊力はその母親・葛の葉(くずのは)から受けついだとのことです。写真は産湯の井戸のすぐそばにあるキツネのモニュメントです。高さは3メートルほどもあります。
晴明祭りの神輿 7月22日・23日
7月23日、晴明神社の拝殿の中に置かれたお神輿です。拝殿の中の左側に占いコーナーがあり毎日、午後一時から五時まで、一件2000円で様々な相談に乗ってくれます。最近は、晴明様ブームにあやかって、特に若い女性の恋愛相談が多いそうです。
お札 情報
晴明神社の社務所には霊験あらたかな晴明さまのお守り、護符、絵馬、晴明さま関連の本、私たちの「古事記のものがたり」の本も販売しています。特に、幸運の陰陽道五芒星マスコット(500円)はトイレに吊るしておくと、霊験あらたかだと某雑誌に紹介されたとかで、ひそかなブームになっているそうです。

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