バッハ 心と口と行いと生き様は BWV147
第2部第4曲 イエス、人の望みの喜びよ



「イエス、人の望みの喜びよ」と言う曲は、バッハのライプチッヒ初期の宗教カンタータ147番“心と口と行いと生き様は”の最終合唱曲(Choralchor)から取られています。
宗教カンタータ147番は1723年7月2日の聖処女マリア祭で初めて演奏されましたが、新曲では無くワイマール時代のカンタータを改訂し編曲したものです。

カンタータ147番は二部で構成され、各々の締めくくりのメロディは、ワイマールのものから作曲家ヨハン・ショップの曲を選択させて貰ったものに変えています。
第二部の最終合唱曲のテキストは“イエスは変わりなき我が喜び・・命の力、我が眼の喜び・・”と疑いも無く、現在広く知られている設定となっています。


MP3のファイル容量が1.4MBあり、読み込みに約5分程掛かる見込みですので、暫くの間お待ち下さい!




ドン・ドーシー シンセサイザー編曲

1985年 バッハ・バスターズとして発売



Herz und Mund und Tat und Leben Choralchor

Jesus bleibt meine Freude,
Meine Herzen Trost und Saft,
Jesus wehret allem Leide,
Er ist meines Lebens Kraft,
Meine Augen Lust uns Sonne,
Meiner Seele Schatz und Wonne,
Darum lass ich Jesus nicht
Aus dem Herzen und Gesicht


イエス、人の望みの喜びよ

イエスは変わりなき我が喜び、
我が心を慰め潤す命、
イエスは諸々の禍を防ぎ、
我が命の力、
我が眼の喜び楽しむ太陽、
我が魂の宝、宿りとなり給う、
我はイエスを離さじ、
この心と眼を注ぎ奉り給うて。






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