ハイジの道



アルプスの少女ハイジで有名な、スイス国マイエンフェルトでのトレッキングを紹介します。

前日の宿はラガーツ温泉のホテルタミーナに取りました。朝8時ホテルで朝食を済ませ、ドイツパンを2つ頂いて魔法瓶にもお湯を入れて貰い出発です。鉄道のマイエンフェルト駅を通り過ぎて、起点となる広場には車で行きました。 午前9時の案内店が開くと言うので暫く待つ間、スーパーでハム、チーズ、果物、紙コップ・皿を買い込みました。店の人が来て、パンフレットを呉れましたので、それを持って出発です。




赤い線の通りに、日本ではデルフリ村として知られるハイジ村(独語で"Heidi-doerfli"ハイジの小さな村の意)に30分程で着きます。典型的な民家がハイジの家として博物館に改装せれていて見物出来ます。小説に言う冬にお祖父さんと住んだと言う家でしょう。















そこから、青色で示されるハイジの道と称する緩やかな林道を歩いて行きます。スイスでは、散歩にもならない運動量なので、山歩きをする人も殆どいません。2時間程でハイジの山小屋に到着、お湯でコーヒーを入れ昼食を取りました。













そこから20分ほどでカルトボーデンという見晴らしポイントに着きます。山頂では無いのですが、ラガーツ温泉街、クール方面の素晴らしい眺望が楽しめます。生憎、この日はにわか雨があって対岸の山が雲の中に隠れてしまいました。














ここからの下りは可成り急な坂道でしたが、危険な個所はありません。途中、マウンテンバイクで登ってくる若者に会いました。下りきった所はイェンニス村で、ハイジの作者ヨハンナ シュピリが良く休暇を過ごしていたそうです。










所要時間はハイジの家から山小屋、イェンニス村経由で戻るまで約4時間で、マイエンフェルトからは合計5時間余掛かりました。山小屋付近はトレッキング靴があった方が良いと思いますが、私共はジョギング靴で済ませました。



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