宝石の歌



19世紀後半のフランス・ロマン派の作曲家シャルル・グノーの代表的な歌劇「ファウスト」で、美しいマルグリートを誘惑する為に悪魔メフィストが残した宝石箱に見せられて、鏡に映る自分の姿に見とれながら歌う曲で、「宝石の歌」としても知られている。

MP3のファイル容量が1.0MBありますので、読み込みに約3分程掛かる見込みですので、暫くの間お待ち下さい!



シャーロット・チャーチ(1986〜 ) 英国ウェールズ地方

ああ、私はこの鏡に映る
自分の美しい姿を見て喜びを覚えるわ!
あなたなの、マルガレーテ?
答えて頂戴、早く答えて
いいえ!いいえ!もうあなたでは無くなっているわ!
もうあなたの顔では無くなっているわ!
もうその顔は王の娘の顔
通り過ぎる度に誰もがひれ伏すわ!
ああ、彼が此処にいてくれたら!
この淑女の姿を
彼が見てくれたら
きっと私を美しいと思って呉れるに違いない!

Ah ! Je ris de me voir
Si belle en ce miroir !
Est-ce toi, Marguerite ?
Reponds-moi, reponds vite ?
Non ! Non ! Ce n'est plus toi !
Ce n'est plus ton visage !
C'est la fille d'un roi
Qu'on salue au passage !
Ah ! S'il etait ici !
S'il me voyait ainsi !
Comme une demoiselle,
Il me trouveait belle !






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