デュポールのメヌエットの主題による変奏曲 (K. 573)
第一変奏曲



モーツアルトは音楽好きなプロシャ専制君主の後援を獲得すべく、ジャン・ピエール・デュポールの“チェロと通奏低音、作品4の6番”のメヌエットを主題として変奏曲を作曲することにした。彼の作品カタログによれば1789年4月29日となっている。


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ミラベル宮殿・庭園 ザルツブルク オーストリア

ピアノ ダニエル・バレンボイム 1991年 ミュンヘンでスタジオ録音




作品番号K.573、ヘ長調の主題と9つの変奏曲は、プロシャ皇太子カール・リヒノフスキー(後年ベートーベンの確固とした後援者であり友人となった人物)と共にベルリンに行く途中にポツダムを訪問中に作曲された。彼らは1789年4月8日にウィーンを発ち、プラハ、ドレスデン、ライプチッヒに立ち寄った後、ポツダムに4月25日に到着した。そこで、モーツアルトはチェロ奏者で作曲家であるジャン・ピエール・デュポールに会いその主題によって作曲することになった。デュポールは1773年にフレデリック大王の音楽楽団の創設者に指名され、その後フレデリック・ウィルヘルム二世のチェロ教師となっていた人物である。




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