高尾山、東京



日本国東京近郊でのトレッキングを紹介します。東京都民にとって、一番身近な山であると共にアクセス方法も多彩で、小学生からご老人迄非常に愛されているコースです。疲れた場合はケーブルカーもリフトも装備されています。

自宅から高尾山の鉄道駅若しくは駐車場迄は約1時間で行けます。4月中旬、朝8時にゆっくりと家を出発し鉄道を利用して高尾山口で下車、山頂で昼食休憩し、桜千本通りを通って小仏城山でコーヒー休憩、そこから相模湖に下って中央線の相模湖駅から電車を使って帰る計画としました。トレッキングとは言えない程の行程ですが、丁度、春の花真っ盛りの時期で、桜、躑躅、菫などをゆっくり眺めつつ一日をを楽しむことにしました。




高尾山には1〜6号路の登山ルートがあります。1号路はケーブル電車に沿った舗装ルートでケーブルの山麓駅に約1時間程で着きます。そこから山頂まで約30分、桜千本通りを通って小仏城山迄は約1時間半、相模湖迄の下山路で約1時間半の行程です。小仏城山からは小仏峠、景信山、陣馬山と続く”関東ふれあいの道”はトレッキングに最適なルートがあります。











今回は3号路の沢ルートを取って山麓駅で1号路に合流しました。山頂で昼食を取り、小仏城山に向かいましたが、途中の道は”桜千本通り”と呼ばれ、山桜が丁度満開でした。その他三つ葉躑躅、足下には各種の菫が咲いていました。高尾山には約30種の菫があり、宝庫と言われています。












ゆっくり途中休憩を挟んで2時間後に小仏城山に着きました。ここは高尾山と比べ、山頂での開いた面積も大きく、茶屋の周りはベンチ、テーブル・椅子も多く、休憩するには良い所です。桜の他木蓮も満開の状態でしたので、近くの草原にシートを敷いてコーヒーブレイクとしました。












城山から相模湖に向かい下山して行きました。昔はこのルートがハイキングの主な山道でしたが、関東ふれあいの道が整備されてからはさびれて来ています。見晴らしも相模湖が見えるだけでそれほど良くありません。下山路は岩、小石が多く滑り易い個所がありましたので注意深く降りて行きました。人里に下りてから、相模湖駅までは通常道路を約30分歩くのが億劫でした。









所要時間は鉄道駅から高尾山頂迄約1.5時間、高尾山頂から小仏城山迄約2時間、小仏城山から相模湖駅迄約2時間で、昼食時間を含め合計6時間余掛かりました。城山からの下山路を考えるとトレッキング靴があった方が良いと思います。





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