鉄道の話

	のと鉄道唯一の急行「のと恋路号」です。私が旅行していた当時は、珠洲（すず）から七尾（ななお）の間を一往復していました。（左記の画像は珠洲駅にて撮影。）しかし、のと鉄道の利用客減少等の影響により、その２ヶ月後に廃止されてしまいました。急行列車としては申し分無い内外装なだけに、残念に想います。
	「のと恋路号」の先頭側から七尾方面の景色を見た様子です。左手には二つ目の信号機にディーゼルカーの為の給油機が、画像中央には機関庫があり、その脇をすり抜けて奥のトンネルまで線路が延びています。かつてここから他の都市へ向かわれた人たちは、どのような想いを抱きながらこの景色を見ていたのかが非常に興味があります。もしかしたら、失われるかもしれないこの光景を・・・・。
	さらにその位置から左の景色を見た様子です。なんと珠洲駅の連絡通路は、線路を横切って改札口へ向かう昔ながらの形状のままでした。無人駅以外で、このような形状が残っているのは全国でも珍しいことです。（お金をかけずにバリアフリー化するには、このままのほうが良いのかもしれませんね。）