鼻歌半分日記・7月

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7/20(Thu)
海の日なのでバイクで川崎のアクアライン手前の海岸まで行った。 魚の群れが良く見えた。

映画「人狼」を見にテアトル新宿へ行く。
オタクな雰囲気をもった猛者共の群れを感じる待合場所の風景だった。 入場者は7割ほどで、割と入ってるような印象を持つ。
見ている最中は、いまいち良く分からないというのが本音だった。 しかし、物語を整理すると、まあ、権力の内部抗争と恋愛の悲劇といったところか。 1時間50分中、導入部30分。それにしては僕の印象が薄かったのが、良く分からんと思わせた一因だろう。 また、行間を読むのに忙しくて、結果として物語にはまれなかったのはちょいと辛い。
エンディングの筋によっては、相当冷酷な話になりそうで、全体的な筋も面白いかなと思ったが、そこまで行かんかったか。 それ期待するのはマゾヒスティックでもあるか。
描写については流石というしかない。 1960年代初頭と思われる(全くそこらへんの情報を入れて無かったので風景から判断) 東京の風景は感嘆もの。 地名の入って無いナンバープレート(東京ナンバーには地名が入って無かった)。 公安のビートルは、黒(この年式は黒のみ)のリアがスプリットウインドウな58年頃なブツで、辺見の乗るビートルは61年頃な薄いブルーだったりして細かい。 警察の重鎮はメルセデス300SEで室戸はMG-A(あやふや)かな。 他にもダイハツの3輪トラックとか、PT-30コロナとか、VW-Type2トラックとか。 やっぱラスト近くのいすゞベレル! しかし、観音ドアのクラウンてあんなに見かけたんかなぁ。
音楽は溝口肇。案の定、ピアノを菅野よう子が弾いていた。 エスカフローネと同じメンバーかと勘ぐってみる。


7/16(Sun)
映画「カードキャプターさくら」を見にオスカー(にっかつ会館)へ行く。 タカをふんでたよりも年齢層が若くて無茶苦茶恥ずかしい。 しかし、ちょこちょこ「大きなおともだち」も・・・。 前回の映画の時は最終の回だったので、子供が少なくて気にならなかったのだが。 そういや、知らんうちに横浜松竹(前に上映した映画館)が無くなっていた。

「劇場版ケロちゃんにおまかせ!」
スッピーとケロの食い意地対決。 動きもいいが、それより脚本(絵コンテか?)が気になる。 最後にリサイクルされてしまう茹でた蛸の1つぶが光っていた。 昔、神戸で木ネジ入りたこ焼き(謎)を食ったなぁ・・・。

「カードキャプターさくら・封印されたカード」
脚本は堅い。 話は完全にTV版の延長として描かれている。 TV版第3シリーズの粗筋を見てないと物語が見えてこないかもしれないけど、 TVつう長編物語を使って映画で1時間台で作ろう思ったらこのほうが堅く作れるだろうなと思う。 おかげで、この映画のテーマは単純化されて読みやすい、良い感じになっている。
そして、事件の原因が明らかになる場所は上映開始から約40分と中間地点に配置してある。 また、事件の動きをひとつひとつ押さえていくところなどを考えてみると、 ハリウッドスタイルを真似てるのかなと勘繰ってしまうけど、 最後まで間延びすることなくきっちり終わったのでいいかなと思う。
しかし、なんといってもお涙頂戴劇。 「やられた」と思ってお涙をくれてやってしまった。
動きについて。 初っ端のさくらが髪を留めるシーン、朝食を用意するシーンなどの配慮、 ジェットコースター、などいざというときの動きは流石というか。 にんまりして見てたんで周囲が気になった。
坂本真綾が声をあてているキャラがあったと思ったら、スタッフロールのCASTに名前が出た途端後ろの数名が声を上げていた。

月食。 さすが本影が真中をとおるだけあって、綺麗に欠けていった。 1時間くらいぼーっと見る。 その後、半影の薄暗さから本影の赤黒い色に変わって行く風景をきちんと見るのは 前回みた記憶が薄いこともあって興味深かった。


7/12(Wed)
コンビニで雪印の牛乳が無くなっていた。しまった、先に買っておくべきだった。 このまえ、「もしや無くなることはないだろう」とタカをくくってたので後悔・・・。

7/11(Tue)
「成恵の世界」丸川トモヒロ。題の語感でキた。「nul-A」の世界。意味無し。 後書きによるとぶっつけらしいので構成は何も言うまい。
絵は許容範囲内だが多少荒削り。 如何にも中坊頃に考えそうなアホさ(懐かしさ)と常識の加減が良い感じ。 でも、続くんか?

7/8(Sat)
母の御見舞いにいく。 そろそろ退院できそうでなにより。

「いのたに」でニキータ氏と昼食。少々味が変わったような。
ギタースタンドを買う。 S氏から借りっぱなしのエレキ、持ってこようかな・・・。
夜、川内温泉で防衛隊と合流。実は入るの初めてだったり。 [JUN]氏と、昨日のMBS1179kHz深夜ラジオで西田シャトナーがゲストで出ていた話などする。 その後、順当にガストで駄弁り。 最近シロマサ読み返して無いなぁ。


7/7(Fri)
急に大阪行き。
なんかね。 斉場て、なんでこう、ボタン1つで、終ってまうんかね。 職人芸によって可能とか。でも、やっぱ無理か。

丁度週末なんで、徳島帰り。


7/2(Sun)
映画「天空のエスカフローネ」を見にマイカルシネマズみなとみらいへ。 そら、今日は舞台挨拶があるから。
8:15 整理券を手に入れる。
10:00 ワールドインポートマートが開くので余裕こいてたら、無茶苦茶並んでて参った。 直前で1回目の上映分の入場券が切れてしまった。 しかし、2回目のわりと早い時期の席を取れた。 中前の右側。
2回目の上映まで時間を潰す。
舞台挨拶は坂本真綾と関智一。 とりあえず坂本真綾は初っ端に台詞を忘れていつもの通りだった。 映画が始まったとたん場所を移動したり出て行く人がぞろぞろ。 なんなんだろ。

中身。
取りあえずR指定が必要かも。 あまり意味をなさない残虐シーンが目に付く。

ひとみの性格が鬱になってしもて、ちょいと導入には厳しい。
最近の作品て、全般的にこういうのが多くて嫌。 鬱、心の悩みてのは、誰にもあるけど、 それは内面がすっと出てきたときに初めて見えてくるもんだと思う。 それを初めから見せ付けられても、あまり面白くない。

ストーリーはまったく変わってしまって、なんともこじんまりとしたものよ。 この作品は妙にツッコミを入れたくなる恋愛物語が面白かったんだが。
そして、こまごまとしたツッコミの要素がそこはかと漂う。
バーンのエスカフローネに乗る際の血の契約がまんまだったり。 ティランドゥが可哀想なギャグキャラになってしまったり (ガイメレフから脱出する様は最高)。 特に、ひとみのペンダントって(泣)。
まあ、画質的にはそこそこ。 ガイメレフのフルモーションな動きが良かった。でも1回限りなんよな。
締めはどうも全く。 主人公が手を下さずに、安直なところで物語が終わってしまう。

続編ということで、学園モノにしてほしかった・・・。


7/1(Sat)
まず、ホーガン「創世記機械」読了。
理論から夢のような機械が作られていく過程の見事なこと。 どんどん先が読みたくなる。 また、軍に採り入れられてからの物語には心底参った。 「いや、そんなことはないだろ・・。」 と思いながら読んだ先に待ち構えた良心的(良い語句が見つからんけど・・)な結末に、肩をなでおろしたことよ。 久しぶりに熱中してしまった・・(というより、最近本を読んでなかったり・・・)

バイクで霞ヶ浦まで行く。
国道15号→国道6号→国道125号→国道51号。
柏市までは渋滞だらけで嫌すぎだったが、それを越えると緑が広がって走りやすくなった。 土浦を越えたあたりで霞ヶ浦の南側を沿うように走る。 湖は対岸が見えないくらいに大きい。さすが(笑)。 潮来まで行き、高速道路でそのまま横浜へ。 渋滞は東京を中心に2時間分の円を描いたところまであるような気がする。
帰ってグローブを外すと、クラッチを握る手が内出血だらけになっていた。


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