Word By 藤井美保

大竹野さん観察日記

改め

庄内ことぶき日記

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サヨナフ第1回秘密集会

12月3日(月)労働会館

朝から出かけていた私藤井は、昼に、夜勤明けでハイになっている川田氏を待ち合わせ、おっちゃんが昼から飲んでいる、梅地下の某飲み屋でビールを飲む。そして、梅田をぐるりと回って、労働会館に部屋とりにいって、ついでに和室をとって、ミーティング兼ひとねむりをする。

午後7時半になってもだれもこない。8時過ぎになってやっと、2人欠けてそろって本読みをした。 みんな必死で読んでいるのに、風太郎さんは、台本を折ったり、オレンジのペンで、自分のセリフにしるしをつけたりして、二回目出演のよゆうをみせていた、鉛乃文檎のえびちゃんの顔が最後まで見られなくて淋しかったです。一応練習は10時までとなっていますが、稽古場をことぶきに移して、12時近くまで、練習のつづきをしている稽古熱心な集団なので、12時くらいまではあきらめないで稽古場方面をめざしてください。

ことぶきには、今日の参加者、大竹野さん、風太郎さん、川田さん、藤井さん、飯島さん、栗山さん、真ちゃん、全員が集まりました。ことぶきのおばちゃんに、「新聞みたで、あんた賞とったんやて、すごいなあ。」といって大竹野さんの前にビールを2本おいて、おいわい、おいわいといって、くれました。ことぶきのおばちゃん、いつもふしぎな飲み代で飲ませてくれてありがとう。

また、客演の飯島さんは「愛子様」と同じお誕生日12月1日ということで、大竹野さんと飯島さんにかんぱいをしました。飯島さんは、真ちゃんにいわせると、すごくひどいダメージを相手に与えることのできる拳法をやっているというので、あまりのませてくないような、最後まで飲ませてその拳法を見てみたいようなジレンマにかられました。今日の議題は、主に「エロスについて」というわけではなかったのに話はだんだんそっちのほうへそれていった。

昔、真ちゃんの家は、学校に近かったので、皆のH図書館になっていたそうです。真ちゃんの部屋に皆からあつまってくるいやらしい本やビデオがたくさんあって、真ちゃんはそれをいちいちカードでかんりしていたそうです。たとえば、大竹野くんのエロビデオはいま飯島くんに貸し出し中で、栗ちゃんのエロ本は風太郎さんが1週間延長しているというふうにー。

成長した真ちゃんはバイトでもビデオ屋にいたそうでその方面ではオーソリティでもあります。風太郎さんは、おこられるのであまりみないそうです。栗ちゃんは奥さん大好きなので関係なさそうです。飯島さんは独身だそうですが好みを聞くほどまだあまり親しくありません。大竹野さんはこういう話のときはなぜか努めて静かです。でも書いてもいいでしょうか。だめだったら削除してください。このあいだ夜中に一人で「ナワとヘビ」だったか「ヘビとナワ」だったか名前はどっちかですが、古典的ポルノをみられたそうです。

それから帰って川田氏と私は、それって、どんな映画だろう。2人の頭の中では、へびとなわがとびまわって、想像がすごく膨らみました。私はたぶんイレズミのことではないのかといいましたら、川田氏はー。イエよしませう。どうせうちにはビデオがないのでみられないのですから。

美しい思い出は、想像の中だけのほうがよいのです。きっとー。それから高校アフロ田中の話や、稲中卓球部の話をしました。とても有意義な集会でした。今度は、新聞少年だったという飯島さんのお話しをほりさげて、ちょっとでも、サヨナフと関係がある話を書きたいです。 おばちゃんごちそうさまでした。

本日のことぶき代 お茶の人 ¥1000 お酒の人 ¥1400



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12月9日(木) 8時 庄内

今日も夜勤明けでハイになっている川田と私は、梅地下の例の店で一杯だけ飲み、稽古場に向かった。梅田から稽古場の前までバスがでているので便利です。

稽古場に行くと大竹野さんとこずえさんとえびちゃんがいました。えびちゃんはなにか作業をしているので「どうしておもちゃをつくっているの」ときくと、これは黒澤映画のフィギュアというらしい。川田さんがきて「これってあめとかガムとかついてるんやんな」というと「ああ、いいっすよ」といってあめをくれた。とにかくえびさんはしんけんに白黒のお侍さんをつくっていた。

すると大竹野さんが「僕前に永井豪の バビル二世※1 が欲しくて何回も買ったけどなぜかキューティハニーばっかりでてくるんだよな。でもこのあいだ高岡さんがあまったカネゴンをくれてごっついうれしかった。」といった。いったい何が欲しいねん。こずえさんはひょっこりひょうたん島のキャラクターが好きでケイタイにはドンガバチョなどがついている。

そうこうしているうちに風ちゃんとか、真ちゃんがきてパチスロとかパチンコとかダメ人間っぽくなってきたので「今度はもう一度永山則夫の本を読み合って読書会のようにもっと掘り下げていきたいと思います。」と大竹野さんがまじめなことを言い出して机をあつめて、読みあわせをはじめた。途中で栗ちゃんが駆けつけた。大竹野さんによるともうだいたい今回の読み合わせで配役はきまったらしい。前とは違うのでお楽しみに。

稽古場をことぶきに移して、映画の話などしていたら、うしろでおっちゃんが怒鳴りだした。「お前どこの組のもんじゃ」とかよそのお客さんに言ったりして、けっこう迫力があったが、ことぶきのおばちゃんがいちばんかっこよかった。いまにもあばれだしそうなおっちゃんをうまくいなして、「これごめんやで、迷惑料や」といって、ビール2本ぽおおんと抜いて、あたし達のテーブルにおいてくれた。あたしたちとってもどきどきして楽しかったのにビールまでもらってうれしかったです。

途中でハムレット出演中の武田操美ちゃんがモヒカン刈のままことぶきにきてくれました。みんなで順番に剃りあげたところを触らせてもらいました。ついでに男の人たちのひげも触ってみました。大竹野さん→えびちゃん→しんちゃんの順で硬かったです。

かえりしな、みな酔っ払っていたのでだれかが69の話をしてしまい、それからこずえさんの「69ってなに?」攻撃が始まってしまいました。たまりかねたえびちゃんが小さい声で教えてくれましたがこずえさんには聞こえてなかったらしく、さいごバイバイといった後も大きな声で同方向に帰る大竹野さんに「ねええ!ろくきゅうってなんのことよお!」と腹式呼吸で尋ねつづけていました。ご愁傷さまです。

本日のことぶき代¥1500也

※1 影番間違い。バビル2世は横山光輝。大竹野が欲しかったのはデビルマン。


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12月21日(火)庄内

今日川田は部屋とりのため、早く庄内の稽古場に行き、藤井は駅前のていさつのためファッションビル内のたんけんをした。戻ってきたカワタとあと二時間あまりどうしようということになり、一杯だけ飲んで稽古場に行った。

「皆が来るまで寝ていよう」と話し合ってきたのだが大竹野さんがいて台本を読んだりしていたが、タバコは禁止になったのでたばこをふかしたりは決してしていなかった。 夜勤明けの川田はやっぱり寝てしまい、大竹野さんとわたしだけで、わたしはすることがなかったので、いろんな歌を小さめの声で30分ほどうたっていた。もちろん台本とかも読んでみた。そうこうするうちに、こずえさんがきて、チラシの栗ちゃんの字がまちがっているのとか打ち合わせを川田とはじめた。

わたしはお金の係りになったので8時ごろからやってくる人々にじゅんばんに「お金はいつはらえますか。」と聞いていった。風ちゃんが「あーあ。こずえさんがお金の係りをしていたころがなつかしい」といっていた

えびちゃんは今日はお侍さんのフィギュアをもっていなかった。「あめが差し上げられなくてすみません」とりちぎにあやまるのを聞いて、人のよい飯島さんが「ぼく、那智黒ならもっていますよ」といって那智黒を配ってくれた。ありがとう、飯島さん。

いよいよ立って稽古が始まった。男子が全員姑息な芝居に走るので、おかしくてしかたがない。風ちゃんは皆の意外な攻撃にずっと笑っているし、川田とこずえさんの笑いも響き渡っていた。 皆さん。お芝居は主役の人を一番笑わせた人が勝ちではありません。

えびちゃんはなぜか稽古がおわると早く帰っていた。栗ちゃんはすこししんどそうに帰っていた。 するとしんちゃんは「あいつ肝臓を温存しようとしているな」といっていた。

あとのみんなはことぶきにいった。にごり酒に手を出してしまった人が2人いた。ひとりは大竹野さんでもう一人は飯島さんです。おばちゃんがにごり酒をなみなみと注いだのでしかたなく川田が飲んですこし減らしてから飯島さんに渡しました。

今日の練習があまりにもおかしかったことについて、しんちゃんは真剣に風ちゃんに「風太郎さんは主役だろ。主役はたとえなにがあっても受けなくちゃいけないんだよ。風たろうさんが笑っちゃうとだめになるんだよ。」と注意していました。 ※2

飯島さんはおかまの人にもてるそうでずっと前そういうところに行った時全員がこの人がいいって飯島さんを指差した時は正直ちょっとどうかなって思いましたネといっていました。 しんちゃんも女の人にもてない若い頃になぜか男の人ばかりに言い寄られて真剣に悩んでいたようです。それからよっぱらったのでよく覚えていません。

本日のことぶき代 お酒の人 ¥1100

※2 真ちゃんって、あの前回公演のリハーサルの時、思いっきり相手役(大竹野)に笑わされて、某子役の頭の上でビール勢いよく吹いたあの真ちゃん?

おまけ

ちょうどさっきの作文を書き上げた22日7時ころ、大竹野さんから川田とわたしのケータイに呼び出しがかかり、2人は至急現場に急行した。すっぴんで運動靴で駆けつけたがすでに大竹野さんは近所のえきで待っていた。きっと作戦会議にちがいない。

わたしは「なんでも290円のお店」と「馬刺しのおいしいお店」とどっちがいいですかと聞くと、大竹野さんがすぐ「馬刺しに行きましょう」といったのでそのまま30歩歩いて「ふくでん」というお店に入った。

本日のおすすめをみると「ままけは」だの「いぶりがっこ」だの「なまなんとか」だのわけのわからない方言がいっぱい書いてあったがとりあえず注文して、馬のたてがみとかたくわんの燻製とかうりの味噌漬とかこんにゃくの中に魚の卵がはいったものなどわけのわからないおいしいものをたべた。

それからUFOに口と取っ手がついているようなどびんで6:4のあったかい焼酎をたくさん飲んだ。それから作戦会議に入っていった。内容はもちろんひみつである。

大竹野さんによるとまた書きたい気持ちがうずうずしてきたそうである 今読んでいる本は幸田露伴の娘の幸田文の花柳界の話しだそうである。でもこれは作戦とはかんけいない。

秘密会議がおわったころ、大竹野さんの帰宅時間となった。なんと今日のお勘定は大竹野さんのおごりだった。ばんざーーーーい!それでというわけではけっしてないが、わたしと川田は大竹野さんをJRの駅まで丁寧にお見送りをした。ごちそうさまでした。 おわり。

続く



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やっと2005

1月21日(金) 8時 庄内

みなさまずいぶん間があいてごめんなさい

稽古場は川田とわたしが39℃の熱を順番に出している間に、だれていた。みなタバコを部屋で吸ったりはしていないが、すっているふりをしたりしている。かんじんの四人が集まらないのだ。それは、えびちゃんと、イイジマさんと、くりちゃんと、しんちゃんだ。ひとりでも欠けると練習にならない、大切な大切なひとたちである。わたしが代役にはいったがただへなちょこなだけだった。

でも練習がおわってからがとてもHAPPYだった。それはいつものことぶきが突然ザ・シンフォニーホールとなったからだった。

わたしたちはいつものように、イイジマさんは若い女の人のかかとを噛んで二度としゃべってもらえなかった話しとか、イイジマさんがどうヘンタイなのかという話や、大竹野さんは若いとき、女の人のわきげを見て「ものすごい」感動した話や、それはどういうことかあごにずっと手をやったまま、考え込んでいるしんちゃんとか、食べることに専念しているわたしとか。タバコをふかしている川田とか。わたし達の来る前に、稽古場に来るのを挫折したこずえさんがおでんでビールをのんでいたり、いつもの光景だった。

しかしこずえさんが、一人で最初にことぶきで暇をつぶしてくれていたおかげで、その間に、バイオリニストの人と友だちになっていてくれたおかげで、わたしたちは、某都市の交響楽団のコンマスをやっている人の1850年代のすごいバイオリン(「美人でしょう。ひとめぼれだったんですよ」とそのひとは言ってた)をみたり触ったりさせてもらった挙句、チゴイネルワイゼンと、もうひとつモンティのジプシー風の曲を、わたしたち7人とことぶきのおばちゃんのために、鳥肌のたつような演奏を聞かせてくれたのだった。

さつま白波の味もいつしかブランデーに、チューハイもシャンパンに変わっていた。みんなそのひとに群がって、その人がキープしている紙パックの「ブランデー」のお湯わりをごちそうになった。大竹野さんはその人に「僕はね頭の中に完璧な「ペルシアの市場にて」があるんです。いつかそれを実現したいんです」と熱くかたっていた。

わたしも「あの。音楽のひとはでんしゃのキンコンと言う音が、音符に聞こえるってほんとうですか?」と聞いてみた。その人はどうやら聞こうとおもえば聞こえるらしい。おでんのお皿を割り箸で叩いて「これは‘シ’の♭ですね。」といわれたのでわたしも、」びんとかいろいろ叩いて「じゃあこれは?じゃあこれは?」ときいてみたけどイヤがらずに教えてくださいました。

あと旅先ではいったやくざさんばっかりのスナックの中で「ゴッドファーザー愛のテーマ」をひいて親分さんたちに名刺攻めにされたお話し、面白かったです。

でもやはりきっともともと上品なひとなのでしょう、はっきりいって下ネタは最低でした。みんなどう返していいのかわからない様子でした。しんちゃんは「あー、だいなしだ。」といったけど、親しみのある表現なので気にしないでください。そしてまたことぶきをコンサートホールにしてください。美人のバイオリン様によろしく。

本日のことぶき代¥1200−感動=+∞



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2月2日(水) 8時 庄内

2回続けて熱を出し、お休み中のしんちゃん大丈夫ですか?皆とても元気に心配しています。しんちゃんが休むとわたしかこずえさんが代役をするのでとてもヘナちょこなことになっています。はやくしんちゃんのこまたの切れ上がった小芝居がみたいです。

それから今日くると言っていた風ちゃんお元気ですか?こずえさんが電話を掛けると「ごめーーーん。わすれてたあ。いまからごはんたべるとこお。」風ちゃん出版記念パーティのネタ今度は必ず持ってきてくださいね。皆青い顔をして待っています。

私事ですが、今日稽古中に大竹野さんにダメ出しをされました。私藤井はお芝居のあいだ中ずっと口が開いているそうです。前々から自分でもそうかなと思っていたのですが、口をずっとしめとくとけっこう筋力がいるものだなと思いました。川田さんに「日常生活でもきっと開いてるからそのときは注意してね」といっときました。

イイジマさんも他の人にもダメ出しがあったのですが、気のやさしいイイジマさんはダメ出しをされると本来は覚えていたせりふもメチャメチャになってしまいます。きんちょうをほぐしてあげようと日拳のワザをかけたのですが「やめてくださいよ。アタシよけいきんちょうしますから」といわれました。

今日のことぶきはダメ出しが利いたのか皆死ぬほどのみました。この間のバイオリンのお兄さんもおこしになっていました。(余談ですがこのあいだはラベンダー色のとっくりセーターで今日は灰色のとっくりセーターでした。)東京出身なのに「原宿のたこ焼きはまずいので食べないでください」といってました。大阪のおいしいたこ焼きを探してまわっているそうです。

えびちゃんのはなしですが、ぬいぐるマーの仕事で九州に行った時は串に三つ刺したたこ焼きをソースにどぼっとつけてこれがたこ焼きですといわれたそうです。大阪の人に教えてもらったそうです。それって一体…。

本日のことぶき代 飲みに飲んでも¥1800也



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2月7日(月) 8時 庄内

今日稽古場に行くと、全員そろっていた。風ちゃんが、一週間ほどひきこもっていたのが出てきたのだ。上下赤いスーツを着て白いくつにもなぜか赤いマジックでふちに赤いわっかがぬってある。

「風ちゃんはなんでくつにマジックで赤くぬってるん?」って聞いたら、その場にいたほとんどの人から風ちゃんがこの前に出ていた「某ガンダム」の芝居のくつだろと同時に突っ込まれた。風ちゃん、くつが増えてよかったね。赤いスーツととてもあっています。

久しぶりに顔をみたしんちゃんは、熱を出しているあいだにこそくな芝居をたくさん考えてきていました。 こずえさんもなんだかお芝居の感じが変わってきているプロだなあと思いました。 くりちゃんはいつも元気です。そして一番一生懸命です。

あたしは大竹野さんにバカにされないように必死で口を閉じる演技に専念しました。 余談ですが稽古場で一番つばが飛ぶのが、えびちゃんです。えびちゃんは、人間ではありえないようなしせいでしゃべったり動いたりできるりっぱな人です。

大竹野さんは稽古場ではいつもうれしそうですが、今日はそのあとの9日の出版パーティの出し物のことであたまの1/3くらいを占領されていました。

いつも自分のことをあたしというイイジマさんですが、イイジマさんはこの間は水筒に熱いお茶を入れてもってきてまめな人だなと思いましたが、おべんとうも自分でつくるそうです。服は小学生の時のTシャツを未だに着ている(持っているのではなく着ている) というので皆びっくりしていたら「小学生の時からひまんじだったんですよ」と教えてくれました。

ことぶきにいくとこの前のバイオリンさんがいて、また一升瓶に入ったブランデーを皆さんどうぞやってくださいといって、お湯と一緒にくれました。いい人です。今日はお父様のかたみのあたたかそうなカウチンセーターで中はやっぱりトックリセーターでした。いつもごくろうさまです。

わたしはもうこの一升瓶にくじら企画とかいちゃおうかというと、イイジマさんにものすごくとめられました。イイジマさんはいい人です。わたしが上着の中におとしたぎんなんをいっしょに探してくれたり、机の前をふいてくれたり、イイジマさんをお嫁さんに欲しいです。

大竹野さんはきらいです。わたしは口をとじるためにずっとがんばって、時々川田さんにやつあたりをしていたのに「今日はちゃんと口をとじてましたよね」というと「ああ、あれはわざとらしかったね」ということでおわりました。またこれで一週間わざとらしくない口のとじ方をかんがえなければなりません。 とにかく今日は車に乗せてくれたくりちゃんとぎんなんを探してくれたイイジマさんがすきでした。

本日のことぶき代¥1700也



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2月12日(土) ことぶきにて

今日は皆が早く行って台本の作業をしたりしてめっちゃ忙しいというのに、わたしは某ホテルでフランス料理のコースを召し上がっていた。シャンソンの先生の書かれたエッセイの出版記念パーティなのだ。

みたことも無いえらい人たちが次々とお祝いの言葉をのべていらっしゃったが、新野新さんが舞台に出てあいさつをされた時だけは元ぬかる民としてはほこらしく思った。

先生のシャンソンは特に「夜と霧」がよかった。もうちょっとでなきそうになった。わたしと同じ円卓の淑女の方々が乾杯のシャンパン以外お水しか飲まれないので恥ずかしくてお酒を注文できなかったのが残念といえば残念でした。でも気分をさっと変えて庄内に向かうことにした。

お酒が飲み足らない、もとい、稽古の進展状況がどうしても気になるわたしは、ことぶきでみんなを待つことにした。ついでにレモンのチューハイを飲んだ。先生のエッセイ「わたしのひとりごと」を読みながらまつこと30分、くじらたちがぞろぞろ十数名、第二稽古場へと帰ってきた 。

お手伝いをしてくれるという強制ボランティアの若者たちやくじらの稽古場の様子を雑誌に載せてくださるという記者の方も一緒だったのでにぎやかでたのしかった。わたしのとなりはえびちゃんだけど、えびちゃんには飲み物キープの癖がある。いつもお湯わりを2杯ずつ頼んで、ならべてのんでいる。スピードもはやいのでさめる心配もないらしい。

飲んでいる間空いたお皿を下げたり、わたしの前に無造作に積み上げられたぎんなんの殻を灰皿に捨てたりしている。結構まめな人だ。あんまり大勢なので皆ではなすということができず、わたし達は川田とえびちゃんと、しんちゃんとイイジマさんでけっこうバカ話で盛り上がっていた。昔聞いていたラジオとかアイドルとかの。

最後お金を払うときに気前よく100円を貸してくれたしんちゃんありがとう。それから川田とわたしが酔っ払ったのでわざわざなんばまわりで帰ってくれたイイジマさんありがとう。きょうはえびちゃんとしんちゃんとイイジマさんが好きでした。

バイオリンさんは今、びわこホールでオペラの仕事をやっているそうです。オペラが好きな人でびわこに近い人はどーぞそちらにもいってください。

最後になりましたが帰りの電車の中でも酔っ払ったわたし達の話を熱心に書きとめてくださった九鬼さんありがとうございました。でもどうかくじらの真実の姿だけは載せないでください。

本日のことぶき代¥1100也

タイトル、改めてみることにしました。今回、きっとこの方が合ってるよね?


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2月14日(月) 8時 庄内

今日は全員そろうはずなのに、イイジマさんが急に来れなくなったという連絡が入った。わたしはみんなに緊急アンケートをとった。 「今日はバレンタインデーなのでイイジマさんがみんなを裏切ったと思う人、手をあげてください」

そうするとみんな気のなさそうに、「そんなことないんじゃないか」「仕事か何かでしょ」「風邪じゃないか」「あんまりデートなんて考えられないなあ」口々にイイジマさんに失礼なことをいっていた。

わたしと川田は自分の食べたいチェリーブランデーのチョコレートを皆に差し入れしたが稽古場に行く前に立ち寄ったジャパンでチロルチョコのたくさん入ったやつを買っているしんちゃんを見て気のつく人だと思った。

チョコをあれこれ皆で食べたあと、さあ稽古という場になった時、川田が椅子をならべたところで寝転んで「あーいややなあ。稽古したないなあー。」と夜勤明けをアピールしている。 稽古が始まると男の人たちの演技のところでずーっと大竹野さんがうれしそうに笑っていた。あんなに稽古をみて笑っているのは久しぶりだった。

バレンタインデーなのでことぶきに行ったのは大竹野さんとこずえさんと川田と風ちゃんとあたしだけだったのでちゃんとお芝居の話をしていた。ひさしぶりにバイオリンさんも来ていた。仕事帰りなので黒いスーツの下は燕尾服のサテンのすじののはいったかっこいいズボンだった。そーか、やっぱりただのよっぱらいのひとじゃなかったんだとあらためて思った。

今度のオペラの名前を聞いたら 「ジャンニキッキ」※3 だという。わたしは全然わからなかったが、「あの中のオ・ミオ・バンビーノ・カロと言う曲はいいですね」などと宇宙人みたいな話をしていた。やはり今日も紙パックに入ったいれたてのボトルをふるまってくれた。実にいい人だ。

話は変わるがくじらの人たちも皆仕事着のまま駆けつける。会社の名前の入った作業着の上にジャンパーをはおって駆けつける。かっこいいなあと思う。みんなのきびしい仕事の様子が目に浮かぶ。そして 白い安全靴※4 の歴史に思いを馳せる。

風ちゃんも撮影現場から駆けつけたときは精悍にみえるときもある。こずえさんも仕事帰りはスーツでかっこいい。川田は仕事着では決してこない。いや、これない。(別の仕事と間違われるからかもしれない。でも今日、たくさんの白いズボンをもって帰ってきた。どうやら先輩に誘われ明日からズボンにするらしい。もう二度と川田のワンピース姿を見ることはないのだ。きっと明日からは柔道整体師のおっちゃんのように仕事に励むのだろう)。わたしも早くなにか社会の役に立ちたいです。(制服はあってもなくてもいいです。)

本日のことぶき代¥?

※3 このタイトルが微妙に違うというのが数日後判明したんだけど、正しいのは何だっけ・・?直しておくように影番から指示を受けたのに忘れた・・・何だっけ・・?

※4 元は黒かったけど、埃にまみれて真っ白になったアレですね。


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2月19日(土) 8時 庄内

今日稽古場に着くと、とてもにぎやかだった。 えびちゃんはヤボ用でこれなかったが、ほかの人は全員そろってお客様代表のお2人もこられている。光栄なことに「イマージュ」に載せてくださるとかで、劇団態変の小泉ゆうすけさんも稽古を見ていてくださった。カメラマンの人が急病なので急きょ、ヤナイさんがカメラマンでした。

大竹野さんは黒いスウェットみたいな上に、下ははじめてみる黒いジーパンに黒いスニーカーだった。いつもより少し難しい単語を使って演出をしている。途中で雁さんもおしゃれなセーターにマフラーで現れた。「これステキね。だれのしゅみ?」ってきいたら「あーこれは前の前の芝居の時にえらんでもらったやつ。」と雁さんらしいこたえが返ってきた。

風ちゃんはひそかにゴデバのチョコをもっているのを発見した。「あっ、ゴデバのチョコだ。」といったら、「これはしごとのひとから」とかなんとか風ちゃんは答えた。とにかくいつもと違うふんいきのなかで、わたしはおぼえているはずのセリフを何度もとちった。自意識過剰である。

ことぶきは最初、バイオリンさんがいつものとっくりセーターで座っていた。ただいつもとちがうのは、お酒でなくて水を飲んでいたこと、マスクをしていることだ。 あしたからびわこホールでオペラのしごとだというのに、風邪をひいておいしゃさんにいっていまでも熱があるらしい。でもブースの中なのでマスクは見えないそうだ。オペラを見たこともない私が書くのもへんだか、「オペラ歌手」ではなくて「バイオリンの人」でよかったですね。もし歌手だったらたいへんでしたねと励ました。バイオリンさんは「ほんとそうです。あした早いので、ママ、おかんじょう。」といって帰っていった。どうぞお大事に。

嬉しいことに照明家のすずさんもことぶきに寄ってくださった。あいかわらずスタイル抜群でサングラスもとてもよく似合っていた。

また「イマージュ」の取材がはじまった。録音テープで2つづつまわしながら一人ずつくじら企画について述べていくのだ。皆「いつものじぶんとちがうやろ。」というくらい真剣に意見を述べていた。わたしだけが正直だったといっても過言ではない。真ちゃんなんかさっきまで「太田裕美」の話をしていたぶんざいで、「僕はね」とか「原点はね」とか「芝居ってさ」とか言ってる。

すずさんが大竹野さんの方へ打ち合わせにいって、小泉さんがとなりに座ってくれた。すごい技でビールをのんでいる。ご飯をつくるのもうまいらしい。ぎんなんの技もみせてほしかったけど、めんどくさいとおっしゃっるのでイイジマさんと、真ちゃんとわたしでむいた。皆、力があるからいいけど「ごめんなさい。あたし、歯で割らないとぎんなんむけない」といったら、「歯でむいてもかまいません。」とおゆるしがでたので、歯型のついたぐちゃっとしたぎんなんも小泉さんのお皿にいれた。途中、灰皿にぎんなんを落とした真ちゃんに「男なら食べてみろ」といってみたが、「そんなことで男を証明したくない」といわれた。

帰りは車で来て早く帰りたがっているこずえさんにおこられながら、のみきれなかったおゆわりを、大竹野さんに飲んでもらった。電車組はあたしと小泉さんと川田とお客さん代表のお二人だけど、帰りの電車では、小泉さんととても話がもりあがった。「前、維新派にいった時もすごくよかったんですけど、くじらの人もみな仲いいですね。小学校にきたみたいです。」とおほめのことばをいただいた。

小学校の時のわたしと小泉さんはとてもよくにている。まず、宿題を絶対にしていかないこと。靴下をはかないこと。小泉さんは先生に「お前は何をしにがっこうへきてるんか」ときかれて「サッカーしにきてるんです」と言い切ったそうである。

でもあたしがランドセルを忘れてがっこうへ行く話や、ふでばこの中にえんぴつの芯しか入ってない話をするとちょってびっくりしていた。「どうしてえんぴつの芯だけ入れられるんですか?」と聞かれたとき、わたしは小泉さんに「勝った…」と思った。でも彼女の話とかされて五分五分というところか。

本日のことぶき代¥1000ぽっきり也

P.S. 今日わかったことだけど、出演者のなかでNHKの朝の連ドラに出たことないのは、イイジマさんとあたしとこずえさんだけだそうである(えびちゃんは知らないけど)大竹野さんしろうとのあたしを使ってくれてありがとう。ちなみに小泉さんもNHKにでたらしい。連ドラじゃないけど。おまけに海外公演もこなしている。塚本さんと。



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2月21日(月) 8時 庄内

今日稽古場にいくと、真ちゃんが来て小枝チョコレートをわたしの前に置いて「お誕生日おめでとう」といってくれた。こんなにうれしいチョコレートは生まれてはじめてだ。真ちゃん(しつこいくらい、前の稽古のおわりに誕生日の宣伝したけど)プレゼントくれて本当にありがとう。

さっそく皆にひとつずつ渡し、「お誕生日おめでとう」「かんぱーい」ときょうせい的に言わせてその場でいただいた。あとからきたくりちゃんはなんで小枝チョコレートでかんぱいというのかわからなくてきょとんとしていた。

このごろは風ちゃんがいるのでれんしゅうもしやすく川田さんも楽そうだ。でもどうしてあんまりけいこしないのに、あんなに長いセリフが覚えられるんだろう。きっと風ちゃんはすごくかしこいんだと思う。けいこもだんだん後半にうつってきて大竹野さんもむずかしい顔をしている。

皆そろっているので一番最初のけいこもするのだが、これがまたややこしく、おしまいにしっかり者のえびちゃんがホワイトボートに各人の役割を書き出していった。ここでしっかり者とうっかり者とその他を紹介しておこう。
しっかり組:えびちゃん、真ちゃん、イイジマさん、川田さん
中間組:こずえさん、くりちゃん
うっかり組:藤井さん、大竹野さん
めんどくさ組:風ちゃん

そういえばあたしのきつねのえりまきに川田さんが紅茶をこぼした。あわてる川田さん。自分の大事な箱ティッシュをもってかけつけるイイジマさん。走ってそうきんをとりに行きゆかをふいてくれる大竹野さん。やっぱり大竹野さんはしっかり組に格上げしよう。

そんなこんなで今度の土曜日はむりやり通しをするらしい。一番長い四行のセリフは絶対覚えていこう。

第二稽古場ことぶき。
ビールの置き場所が変わっていたのでまごついたがいつものように勝手にビールをとって「おねーさんビール三本抜いたよ」という。他のお客さんも手伝ってビアグラスや取り皿を出してくれる。ここは半分セルフサービスのお店なのだ。おしぼりもビニールに入っている時もあれば、そのままの時もあるし、ない時もある。毎日変わっていておもしろい。でも男の子たちの好きなハムステーキやウインナーがなくってかわいそうだった。

今日ははじめての合コンのように血液型の話や動物占いのはなしをした。たった八人のキャストの中にペガサスが3人もいる。もちろんあたしが金のペガサス、風ちゃんが銀のペガサスなのでわたしの勝ちである。(真ちゃんは仕事に戻ったからわからないけど。)川田はさびしがりやのライオンでこずえさんはおおかみ。大竹野さんはコアラ。それから川田はA型かに座、えびちゃんがA型うお座、こずえさんがA型さそり座、あたしがO型うお座、しんちゃんがふたご座、大竹野さんがおとめ座、イイジマさんがいて座、くりちゃんはわからない。半分が水の星座でなんだかびちゃびちゃしている。

話はかわって、大竹野さんの家に 衛星放送※5 がついたので毎日大変らしい。映画や昔のマンがやヒーローの話でエキサイトしている。「どうしてこんな日に真ちゃんがいないんだろう」川田が残念そうにぽつりといった。

帰りの電車のホームでは川田とあたしがイイジマさんに日拳をおそわった。ためしにイイジマさんをけってみたが、けった私のほうが痛かった。そんだった。川田はけりかえされてひどく痛かったらしい。イイジマさん気をつけないと今度不意打ちをくらうかもしれませんよ。

本日のことぶき代¥1000也

※5 ケーブルテレビですよぉ


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2月26日(土) 8時 庄内

今日稽古場にくるとちゅう、川田さんがお兄さんにかわいい小冊子をもらった。最初はかっこいいお店のわりびきけんとかついているページだったけど、だんだんHなしょくぎょうをしませんかというせんでんのページばかりになっていった。わたしと川田さんは地下鉄の中でずーーとその本を読んですごいべんきょうになった。中には1日何時間働いたらくらの時給ではいくらになるかわかる表やはては託児所のしょうかいまである。 すきなペット(子犬か子猫)プレゼントというのもあった。男子たちは劣情とたたかいながらもさりげなくページをくっていた。

今日は無理矢理通しの日なので舞監の谷本さんも顔を出してくれた。くりちゃんのご家族も春生くんも見に来てくれた。
あたしたちが風邪でダウンしているあいだに男子のシーンが面白くなっていてちょっとあせったけど大竹野さんによるとまだまだペースが遅く、テンションも低いらしい。でもなんとか最後まで通せた。

ことぶきに行くとしきりにうしろの鏡をみながらイイジマさんが自分の顔が大きいときにしている。今日散髪をしてテクノカットみたいにもみ上げをまっすぐにしたからか、となりに顔の小さい谷本さんがいるからか?あんまりイイジマさんが気にしているので「よし、あたしが直してあげます。もみ上げをマジックで書けばいいんですよ。」「誰かマジックをもってませんか」といって立ち上がると谷本さんが「今、今書かなくてもいいですから。」といったので次にした。

イイジマさんも谷本さんもいなか出身の長男なので「村八分」や「相続」の話でもりあがっている。えびちゃんは都会で長男で家から通っているので問題ないらしい。そこへバイオリンさんが入ってきた。今日ザ・シンフォニーホールでていきえんそうかいをしてきたのだという。

むかし梅田コマ劇場だったところを改装してオーケストラもできるようにしたので、そこで、リハーサルとかやるらしい。もしもこれがくじらの芝居だったら一番後ろまで顔が見えるのはイイジマさんだけなのだから、イイジマさんはもっといばってもいいと思う。

ラフマニノフという人の楽譜60数ページもあるのをみせてもらったが、あたしには外国語よりむつかしい。こずえさんが「誰の曲がすきですか」と聞くと「ショパンやモーツァルト」だという。「ええ! ショパン ※6 とモーツァルトでは全然ちがうじゃないですか。」等等話がはずんでいた。

あたしは小学校の音楽室にはられていたたくさんの白い巻き毛のかつらをつけた人たちのことを思い出していた。ベートーベンしか見分けがつかない。笑っている肖像など一枚もないのだがきっと一番怖いかおだったからだと思う。とにかくお芝居の招待券をバイオリンさんとことぶきのママにわたした。バイオリンさんは居合わせた子ども達の数を数え外へでてチョコを買ってわたしている。じつにいい人だ。春生君も複雑な表情でもらっていた。

帰りの電車はえびちゃんと谷本さんとあたしと川田さんだけなので、主に谷本さんに みんなの中でだれが好き?と聞いたら「くりちゃんですよ」といったので少しびっくりした。「やっぱり男は顔ですよ。」というのが彼の持論らしい。

本日のことぶき代¥1400也

※6 たしかハイドンって言ってたと思うけど・・


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2月28日(月) 8時 庄内

今日稽古場に行くと、真ちゃんが急に休みとのことで「誰か代役を立てて…」とか大竹野さんが言っているので、もし私にまわってきたらどうしようと思い、真ちゃんのの演技プランを練っていたところ「じゃあ川田さんおねがいします」と大竹野さんがいったのでやっぱり男の代役は男かと思いちょっと残念だった。

そうこうするうちに、音響のP氏が入ってきて音楽をいれてくれたのでとてもきんちょう感がでてきたが、イイジマさんがシリアスシーンでも森田さんにまけずおとらずそのきんちょう感をほぐしてくれてほっとする。

稽古場がことぶきに移動する途中でこのあいだ「谷本さんがくりちゃんの顔が一番好きっていってましたよ」とちくったら、P氏は「どうかなあ」などといいながら本妻の余裕をみせていた。

ことぶきにつくと、今日は人数が少なかった。えびちゃんも帰ってしまった。(わたしがお湯わりをキープしていると前に書いたので気を悪くしていたらどうしよう。あれからキープをしてくれなくなったので心配です)

P氏と大竹野さんは少々音楽の打ち合わせをしていたが川田さんが「去年のベネチアビエンナーレでは日本からおたく文化を紹介し、一つの文化が秋葉原の街をかえてしまった」といった内容の話をしだしたので、話は急におたくとかやおいとかの話になった。

大竹野さんには遠い話らしく、「じゃあたとえばやおいとは、おばきゅうとドロンパのあいだでも成立するのですか」とか「のび太とジャイアンではどうですか」とか聞くので皆それぞれ「たぶんおばきゅうは難しいのではないでしょうか」とか「やっぱりどらえもんの中ではできすぎくんが絶対必要なんですよ。」「まだできすぎ君とジャイアンとか、できすぎ君とスネオのほうが可能性として高いです」とか高尚なんだか低俗なんだかわからない話になってきて、いつもどうしてこんなに真ちゃん向きの話題の時に彼はいないのだろう。実に残念だ。そんな大竹野さんでも「風と木の歌」とかハギオモトとかは知ってるらしいのでちゃんと会話になっていた。おたくとやおいは実に奥が深いらしい

本日のことぶき代¥1100也

P.S. 書き忘れていたが風ちゃんは途中で仕事で抜け、イイジマさんは田舎から送ってきたサトイモを自分で炊いてみて「おいしかった」ということだ。それからこずえさんのイトコはものすごく遠いところで自衛隊員をしているらしいが、ひとこともしゃべっていないお芝居のことも知っていて、時々このHPを見られていてびっくりしたらしい。 以上重要三項目をあげておく。

続く