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Word By 藤井美保
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① 朝めちゃめちゃ弱い私は、 「自分の重たい油絵を持っていく」※1 と言い出し、川田氏にどつかれる。
② なんとか９時に間に合った川田と私はまかないご飯の買出しに、スーパー玉出に行く。
③ しんじられない量の豆腐とか半額になっていたとんかつとかを買い占めて帰る。
④ ギャラリーでお昼のカツ丼を作る。カツ丼は好評でまーつんさんはおかわりしてくれた
⑤ よるのまーぼー丼のしこみをしてつかれきっているのに大竹野さんがきて「役者の仕事はいまからですよ」と考えられないことをいう。
⑥ しぶしぶ出はけの練習とかする。夜みんな歳のわりに丈夫なので和民とかで飲むというが、つかれきった私はかえってしまった。
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① 朝心斎橋で川田さんが、「お金の両替に行くからマクドで待っとき」といった。わたしはマクドがないので途方に暮れる。携帯も忘れたので、ウィングにいけるかどうかもわからない。川田さんとも生き別れになるかもしれない。私はとぼとぼと歩き回り、大丸の前に座っていたが大丸に入って公衆電話を掛けている人をみてあっと思った。「助かった」公衆電話からすがるように川田さんに電話をすると「めちゃめちゃ混んでるからロッテリアで待っとき」といわれロッテリアなら見えているので、そこでまっていたら川田さんに会えた。本当によかった。
② 大分遅れたけど誰にも怒られなくてほんとうによかった。
③ 音響のP氏のコーヒーは本当に美味しいが、コーヒーメーカーは気難しい。ちゃんとこぼれずにはいったためしがない。動物と同じでコーヒーメーカーも持ち主に似るのだろうか。
④ ギャラリーで子ども時代の話をする。イイジマさんは小学校のとき、算数で２点をとってしまい、それがクラスで一番出来ないといわれていた子に見られてしまい「イイジマなにかあったら俺より点数がわるいことばらすからな」とおどされたらしい。
ちなみに大竹野さんはぼーっとしていた子だと思われていたらしい。「谷本さんはオール５だったんですよね」と谷本さんに話を振ると「でも学級委員とかにはなったことがない」という。どうしてかというと先生が投票の前に「えーっとみんなは谷本君が成績がとてもいいことをしっていると思うけど、学級委員というのは協調性のいる仕事なのでみんなもういちどよく考えたほうがいいんじゃないかな」みたいな話をするので一票もはいらなかったそうである。
「じゃあ、授業中なにしてたの？」ときくと原爆の作り方の本を読んで、放課後は専ら竹筒に火薬を詰めて武器をつくっていたらしい。それがどんどんバージョンアップしていって、バズーガ―砲のようになりうつと手が痺れて、痺れた手を家族に見つからないように、ご飯を食べるのに苦労したらしい。もし谷本さんがお芝居にであっていなかったら、今ごろはりっぱなテロリストになっていたと思う。
⑤ 本番が始まる前に、大竹野さんの お父さんのカレ－※2 を食べて、あまりのおいしさに舌をやけどしてしまった私はしゃべれなくなる「氷で冷やせば」と谷本さんが言ったので冷蔵庫をあけると氷がなく保冷剤があったのでそれをなめようとすると、谷本さんが「それはやめといたほうがいいような気がものすごくする」というのでしぶしぶやめる。
⑥ しんちゃんがさりげなくアイスクリームを買ってきてくれる。しんちゃんあなたは天使です。
⑦ 本番少し前出とちったわたしは、大竹野さんに「出とちらないでね」と念を押される。
⑧ 本番が始まり本番が終わる。みんな上手に出来たと思う。
⑨ 面識の無いお客さん何人かに「いつもＨＰを読んでいます」「京都からきました」「がんばってください」等と励まされ、ああこんなつたない文章でもよろこんでくださる人がいるのかと思い感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
⑩ 歳のわりに元気なひとは、和民にいくがわたしは帰ってお風呂にはいって寝ました。
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① 書きたくないけど書きます。ごめんなさいお昼の回にきてくれた人。あたしが最初の ５行をすっとばしてしまったせいでみごとにお芝居の円環構造を壊してしまった（土下座）ここで姑息な言い訳を言わせてもらえば、風ちゃんだって ピストル ※2 を落としたのです。（しんちゃんしか気づいてないけど）
② 夜のお芝居がんばりました。夜のお客さんたちは幸せです。おまけにお酒つきです。本当にたくさんの人たちに打ち上げに残っていただき、貴重なご意見をたくさんもらってたのしい時間を共有させていただきました。ムッシュさんは川田さんに「あと10年少年役でがんばってください」といいました。本人はおみそしるのＣＭの人みたいに頑張る決意を固めていました。
③ 今日はものすごく落ち込んだのでこれで終わります。
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① ゼナを飲むえびちゃん。イソジンでうがいをしようとする真ちゃんをとめようとする川田さん。あれこれもめていると「みなさん。もう十分おとななんですから、そのへんは、ささっといきましょう」といなす谷本さん。いつもだけど寝る風ちゃん。「この自分のきている チョッキはまぼろし※3 じゃないですよね」と確認するイイジマさん。タバコを吸う姿がいつもきまっているすずさん。あんまり腰が低く雑用とかしているので目に入らない音響のＰ氏。炊き出し隊長なので本番と見分けのつかないこずえさん。こつこつこつこつご飯をつくり明るい笑顔でセクハラもかるくいなしながらとにかく仕事のできる頭のいい中川さん。頼りになる我らが先輩ちかよさん。落ちつかなげにうれしそうにうごきまわる大竹野さん。そしてものすごくたくさん 物販※4 をしてくれる顔の広い、色っぽい小栗さん。奴隷のように働かされてもにこにこ動く若い男子たち。あなた達はきっと立派な大人になります。
② 本番始まり、終わる。だいたい失敗は私が作文したことと、イイジマさんが期待通り噛んだことかなあ。でもあたしの失敗は誰にも気づかれていないと自信満々だったけど、帰り九谷さんに「藤井さんかみかみでしたね」といわれ、すずさんにも「台本はよんでなくても藤井さんの作文はわかりました」と指摘を受け愕然としました。
③ 川田さんが廊下の隅で男子と話しこんでいる。高校時代の初恋の彼がまちねたをみてきてくれたらしい。ちいさなかわいい花束を携えて。なんてロマンチックなんだろう。
④ あたしもシャンソンのお友だちが、娘さんを連れてわざわざお土産をもって、それに感想がそえてあって感動しました。あたしの唯一のお客さんかもしれない。本当にありがとうございます。またいいお芝居をつくっていきます。
⑤ まこちゃんがきて、「だれか僕に力仕事以外の仕事をください」といったので、あたしの手足として衣装小道具班にまわっていただきほとんどの仕事をしてもらった。最後帰りに、あたしが例の足の捻挫を起こしたとき、力仕事の苦手なまこちゃんがずっとささえて下りてくれました。あたしもおおきくなったらまこちゃんのようなやさしいおとなになりたいです。
⑥ 落とすこと１時間あまり、あわてて飲み会が始まった。みなこの一瞬の乾杯のために、咽喉をつぶしながら何ヶ月もがんばってきたのです。歌をうたったり、おはなししたり、抱き合ったり、本物のバイオリンを聴かせてもらったり、いろいろなことがあちこちでくりひろげられていました。４月９日にシンフォニーホールでコンサートがあるので是非いらしてください。
⑦ 終わって２次会。しなの亭にいったけど、肝心の大竹野さんはきません。谷本さんの姿もみえません。このままでは乾杯もできません。こずえさんと川田さんはよるの街をくまさんを探しに走り回りました。
⑧ ラストオーダーのとき、やっと大竹野さんを捕獲した川田さん、えびさん、中川さんがかえってきました。（何をしていたのかは秘密です）
⑨ 3次会に行きました。こずえさんが大竹野さんに取り皿をなげました。 「あやまれ」※5 あわててＰ氏が「まあまあ、ここはお店ですから。備品を壊すと大変ですから」と割ってはいりました。こずえさんは電池が切れてしまいました。
⑩ あたしは1回朝帰りというのがしてみたかったので「カラオケにいこう」と提案してみましたが、とりあってもらえず川田さんにタクシーに押し込められました。
⑪ あとからある人に聞いたのですが、くつをなくした４月からピッコロ演劇学校に行く成富君１８歳。見つかったのは良かったのですが、間違ってくつをはいていた人（もちろん男）に抱きつかれ、かなり長い間ほっぺたにちゅーをされ続けたそうです。
終わり