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作家の制作意図  第2部 

このページでは作家の皆様のコメントや、制作意図をお知らせ
したいと思います。作家達がどういう考えで、この作品に取り組んで
おられるのかが理解できて、感動を覚えます。





織田 千代 インスタレーション「Border そして風」



私にとっての作品は 私の息使いや気配と
同じだと考えます。
そして、人間が自然の一部であることを感じながら
生きることで、生まれでる作品が
雨や、風や、霧など、
自然現象の様でありたいと思います。
     モダンアート協会 スペ−スア−ト会員  織田 千代









今中和義 絵画「風の詩」



抽象画面に、生命の息吹を!  今中和義の造形世界
 私は作品を、日常生活における自然との対話をもとに
制作します。それは、美しいさまざまな「もの」への憧憬を
もとに、神秘的な「形」や「色」を用いて基本形態を広く大きな
空間へ展開していくことによって組み立てていきます。
「形」と「色」が融合し、強い複合体となって、限られた
画面の中で動きます。
 時には流動的な軌跡に影を落とし、時間の経過で生じる形の
「繰り返し」から「異なる形」の共存へと展開します。
互いの形が主張しすぎないよう、消退、加筆によって調和を
導きつつ画面を構築、同時に新鮮で強い緊張感を求めます。
 人の心に勇気と希望を…私は生きる証明を求めて、自然の中を歩み続けているのです。それは生きる歓喜に等しいもの。
未知への探究心に生命(いのち)のイメージを重ね、プリミティブな霊感を伴って、観る人々の心に強く
透き通っていくことを願っています。



モダンアート協会 絵画会員  今中和義





濱中正博 絵画「事跡の象。」



私は、無機的な物の集合体である工場の機器や機械装置を
一貫して描き続けて来た。
その主体は、自身に内在する機能美の希求に有った。
対象を定形に分割し再構成して行く作業は、単調が際立ち
やがて行き詰まって来た。
最近は人の営みにヒントを得た“事跡とか事象”に対象を移し
つつある。
表現形態である矩形のフォルムの反復や律動・顫道は経過であり
成り行きであり結果の象徴でもある。
画面に多用されるモデリングや、ごつごつとしたマチエールは
その精神表現でありたいのだが、定常化した“色調”と共に
徹底が気になり出し、共感や感動を得られる作品へ
繋がるかは未知である。

モダンアート協会 絵画会員  濱中正博





柴田 美智子[刻の調べ]





阪神淡路大震災で、現地で手伝って見た惨状の
衝撃がさめやらぬ間に東日本大災害が....。
祈る気持で[鎮魂]の作品を描きつづけていました。
自然の力の大きさに畏れつつ、冷静に古を振り返り
見れば。刻の調べが....。
その時々で、つき上げてくる内なる思いを
リトグラフの技法を研究しながら、
少しずつ冒険しながら 作っています。


モダンアート協会 版画会員  柴田美智子





瀬川 明子 スペ−スア−ト「果無」 300ィ350ィ200




作品とは何?!
私にとって作品は、水鏡: Mirror of Water……
水面に何が映し出され、何を発見し、
何に気付くのか……
作品創りは、瞑想: Meditation……
知る旅は、果て無く続く……果無: endlessly……







モダンアート協会 スペ−スア−ト会員  瀬川 明子





村上 貴則  モダンアート協会 スペースアート会員「瑠璃鎖〜牛革−頭」 275ィ145




あなたにとって、作品とは何ですか?
自然の美しい生き物たちが好き。
その生き物からひらめきを貰い、
自分が感じる世界観を現実に切り取る手段。
これから、何をしますか?
これからも、もっと自然が作り出す様々な美しくも
怪しい夢幻の世界にのめり込んで行きたい。







モダンアート協会 スペースアート会員 村上貴則





小澤 はるみ 絵画「Samples of"KiKi" 'S cells」 インスタレーション




作品とは何?!
それは、”生き方”
2045年、シンギュラリティーが来る。
A1と人間の知能との競合。未来の生命体、
"KiKi"に希望を託しながらも、迫り来る、
不気味な不安を感じながらの制作である。








モダンアート協会 絵画会員  小澤はるみ





山岸 江利 彫刻「Futurity」W150xH35xD160




完成した形から部分を抜き取り、空気を流す。
いつまでも完結しない形
個の集合体。
集まることで一つのものを作っていく。
そんな未来にしたい。









モダンアート協会  彫刻会員 山岸 江利







立花古陸  絵画「FU-JNoise」 S100




日々、スポーツ選手が練習に励むように
賭博師がギャンブルに打ち込むように
学者が研究を重ねるように
作家は制作に没頭し継続する。
面白みを含んでいて新たな視点をもあぶり出す。
二度オイシイのが理想かな。








モダンアート協会 絵画会員 立花古陸





川崎美智子  写真 「クリスタルな時」 133x92





私はどこに行く
何も考えずただ、自然体でいるのみ。













モダンアート協会 写真会員 川崎美智子




小出昌二 デザイン「WHITE BRAIN ACT 4」 155x155




自分にとって「作品とは?」が明確に答え
られるようであれば、これまでこのような制作
活動をしてこなかったでしょう。
わからないから面白いし、不愉快でもあります。
なので、これからも自己研鑽とストレスの
解放を目指します。








モダンアート協会 デザイン会員 小出昌二




斉藤進 絵画「再生」 F130




ちょっとした偶然から生まれる絵の具のしみや
したたりが生命を持ってアニメ−トされ、
思ってもみない形ができてゆくのです。
絵はあるがままの状態でとどまっているより、それが
萌芽として残り、そこから別のものに生まれ変わる
種子をまきちらすのです。








モダンアート協会 絵画会員 斉藤進




奥野順次郎 写真「もえたぎる」 133x92




炎が渦巻く様子で強い情念、
燃えるように心が激しく動く表現をしました。
カメラを通し感じたまま観る人の
共感に訴えたい。
画像加工はしておりません。









モダンアート協会 写真会員 奥野順次郎




小泉里美 絵画「トキノレキシ」




日常の煩雑さに追われ1日が過ぎる。
ふと「何をしてるんだ」と感じる。
ただ、制作している時だけ、
唯一自分でいられる。
作品とはそういう物。
これからも新しい試みを加え制作し続けて
いるでしょう。
まだまだ道半ば。










モダンアート協会  絵画会員 小泉里美




松本 秀治「サバクタニ」




新約聖書の中にイエス、キリストが十字架上で
最後の言葉として
「エリ、エリ、サバクタニ」と、語り絶命する場面が
ある。
これは改訳すると「主よ、何故、我を見捨て給うか?」
という意味である。
私は人類史上、これに勝る「メッセージ」は
無いと思って居ります。









モダンアート協会 写真会員 松本秀治




岩佐 敏子「コラボレイション」 P150




作品とは自己表現のひとつであり、
その手段として私の場合は絵画なのだ。
自己に内在する世界とそれを囲む世界
「宇宙空間」とのコラボレイションを追ってみたい。
今回は線の織りなす空間を木片を使って
表現した。









モダンアート協会  絵画会員  岩佐敏子




大島庸世「星くず」




油彩描画から始まり、木版画に辿り着いた。
筆では描けないものを 版で表現したいと思う。
もう一つ、版画はプロセスが面白い。
厭きずに 何年もやって来れたのは、そのせいもある。
今回の作品『星くず』は
(手漉き和紙に水性絵の具、バレン刷り)
いつもの制作過程とは大分異なって、
言わば、意図しない表現が ある瞬間生れたために
それを僥幸として受け入れ、作品としたもの。
新しい自分の発見の兆しにも成るか? と
割りと 気に入っている。









モダンアート協会 版画会員  大島庸世




川鍋和子「journey to the Galaxy」




風になる自分と風に吹かれている自分が、何時の間にか
絵の中で一緒になる。
赤は神聖で永遠を表す色として、私に力をくれる。
いつか風になりたい。何色の風になれるか、自分でも
わからないかれど・・・
こんなことを平気で言ってしまいました。
先日、新聞を見ていると風という漢字は、大昔の
中国では風は鳥のような姿をした神と思われていた。との事
何と先に好き勝手な事を言ったものだと反省している。
でも風をテーマに絵を描いている人が大勢いるのは何故か。
無知な私でもひかれる。
神になりたいのではなく自由でいたい。
絵の中では・・・

モダンアート協会 絵画会員  川鍋和子






江口 薫「journey to the Galaxy」




 何億光年 奇しき輝き、沈黙(しじま)に仰げば
天空の神秘に引き込まれる。
果てしない時を抱え、底知れぬ闇。
人は古代より営みは星を標とし、南十字星を目指し、
憧れ畏敬してきた。
星座に神々の物語を宿し、天の川に恋の約束。
人の日々なんて悲しい程の一瞬 永遠に巡り 流れ
繰り、刻まれる時間
せめて 夢のようにメーテルの眼差しを感じながら
銀河鉄道の夜、星に明日を占い、何を願いましょうか。


Journey to the Galaxy
モダンアート協会 絵画会員  江口 薫






都築 邦春「乗って遊べる玩具」





今回の作品は子どもたちの希望を
入れて座ることのできるところを
作ってみました。
作品としては少し物足りなく
なりましたが
子どもたちが喜んでいますので
これでよかったのだと思っています









 
モダンアート協会 スペースアート会員  都築 邦春





加久間晶子「内なる対話」




 内なる対話は、私が長年追い掛けているテーマである。
人間は死に向かって歩む存在である
その時間の推移の中で私にとって異質と思われる
事柄が心の中に飛びこんでくる。
侵入者である。
その侵入者との係わりあい・相克が自己存在の証しと
なるのではなかろうかという思いがある。
創作においては躍動感のある生命力が感じられるような
表現をしたいものだと願っている。
今回の作品は、死にゆく運命と悟りながらも
あくまで生きようとする者の凄まじいエネルギーに引き
裂かれた私自身の姿である。


モダンアート協会 絵画会員  加久間晶子






宮本興一郎「Remember 3・11シリーズより」 F200
記憶される日





 私は忘れない。忘れる事が出来ない日。
あの3・11を・・・・・
そのために表現を続けている。
人間と自然の関係は・・・良い関係、悪い関係
数多く存在する中で地震や津波は対策して来た。
多くの事象は時間が解決してくれた。
原発事故からの放射能は自然力や時間では解決してくれない。
人の浅はかな判断力が引き起こした人災である。
人間のおろかな判断力のために事象を画面に定着して
おきたい。人はおろかで忘れるから定着しておきたい。
3・11事故からカメラスケッチと記憶で画面を切り、
破壊したり投げつけたり暴力的になったり気力ある限り
表現してみた。
画布を切ったり傷めづけたりするのはタブーであったが
簡単に出来てしまう。怒りのためか?木枠の黒十字架は
心を休める鎮魂歌である。
表面は無彩色で切れ目から色彩を感じさせる。焼かれた
木枠の黒は強い。被災地にかよいカメラスケッチをした。
今回は福島原発近くのもの・・Remember3・11である。
モダンアート協会 絵画会員  宮本興一郎






松村啓仙「幻影の庭2015-1」 S130




小さな山の山頂に立つ。さっきまでの、山頂に至るまでの
苦しさや辛さは一気に失せる。里に下りてくると、
今までのすべての時間や空間が幻のようにも感じられる。
このすべてが幻のように感じられる感覚。この瞬間の感覚を
キャンバスに定着させたいと思う。
画面の中で視点が移動する、その視点の移動に、
空間の奥行きを求め、意識を集中させる。ユングは、
青は冥府の色といったそうだが、冥府はこちらかあちらか。
すべては幻影の中にある。
人智の及ばない空間がある。目に見えない、五感だけでは
感じ得ない空間。そこに、中心性や絶対性、
あるいは全体性とか純粋性といったものは存在しない。
美しいものはそこにある。
モダンアート協会 絵画会員  松村啓仙






坂本 京子 「rebirth 再生」 S120




美しい薔薇を描きたいという願望ではない。
花の女王である薔薇の姿をかりて、その時代時代の
社会情勢や、環境問題を提起したい。
という気持から40年来描き続けている。
根底に流れるのは世界の安寧、平和などへの祈り
なのです。
 当初は機械文明や、自然破壊が世界中に広がり
将来はどんな世界になってしまうのかという危惧感
から薔薇の「暗示」をテーマに始まり、「警鐘」「増殖」
「予兆」「再生」と描き続け、気分的に落ち着かない
時期は 「束縛」というテーマで表現してきた。
何時まで描く事ができるか解らないけれど、将来
少しでも明るい兆しが見えてくるように、これからは
「昇華する薔薇」を描いていこうかと
考えているところです。

   モダンアート協会 絵画会員  坂本 京子



渡辺靖隆 「空疎な空間」 F130





 関係考をテーマに作品作りをしています。
時間を直線として捉え、その単位を刻んでいきます。
時間の長さは空間的な量や多様な
線の変化で表現します。
空間的な形態は量的な捉え方や切り取り方もできます。
過去の記憶の奥底にあり、潜在的な他の概念やそれなし
ではなしえなかった命題の中の結合、離散の結果として
概念的世界を作ります。
それは検証とは違う性質を持つ生産的なことであり
一種の思考の実験でもあります。しかも一般的な実験や
データーの領域よりはるかに自由で、多彩で多用なもの
です。その中から対象を固定化していきます。
物を見て、音を聞き、匂いを嗅ぎ、味わい、触れ、
単純化 することでより本質に迫りたいと思います。


   モダンアート協会 絵画会員  渡辺 靖隆







よこた こういち  「ORANGE WORLD」 F150




制作意図が、明確で自信を持って意欲的に
制作した作品、そんな時私の場合大概は
つまらないダメな作品になってしまいます。
作品がおもしろい作品と思える時は、
スピチュアルな 感覚なんです。
何をどんな風に描こうかとか、そんなことは考え
ないで自分の中を空っぽにした瞬間、次元が変った
感覚になり、何者か大きなエネルギーが入り
作品が 仕上がっていきます。
そのため下書きはありません。
制作に当っての私の仕事は、
私自身を空っぽにすることなんです。

モダンアート協会 絵画会員 よこた こういち





深作 廣光   「ビャクシン」 F150




岩のフォルムを利用して、けっこう抽象画を描いて
来ました。この作品もその中のひとつです。
海岸沿いの岩壁を旅して歩き、岩肌の写真を撮って
ゆきます。
画面の切り取り方で、岩は表情をかえます。
だから、写真を撮るということは、自分の形を
作ることでもあります。
岩とゆうのは、ゴツゴツと角ばった形をしている
印象がありますが、流動的な形をしているものは
多いです。溶岩が流れ込んで
流動感がある状態で固まったからです。
フォルムは動的なつらなりをもちつつ、変化して
ゆきます。その中に面白い形をみつけることがあります。
この作品もこういった岸壁の形がベースになっています。
岸壁には抽象画が刻まれているのです。

   モダンアート協会 絵画会員 深作廣光



木下幸子  「赤い苑」 185x58




私の中の”まあるいかたち” 
かたちの中に宇宙や自然を感じ、布や糸を使った
テキスタイルアートで表現しています。
この作品 赤い苑は、集結した全ての力が次の生命力
として輝くイメージを表しています。
小さく光を放つもの
ジッと耐えるもの
それを包容する力強さと優しさ。
まだまだ "まあるいかたち" に魅了されています。


モダンアート協会 スペースアート会員 木下幸子














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