2005 Crufts Dog Show

これはドッグショーのリポートと言うより
食いしん坊によるイギリス旅行記です

FIRST DAY

今年も恒例のクラフトドッグショーに行って来ました
今回は7人の大所帯です
去年に引き続き姪(小5)と一緒に参加しました
学校を休ませての参加に賛否両論あるでしょうが
私は学校では得られない素晴らしい体験だと思っていますので良いでしょ?

成田からヒースロー空港まで約12時間!
行きは日本時間の昼間飛ぶことになりますのであまり眠れません
その間、映画を見続けました
行きの飛行機は777(トリプルセブン)で
好きな時間に好きな映画を最初から見られました
そのおかげで4本の映画を鑑賞しながらの空の旅です
「北の零年」
映画館に日本映画を見に行くことのない私ですが
感動してしまいました
男は勝手だ!(笑)

日本時間の夜10時頃イギリスにつきます
現地時間は昼の1時
相変わらずどんよりした天気で
昼なのか夕方なのかそれとも朝なのかはっきりしませんが
まだまだ日が暮れないことだけは確かです
英語が面倒なので娘と言うことにして
姪と一緒にイミグレ通過
ホテルに向かいました

ホテル(シスル・ケンジントンガーデンズ)でチェックインなのですが
JTBの現地係員が手間取っています
このホテルは高級ではありませんがここ数年の定宿でハイドパークに面し
歩いて数分で地下鉄の駅
その周辺は飲食店街とロケーションに恵まれており、快適です
皆疲れから早く部屋でくつろぎたいところなのですが
ロビーで待たされたままです
係員によると
「直前に大きな団体のチェックイン作業でPCがダウンしてしまった」
とのこと
そこでホテル側がとった策が
スタンダードツインの予約を全員ダブルルームのシングルユースにというものでした
空いているデラックスルームを私たちに用意してくれたのです
ラッキ〜〜!!
しかし
姪を一人部屋にと言うわけにはいかず
私と2人で入り、空いた部屋はダイニングルームとして使うことにしました
これがのちに・・・・・(笑)

ダブルベッドで疲れた子供と寝るのがこんなに大変だとは・・・・
完全なる寝不足

SECOND DAY

今日はクラフトの初日です
私たちの目的犬種はすべてトイグループのため二日目です
今日の目的は
お買い物
ショー自体も楽しいのですがなんと言ってもショップの多さがアジアインターなどとは桁違いです
ホテルからユーストンの駅までタクシーで移動しました
早朝と言うこともあり10分ほどで到着して
ブリットレール(4日間一等車乗り放題)のヴァリデーションです
(要するに係の人に開始日を記入してもらい使用可能にすることですが)
会場のあるバーミンガムまでは
ヴァージントレイン運営のインターシティ(要するに特急)で約1時間30分です
イギリスの鉄道は路線によって経営する会社が違い
そのサービスも車両も全然違います
ヴァージントレインはとてもサービスが良く
朝の一等乗客には朝食サービスがあります

私はフルイングリッシュブレックファストを選びました
紅茶、コーヒーも飲み放題で揺れる電車の中で見事にミルクティーを入れてくれます
イギリスで一等車はとても贅沢なものらしく
乗客のほとんどは私とは全然違うセレブです
黒いカシミアのロングコートを着て
ノートパソコンで入力しながら
たまに携帯電話で連絡を取っている みたいな
そう言えば車両内での携帯電話は禁止されていませんでした

会場に着き12.5ポンド(約2750円)の入場券を買い入場です
はじめていったときはその広さに唖然としましたが
今はわくわくします

だいたいこのサイズのホールが5個分です
手前に見えるのがショップで奥がリングです

陶器を主体にコレクションを販売するブース

こんな悪趣味なオモチャ(笑)
会場には日本ではなかなか見られない犬種もたくさんいます

コモンドールです
中には超臭い子も(笑)右の犬種は忘れました

旧型のバージントレイン
バーミンガム・インターナショナル駅にて

THIRD DAY

今日はいよいよお目当てのIGの審査です
ユーストン発6:36のバージントレインに乗り込みます

写真の日付は日本時間のままにしてしまいましたのであんまり当てにしないで下さい
今朝は昨日と違うメニューを食べることにします

スモークサーモンのサンドウィッチとスクランブルエッグです
このサービスは平日に限られていて土曜日曜は出来合いのサンドイッチになります
一等車に乗るなら絶対平日がお得です!
それからダイヤも平日に比べ本数が減ります
特に日曜日は激減するためロンドンからバーミンガムに行く始発に乗っても到着は昼近くなってしまいます
一般的にイギリスの交通機関は土日に工事をする事が多く当てになりません
すべての電車がほとんど狂い無く動いているのは日本だけかも・・・
でも!この食事は魅力です(あははは)

会場の到着してIGのリングに向かいながら
他の方々のリングも確認しておきます
特にヨーキーは人気犬種なので朝から晩まで審査していますので
そこを拠点として動かないと二度と仲間に会えなくなってしまうのです
IGの審査は10時から2時間ほどで終了しました

ノルウェイから参加したIG
結果はこちら

今回のショーでは動きの良い犬が上位に入っていたように感じました
BOB犬も歩様の素晴らしい雌でした

会場にはレストラン、バー、各種ジュース売り場、キャンディ売り場、アイスクリームショップなど
たくさんの飲食コーナーがありますが
年々入場者数が増えているような感じで行列していることも希ではありません
イギリスの食べ物はすごくおいしくはありませんが
食べられないものでもありません

ジャガイモやパンが主食で豆料理も豊富です
芋好きの私は200種類あるというジャガイモ料理は大好きです
帰りの汽車でもジャケット・ポテトを食べました

焼いたジャガイモにバター、鶏肉のマヨネーズ和え、ラタトゥイユ風野菜の煮込み添え
ジュースと果物(小さいリンゴ)
すべてこちらのリクエストで決められてとても好きなサービスです
こう書いているとほとんど食べてばかりのようですが
その通りです

FOURTH DAY

土曜日
有名なポ−トベローの蚤の市に行きました
今年のイギリスは例年より寒かったですがこの日は珍しいくらいの晴天でした

この通りは毎日市が立ちますが土曜日だけアンティーク市なのです
7時半頃から約2時間お目当ての○○○を探し回りましたが
今年は大収穫でした
一度ホテルに戻り、ブリットレールの有効利用もかねて
キングスクロス駅からヨークに行ってみることにしました
ホテルそばの駅から地下鉄で行こうと駅に行ってみると
なんと
工事中で今日は動きません!だって・・・
これだからイギリスは(笑)
仕方なくタクシーでキングスクロス駅に向かいました
キングスクロス駅はハリーポッターで有名になりましたが
北のスコットランド方面に向かう列車の出発駅です

この列車の愛称は「フライイング・スコッツマン」空飛ぶスコットランド人です
一等客車内ではソフトドリンクとビスケットはただでサービスされますが
食事は有料です
図々しい私たちは紅茶を飲みながらミネラルウォーターももらっておき
観光中の喉の渇きに備えます
水と言えばただの水がデフォルトだと思っていますが
イギリスでは炭酸水を好む人が多いらしく
スティルと言わないと炭酸水を渡されることがあります(要注意)

ヨークはとても古い町で観光客でいっぱいです
街を取り囲む城壁や教会など見所満載ですが
繁華街で見かけるお菓子やお料理がこれまたとてもおいしそうなんです

特にこの足には惚れました
お腹が空いていなかったのが残念です
普通の観光写真はガイドブックに載っていますのでそちらを参照してください
ロンドンよりかなり寒かったヨークからまた列車の旅です
小腹が空いていたので軽食を頼むことにしました
しかし・・・土曜日はサンドイッチのみとのこと
仕方なくホットサンドを頼みました

長いパンに具を挟み鉄板で押しつぶしながら焼いたようなホットサンドです
スクランブルドエッグ、ビーフ、チーズの三種を頼みましたが
スクランブルドエッグはおいしくありません
味がぼやけて完食出来ず!
でも席を移動することなく食事が出来る列車の旅は良いものですよ・・


つづく