京都 桜紀行
写真仲間のYさんとKさんと京都の桜を撮りに行くことになった。 昨年は桜も紅葉もとても早かったし、長期予報では「桜も早目」という予報が出ていたので、2003年3月28日〜30日の2泊3日で予約を入れた。 |
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2003年3月28日 | ||||
朝7:30頃の新幹線で、京都に行くように切符を取っていたのだが、ちょっと所用ができ、私だけ遅れて参加することになってしまった。 2人には先に行ってもらい、夕方合流することに。 私たちの目論見は残念ながら外れてしまい、桜はまだまだ開花していないそうだ。京都では3月に入ってからも寒い日が続いたそうで、まだまだ蕾の状態だ。毎日、ネットの開花予想や花の状態を見ていたのだが、やっぱりちょっと早いようで残念。 用をすませ、新幹線に乗ったのが12:30過ぎ。京都には3:30頃到着した。 早速、携帯で連絡を取ってみると、北野天満宮で梅の写真を撮っているとのこと。「合流する?」と言われたけど、今日はあんまり撮る気もせず、ちょっと買い物をして、ホテルで待っていることにした。 しばらくして、二人がホテルに到着。 駅についてから、観光協会で聞いたところ、「今、京都で桜が咲いているのは平野神社だけ」と言われたそうだ。 なので、平野神社に行ったところ、早咲きの寒桜が咲いていたがそれもすでに終わりかけ。あんまり良い状態ではなかったようである。 それから、天満宮で梅を撮ったということだ。 やっぱり、今回の桜撮影旅行は期待できなさそう・・(泣)。何となく暗い雰囲気が3人の間を流れているようだ。 まま、桜が撮れなかったら観光しましょうよ、せっかくここまで来たんだから。 と、気を取り直して、夜はライトアップを見に行くことにした。観光協会に立ち寄り、ライトアップを行っている寺院のリストをもらう。 今晩は、青蓮院(しょうれいいん)に行くことにした。
まず靴を脱いで、お寺の中を見学させていただく。皇室ゆかりの寺院で、大火で御所が焼失した時は、ここが仮御所となったこともあったそうだ。そのせいか寺院というより御殿を思わせる優美で上品な雰囲気だった。また、屏風や襖絵も見事なものだった。 広縁に面したお部屋で、抹茶をいただきながらお庭を拝見する。 建物の中を見学し終わったら、お庭にでることができる。 ここのライトアップは、とても落ち着いた感じのものである。 派手派手しくレーザー光線が走ったり、色が変わっていくような演出もきれいだけど、光のショー的なものはどうも好きになれないのだ。
古都には、こんな感じの落ち着いたライトアップのほうが似合う気がする。 桜の木もライトアップされていたが、やっぱりまだ蕾の状態だ。 ここのライトアップは、この日が初日だったが、桜が咲いていないせいか人の入りは今ひとつといった感じだった。 開門当初は、それでもかなりの人がいたが、少し時間がたつと殆ど観光客はいなくなってしまった。 |
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緑の竹がライトに照らされると、とても幻想的な雰囲気になり、これが思った以上にいいものだった。 ここは池泉回遊式のお庭となっており、実際に歩いてみると実に趣のあるお庭である。 桜はまだだったが、桃の花がきれいに咲き誇っていた。 きっと、昼間はまた違った趣があるのだろうし、四季それぞれに別の顔を見せてくれそうな庭園である。 今度来る時は、是非とも昼間に訪れてみたいものである。 青蓮院のホームページ http://www.shorenin.com/ |
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帰りは、四条河原町でバスを降りて、夕ご飯。 せっかく京都に着たんだから、京料理が食べたいね。知人から聞いていたお店が先斗町にあるので、そこに向かう。 先斗町の細い路地は昔のままだけど、お店はずいぶん変わったみたい。 残念なことに、お目当てのお店はなかった。どうやら店が変わってしまったようだ。 仕方がないので、適当なところに入ることにした。 スタンド割烹みたいなお店だったが、ここが大正解!コース料理を頼んだのだけど、どれを食べてもおいしい♪ また、お料理が運ばれてくるタイミングが絶妙なのだ。 最後のじゃこご飯まで、何も残さず完食〜♪ 大満足で店を出る。でもお店の名刺をもらっておけばよかった。お店の名前、忘れちゃった(泣) さあ、あとはホテルに戻って早めに就寝しましょう。 |
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