広島プチ旅行 1泊2日




2005年11月27日その2
次は、尾道へ向かうことに。
尾道市から
瀬戸内しまなみ海道のドライブだ。
しまなみ海道とは、1999年(平成11年)5月に開通した、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ約60kmの西瀬戸自動車道の愛称である。
日本のエーゲ海とも称えられる美しい瀬戸内海に浮かぶ島を結び、個性的な10本の橋が架けられているのだ。
また各橋には、自転車歩行者専用道路(総延長は約80km)が設置されているため、全線を通じていつでもウォーキングやサイクリングを楽しむことができる
瀬戸内海を歩いたり、自転車に乗って渡れるってすごいよね。

向島〜因島〜生口島〜瀬戸田〜大三島と渡る。尾道から大三島まで40分くらいだ。ここのお目当ては、ガイドブックでみた「ひらめ丼」(笑)
だけど、実際にいただいたのは定食だったけど。
さざえ刺身 ひらめの刺身、天ぷら、ひじき(名産)他・・




道の駅「上浦町多々良しまなみ公園」から見えるのが長さ1480mの多々良大橋。
生口島と大三島を結ぶのこの橋は、広島県と愛媛県をまたいで架っているのだ。
だから、私達が今いる場所は、愛媛県今治市ってことになるのね。





この道の駅では、大三島町の総合観光案内所を併設した物産センターで、ここで作られている農産物や海産物も販売されている。
柑橘類の種類の多さにびっくり。そして、そのお値段の安さにまたまたびっくり!
普段、東京のスーパーでは国産レモンって1個200円くらいで売られているんだけど、ここではビニールに10個以上入ったものが1袋200円。
ここでは、生産者の人が直接販売しているので安いんだって。
レモンとゆずを1袋づつ。それと、ここの名産のひじきと、お隣の伯方島の塩を購入。



ここから、再び県境を越えて瀬戸田に戻り、シトラスパーク瀬戸田へ。
瀬戸田町は、全国有数のかんきつの産地。世界のかんきつ類、約600品種を収集・展示するシトラスパーク瀬戸田は、シトラスパビリオン、香りの館など、かんきつ類のことを楽しみながら学べるわが国初のかんきつ公園と言われている。入場無料なのがウレシイ。
だけど、珍しいかんきつ類が植えられてる温室って感じで、そんなにおもしろいものでもなかったな。
何かイベントでもやっていればまた違っていたのかもしれないけど。実際、日曜日にもかかわらず、駐車場はガラガラだったしね。


ちょっとおもしろかったのが、世界のフルーツ食べくらべ。
100円払ってお皿を受け取り、外国の柑橘類10切れが食べれるというものだ。(食べ放題ではありません)
珍しいのがイタリアのスイートレモン。色も形もレモンなんだけど、食べるとオドロキの甘さなのだ。


そろそろ、尾道に戻ることにしよう。
それにしても、ここのドライブはとても気持ちがいい。海の上を走るのももちろんだけど、一般道のドライブもとてもいい景色だ。
ゆるやかな坂道から、穏やかな瀬戸内海が見える。道の両側には、実をつけたみかんの木が並んでいる。
車も少ないし、忙しそうに歩いている人もここにはいない。
明るくて穏やかな瀬戸内のイメージどおりの風景が目の前に広がっているんだもの。


尾道についたら、日立菱造船向島西工場跡地へ。
2005年7月17日から2006年3月31日まで(5/7まで延長になった)ここで映画「男たちのYAMATO」のロケセットが公開されているのだ。
別に、戦艦大和にもこの映画にも興味があるわけではないんだけど、せっかくこの時期に尾道にいるんだから見ていきましょう。
工場の駐車場に車を停め、そこからシャトルバスで奥に向かう。
このロケセットは実寸大に作られているそうで、大和の全長263mのうちの前の部分190mを実物大のロケセットで作られている。
呉市にある大和ミュージアムには1/10のヤマトがあるそうだけど、実物大で作られるのは初めてなんだって。
艦首部分の菊のご紋 甲板部分 幅は40mもある 主砲・・かな?
ヤマトにも興味なかったし、どうせロケセットでしょなんてたいした期待はしていなかったけど、実際はすごかった。
実際に甲板の上を歩いてみると、その大きさにびっくり。大迫力だ。これはやっぱり写真で見るより、実際に自分の目で見ないとわからないね。
しかし、あの時代に、これだけすごい戦艦を作っていたなんて・・!
ちょうど午前中に、平和記念資料館で戦争のことを学んできたばかりだったし、なんか感慨深いものがあったりする。

このセットの展示だけでなく、映画「男たちの大和/YAMATO」の撮影に使われた道具やセットの一部も公開されている。
実際に映画の中で使用された『手紙』や『たすき』『服装』などの小道具から大道具、出演者の写真や「戦艦大和」に関する資料など映画の世界をより深く知るための資料がたくさん展示されている。


さて、私達のプチ旅行ももうすぐ終わり。
旅もシメは、尾道といえばやっぱり「尾道ラーメン」でしょう。
連れて行ってもらったのは「味龍」
尾道ラーメンってよくは知らないけど、魚ダシの濃いスープで背脂ぷかぷかっていうイメージ。
ここのラーメンも背脂は浮いているけど、実にあっさりとした味わい。私は魚系のダシはあまり好きじゃないんだけど、ここのは小魚の香りが良い風味を醸し出していてとてもおいしいラーメンだった。こちらも大満足♪


この後、高速道路で広島空港へ向かう。あっという間の1泊2日だけど、とても楽しい&おいしい旅だった。
あ、ひとつ残念だったのが、空港で買おうと思っていたのに売り切れで「あなごめし」を買えなかったこと(泣)

こういう気軽な国内旅行もいいものだね。
病み付きになりそうです。

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