広島プチ旅行 1泊2日




2005年11月27日その1
昨日は早々に寝たので、気分爽快。

朝食の後、ホテルに荷物を預けて広島市内観光に出発。
平和記念公園は、ホテルから徒歩5分くらい。
広大な公園の中には、園内には、たくさんの慰霊碑や記念碑がある。また広島平和記念資料館、広島国際会議場もこの園内に建てられている。

実は、私は広島を訪れるのは初めて。
平和記念公園は、毎年終戦記念日にテレビで見ているだけだった。
そのテレビで見ていた慰霊碑が、実際に自分の前にあると、何となく気持ちが緊張するようだ。
この日も多くの人が、この慰霊碑に手を合わせ、被害者の冥福と恒久平和を祈っていた。奥に見えるのが原爆ドーム。

続いて広島平和記念資料館(HPはこちら
ここでは、戦前の広島の歴史や、戦中の人々の暮らし、原爆の被害、そして世界平和に関する資料が展示されている。
そこに展示されてあるものは、原爆の恐ろしさを切に伝えてくれる。
数々の焼け焦げた遺品、人影の石、体の中から取り出されたガラス片など目を覆いたくなるような悲惨なものも多い。涙がこみあげてくる。この場を離れたくなる。
だけど、これは日本人として見ておかなければならないものだと私は思う。物言わぬ遺品が私たちに語りかけてくるものをしっかり感じ取らなければならないのだ。
戦争はいけないもの、繰り返してはいけないものとずーっと頭の中で思ってきたけど、この事実を実際に見ると、そんな生易しいものではないのがわかる。
どれほど恐ろしく、悲しいものであるか。そしてあたりまえに過ごしている今の生活がどれだけ幸せなものか・・・・。
気持ちが思いっきり暗くなるけど、ここを訪れて本当によかった。やっぱりここは一度は見ておくべきところだ。

続いて同じ公園内の
原爆ドーム
         
昭和20年8月6日、史上はじめての原子爆弾によって破壊された
旧広島県産業奨励館の残骸である。
 爆弾はこの建物のほぼ直上約600メートルの空中で爆発した。
その1個の爆弾によって20万をこえる人々の生命が失なわれ
半径約2キロメートルに及ぶ市街地が廃墟と化した。
 この悲痛な事実を後世に伝え人類の戒めとするため、
国の内外の平和を願う多数の人々の寄金によって補強工事を施し、
これを永久に保存する


                          昭和42年8月6日 広島市


これは原爆ドームの北西に建造された保存記念碑の全文である。
原爆ドームは、1996年(平成8年)12月、核兵器の惨禍を伝える建築物として世界文化遺産に登録された。

さて、ホテルに戻ろう。
広島市民球場
市街地の真ん中にあるんですね。
広島名物路面電車
乗ってみたかったなぁ

Back  Next

Hiroshima Top  Travel Top