沖縄 西表島・石垣島 4日間


2004年9月19日

朝、6:30発の飛行機で、石垣島へ向かう。これだけ早いと大変だけど、石垣島への直行便は早朝だけなのだ。
ちょうど連休ということもあって、早朝にもかかわらず羽田は多くの人でごった返している。早めに行ったつもりだけど、チェックインと手荷物検査で時間がかかり、搭乗の最終案内の後に慌てて駆け込んだって感じ。石垣島行きの飛行機も満席。9月になっても沖縄のシーズンはまだまだ終わらないらしい。羽田空港を飛び立つと、石垣島へは約4時間の空の旅だ。

石垣空港に着くと、強烈な日差しの出迎えを受けた。涼しくなり始めた東京とは異なり、ここはまだ真夏であった。
まずは、港に行き、西表島行きの船に乗る。約40分で西表島に到着。

西表島って、こんなふうに言ったら悪いかもしれないけど、本当に何にもないところだ。道路脇には緑のジャングルと蒼い海が広がるだけである。
こんなところが日本にあるんだ〜って、なんだか変な感動を覚えてしまうくらい。
ジャングルの緑が、生き生きと輝いて見える。そりゃ、この太陽と充分な降水量があれば、植物の勢いも違ってくるのだろうな。

西表島の道路には、信号がない。走っている車も少ないので、必要ないのかもしれないね。
目に付くのは「ヤマネコ注意」の看板だ。この看板、ヤマネコが交通事故にあった場所には、必ず立てられるのだそうだ。最近では、道路の下に、ヤマネコ用トンネルを作ってあるので、交通事故にあうヤマネコはずいぶん少なくなったらしい。

まずは腹ごしらえ・・・と思ったけど、いわゆるレストランや食堂といったものが見つからない。
ようやく見つけた海沿いのレストランに入る。レストランっていうより、観光バス相手のお土産物屋兼食堂って感じのお店だった。

腹ごしらえもすんだので、まずは由布島(ゆぶじま)へ渡る水牛車を見に行こう。
由布島は、西表島から約400m離れており、遠浅の海を水牛車に揺られながら渡っていく。運転しているおじさんのご機嫌がよければ、三線を弾きながら沖縄民謡を唄ってくれる。


由布島は島全体が亜熱帯植物園になっていて、南国の花々と亜熱帯植物を見ることができる。



次に、サキシマスオウノキが群生しているところがあるというので、そこに向かう。
サキシマスオウノキはアオギリ科に属し、熱帯アジアから熱帯アフリカまで分布しており、日本では奄美大島が北限である。

熱帯雨林(ジャングル)では根元の所が板のように成長している木を見ることができる。 この部分を板根(ばんこん)と呼んでいる。
根が成長したもので巨大に成長した幹を支えるためのものと考えられている。

昔は、この根を使って、船の櫂を作っていたのだそうだ。
サキスマスオウの森は、生い茂る葉のおかげで、昼間でも薄暗い。鬱蒼としていて何だか不気味な様相だった。



さあ、沖縄の海を見に行こう!
星砂の浜は、多くの人で賑わっていた。透明度の高い海は、そりゃーきれいなもの。
ここは、海水浴はもちろん、初心者でもシュノーケルを楽しむことができるところである。
ちょっと岸から離れると、別世界が広がっているのだ。・・・といっても、泳げない私は、水辺で水遊びしかできないのが悔しい。
でも、浅瀬にも、青いきれいな熱帯魚が泳いでいるのよ♪ 沖まで行かなくても、ちょっと潜った気分になれるかも。




今日の宿は、西表アイランドホテル。
宿に着く前に、陽が落ち始めたので、ホテル近くの浜で夕陽を撮ってみた。
夕焼けがきれいなのは、空気が澄んでいるからかな。



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