2000年8月1日
今日はアラスカ鉄道でアンカレッジからデナリ国立公園に移動します。
アラスカ鉄道はスワードからフェアバンクスの756Kmを結ぶ北米最北の鉄道です。
しかし、今は殆どが貨物専用の列車ですが、夏のシーズンは観光客で混み合います。一般車両のあとには、天井がガラス張りになった展望車が連結されています。
アラスカ鉄道は、現代のスピード社会に反するようにゆっくりゆっくり進みます。車がどんどん列車を追い越していきます。車窓からは山々や峡谷などアラスカの大自然が楽しめます。また、ムースや白頭ワシ、ビーバーなど動物の姿を見ることもできます。動物を発見すると、列車はスピードをおとしたり時にはストップすることもあるのです。
そして、8時間後にデナリ公園駅に到着です。
デナリの宿はCrow's Nest。各部屋が独立した作りのコテージ風になっています。
8月といえど、部屋には暖房が入っていました。
部屋にはテレビも電話もなく、野趣あふれるアラスカのロッジといった感じです。部屋の前にはリスが遊びにきていました。
アラスカ鉄道のアンカレッジ駅です。
アメリカの国旗とアラスカの州旗が掲げられています。
フェアバンクス行きの列車は一日一便で、8時30分に出発します。