あざらしの赤ちゃんに会いに
カナダ マドレーヌ島とナイアガラ7日間
準備編
2001年12月初旬 あざらしの赤ちゃんに会いたい・・と思っていたが、カナダのマドレーヌ島についての知識が全くない。 どうやって飛行機を乗り継ぐのか、どんな日程になるのか、いくら位かかるのか・・・。 ガイドブックにも乗っていないし、インターネットでも殆ど情報を得ることができない。せいぜい旅行記を見つけるくらいだ。 そんな旅行記の中から、ツアーを催行している会社を見つけ出し、問い合わせてみる。ここの会社は昨年はあざらしとオーロラという実に魅力的なツアーを出していた。ツアーに参加するかは別として、日程や宿泊など参考になることは多いはずだ。 しかし・・・「今年はそのツアーは出ておりません。」というつれないお答えが帰ってくる。 結局ネット上で、ツアーを見つけられたのは1社だけだった。 問い合わせてみたが、対応の悪さにがっかりしてしまった。 |
2001年12月下旬 こうなったら旅行会社に手配をお願いしよう。そしてネットで見つけたカナダ専門の会社カナディアンネットワークに問い合わせをしてみる。 そこで下記のことがわかった。
ツアーではそれができないが、個人手配なら可能である。 上記の3の件は、ちょっと考えたが、一応スケジュールどおりに飛行機が飛べば、マドレーヌ島をでてその日のうちにイエローナイフに入れるのだ。限られた日程の中なので、ここで1日予備をとってイエローナイフで2泊するよりとりあえずイエローナイフに3泊の予約にしていて、飛行機がおくれたら仕方ない・・と考えよう。その後、ダンナの休みにあわせて、バンクーバーで1泊できることになった。 休暇をとる都合、カレンダーをにらめっこしながら出発日を決める。ホワイトコートの時期に合わせて3月5日出発が希望で見積もりを依頼する。 NWのマイレージがかなり貯まっているので、カナダまではNWのPEXのチケットを購入しビジネスクラスにアップグレードして行きたいと思っていたが、そうなると旅行代金が恐ろしく高くなる。 やっぱり全日程をエア・カナダで通して買うのが一番良いようだ。 ラッキーなことに、エア、ホテルとも希望の日程で押さえることができた。 |
2002月1月23日 いろいろな方からネットで情報を教えていただくことができるようになった。 初めての一人旅で、不安もいっぱいだったがちょっと安心するようになった。 しかし、悪い情報もあって、今年は氷の状況が悪いようだ。あざらしは氷の上で出産し、泳げるようになるまで赤ちゃんは氷の上で過ごす。その氷は大きくしっかりしたものでないと、人間は上に乗ることができない。 最悪の場合、ウォッチングツアーが全て中止ということにもなる。そうなったらマドレーヌ島まで行っても何もならないのだ。 例年より暖かいのは新潟だけではないらしい(笑) 天候のことはどうにもならないので、これからいい氷が張ってくれることを祈るだけである。 万が一の時を考えて、旅行会社にエアの発券をぎりぎりまで待ってもらうよう依頼する。 |
2002月1月29日 ダンナの旅行はキャンセルになった。転勤の話しが出たときから、3月の休暇は何とかとれるようにお願いしてくれていたけど、やっぱり無理のようだ。 でも「あんなに楽しみにしてたんだから1人で行っておいで。」という優しいダンナのお言葉・・・ その言葉にしっかり甘えて一人で行くことにする。しかし、オーロラはやっぱり2人で見たい。 だから、あざらしの後は、イエローナイフに寄らずにそのまま帰国することにした。ツアーじゃないとこういう変更がきくのでいいなぁ。 いずれにしても、マドレーヌ島からそのままは帰れないので、どこかで1泊と言うことになる。バンクーバーかトロントか・・・。 おっ、それならナイアガラがいいんじゃないの!夏には行ったことがあるけど、冬の凍った滝を見るのもいいかもしれない。 ただ、夕方到着で翌日は朝出発しなきゃならないから、滞在時間が短いのが残念だけど・・・。 でも、都会で買い物をして過ごすよりはいいんじゃないかな・・って思う。 |
2002月2月 ナイアガラのホテルの予約がとれた。今回はちょっと高くても、滝が見える部屋に泊まりたいと思う。 またトロント空港からホテルまでのナイアガラバスの予約もOKだ。夏には観光客でごったがえすナイアガラもこの時期には空いているようだ。ホテルの値段も思ったよりずっと安くすみそうだ。 |
2002月2月 何気なくエアカナダのタイムスケジュールを見ていた。マドレーヌ島からトロントへ入るときに、私はモントリオール乗換えにしていたが、ケベックで乗り換えるという手もあるようだ。モントリオール乗換えだと乗り換え時間が30分しかないのに比べ、ケベック乗換えだと1時間半もある。飛行機が少し遅れてもこちらの方が余裕があるではないか。おまけにトロント到着時間はケベック乗換えの方が、少し早いのである。 早速、カナディアンネットワークに相談する。 ケベック乗り換えの方が確かに余裕があるように見えるが、万一飛行機の遅れがあった場合、次のトロント便は17時までないのだそうだ。モントリオールートロント便は1時間に1本出ているので、飛行機が遅れたとしても、次の便にすぐに乗れるので、旅行会社としてはこちらをお勧めしたのだとういうことだ。 う〜ん・・どちらがいいのか・・。考えたのだが、最初から遅れを気にしてスケジュールを立てるより、なるべく効率のよい旅を私は選んだ。フライトがキャンセルもしくは遅れたときには、その時に考えよう。 ということで、少しでもトロントに早く着けるケベック乗換えに決めた。 発券間際の旅程変更、たびたびすみません。 |
2002月3月2日 航空券が宅急便で届いた。 また、成田空港までスーツケースを送ることにしていたので、今日荷物を出した いよいよ出発なのだと思うと、気持ちが高ぶってくる。 |
2002月3月5日 いよいよ出発の日だ。 今回は夜の便なので、朝それほどあわてなくてよいのが嬉しい。旅に出る前には、留守中、何があってもよいように、部屋の掃除だけはきちんとしていこうと思う。 そして、はるのすけを獣医さんに預けに行く。動物を飼っていると、旅行の時がかわいそうだが、仕方がない。 今日、火曜日は休診日なのだが、快く預かって下さった。先生に感謝である。 週末にはダンナが帰ってくるので、その時に迎えに行ってもらうことにした。 旅行に行く時はいつでも、お守りをバッグに入れていく。無事に行って来れますように、楽しい旅になりますようにとの願いを混めて・・・。 |