食の旅 福岡・壱岐 2泊3日




2006年11月26日 その1
8:30初のANA673便で羽田から福岡へ。
着いたらどこに行こうかいろいろ考えていたのに、福岡に着いたら雨模様。ありゃ〜っ
まずは、博多駅へ。空港から博多までは地下鉄で10分ほど。空港が市街の近くというのは本当に便利ね。

博多駅のコインロッカーに荷物を預け、行動開始。この頃には雨も小雨になっていたので、柳川まで行くことにしましょう。
西鉄の駅でお得なきっぷが売られているのを見つけました。
電車の往復割引と柳川の河下りと温泉の入場券がついて2980円。正規料金で行くよりずーっとお得でした。


天神(福岡)駅から、特急で約50分。柳川駅に到着です。
この頃にはすっかり雨も上がっていました。
まずは、柳川名物川下り。
改札を出たところに、送迎の車が来てくれていて、船着場まで送ってくれました。




柳川は水郷の町。もともと立花氏十二万石の城下町でした。
ここに築かれたお城は、何重もの掘割に囲まれた堅固なものでした。現在ではお城も火事によって消失し、石垣や堀が残るのみですが、町に縦横に張り巡らされた掘割はそのまま残っています。そしてその掘割をめぐる川下りが柳川随一の観光名所となっているのです。

松月乗船場から終点の沖の端(六騎)まで約4キロ、70分の船旅です。

どんこ船とよばれる船に乗り込み出発です。
船頭さん、竹竿1本で巧みに船を操りながら軽妙なトークで楽しませてくれます。
船の幅と同じくらいの、こんなに狭い水門跡も、難なく通過します。さすが〜。

                  

民家の間を流れる掘割をゆっくり下っていくと、日頃、時間に追われて生活しているのがうそのように、ゆったりとしたときの流れを感じることができるのです。

あちこちに見られる階段 
ここで洗い物をしてたそうです
北原白秋の歌碑 
柳川は北原白秋の出身地です
うなぎ供養碑 昔の米蔵の壁


この日は平日だったこともあり、朝は雨模様だったせいもあるのか、観光客の姿も少なかったです。
そのせいか、実にゆったりと川下りを楽しむことができました。
季節によっては、桜や花菖蒲が咲いて、また違った美しさが楽しめるようです。

そして、終点〜。

船を降りたら、昼食にしましょう。柳川といえば名物はうなぎ料理。このあたりには老舗と呼ばれるうなぎ屋さんが軒を並べています。
今日はそのうちの六騎に入ることにしました。
柳川の「うなぎめし」は、一般的なうな丼とはちょっと変わっています。せいろにご飯とうなぎをいれて蒸しあげてあるのです。
だから熱々、ほくほくでおいしかったです。
うなぎの蒸篭蒸し 上に乗っているのは錦糸玉子 うなぎの骨を揚げたもの ビールのおつまみに


ご飯を食べた後は、ぶらぶら歩きながら、かんぽの宿・柳川へ向かいます。
お得きっぷには、この入浴料も含まれているのです。
ここの展望風呂からは、柳川の川下りの様子が見え、なんとも風情があるんですよ。

アルカリ泉のお湯は、気持ちよくてお肌もすべすべになります。
だけど、ここは観光客の施設と言うより、地元のおじいちゃん・おばあちゃんの人気スポットみたい。
この日に、入浴していたのもそのような方々ばかりだったような気がします。


お風呂を楽しんだ後は、御花にいってみましょう。
御花は、柳川城主立花家の別邸です。
国の指定名勝「松濤園」、「西洋館」「史料館」が公開されており、またホテル・レストランとして使われています。



これで、柳川観光は終了。
福岡にもどりましょう
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