憧れのハワイいちおう8日間


2002年夏
いろいろなサイトでも、友人達の間でも、夏休みの予定が話題になっていると言うのに、我が家には何の予定もない。
「どっか行こうよ〜」と私が誘っても、ダンナは「仕事が忙しくて・・。休み返上で仕事しなきゃだと思う。」と何とも淋しいお返事。
今年の夏はあきらめかけていた時に、友人から電話があった。

「ハワイ行かない〜?宿泊費タダだよ〜」と、すんごく魅力的なお誘い。
友人のMちゃんは毎年、親戚が持っているハワイの別荘で夏を過ごす。それに便乗しないかというお誘いだ。
前から誘いたかったのだけど、私が仕事していた頃は時間的に無理だろうと思っていたし、新潟に引っ越しちゃったので今まで誘えなかったと言うのだ。今だったら仕事もしていないし、東京にいるから・・ということで電話をくれた。
何の予定もなかった私にとっては、まさしく天の声!
「でもさ、ホテルじゃないから、お掃除もしなきゃだし、ごはんも作らなきゃなんだけど、それでもいい?」とMちゃん。
えーえー、そりゃあ〜た!掃除でも飯炊きでもさせていただきますわよ〜。

実は私はハワイに行ったことがない。何となく行きそびれていた場所なのである。新婚旅行はハワイ♪なんて、ずっと思っていたのだけど、これもダンナの反対にあってしまい、実現せず。ま、いつでもいけるでしょなんて思っていたけど、結局行けていない場所なのである。
ワイキキは海もきれいなわけではないし、何より日本人でごった返している。それでも「ハワイはいいよ〜。」と言う人は多いし、実際リピーターも多い。何がそんなに魅力的なところなのだろう。私も、一度は行ってみたい場所なのだ。

帰ってきたダンナに話したところ、快くとはいえないが、渋々了承してくれた。今回も彼はお留守番。ううっ、ごめんよ〜。
持つべきものは、リッチな友人と、理解のあるダンナだ!

翌日、早速チケットを手配する。
今回はNWを使うことにした。今はシルバーエリート会員なので、サービスマイルがつくうえ、座席の指定ができるからだ。
どうせ来年はエリート会員にはなれないんだから、今のうちに恩恵に預かっておこうという魂胆。
しかし、この時期なので、飛行機は殆ど満席状態。とりあえず行きのチケットは確保できたが、帰りの分が希望の日にちで取れない。とりあえず取れる日にちで押さえることにする。
Mちゃんは、8月下旬まで滞在するそうで、「好きなだけいてもいいのよ〜。どーせ飛行機代かけてくるんだから、なるべくゆっくりしていけばいいジャン。」という嬉しいお言葉。チケットも変更可能なものなので、もしかしたら帰りの日にちが変わってくるかもしれないゾ。いひひひ・・
なので、今回の旅は「憧れのハワイ いちおう8日間」


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