深大寺 蕎麦散歩 花巡り


2002年 春 私たちは東京都調布市に引っ越してきました。
調布といえば蕎麦で有名な深大寺が有名です。そこで、深大寺周辺をちょこっとご紹介!

深大寺は、東京では浅草寺についで古い歴史を持つ寺です。天平5年(733年)創建。当時は法相宗だったのが、貞観年間(859〜877)に天台宗に改宗されました。その後、鎌倉時代には源氏の祈願所として栄えた寺でもあります。本尊は、恵心僧都作の阿弥陀如来像であり、寺宝の釈迦如来像は白鳳時代の古仏で国の重要文化財に指定されています。
また、 草葺き屋根の山門は桃山時代に造られたものといわれ、境内で最も古い建物となっています。

2002年9月現在、本堂は修復工事のため、覆いがかけられ、写真を撮ることができません。
また、写真がアップできるようになりましたらご紹介させていただきます。

園内の深大寺城跡は雑木林が茂る武蔵野らしい静かなところです。

門前町は多くのお蕎麦屋さんが並んでいます。ここは、もともときれいな湧き水が出ており、また武蔵野の土地では蕎麦が栽培されていたことから、参詣客に蕎麦を出す店ができてきたそうです。
今でも清水が湧いています
参道にはお蕎麦屋さんの他、お団子や手焼き煎餅、
おみやげ物を売るお店で賑わっています。

深大寺 蕎麦散歩
ここでは、私の私見でご紹介させて頂いています。味覚は各人で違いますので、私の意見を鵜呑みにせず、どうかご自分で確かめて下さいね。

元祖嶋田屋

元祖といわれるお蕎麦屋さんで、参道の中心、一番良い場所に店を構えています。玄関前の蕎麦喰い地蔵が目印です。
蕎麦はあまりコシがありません。それより気になったのは、つゆの甘さです。
おつまみに頼んだぜんまいの煮付けもかなり甘めのお味でした。
店内はかなり広く、たくさんの人が入れるのですが、注文してから蕎麦が出てくるまでの時間がかかりすぎ!50分近く待ったと思います。
いくら、早く出てくる蕎麦屋はまずいといっても、これはちょっと待たせすぎ?
ま、ゴールデンウィークに行ったからかもしれませんが・・・。
湧水庵

深大寺で一番最初に行ったのがこのお店。バスどおりに面した目立つ場所にあります。
理由は駐車場があったから(笑)30台は入る駐車場はやっぱり魅力的です。
駐車場に入れると、一回700円の駐車料金がかかっちゃいますからね。
ここのお蕎麦はとにかくコシが強い蕎麦です。コシが強い蕎麦がお好きな方にはいいかもしれませんが、私には少々強すぎ・・って感じでした。つるつるって食べるというより、しっかり噛まないと食べれない。そんな感じのお蕎麦でした。
外にも席があり、気候の良い頃には庭を眺めながら蕎麦を食べるのもいいかもしれません。
玉乃屋
深大寺の参道からは少し離れ、神代植物園の深大寺門のすぐ前にあるお店です。
緋毛氈のしかれた屋外の席と、屋内のテーブル席があります。
国産臼挽きそば粉の自家製手打ちそばは、とても細くコシがあって本当においしかったです。しかし、私にはつゆがしょっぱすぎるような気がします。そば全体につゆをつけてしまうと、かなりしょっぱくなってしまうので、ほんの少しだけつけて食べました。
この時、食べたのは二八そばでしたが、十割も食べれます。
また、季節の変わりそば(春:桜葉切り、桜えび切り 夏:梅切り)も楽しめます。
雀のお宿
深大寺の参道にあるお店です。竹薮があって風情はあるのですが、いかにも観光客相手といった感じは否めません。店の名前もそんな感じだし・・・。
というわけで、あまり期待をしないで行ったのですが、蕎麦はとてもおいしかったです。(天ざるを注文しました)
長くて細く、きめ細やかなそばはコシもあり、のどごしもよかったです。また、見た目は量が少ないなと思ったのですが、実際はかなり大目。食べきれるか不安になったくらいです。
深大寺ビールは、アンバー系の地ビールで、コクがあるけど飲みやすい。こちらもオススメです。

深大寺付近にはまだまだたくさんのお蕎麦屋さんがあります。
これからも、ここからのお蕎麦レポートを続けていきたいと思っております。(不定期になりますが)

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