深大寺 蕎麦散歩 花巡り


深大寺のすぐそばに「東京都立神代植物公園」があります。
石原東京都知事が東京の中で一番のオススメスポットと言っていらっしゃる場所です。でも、意外と知名度は低いんですよね。
私も通算するとかなりの間、東京で暮らしていますが、この場所は知りませんでした。

この公園はもともと、東京の街路樹などを育てるための苗圃でしたが、戦後、神代緑地として公開されたあと、昭和36年に名称も神代植物園と改め、都内唯一の植物公園として開園されたそうです。
 現在、約4,500種類、10万本・株の樹木が植えられています。園内はバラ園、ツツジ園、ウメ園、ハギ園をはじめ、植物の種類ごとに30ブロックに分けており、景色を眺めながら植物の知識を得ることができるようになっています。。昭和59年には大温室が完成し、珍しい熱帯の植物が集められ、冬も彩り鮮やかな花々を鑑賞できるようになりました。
いちばん有名なのはバラ園です。250種類を超えるバラがシンメトリックに設計された沈床式庭園に植えられています。花期は春と秋の2回。この時期には多くの人で賑わいます。
←バラ園から、大温室を臨む

また園内には、芝生広場があり、こちらではファミリーがお弁当を広げたり、子供たちが広い芝生で走り回っている姿が見られます。植物園というと、なんだか固いイメージなのですが、ここは家族連れでも、カップルでも、1人でもそれなりに楽しめるところだと思います。
武蔵野の面影が残る園内で、四季を通じて草木の姿や花の美しさを味わうことができるのです。

神代植物公園
所在地 東京都調布市深大寺元町 神代植物公園管理事務所TEL 0424-83-2300
交通  京王線つつじが丘、調布よりバス
    中央線吉祥寺、三鷹よりバス   「神代植物公園前」下車 いずれも15〜20分くらいです。
入場料 大人500円(65歳以上 250円)
    子供200円

神代植物公園に咲いていた夏の花です。
熱帯スイレン 普段は温室の中にあるのですが、夏は屋外に出されます
ルリトラノオ キョウチクトウ
ハス  隣接された水生植物園に咲いていました
ひまわり フヨウ

また、花だけでなく、雑木林も残されています。鬱蒼と茂る木立は、夏の暑さをも忘れさせてくれるほどです。
木陰で、猫さんもお昼寝中でした。

これからも四季折々の花をご紹介できたらいいなと思っております。

蕎麦散歩へ

Travel Top