ケニヤ撮影旅行18日間




2005年4月21日〜22日
羽田ー関空ードバイーナイロビと乗り継ぎ、飛行時間約18時間。正午少し前に、2度目のナイロビに降り立った。
長旅で疲れているはずだが、見知った顔のドライバーが手を振って迎えてくれるのを見ると、ああ、またケニヤにこれたんだって、疲れよりもうれしさのほうが勝ってしまう。

今日の宿泊はスィートウォーターテンテッデドハウス。ナイロビから200キロ、約4時間くらいのところで、ナイロビとサンブル国立公園との間にある。
ナイロビからサンブル国立保護区までは6時間くらいかかる長旅となるので、到着初日にはちょっときつい。なので、中間のスィートウォーターで一泊してから行きましょうということだ。
←途中でトイレ休憩で立ち寄ったお土産物屋さん。
いろいろな木彫りの人形が並んでいた。ひとつ買いたいと思うけど、荷物になることを考えるとなかなか買えず。
ここでもらったケニヤ産のバナナがものすごくおいしかった。
「日本でもバナナはあるか?」と聞かれたので、「日本でもバナナは買えるけど全部輸入されているものだよ。日本ではバナナは取れない」といったら、「それはかわいそうだな」といわれた(笑)

スィートウォーターは国立公園ではなくプライベートランチ。私営動物保護区なのだ。広さは9.7平方キロメートル。

敷地に入ると、早速ライオンの姿が見えた。まだ群れから離れたばかりの若い雄ライオンらしい。
たてがみも、毛並みもとても綺麗なライオンだ。
しかし、個人の土地にライオンが住んでるってすごくない?(笑)

こちらはキリンの赤ちゃん。
キリンは優しい顔をしているけど、やっぱりめちゃくちゃ大きくてかなり怖い!
だけど、赤ちゃんは小さくてかわいいのだ。
ここのキリンはロスチャイルドキリンという種類である。
ハイソックスをはいたような白い足が特徴。
背景に塀が見えるでしょ。このあたりはやっぱり私営ですよね。

ミニサファリを楽しみながら、ロッジにチェックインしたのは夕方だった。


スィートウォーターテンテッドキャンプの客室はこんな感じ。
一部屋ごとに独立したテントスタイルである。テントといっても、コテージに近い感じかな。
もちろん各テントにはシャワーもトイレもついており、かなり快適なのです。
ただ、周囲の外灯は少ないので、夜歩くときはかなり怖い。

ここは赤道直下にあり、敷地内には「EQUQTOR(赤道)」の表示もあった。

スィートウォーターの名物といえば、ナイトサファリ。
国立公園のサファリは、日の出から日没までという厳しいルールがあるのだけど、ここは私営地のため、そのルールは適用されないのだ。
夕食後、9:00過ぎにナイトサファリに出発〜♪
もともと野生動物は夜行性のものが多く、夜のほうが活発に行動するのだ。昼間とはまた別の表情を見ることが出来るらしい。
といっても、外灯などはなく、明かりは車のヘッドライトだけだ。動物が見つかると、ドライバーが大きなトーチライトを当ててくれる。
ライオンのハンティングもほとんどが夜なんだそうで、この日もインパラを追っている姿を見ることができた。(急に照明をあてたりするとハンティングをやめてしまうこともあるので、ハンティング中は照明は当てないのです)
こんな感じです。夜だからフラッシュ使ってもブレブレですけど。つーか、フラッシュの光が届くような距離でもないんですよね

暗闇の中っていうのは、ワクワクどきどきしますね。暗い中で、動物の目だけがキラリと光る光景なんて、そんなに見ることができるもんじゃありません。
ま、暗いので写真は撮れないけどね。

あ、ナイトサファリ、結構つらいッす。
ここの夜はすごーく寒いんですよ。
ここは赤道直下っていってもかなりの高地にあるため、朝晩はかなり冷えるのだ。車には毛布も積まれているくらい。
おまけに、時差で猛烈に眠くなってきた。ケニヤと日本の時差は6時間。ケニヤの夜9時は、日本では夜中の3時頃になる。
到着当日だから、そりゃーまだ体は日本時間ですよね。当然、眠くもなるさ。
そんなわけで、眠気と寒さと戦いながらのナイトサファリはかなり過酷なのでした。

約2時間のサファリを終えた後は、湯たんぽであたためられたベッドで、即効就寝。


● ひとくちメモ
キンチョールやガスタイプの虫除けスプレーを持ってくるのはやめましょう。
これらがスーツケースに入っていたため、ドバイでトランクが下ろされてしまった人が数人いました。ケニヤに彼らのトランクが到着したのは3日後でした。

ナイトサファリは昼間のサファリとはまた別の表情を見ることができます。
ただ、夜はものすごーく寒いので、暖かい服装で参加されることをお勧めします。
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