ケニヤ撮影旅行18日間




2005年4月23日


朝は、ロッジの前の水場で撮影。
ここの水場は多くの動物が水を飲みに来るというのだけど、この日の朝は水鳥が数羽いただけ・・残念。
どうせなら、ライオンの水のみ風景がみたかったんだけどな。



ロッジのレストランはこんな感じ
朝ごはんはバイキングスタイル
明るい日差しが差し込む大きな窓からは水場が見え、運がよければ動物の姿も見えるのだ
窓のすぐそばまでいろいろな鳥が、餌をねだりに近づいてくる

スィートウォーターには、親を密猟者によって殺され、人間に保護されたモラニというサイがいる。
とても人に慣れていて、ゴキゲンがよければ彼に餌をあげたり、体に触ったりすることができる。
私も、実際に触ってみた。皮膚は硬くてゴツゴツ。でも、そんな硬い体からしっかりと体のぬくもりが伝わってきて、なんだか感動!
とても大きくて、私の背丈とそんなに変わらないくらいだった。

だけど、やっぱりサイも猛獣だから、いつもこうして銃をもったレンジャーが付き添っている。
ちなみに、モラニはクロサイ。サイにはシロサイとクロサイの2種類がいるんだけど、色で見分けるのではないのです。
口が尖ってるのがクロサイで、平らなのがシロサイなのです。



こちらは、イボイノシシのキャロラインちゃん。(笑)
ものすごく人なつこくて、犬みたいにどこでもついてくる。
特に、私は気に入られたようで、足にスリスリ・・。
しゃがんで、おいでおいでなんてしようものなら、鼻息荒く「遊んでー」と突進してくるの
かわいいんだけどね・・・ノミがつきそうでちょっと心配なんだよなー
スィートウォーターには、チンパンジー孤児院が併設されている。
親を亡くしたり、密猟者に捕まったチンパンジーなどが世界中から集められ、ここで保護されている。だけど、ケニヤにはチンパンジーは生息していない。

さて、ここで一通り見学した後は、サンブル国立保護区に向けて出発だ。
スィートウォーターからサンブルまでは2時間ちょっとくらい。

●サンブル&バッファロースプリングス国立保護区
ケニア山北方に広がるそれほど広くはない動物保護区で、サンブルとバッファロースプリングスの2つの保護区が隣接している。
他のサバンナと比べると低灌木やアカシアが多く、広々した草原的なイメージではない。しかし、エワソ・ンギロ川の豊かな流れによって緑豊かな土地となっている。
また、グレービーシマウマやアミメキリンなど、珍しい動物が見られることでも人気である。


グレービーゼブラ
細かい縞模様が特徴
オリックス
鹿のように見えるけど、牛の仲間です

今日はとてもたくさんの鳥の姿を見ることができました。
サンブルはケニヤの国立公園の中でも、鳥の種類が多いので有名なところです。

● ひとくちメモ
サンブル国立公園は、標高1000mくらいで、他の国立公園と比べると低地にあるため年間を通して気温が高めです。
また、蚊も多くなりますので、マラリア対策の蚊取り線香&虫除けは必須アイテムです。
高地は蚊がほとんどいないので、それほど神経質になることもないのですが、ここは長袖・長ズボンを心がけていました。
ホテルの毛布でダニに刺された人がいるので、寝る前に寝具にダニよけスプレーを噴霧しておくとよいでしょう。

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