ケニヤ撮影旅行18日間




2005年4月24日


サンブル国立公園の朝焼けです。
アフリカの太陽ってものすごい存在感!
空が一面が、本当に真っ赤に焼ける様は圧巻だ。



アフリカゾウは、アンボセリ国立公園が有名だけど、ここサンブルにもゾウは多い。
朝になると、ねぐらの森から川に向かって歩いてくるゾウの群れをたくさんみることができる。
アンボセリのゾウは灰色だけど、サンブルのゾウは赤茶色をしているのが特徴だ。これは、サンブルの土が赤土なので、その土の色がついているからなんだって。
仔象のまわりは、いつも親が取り囲んでガードしている。



川に行くと、ゾウが水を飲んだり、水浴びしたり、泥浴びしているのを見ることができる。
だいたい朝のうちに水場に来て、その後は草を求めて森の方へ入っていくのだそうだ。

この川は、動物たちの大切な水場なので、ゾウだけでなく、シマウマやキリンが水を飲んでいたりもする。


どこまでも続く蒼い空に、白い雲が浮かんでいる。水をたたえた豊かな大地に遊ぶゾウの姿。
もし、地上の楽園というのが実在するならば、きっとここがそうなのだろうと思ってしまった。

ゲームドライブ(サファリ)には、早朝、朝日が昇ると同時に出発するのだけど、それはその時間帯が一番動物の動きが活発だからである。
少し遅い時間になると、動物達はお休みタイムとなるのだ。

←こちらのワニは、ひなたでお休み中。
日向ぼっこかな?

          → ウォーターバックのファミリーも、木陰でお休み中。


これはディクディクという名の動物。
大きな眼と耳がかわいらしいでしょ。見た目はまさしくシカ。大きさも仔ジカくらい。
だけど、これでもウシの仲間というから、ビックリ!!
メスが驚いた時に出す鳴き声が「ディクディク」と聞こえることから、この名前がついたといわれている
角はオスだけ(写真はメスですね)
とても臆病な動物で、みつけてもすぐに草むらに逃げ込んでしまう。
いつでも、必ずオス、メスのカップルで行動している。仲いいんですねー。

今回のケニヤでは、どうしても逢いたい動物がいた。それは、レオパード(ヒョウ)である。
他の国立公園でもヒョウは生息しているけど、絶対的な個体数が少ないためなかなかお目にかかることができない動物だ。
ここ、サンブルは、ケニヤの国立公園や保護区の中で、もっともヒョウに出会える確率が高いと言われているのだ。
そのとおり、この日も木の上で昼寝中のヒョウの姿をみることができた。うわーっ、ヒョウだよ〜♪
やっぱりヒョウは人気だから、木の下にはサファリカーがたーーくさん。
ヒョウそのものを探すより、サファリカーが集まっている場所を探したほうが楽かもねーなんて思っちゃう。

現地の人は、皆 ヒョウのことをvery shyと言う。恥ずかしがりやという意味だが、それよりも警戒心が強いのだと思う。
昼間は、高い木の上の葉がたくさん生い茂った枝に横たわり、なるべく姿が分からないように体を休めていることが多い。
なので、ヒョウを見るには木の上を探せと言われる。狩りをした後も、獲物を木の上に運んで食べることが多い。
そんなに力があるんだから、もっと大きい動物かと思ったんだけど、思っていたより小柄でちょっと驚いた。

木の上のヒョウは全然起きる気配なし。
よく、車が来ると、木から降りて姿を隠すっていわれるけど、このヒョウに関しては全然あてはまらず。


夕方、ロッジに帰る途中に別なヒョウに遭遇。周りには他の車ナシ。
ヒョウは、ゆっくり道を歩いてきて・・・・
そして、私達のサファリカーのすぐ脇を通っていった。かなり興奮気味のワタシでした。 (^^;)
ヒョウの毛皮って本当にキレイ。
ヒョウとチーターって、今まで違いがわからなかったけど、こうやってみると全然違いますね。
模様も違うし、顔も全然違うのねー。

でもでも、逢いたかったヒョウを堪能できてすっごく満足の一日だったなあ。


今日の夕焼け
本当は、動物がいれば一番いいけど、そうはうまくいかないよね。
木の枝の先についている丸いものは、ハタオドリの巣です。

● ひとくちメモ
サンブル国立保護区のロッジでは、ヒョウに餌付けをしているところがいくつかあります。
そういうところでは、夕方から夜にかけてヒョウの姿を見ることができるそうです。昼間見えなくても、そういうところならその姿が見えるかも!

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