ケニヤ撮影旅行18日間
2005年5月5日、6日 |
||
5月5日 朝のサファリは1時間だけ。 朝食をロッジでとった後、ナイロビ経由でナクル湖国立公園に向かいます。 残念ながら、この日は大雨でのため、ナクル湖での午後からのサファリはお休みでした。 |
||
5月6日 朝には雨もあがりました。 去年は、ここですばらしい光景(朝日とフラミンゴ)に出会えたので、期待に胸を膨らませてサファリに出発です。 だけど、残念ながら朝焼けはいまひとつ。 空はほんのりピンク色にはなるんですが、赤くは焼けてくれませんでした。 朝日の中で、草を食むサイの群れです。 |
||
ナクル湖半に行ってみて、本当にびっくりしました。なぜって、フラミンゴの数が少ないから・・。 昨年は、それこそ湖がピンク色に染まったのかと思うくらいに多くのフラミンゴがいたのに、今年はずーっと少ない。 実は、ナクル湖国立公園のすぐそばまで開発がすすんでいて、公園のゲート前には大きな道路ができ、土地は開墾されて住宅地に変わっているんです。 自然が破壊され、人間の手がどんどん入ってきているんですね。 そうなると、そこに住む動物達はどんどん少なくなってくる。 国立公園内が動物の保護区で、その中の自然は保たれたとしても、その周りの開発が進んでくると、車の騒音や大気汚染、生活排水などの問題が出てきます。 そうなると、動物の生態系には何らかの変化は現れてくるでしょうね。 もしかしたら、ここのフラミンゴたちも何年か後には、姿が見えなくなるのかもしれません。 ケニアはまだまだ開発途上の国。この国の人が豊かで快適な生活を望むのはよくわかります。 人間が豊かな暮らしをしていくには、もちろん開発は必要だし、ナチュラリズムだけでは生きていけないのはわかります。 だからといって、自然破壊は仕方ないとは言えませんよね。共存というのは難しいことなのでしょうか? |
||
ナクル湖は、シロサイの保護区です。 マサイマラでも、ほとんど見ることができないシロサイですが、ここではけっこうな確率で見ることができます。 シロサイといっても、色が白いわけではありません。 クロサイと同じような色なので、色では見分けがつかないんです。 どこが違うかというと、それは口のかたち クロサイは口の形がとがっているのに対し、 シロサイは口元が広くて、幅が広いのです。 |
||
これで、18日間のケニアの旅も終了です。 ケニアは2度目ですが、それでも毎日が刺激的でとても楽しい毎日でした。 おつきあいいただいてありがとうございました。 |
||
Back Kenya Top Travel Top |