極楽バンコク5日間


バンコクいろいろ
バンコクを訪れて、気づいたことなど綴ってみました。

■ バンコクの歩き方
バンコクは人口800万人という大都会。人も車もバイクも多く行き交っています。
しかし、歩行者にはあまりやさしくないところかもしれません。というのは、
歩行者用の信号や横断歩道が極端に少ないのです
もちろん大きな交差点には、信号も横断歩道もあるにはあるのです。しかし、道路を渡ろうとして、横断歩道を探そうとすると、それは何百メートルも離れていたりするのです。
さて、どうするのか。地元の人は、様子をみながら車がびゅんびゅん走る道路を横切っていきます。車が信号で止まったりすると、それこそ道路の両側から大勢の人がぞろぞろとわたり始めます。片側3車線あるような大きな道路でもお構いなし。慣れない旅行者は最初はとても怖くて渡れません。地元の方の後をくっついて渡るのが一番です。私たちも、ガイドのお姉さんにくっついて何度か横断しましたが、かなり怖いです。(笑)
少しの隙間から、バイクが突進してきたりすることもあるので、左右の確認は必須です。
渡っている途中で信号が変わっちゃうと、車は歩行者にお構いなく動き出します。そしたら、道路の真ん中でしばし足止めってこともあるのでご注意ください。

■ 乗り物あれこれ

バンコクの街歩きには、バス、BTSスカイトレイン(モノレール)、タクシー、トゥクトゥクが利用できます。
●バス
路線が入り組んでいる上に、アナウンスなどもないので、旅行者にはあまりお勧めできないと言われました。
●BTS スカイトレイン
バンコク市内を走るモノレールです。繁華街はだいたい網羅しているのでとても使い勝手がよいです。
東西(スクンビット線)、南北(シーロム線)に1路線づつで、乗り換え(サイアム駅)は旅行者にも非常にわかりやすく、観光の移動手段としては快適な乗り物です。
料金はゾーン制。券売機で目的位置のゾーン番号を押して切符を買います。改札は日本の自動改札と同じ。改札を通した切符が出てきたら、すぐに改札機を通過しないと閉じられちゃいますので、その点だけ注意すること。社内は冷房がきいていて快適です。ホテルを選ぶときも、BTSの駅のそばなら行動しやすいと思います。
●タクシー
バンコクでの、観光客の一番トラブルが多いのがタクシーだそうです。私たちは、一度も利用することがなかったんですけどね。
流しのタクシーも多いですし、ホテルやショッピングセンター前にも必ず止まっていますので、タクシーをつかまえることは簡単です。
初乗りは35バーツ。ただ、メーターをわざと倒さないで、法外な値段をふっかけるドライバーもいるそうですし、行き先を告げると「そこは今日休みだから、別なところに案内してやる」と、みやげ物屋に連れて行ったりするドライバーもかなり多いようです。
ガイドさんには「ホテルの前のタクシーは危ない。ホテルから乗るのは観光客だってわかっているから。流しのタクシーを捕まえたほうが安心よ。」って言われましたが、ガイドブックには「流しのタクシーは危険」って書いてあったし・・(汗)
いずれにしても、利用する場合はきちんとメーターを確認して乗ることが大切ですね。
●トゥクトゥク
3輪車のタクシー。タイならではの乗り物ですね。一度乗ってみたかったんですが、機会がありませんでした。
これにはメーターがなく、料金は事前に交渉だそうです。ただ、外国人観光客相手には割高になるらしいです。
ただ、バンコクの街は車の量が多く、ものすごい排気ガス。吹きさらしの車体なので、この排気ガスをもろに浴びながら走るのはちょっとなーって感じでした。
●象
バンコク市内では歩いていません。(笑)
アユタヤのエレファントキャンプで乗りましたが、やはり乗り心地はあまりよくありませんでした。
王宮では、王様用の象乗り場がありました。王様の乗られる象は、白い象。全身が白ではないのですが、体のどこかに白い部分がある象にお乗りになるのだそうです。

■ バンコク タバコ事情
バンコクの街って、排気ガスはすごいし、埃っぽいし、野犬のウ○コなんかもあちこちに落ちていたりして、少しもクリーンな感じがしないのですが、タバコに対しては厳しいようです。
タバコの灰を捨てるのは大丈夫ですが、吸殻をポイ捨てすると、2000バーツの罰金が課せられます。喫煙する方は、携帯灰皿をお忘れなく。
また、レストランでは全面禁煙です。日本って、まだまだタバコに対する規制は甘いなぁと改めて感じてしまいました。


■ バンコクのエステ
バンコクには実に多くのスパ、エステがあります。日本から比べると、格安な料金で楽しめるので嬉しいですよね。
私たちはこちらのサイトでエステ情報をゲットし、日本から予約しました。
Avenue Thailand
 http://www.avenu.net/th/
エステだけでなくバンコクのレストランやホテルなどあらゆる情報が満載のサイトです。
ガイドブックには乗っていないようないろいろなエステリポートが紹介され、メニューや料金もチェックできますし、このサイトから予約もできます。(支払いは現地でOK)
比べてみると、値段も高いところから安いところまでいろいろなんですよね。(やっぱりホテルの中は高いです)
どうしてもいきたいところがあるなら、早めに予約を入れてしまったほうがまちがいありません。特に複数人数で行くときは、みんな一緒に予約がとれないことが多いんですね。せっかくの旅行だもの。効率よく行動するには、早めに予約を入れちゃいましょう。
施術後には、チップも忘れずにね。

 バンコク食べもの事情
今回の旅での食事はどれもはずれがなし。食べ物に関して言えば、100%満足できるものでした。
タイ料理=激辛ってイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが、辛くないものもたくさんありますので、辛いものがダメな方でも大丈夫だと思います。
タイでは、ごはんの上におかずを乗せて食べるのが一般的。ぱさぱさしててそのままでは食べにくいタイ米でも、こうするととてもおいしく食べられます。
香菜(パクチー)は、多く使われていますが、苦手な方は「パクチーは嫌いなので、入れないでください」と言えば抜いてもらえます。
ちょっとびっくりしたのは、市販の飲み物がとても甘いこと。
缶コーヒーなんて、日本ではお目にかかれないような甘さでした。緑茶にも砂糖が入っているのはオドロキでしたね。暑い国だと、甘いものが欲しくなるのかしら・・。

バンコクでは、街の中でもあちこちに屋台を見ることができます。それはおいしそうなのですが、どうしてもチャレンジしてみる気にはなりませんでした。
大抵が、通りに面したところに店を開いているので、排気ガスをモロに浴びてるんだもん。あれを見ちゃうとちょっとなーって感じでしたね。

タイはフルーツがおいしいです。日本ではあまり口にすることのできない南国のフルーツが安く売られています。
特に、ドリアンの切り売りは、「ドリアン食べてみたい」という方にはうってつけかも。1個買うのは多すぎるけど、切ってパック詰めされているものなら手軽に買えますよね。市場やスーパーなどどこでも見かけました。私は、あの匂いだけでダメでしたけど。


■ バンコクでの両替・買い物

今回は成田空港で時間があったので、バーツに替えて行きました。これが一番レートが良かったです。
街中にも銀行がやっている両替所があるのですが、どこでもレートは悪かったです。ホテルの中がまずまず良かったみたい。

バンコクの大きなデパートや免税店では日本円も使えるのですが、やはりレートは良くありません。
できるならバーツで買い物するか、クレジットカードを使うのが良いでしょう。

■ 野犬に注意
昼間は大抵こうして寝てます
日本で野良犬って、まずお目にかからないですよね。
タイだとウジャウジャいるんですよ!中には首輪をしているものもいるので、放し飼いなのかしら・・。あんなに車が多いバンコクでも、上手に道路を渡ったりして、なかなか逞しいです。(笑)
昼間に見るかぎりでは、だいたいの犬は、ぐてーっと寝ています。人がそばを通ってもまるっきり無視してますので、そう怖いことはなかったんですけどね。
ただ、群れになるとかなり凶暴になったりするらしいですので、ご注意ください。また、狂犬病をもった犬もいるそうですので、触ったり、近づいたりしないようにと言われました。


■ すごいぞ!パンダバス

出発前の成田空港JCBカウンターでもらったパンダバスのパンフレット。
パンダバスってアジア各地に支店を持つランドオペレーターで、いろいろな現地ツアーを主催している旅行会社です。
オプショナルツアーも安いのですが、注目したいのは各種クーポン券。
パンダを通じて予約するだけで、レストランやエステ料金がぐぐーんと安くなっちゃうのです。
驚くのは、タイ名物ニューハーフショー。通常、お店に行ってショーを見ると800バーツなのですが、パンダで予約すると何と390バーツで見れちゃうの。これってすごくない?(私たちは食べすぎでとてもショーに行く元気はなかったんですが)
上手に利用すれば、お得にバンコクを楽しめそうですよね。

■ タイ トイレ事情
タイの伝統的なトイレは、しゃがむスタイルだそうですが、どこでも洋式スタイルのトイレでした。
中国みたいにひゃ〜ってのはないんだけどねぇ。
ホテルや大型デパートなどは、普通の洋式トイレです。しかし、バンコク市内でもちょっと古い建物などは水洗のレバーがなかったりします。
どうするのかといいますと、便器の脇にハンドシャワー型のジェットノズルがついていて、それで便器に向かって水を流すのです。
使用後のトイレットペーパーは備え付けのかごに捨てます。このジェットノズル、水が勢いよくでるものはまだいいんですが、チョロチョロだったりするものもあるんですよ。大の方は、流れていくんだろうか・・・と考えるとちょっとする気になれません。(笑)
便器脇の水かめ

水上マーケットで使ったトイレは、ジェットノズルさえもなく、水かめが備えられていました。

その中の手桶で、ざばーんと水を便器に流します。ま、水の勢いだけでいえば、こちらのほうが強いので、流すのは簡単かも(笑)
ジェットノズルにしても、手桶にしても、注意して流さないと、周囲に水を撒き散らしてしまうので、狙いを定めて流しましょう。
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