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さて、今回はドッキドキの本塗装に入っていきます。 今まで灰色だったり、白一色だったりしましたが いよいよサボイアが一気に形になってくるはずです。 楽しみですね。 |
使用する色は「イタリアンレッド」 フェラーリのような鮮やかな赤です。 広い面積の部品はスプレー、小さいものは筆塗りでいきます。 |
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艇体と主翼部分をスプレーで塗装。 厚塗りにならないようにサッ、サッ、と薄く何度も 吹いていくのが吉。 |
フロート、方向舵、そしてエンジンは筆塗りで塗装。 結構厚塗りにしないと下地の白が透けてしまうようです。 |
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スプレー塗装後の艇体と主翼。 もちろん主翼はひっくり返して裏側も塗ります。 |
あれれ。水平尾翼に細かいツブツブが・・・ どうも下地の白を塗った時に細かい気泡が出ていたようですな。 ここはペーパーで修正し、再塗装しましょう。 |
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エンジンを塗り分け。 ラジエーターはシルバー、スリットはつや消し黒です。 スリット部分の塗装は、はみ出し覚悟で塗っていき その後レッドではみ出し部分を修正しました。 |
排気管は黒鉄色で塗装。 |
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排気管を取り付けて、エンジンの本塗装完了! 我ながらなかなかいい出来かも。などとほくそ笑む。 ちなみにプロペラは最終組み立ての時に付けます。 |
プロペラはこんな感じ。 |
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ここで新兵器投入。 モデラー少年の憧れ、ピンバイスです。 小学生の時にやけにこれに憧れてました。 ガンダムのプラモデルのリベット部分をピンバイスで表現、 なんてのを本で読んで「かっちょええ〜」と。 でもピンバイスはガンプラよりも高い。 当時の小学生にとっては高級工具だったわけです。 その憧れが20数年ぶりに今ここに・・・ |
そんなピンバイスでどうしてもやってみたかった小ワザ・・ |
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排気口を表現! これはスカパーで「プラモつくろう」という番組を見てたら 出てたワザです。 これをみて「かっちょええ〜」と。 頭の中は小学生のときとあまり変わってないみたいですね(笑) 0.8ミリのドリルで穴をあけてみましたが、ちと小さいかな? 排気管がやけに肉厚に見える。 1.0ミリくらいがいいのかも。あとで広げとこう。 |
フロートの塗り分け。 フロート下部は木材にニス塗りという設定。 これをデザートイエローで表現。 はみ出しまくって、何度もレタッチを繰り返してます。 右側のフロートのステー部分はヤスリがけの時に折ってしまって 瞬間接着剤でくっ付けといたんだけど、塗装の時にまたポロッと 取れてしまいました。 ここは最終組み立ての時にくっ付けます。 |
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同じように艇体下部をデザートイエローで塗装。 こっちも筆塗り。 |
コレは何かと申しますと、燃料ポンプ。 ちょうど操縦席の左側に付いています。 上は米粒。 燃料ポンプはプロペラで風を受けて動く仕組みになってるようで、 米粒よりも小さいプロペラの塗り分けを強いられました。 人間国宝ばりのテクニック。 |
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艇体の先端の銃口周りと、操縦席周囲をつや消し黒で塗り分け。 これで艇体の本塗装も完了! モールドへの墨入れをどうしようか迷ったけど、このままでも いいかなと。 |
主翼下面の緑と白のラインはデカールで表現します。 ファインモールドのデカールはとにかく薄く、破れやすいことで 有名なのだとか。 |
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恐れていたことが起きました。 垂直尾翼のデカールを貼った際、方向舵の部分のデカールが ぶっちゃけてクチャクチャになっちゃいました。 |
破れた部分を塗装でカバー。 他の方のサボイア製作記を見ると、ココの部分で手こずるケースが 多いようです。 いっそ全部塗装で表現した方がいいのかも。 |
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最終的に垂直尾翼はこんな感じで。 グリーンの部分が若干はみ出てるんだけど、カッターなんかで 修正した日にゃ、さらに事態が悪化しそうだったので妥協。 |
細かい作業はまだ続く。 コレは単眼鏡ってやつ。 機銃の照準に使用するものです。 本体はつや消し黒、レンズ部分はシルバーで表現。 じつは一回ポッキリと折ってしまってます。 |
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単眼鏡と風防を取り付け。 |
操縦席周りはこんな感じになりました。 |
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付属のスタンドも組み立てて、全体を黒鉄色で塗装。 |
パーツを仮組して、スタンドにのっけてみました。 おお〜!それっぽくなりましたねぇ。 これで完成でもいいんでないの? |
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さて、ココからまた運命の分かれ道。 このままの状態で完成させるか、わざと汚しを入れてリアリティを出すか。 自分は新品同様のピカピカの状態が好きなので、とくに汚しは入れずに このままクリアーを吹いて仕上げ、最終組み立てに行こうと思います。 なお、「紅の豚」の監督と同じ名字の人から 「カーチスに撃墜された状態を表現してほしい」 とリクエストされましたが、あっさり却下であります。 ではまた┌|∵|┘ |