その7 最終組み立て



さて、本塗装も済んでいよいよ最終段階です。
クリアーを吹き、そして組み立てて完成です。

今までの苦労がすっとぶ瞬間でもあります。


塗装面とデカール保護のため、全体にクリアーを吹きます。
使用するのはMR.HOBBYのトップコート。
水性なのでデカールの上から吹いても安心。


クリアー処理後の艇体。
もともと艶のある塗装のせいか、あまり変わりなし・・


吹いたクリアーの表面は若干ザラザラしているので、
極細のコンパウンドで磨きます。

あまり強く磨くとあっという間にクリアー層を
剥いでしまうので注意。


コンパウンド研磨の済んだパーツたち。
まぁ満足のいくツヤが出たかと思います。
上手な人になると、顔が映るくらいテッカテカに
できるそうだけど、さすがにそこまではね。

さぁ!on楽しみの最終組み立てだ!


主翼にフロートを取り付けます。
ペーパーがけの時に折ってしまった支柱を先に接着。


フロートの付いた主翼。
良い感じですね。
でもここでもうひと仕事。


フロート補強用のワイヤーを再現。

0.36ミリの超極細ワイヤーを使用しました。
これがあるだけでリアル感5割増ってもんです。


てなわけで主翼はこんな感じに完成。
うん、いいですねぇ。


エンジンにプロペラを装着。
接着はせずに、ポリキャップに押し込んであるので
角度は好きなように変えられます。

ちなみにここに携帯電話のバイブレーター用の
極小モーターを仕込んでプロペラが回るように
加工をする人もいるのだとか。
クレイジーだ・・


さて、最終組み立て、カッチョよく言えば
ファイナル・アッセンブリーの工程に入っていきましょう。

まずは艇体と主翼をドッキング。


エンジンのステー部分が塗料で厚ぼったくなってるので
接着部分を削ります。


エンジンを装着して・・・・

できた!

ついに完成!


う〜ん、いつまでも眺めていたい。
よ〜く見るとアラがあるけど、10数年ぶりに作ったプラモデルにしては
我ながら良く出来たなと。
自己「大」満足です。

しばらく忘れてたモノ作りの楽しさを思い出すことができました。

完成品ギャラリーはこちら


さてさて、こんな小さいモデルなので当然ながら接着剤も塗料も
大量に余ってしまったわけで・・


そのうえ、この製作記を読んだI氏からなんと!
エアブラシを頂いてしまいました!
おまけに塗料皿もどっさり。これは有り難や。
こりゃあますますここで終わらすわけにはいかんな。

・・・ということで


サボイア後期型を注文!

「紅の豚」劇中でサボイアは一度撃墜されて修理されますが、
その修理後のモデルも後期型として発売されています。
ちなみにネット通販で購入しました。

これでしばらくまた夢を見れます。


完成品をクリアケースでディスプレー。
これから作製する後期型と並べて飾れるように
あらかじめスペースをとっときました。
はやく2機並べて飾りたいとこですね。

ではまた┌|∵|┘