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SUPER EDITION

◆詳細版◆


FMぐんま (86.3MHz)
2006.10.04 〜 10.25 / Wed
20:00〜20:55


今井美樹プロデュース
「 SUPER EDITION 」

Personality:今井美樹



1日目:2006.10.04 Wed  2日目:2006.10.11 Wed

3日目:2006.10.18 Wed  4日目:2006.10.25 Wed





 

─ 1日目 ─ 「 BACK TO 今井美樹 」 2006.10.04 Wed

◆詳細版◆
◇要約版◇ TOP 1 2 3 4

(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 はじめまして 今井美樹です。今日からの「スーパーエディション」は わたくし今井美樹がお送りすることになりました。

 どんな話が飛び出るのか、自分でもすごく ふふ(笑)、ドキドキしながら楽しみにしています。たっくさんお話していこうと思っていま〜す♪ よろしくお願いします。





 それでは、今井美樹がお送りする「スーパーエディション」。まずは1曲 お送りしましょう。「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 今井美樹で、「年下の水夫」、をお送りしています。え〜今お送りしている「年下の水夫」という曲は 今年 2006年のわたくしのシングルなんですが。ちょっとね、なんだかムーディーで、んっふふふふ。(笑) 「大人んなったもんだよ」という感じが(笑)するんですけども。

 まぁねぇ ほんとに あの この曲〜と〜出逢ったことはね私にとってはまたすごく、印象的だった〜り するので またこの「年下の水夫」についての詳しいことは、機会をみて、ゆっくりお話していこうと思っています。

 え〜ところで、え〜実はわたくし 今井美樹は、歌手でデビューをして、今年で20周年に、なります。まぁまだまだ先輩で30周年とか30何周年とか40周年の方もいらっしゃるから、たかが20周年という感じかもしれませんが。

 でも、もう、生まれて それから(笑)、地元、出て、東京に来てってこと考えると圧倒的に東京で暮らしてるほうが長くなってしまったその中の20っ 20年ほとんどを費やしてると思うと、なかなかそれはすごいことだな(笑)と思っているんですが。

 え〜そこで今日はね わたくしの20年間を一気に 振り返ってみようかな〜っという んふ(笑)、え〜スタッフともそういう話になりまして、タイトルは、「バックトゥー今井美樹」 でいきたいなと思っています。いかがでしょうか。

 え〜本当にこの1か月の中で、いろんなお話していこうと思っているんですけど。こういろいろ振り返ってみると自分の中でも忘れていたこととか、「あ〜大切だったこんな気持ち久しぶりに思い出したよかったな」ってことなんかも出てくるんじゃないかと思ってます。楽しみにしています。みなさんも、楽しみに 聞いて、ください。

 え〜それでは、今井美樹プロデュース「スーパーエディション」 最後までお楽しみください。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。改めて1か月、よろしくお願いいたします。え〜先ほども言いましたけれども今日は、歌手デビュー、「歌手デビュー」って言い方がなんか仰々しくて(笑)すごく恥ずかしいんですけど。え〜音楽 歌を歌うことで え〜、始まってから20年間を一気に振り返る、「バックトゥー今井美樹」。え〜、お送りしたいと思って いるんですが。

 といっても20年間の ね?ものを1時間で振り、こう、振り返るのは、もうそう簡単なことではありませんので、え〜そこで ちょうど、20年をこう 5年ずつ 4つに区切って、え〜なんかいろいろ、思い出して その時代時代の流れに沿って、え〜いろんな話をねぇ、え〜お伝えできたらいいな〜と思っています。

 え〜まずは まずはというかわたくしは、1986年、に、「黄昏のモノローグ」という曲で、デビューしました。実はね? この、私、音楽をその、それまでたとえば「バンドやってた」とか「アマチュアでやってた」とか 全然そういうこと、せずに、あの 急に「ポン」とデビューすることんなったんですね? その前に女優さんのお仕事を2年ぐらいやっていたんですけども。

 元々音楽は大好きで 自分で、ほんとに いつも家には ジャズがかかっていたりもう、青春はユーミンだったり矢野さんだったり達郎さんだったり、ほんとに音楽は大好きで。

 でピアノは習っていたので、もう学校から帰ってくると、「パン」と ユーミンの譜面を開けて ユーミンを、勝手に歌っ 歌いながら弾いたり みたいな、ことを してたんですけどそれはあくまでもこう、個人の、こう、ストレス んふ(笑)、解消というか、(笑) 「うわ〜〜〜」っと歌って 弾いて「バンっ」と閉めて、部屋に上がって、宿題をするみたいな感じ(笑)だったんですけど。

 そんな状態だったので、音楽は好きだったんだけどもう愛していたんだけど、まさか、う 歌を歌うことになるっていうのはほんとに考えていなかったので、この話が決まったときにはほんっとに驚いて。

 あの〜〜、なんていうんですか?自分で 大切にしていた、もののところに、なんかこう「ドカドカ」と、こう 踏み入れてしまったようなね 足を踏み入れてしまったような、そういうねぇものすごく胸にねなんかこう、「ん〜〜」ってこう 「きゅう〜」っとなるような、複雑な想いが、あったことをね今、また思い出しているんですけども。

 だから〜 あの〜、デビューをしてからしばらく 数年間というのはねぇ、音楽が楽しいというよりも 音楽は「音を楽しむ」と書くのに、音楽をすることは本っ当に、なんか、正直ねぇ、苦しいことでしたね。

 大好きなのに、こう〜 大好きだからこそ自分が、大好きな音楽というもの と、自分に、こう、巡ってくる音楽っていうものの、こう、なんていうのかしら、いっ 一致しないわけじゃないんですけど、イメージがすごく ありすぎて自分の中でね好きな音楽に対して。

 あのでも自分はこれしかできないしこれだってなかなかできないのに 今 今井美樹の作品としてこれを送り出すっていうこと。その、なんかやっぱり 言い方悪いけど「やらされてる感」がやっぱりあったんだと思うんですね最初のときは。

 だからなかなかこう自分の愛してる音楽に、こう、馴染んでいかなくて、最初はほんとにねぇ、数年間苦しかったなぁ〜っと、思ってますけど〜よくそのときにねぇスタッフがねぇそれを、こう手を変え品を変え(笑)いろんな楽曲をねほんとにあたしのために集めてくださって、あ〜の〜〜〜、ちゃんと、あの諦めずに向き合ってくださったなって。

 あそこの入口〜が中途半端だったらあたしはたぶん今歌ってないかもしれないから。そう思うとほんとに当時のスタッフにすごく感謝の気持ちでいっぱいです。

 で〜その、これが1枚目の、シングルでしょ?で2枚目が「野性の風」という曲だったんですが。ほんとに、たまたまラッキーなことにね、その2枚目のシングルが、あのその曲〜が わりとたくさんの人に、とう 当時まだまだ、そうだ そんな少ないかったかもしれないけど今でも、あのときの曲「あの曲が 好きなんです」っていう方が今でもたくさんいてくださるような、そんな作品として、今井美樹の作品 の、ほんと代表的な作品のひとつとして、残るような、そういう、え〜と〜、作品を私は、2枚目のシングルで、歌わせていただくことに、なりました。

 それも本当に、あたしにとっては大きな、きっと大きな やっぱり、宝物〜、だったんだな〜と、今、ほんとに振り返って(笑)思うんですけどね。

 え〜そうやって、みなさんがこう愛してくださる作品と、出逢いはじめ そして、やっと3枚目のアルバムぐらいで、自分でやりたいことをディレクターに「こういうことをやりたいんだ」って、伝え、それを彼も 受け取ってくれ、そして、え〜っと〜スタジオで一緒に、リズム録りっていうかバンドの人が レコーディングしてるときに一緒に、え〜と〜「仮歌」という状態でねまだほんとの歌じゃないんだけど「ラララ」とか一緒に歌いながら、音楽が生まれていく瞬間をどんどんどんどん、どんどん広がっていく瞬間をスタジオで、ず〜っとず〜っと、え〜っと見つめて、味わって、自分の作品が、育っていくのを感じれ る、そういう、段階に入ってきたんですね。

 でも本当に、やっと、あの、音楽することが音楽できることがほんっとに幸せんなって、もう楽しくて楽しくて仕方、なかったのが、え〜その頃ですね。え〜とシングルでいうとね「彼女とTIP ON DUO」っていう曲とか、「瞳がほほえむから」とか、今でもやっぱり、あの〜 たくさんの人たちが、あの愛してくださる曲がやっぱりその頃生まれています。

 え〜じゃあちょっと、その 中から、懐かしい、んふ(笑)曲を。なかなかこういう番組じゃないと振り返るときじゃないとかけないから この曲(笑)今日かけようかな。え〜とね、「ピッと出てピュッと出る」みたいななんかそういうコマーシャルも一緒に(笑)この曲と一緒にやっていました。(笑)

 じゃあちょっと聴いてください。今井美樹で、「彼女とTIP ON DUO」。




♪ 今井美樹 「 彼女とTIP ON DUO 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹がお送りしている 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。今井美樹のデビューからの20年間を、5年間ずつに区切って 振り返る「バックトゥー今井美樹」。

 え〜今度は、1991年から1995年の、私。ですね〜。え〜と〜、さっき、お話して「やっと音楽が楽しくなってきたの」っていうのが3枚目の『Bewith』ってアルバムだったんですけど。それからもう「ダダダダダダッ」とこうアルバムをつくる、ことに何か本当にこう んふ、あ〜の幸せを見出して、え〜〜『Bewith』、え〜『MOCHA』でその間に『fiesta』っていうカバーアルバム洋楽のカバーアルバムもあったりしたんですけど。それがあって、え〜『retour』っというアルバムかな? そういうのがあるんですけども。

 え〜とそんな、頃にですねぇ私は その〜、その、デビューをする前から始めていた女優さんのお仕事が、少しずつ少しずつこう、え〜と〜〜増えてき、て。あの〜、何ですか、「意外とシングルガール」っていうね なんか(笑)今思うとすごいほんっとに80年代を象徴しているとても、楽しいドラマだったんですけど。そういうので、あの〜、遠藤 環(たまき)さんというね、ドラマのプロデューサーと出逢うんですね。

 で〜そこから遠藤さんとの、え〜と〜何作かが始まるんですけども。それでその後に、あの「想い出にかわるまで」という、「あぁ〜〜・・・」って今聞いてる 聞いてる方の中に(笑)、そういう声も、あるんじゃないかと思いますが。なかなかこうヘビーな、本当に 重たい、あの〜、そういう〜 ヘビーなドラマがあって。

 それで、でも私はそれでやっと、女優さんとして、自分でこう〜、女優の仕事をしていくことにきちんと向き合えるようになった という、記念すべき作品だったんですね。そのドラマで、あの〜ほんとに、尊敬する、今 今でも尊敬する、あのディレクターさんと出逢うことになり、ほんっとにいろいろ、私はあのあのときにあのドラマで、とってもたくさんのことを、えっと〜、教えてもらい、経験できたな〜と思ってます。

 それでやっとドラマが、ドラマのほうも面白くなりはじめたっていう頃、だったんですが、その次の年に「あしたがあるから」というドラマで、また主演のお話をいただいて。そのときにねぇ、主題歌で「PIECE OF MY WISH」という曲を、え〜 つくることになり、その、ドラマの内容にふさわしいほんとにポジティブな、何があってもこう、「乗り越えていける」って、「信じて歩いていこう」っていうそういう、あの 内容の? 歌を歌うことに なったんですけども。

 そうやってねドラマの話もそれから音楽の話もいろん〜なことがリンクしてすっごくいろんなことが上手くいっている、にもかかわらず、なぜか、その〜、頃、あたしの中で、すごくいろんなこう、気持ちの変化が生まれてきているんですね。

 で〜、「PIECE OF MY WISH」〜〜の シングルの前に『retour』ってアルバムをつくったときにぃ、あの〜やっぱりすごくこう、やりたいことがものすごく自分の中ではっきりとあって、いろんなことをこう、あの〜主張させてもらいながら作品をつくっていったんですけど。

 そんな中で、だんだんだんだん自分が今までず〜っと愛していた音楽、音楽をするようんなってから新しく聴きはじめた自分の今のすっごく、そのときの今井美樹をすごく、に つくっているといっても過言ではない、そういう音楽たち。でもそれ以外の、今まであんまり傾向として聴いていなかったイギリスとかそういう、方向の、ロックというよりもそのイギリスのブリティッシュな、ブリティッシュミュージックみたいなものを、すごくこう、やっぱり、聴くようんなっていて。

 私の中に私の音楽の中にいつもこう漂っている、たとえば、温かさだったり優しさだったりふくよかさだったり、そういうものは、もうほんとにあるのわかっているのに、敢えて、もっとなんかクールで、ソリッドで、スペイシーで、なんかこうシャープな、そういう、グルーヴィーな音楽。もともと好きだったんだけど、それをもっとこう、自分の中で リアルにイメージが、できて「そういうものやりたいんだ」っていうのがすごく強く出てきはじめたんですね。

 そんな時期で〜、だからドラマのほうも、「PIECE OF MY WISH」という作品が出てほんっとにたくさんの人たちに、歌を歌う今井美樹を、認知していただいて 楽曲も愛していただいたにもかかわらず、あたしは、新たな道を 歩いて行きたいとほぉ〜(笑)。言い出すんですよね〜ここで。う〜〜〜ん ほんとに。

 でもね、これだけはこう、誤解されたくないな〜と思うのは、かつての、それまで今井美樹を支えてくれていた音楽とか、今井美樹のために生まれてきた音楽が、「好きじゃない」とか あの〜「もう嫌んなった」とか「飽きちゃった」っていうことじゃなくってそれは、たぶん ず〜〜っとあたしの中にこれからもず〜〜っと、もう一番シンプルなところで私の中に、ある ベーシックなところだっていうのがわかっていたんですね自分の中で。

 だから、それは、それは今手放すことはあんまり怖くなかったの。それより、一回ね? 手を離しても、必ず絶対戻ってくると思うその、温かさとかそういう、楽曲の波動は。だから、一度手放さないと何か次のものが入ってこないんだったら手放してもいいから、新しいものがほしいって、思ったんですね。

 それでぇ、え〜と〜 デビューしてからず〜っと同じスタッフで、音楽をつくり続けて いたんですけども、え〜と新しい、チームで、アルバムづくりをすることに、なるわけなんです。

 で〜、『flow into space』ってアルバム、え〜それから、え〜っと『A PLACE IN THE SUN』。そして、『Love Of My Life』っという アルバムが、これからだんだんつくられていくんですけども。

 でその〜、『flow into space』ってアルバムで、え〜っとサウンドプロデュースを 久石譲さんにお願いして、そして、楽曲で初めて、今までずっと、曲を書いていて くださった人たち、以外に、あたしが門戸 門を叩いたのが、え〜布袋寅泰さんでした。

 え〜でもそれからね、逆にいうと ほんとに、開き直っていろんなことをトライしたいと思って、いろんな人たちにアプローチして、いろんな国で、え〜っとレコーディングすることんなり。

 私はそれからのこの、5年間というか4年間っていうのは、あたしにとってほんっとに音楽で充実した、やりたいことを充分にトライさせてもらえた、あの〜、本当に、実り多き、時代だったなぁと 思っています。

 え〜それではここで え〜、今お話をした、じゃ「PIECE OF MY WISH」 聴いていただこうかな。聴いてください。




♪ 今井美樹 「 PIECE OF MY WISH 」




 「バックトゥー今井美樹」。え〜今度は、20世紀の終わり。「20世紀の終わり」ですよぉ〜ほほほ(笑)すごいね。1996年から 2000年の、私。ですね〜。

 え〜っと1996年、というのは、え〜っと〜 その、さっきの、もう「充実していた」という、その中のね、こう三部作といってもいいと思うんですけど『Love Of My Life』という、アルバムがあるんですけど。それ〜をつくってそのツアーを やり終わって。それで、その 1996年が来るんですが。

 その、『Love Of My Life』という アルバムがね、想いが強すぎて私の想いが強すぎて、すっごく逆にいうとこういろんなことがまたこう、いろんなところでこうぶつかりはじめた、あのアルバムで。

 本当に、まぁ年齢的なこともありちょうど30〜、1とか 2とか? まぁ、よくいう、「女の厄年」ってとこも かかわりあったり(笑)いろんなことがあってね。ほんとにでもなんか 自分で思って はいないのに劇的に何かがこう大きく「グァ〜」っと、うねりながら変化を、して いた時期だったんですけど。

 それでその『Love Of My Life』でものすごく こう、自分の中ではある種、やり やり切ったというかもう そういう 想いがあったので、次にね何をしていこうかっていうのが、すごくこう、「ポツ〜ン」となんか、穴が心に穴が開いたような感じになって、いて。

 それで、でも、あたしは当時、「「PIECE OF MY WISH」、大好きです」。「「PIECE OF MY WISH」今でもほんとに聴いてます」っていうたっくさんの人たちからの声を、よく、いただいていたんですね。で私は、その頃は、さっきも言ったいろんなことをそれからトライアルしはじめて、自分でいろいろなことに向き合って、それ そういうことを、ほんとに果敢にやっている時期だったので。

 当時ね、もう今 思えば傲慢だったな〜と思いますけど、「PIECE OF MY WISH」を好きだって言ってくださることがねぇ、うれしさよりもねぇ、今 自分が一所懸命 向き合っている、どんどんほんとに、果敢にチャレンジしていることを、が、伝わっていないっていうか、それを 認めてもらえ ないことのなんかジレンマみたいなのがす〜ごく、こう強くなっていて。あ〜の〜、とてもねぇ、なんかこう、複雑な気持ちだったんですよその頃。

 で〜私はその〜さっきの『Love Of My Life』のツアー が終わって「ポツン」と、心に穴が開いたようになった頃に、その ディレクターとね? デビューしてからのディレクターと、「次に何をしようか」っていう話をしたときに、あ〜の〜、「「PIECE OF MY WISH」を越えるような曲を歌いたいんだ」って。20代の代表〜「20代のあたしを代表してくれる曲が「PIECE OF MY WISH」。だとしたら、30代の、30代を代表する曲を、やっぱり歌いたい」って 、思ったんですよそういうことを言ったんですね。

 で〜、ディレクターはそれをすごくなんか、あの 顔には、言葉には出さなかったけど 実はとてもなんか、うれしく思ってくれたみたいで。わりとそういうふうに、自分のしたいことってだけじゃなくてその、もっと大きな意味合いでのこう音楽に対して自分が何かを越えようとしているっていう姿勢がとても、うれしかったみたいで。

 で〜、その、曲をね? 誰にやろう、頼もうかっていうときに、彼が そのディレクターさんが、迷わず「布袋さんに、僕、曲を書いてみてもらう ように、あの 訊いてみる」って言ってくださって。で私は、その〜、別に(笑)、別にって言ったらあれですけど、ほんとに誰と 何を出逢っていくのかな?ってまだ思っていたときだったので。

 で それで布袋さんに曲を、プロデューサー あの ディレクターが、あの頼むために、彼のツアー先まで、行っ てくれたんです。で彼はね? ディレクターは 私、「今の今井美樹はこういう、こういう存在として、こういうものをこういう気持ちで、届くように歌う べきだと思う」みたいなものを、こうメモに書いていってたんですって。

 そしたらねぇ、もうそれが、何にも言わない 彼は何にも言わなかったのに布袋さんのほうから、「今美樹ちゃんはこう〜いうふうなものを歌うといいんじゃないか」とかってそういうふうに出てきた言葉が、そのディレクターさんがメモってたこと全部一致したんですって。(笑)

 で彼はびっくりして、「あ〜これはもう絶対に、もう彼に、ほ 布袋さんに、ほんとに信じて 任せようと思った」って言って。それで、あたしたちからは何もそれ以上のことはアプローチしてないんですけど、その末に、あの〜、生まれた曲が、「PRIDE」という曲でした。

 だったので、初めてこの曲を 聴いたときはねぇ、もう驚いて、あの〜 ほんとにびっくりして。でなんかこう、自分のね?その頃 思っていた、覚悟みたいな? あたしはもうその自分で、自分の、「自分で、自分の人生には責任を、ちゃんときちんと負って生きていきたい」って思ったんですね。音楽 新しい音楽に出逢うこともすべていろんなことに、やっぱり「自分で自分の責任を負っていきたい」っていう想いがすごく強かったので。

 誰の 失敗して、「誰のせい」じゃない「失敗したら私のせい」。でも、あの褒められるときは、みんなでこれをつくれたからほんとに「みんなにありがとう」ってほんとにそういうふうに、思っていたので。そういうことをなんか、強く、あの心に思って 生きていきたいと思ってるときだったから、「いや これはだって私が、書くんだったらわかるけどこれ布袋さんが(笑)書いたの? 曲も詩も」と思って、ほんっとに驚いて。それで、ほんとに初めて聴いたときはねぇ号泣してしまったんですけど。んふ(笑)。

 で この曲〜歌うことになり、あまりの その、曲との出逢いが 衝撃的だったので、あたしは初めて、マイクの前で、歌うことを、すごく「怖いな」と思いました。それまでは、「早くこの歌歌いたい!」「あぁ好きな曲早く歌いたい!」いつもマイクの前に立つの楽しみだったのに、そのとき初めてねぇ、「大っ好きな曲。すっごい曲 この曲歌えるんだ」っていう幸せ、とともにそれ以上の、なんか恐れがすごくあっ たんですよね。あたしがこの布袋さんのデモテープを越えることができるだろうかっていうのを、すごくねぇ、緊張しながら マイクに、立ったことを今 また思い出しました。

 え〜それではまたね ここで〜また1曲お送りしますが。え〜その、そうですね また私の音楽のじん、人生を 音楽人生を大きく、え〜変えてくれたといっても過言ではないでしょう。この曲を聴いてください。「PRIDE」。




♪ 今井美樹 「 PRIDE 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。え〜最後は、21世紀に入ってからのわたくし。2001年から 今年までの 今井美樹のお話をしていきたいなと思います。

 え〜っと2001年、そうですねぇ2001年は、あたし〜はねすっごくこのアルバム好きなんですけど『AQUA』というアルバムを実は出しているんですが。このね?アルバムもちょっといろんな、話があるんですけども。

 その それまでの、ツアー。え〜と〜『未来』とか その あたりから、実はその プロ 音楽のプロデュースは 布袋さん 中心に変わっていくんですけども、ライブのほうの、メンバーっていうのが、ほんとにデビューしてからず〜っと それまで、あの〜ず〜っと、かつての今井美樹の、音楽を、ず〜っと支え続けてくれていた、人たち。こん ギターの今さんとか、ドラムの山木さんとか、え〜とベースの大仏さんとか美久月さんとかもうほんとに いろんな人たちと、また、今度は、ライブで、新たな再会をすることになるんですね。

 で〜、素晴らしいスタジオミュージシャンたちだからとてもツアーん出てくれることなんかできないと思っていたのに、あの〜、いろんなこうきっかけがあって、「いいよ美樹ちゃんツアーやろうよ」っていう話になって。「えぇ〜! 今さんが、ツアー出てくれるのぉ〜?」(笑)みたいな、そ〜んなねほんとに、驚き だったんですけども。もう山木さんとか今さんとか、もうほんとに、もうあの人たちがいなければあの頃の今井美樹の音楽はない、ですからね。

 その人たちが、今度は布袋寅泰プロデュースの作品〜 なんですけども ずっとやっているのは。ライブで一緒に手伝ってくれることんなり。ま でもライブっていうのは、え〜かつての曲もやったりするから、あのいろんな今井美樹がいるんですけど でもやっぱり、どんどんどんどん変化し続けてる今井美樹、だったんですね。だから、多少最初は、どういうふうに、アプローチしていいのかプレイヤーも戸惑いはあったと思うんですけども。

 あたしはねそのときのこと今でもすごく覚えてるのは、今井美樹が一番、こうなんていうの? あの、その音楽に愛されて、その音楽を愛しているという、状態にねぇ 持ってってくれるんですよね。それはね、ほんっとにかん 感激だったんです感動したんですけど。

 そういう感じでず〜っとライブをちょっと 数年やっていたところを、布袋さんがやっぱり、まい 毎回観に来てくれていたときに、感じてくれて。「君は本当に、素晴らしいミュージシャンたちに囲まれて、その人たちがほんっとに君を愛して君の音楽を愛して君の音楽をほんっとに真摯に 演奏してるよね。だったらさぁ、その人たちで、レコーディングしようよ」っていう、ことを 言い出したんです。

 で、夢のような 話だったんですけど、そういうかつての今井美樹の音楽をつくってってくれた人たち と、一番新しい今井美樹をつく あのプロデュースしている布袋寅泰が、同じスタジオに入って、一番新しい今井美樹の作品をつくっているっというね、夢のようなことが、起こったんですね。それが、『AQUA』というアルバムでした。

 で〜ほんっとに私はだから、もう幸せだと思う「音楽やっててよかった〜」ってほんとに思ったんですけど。出逢ってほしいな「いつか出逢ってほしいな〜」と思っている人たちがこうやって出逢って音楽を、奏で、それで、分かり合って そこからまた彼ら同士の こう 広がりが できていくっていうのはね、本当に音楽という波動がね? ほんとに人の心に伝わって、そのまた人、その人が持ってる波動がまた人に伝わって、こうやって幸せな気持ちが伝わっていくんだな〜と思ってねぇ、音楽をやっている意味っていうのをすごく感じた、え〜、出来事でした。

 え〜〜それからその『AQUA』というアルバムがあり、「さぁこの『AQUA』を持って、ライブをやるよ〜! ツアーをやるよ!」っと思ってるときに、あたし自身新しい出来事が、え〜起こってしまいます。え〜と〜、子供を〜授かって、いることがわかり そして しばらく ツアーは、ちょっとお休みすることんなり。

 それで、おっきいお腹を抱えて、新しいアルバムをつくったんですが、やっぱり、そうなるとね、この 大きいお腹を抱えて歌えるっていうことのよろこび。でも、今だからこそ歌いたい何か気持ち。やっぱり、その『AQUA』のアルバムんときに感じて「さぁ!これから」っていうのとはまた違う、新たな気持ちがそこで生まれて、くるんですよね。

 でそのときに、「微笑みのひと」という、シングルが出るんですけども。え〜それほんっとに布袋さんが、あの〜あたしに、プレゼントしてくれた、ほんとに素晴らしい、あの〜作品だな〜と思っていますが。

 あの〜、本当に こう、「微笑みの力」をね信じてね? いろんなことを、日々をねぇ、あの〜すごして、いこうっていうことを、いろんなことがあった時期だったもんですからよろこびも悲しみもいろんなことがあった時期だったもんですから、あの作品で、あたしをすごく、力づけてくれて。で私もあの作品と出逢ったことで、うん、微笑 むことを忘れないように、生きていきたいって、大切に思ってた気持ちちょっと忘れかけていたので、また、新たに「グッ」と、力強く、思い出したっていう、え〜そんなことがありました。

 まぁでも〜いろんなほんとに 変化があってこの20年の間に変化があったんですが、でもねいろんな変化いろんな試行錯誤したからこそ、わかる。やっぱり私はほんとに音楽が好きだなっていう気持ちだったり(笑)、今やっぱりまたこれをやってみたいな、あの頃と同じではないんだけど、あの頃大事に思っていたあの気持ちを、今また思い出して また、これからの、人生の中で、歌っていく曲として、あの気持ち、劇的な何か衝撃だった気持ちを思い出して、また 歌を歌っていきたいなという、すごく、新鮮な気持ちを、持てるようになっています。

 え〜、これからの今井美樹も 楽しみにしていて ほしいなと思います。

 え〜ではまた、1曲、お聞かせしたいと思いますが。今お話した、中から聴いてください。「微笑みのひと」。




♪ 今井美樹 「 微笑みのひと 」




 今井美樹がお送りしている「スーパーエディション」。ではここで「今井美樹インフォメーション06」。

 え〜っとですね10月25日に、今日の1曲目にかかりました ニューシングル「年下の水夫」っていう曲が リリースされます。これねぇ、も〜う聴いてほしいんだ♪ あのねぇ、ほんっとにねぇ、こう何か違うとこ「ふっ」と行けちゃう感じ(笑)ってわからないかこれじゃ。(笑) 違う国とか違う場所に、違う時間に「ふっ」と行けちゃう、曲なんで、ま とにかく聴けばわかる(笑)と思うので聴いてください。(笑) わかんないよね。え〜と11月にはニューアルバムを リリースいたします。もうぜひぜひお楽しみにしていてください。

 そして、え〜年末に〜なんですけども、東京だ だけなんですけども、20周年のこう〜、アニバーサリーライブイベントを、今計画しておりますので、もし東京のほうに出てこれるという方は、いらして いただきたいなと思います。でもね、年明けにはね、春ぐらいかな? ツアーもまた、いろんな全国回りますので、そちらのほうにもぜひ足を運んでください。

 え〜詳しくはオフィシャルホームページ、「ダブルダブリュダブルドット、イマイ、ハイフン、ミキ、ドット、ネット」(www.imai-miki.net) を、チェックしてください。

 以上、「今井美樹インフォメーション06」でした。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


〜〜〜 (BGM) ♪ 今井美樹 「 20才のころ 」〜〜〜

 今井美樹がお送りしてきました「スーパーエディション」。そろそろお別れの時間になってしまいました。

 え〜っと、なんだかわかりやすかったようなわかりにくかったような1時間かもしれませんが、(笑) すいません。自分でもねいろんなお話「あ もっともっとしたいこといっぱいあるのに〜」っていう想いもあったりするんですが。

 でもねぇこうやっていろいろ振り返るっていうのは、今や、何か 楽しいことですね。振り返りたくない時期もあったんですけど、こうやって、微笑 ましい 気持ちで 振り返 振り返ることができるっていうのはね、幸せだな〜と思っています。

 え〜来週の「スーパーエディション」は、「今井美樹 デビュー20周年スペシャル第2弾。ステージ上の私」。仰々しいねぇ。(笑) この20年間のライブのお話をねいろんな角度からお伝えしていこうと思っています。

 え〜そして、プレゼントも用意しました。「今井美樹オリジナルグッズ」を抽選で5名の方に差し上げます。え〜内容は まだ ナ・イ・ショ。(笑) え〜このオリジナルグッズがほしいというあなたは、メールで送ってください。番組ホームページ「ダブルダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ ドット、シーオードット ジェイピー、スラッシュ、エス イー」「ダブルダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ ドット、シーオードットジェイピー、スラッシュ エスイー」(www.jfn.co.jp/se)。え〜こちらのプレゼント応募フォームから、送信してください。

 え〜また、このホームページでは今後の放送内容もチェックすることができま〜す。パソコンだけではなく、携帯電話からでも見ることができますので、ぜひ、アクセスしてみてください。

 や〜本当にあっという間の1時間でしたけれども。え〜また来週はどんなお話が 出てきますでしょうか。それではまた来週。最後まで聞いてくれてありがとう。

 「スーパーエディション」お送りしたのは今井美樹でした。バイバイっ♪




 

─ 2日目 ─ 「 ステージ上の私 」 2006.10.11 Wed

◆詳細版◆
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(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹です。「スーパーエディション」。今週もわたくしがお送りしていきます。

 今週はどんな話が、飛び出すのか。んふ。(笑) それは1曲聴いていただいたあとで。





 え それでは、今井美樹がお送りする「スーパーエディション」。今日もこの曲から お送りします。「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 今井美樹、「年下の水夫」をお送りしています。今お送りしているこの「年下の水夫」は、え〜今年の、もうすぐ出るシングルですね。2006年のシングルなんですが。

 「年下の水夫」・・・ってどう思う?タイトル。ふっふっふっふっ。(笑) もうそこからなんか「うわぁ官能だぁ〜」みたいな(笑)感じが、してるのは、(軽いため息) 40を過ぎた私だけでしょうか。え〜、まいろいろねぇ、たくさんこの曲についてもお話したいことはまた後日ゆっくりお話させてください。

 え〜さて、先週は、歌手デビューをした1986年からの20年間を、一気に振り返る「バックトゥー今井美樹」という内容で お送りしましたけれども。20周年企画まだまだ続きます。え〜今週は、ライブで 20年間を振り返る、「ステージ上の私」。

 え〜ちなみに、ライブが始まる、前はねいつもね、ほんっとに、も、「今でもこんなにバクバクするの?」というぐらい、もう全然その、いつまで経っても、こう、怖くてね「怖い」っていうのはネガティブな意味じゃないんですけどとても怖くて。なんか、ステージの袖で こう吠えそうになっているんですけど(笑)「おぉ〜〜〜!」ってなんか 遠吠えしたい気持ち(笑)になるんですど。まぁいろんなそんなお話も 出てくるかと思います。お楽しみに。

 それでは、今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。今日も最後まで お楽しみください。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。さて今日は、ライブの話をたくさんしていく、「ステージ上の私」。という、テーマでお送りします。

 え まずは わたくしがこの20年間でどんなライブを(笑)行なってきたのか。んん〜〜〜〜ん。思い出せないような思い出したくないようなものもあると思いますが思い出しながら話していきましょうか。

 え〜とねぇ、まずねライブはね、そう 今はね ほんとにねぇ、何を一番したいかって、ライブ、やっぱりやりたいですね〜。あ〜の、さっき言ったもう今でもこう遠吠えしそうなぐらい怖い、にもかかわらず、ほんとに大変だったり するのも、あるにもかかわらず、でも、やっぱりライブが、一番したいことかなぁ〜。なんかそのために、いろんなことがんばってるって言っても過言じゃないかなと思うんですけども。

 とにかくこう、この20年間の間で、当然ですけど、先週お話した アルバムの作品づくりにいろんな変化があったと、ともに、同じようなタイミングでどんどんライブのほうにも変化をしていくんですが。

 最初の頃はね?あたしデビューしたのが86年だったので、もう「80's(エイティーズ)」バリバリ〜 な わけですよ。「時代は80's」な(笑)感じで。それで〜、あの〜〜〜、な〜んていうんですか? こう、ちょうどねぇロックバンドとか、もう「ウワ〜」っとデビューして、きた頃でねぇ。あの〜〜、そういう中で私は、非常に、個性のない 無個性な、立ち位置の人だなと自分では思っていたの。

 んで〜、あの〜〜、とにかくこう、踊りが、できるわけでもなく 痩せっぽちで、なんか、棒のように、なっちゃうのにステージで。それで〜 わりと〜なんとなくこう、バラードとか、わりとぉ静かな 静かっていうんじゃないけどこう、あの〜踊りまくっちゃったりするのとかハードにシャウトするような曲でもないし。

 でもそういう、私が、どういうふうにステージで、まず立ってればいいんだろうっていうことがねぇほんっとに、それが一番怖かったですね。もう、「どういうふうにここに立っていれば(笑)いいんだろうか?」っていうのが、あの〜〜、もう考えれば考えるほど、難しくなってきて。

 だからただ歌を歌うっていう、だけではなくあの頃時代的にやっぱり そうですねユーミンなんかがもうほんっとに、もうたっくさんの もう今でもそうですけども、ほんっとに素晴らしい その エンタテイメント ショーアップされたエンタテイメン ト、のライブをず〜っとやってた、時代だったで しょ? だから、そういうふうに こう、演出家 がいて その、コーラスのお姉さんと一緒に歌ったり踊ったりみたいな、そういう、ことがたくさんあったわけですよいろんなライブ のところでも。

 で、私も逆にいうと、あの〜ステージ上で間が持たなかったりするから、あの〜 すごくライブ〜、っぽい曲がバンバンあるわけでもないし、だらかこう〜 なんかねぇ、とにかく 元々その女優さんから、スタートしたっていうのもあって、ただ歌うってだけじゃなくて何かをそこにさせたいというスタッフのいろんな思惑もあり、まぁ、・・・もう〜ほんとに思い出し すのも恥ずかしくて(笑)いやなくらいねぇ、(笑) そんなライブ〜もいろいろねぇ、あの〜、やってましたねぇ。こう、踊ってみたり。何してみたりかにしてみたり。

 でも、でもやるとなったら、「だったらもっとこうしない?」ってアイデアが出るわけですよ自分の中でも。やらされてるんじゃなくて。だってステージは、誰もスタッフ助けてくれないんだもん。自分、だけしか、自分でがんばるしかないので。「だったらもっとこうしたいああしたい」「じゃあさこういうことしない?」「じゃ衣装もこういうふうにしてそこでさぁ、早替えでステージ上でバーっと髪の毛下ろしたい」「ステージ上でバッと脱いだら中からスパンコールが出てくるとか(笑)そういうふうにしない?」とかねぇ(笑)。

 いやいや、「いやいや」っていうかこう「できないもん」とはいいながら、でも、「だったらそれはエンタテイメントするにはこうしたい」っていう想いが、逆にすごくこう、あって。ほんとにだからねなんかねこうおもちゃ箱ひっくり返したみたいなねぇ、今思えばこう みゃくろく 脈絡のないねぇ、(笑) 感じのライブを、やってたような気がします。

 そう あるときはねぇ、そうだ思い出した「スヌーピー」の ぬいぐるみがあるじゃないですか。わりと小ぶりな。あれを、全身 あの、じょ 上着なんですけどね。うんジャンパーっていうか。それが 全部スヌーピーのぬいぐるみが、全部付いてんの。「着ぐるみ今井美樹」っていう感じだったんですけど。(笑) そういうのにねぇ、(笑) 「うわぁ〜」っと出てきてそれにジーパン穿いて出て(笑)きたりね。

 な〜んであのときスヌーピーを使おうってことに、反対しなかったのかが(笑)よくわかんないんだけど。(笑) 「面白いね面白いね」。とにかく、自分の中で新鮮で面白ければいいっていう感じだったのね? 他の人と比べて、「あの人よりもっとカッコよくならなきゃ」じゃないの自分が まだ 自分のこと何にもわかんないんだから、自分の中で新鮮で、前よりももっと楽しい。前よりももっと何か、刺激的っていうことを、やりたくってねぇ。結構今思うと無謀だな〜ということもいろいろ、やったような気がしています。

 え〜ではこの辺で、あのちょっと1曲お送りしましょう。この曲は全然無謀じゃないです。んふ(笑)。「瞳がほほえむから」。




♪ 今井美樹 「 瞳がほほえむから 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。今週はライブで20年間を振り返る「ステージ上の私」。

 え〜さっきは、ライブを始めて、いた頃にね思っていたことと「思っていたこと」っていうか、あの〜、着ぐるみの話とかもしましたけども。(笑) まぁねいろんなライブをやっていくうちにねぇ、あたしのやっぱりライブに対する想いとかそういう、ものが、「変わっていく」というよりも どんどんこう、「はっきりと見えてきた」っというか、「何をしたいの」。「何をしたいの」っていうより「何を歌いたいの」。っていう感じでね。どんどんどんどん、アルバムの変化とともに、ライブのほうも変化していくわけですけども。

 あ〜の〜、さ さっきお話した〜その前期っていうのは、もう 音楽が、レコーディング〜をすることがもう、楽しくて楽しくて仕方がない、時期。だったのでその数年間5年ぐらいかな。もう〜ライブも、その、なんか どうしていいかわからないといいつつも、もうほんとに気がつけば どんどんこう自分の中では充分にこう、派手になっていくわけですよ ほか あの〜自分の 中ではね。衣装にしても何にしてもほんとにこう こう、派手んなっていって、こう下手に、動いてみたりするんですけど。

 でもねぇ、だんだんその先週お話をした、その〜音楽〜〜〜 自分の音楽〜の中に 新しい、何かこう〜、ソリッドなものとかクールなもっと何ていうの?クールダウンした感じ?わりとウォーミーなイメージがずっと楽曲の中にあり、今井美樹もそういうイメージだった。で 明るくてハッピーで〜って。

 でもそうじゃない、自分の中でいつもこう迷って、考えて煮詰まってる ん なんか混沌とした自分もいる。それを、それが本当の今の自分なのに、全然そんなことを、微塵 にも出さずにこう笑顔で、あの「着ぐるみ着てる美樹ちゃんばっかり」っていうんじゃない。「どうすればいいのあたし」っていうその、ジレンマみたいなのがだんだんだんだん強くなってきて。

 それで〜 そういう頃にやっぱり、楽曲との出逢いとか、新たな楽曲との出逢いとか、その自分が、やりたいってことにトライアルさせてもらえるという、新たなその、チャレンジという、そのまた大きな変化があったり、して、いった中に、ライブにも、こう変化が出てきます。

 それは、あの〜〜、中途半端に、こう なんか、がんばって、ステージ ショーアップさせようと思って、中途半端にがんばって〜なんかやるのが一番カッコ悪いなって 思ったの。

 で自分ではやってるほうだから、見てる側の気持ち、目で見れないから、わからずにただ、一所懸命やってたのに、ほんとにそこにぃ、自分がもう 何かに乗り移った(笑)ようにそこに、イントゥーして、やり切れないんだったら やり切れるんだったら、カッコいいとこまで 絶対がんばってつくればいいし。でも そこに自分が入り込み 切れないんだったら、中途半端でやってるのはいっちばんカッコ悪いよねって、あるときやっぱり思って。

 動くのやめようと思ったんですある時期から。その、ほんとに、立ったまんまでいいから、その下手にこう、踊ったりなんだりしなくても自然に自分で体が動いたら動けばいいし だけど、何かを、「見せなきゃ」っていう想いを、やめて、歌を歌っていくという姿、だけで、ステージに、立てるようになりたい。って、思うように、なりました。それが、『flow into space』とか、あの辺のライブ、だったから、な〜っと、思うんですけども。

 その『flow into space』っていう〜ライブっていうのはその『flow into space』というアルバム、を持ってやったライブなんですけどもちょうど30歳ぐらいのときなんですけどね。その頃っていうのが、先週もちょっとお話しましたけど、楽曲的に大きな変化を自分の中でしはじめていて布袋寅泰さん、に、あの「曲を書いてもらいたい」って思った、っていうことがあったっていうその時期なんですけど。

 実はその〜布袋寅泰さんという〜のを 私が知る〜きっかけになったのが、『GUITARYTHM II』という、当時、え〜っと彼が出していた 2枚組みのアルバムで。え〜とその、アルバムを、あの〜、その頃の仲良しのほんと大好きな、音楽仲間が、え〜と〜そのアルバムを教えてくれ、それで、聴いたときに、「こん〜なにたくさんの音楽を そ 彼は、自分の中から生み出してるの?」と思って、びっくりして。

 それで、ライブを観せてもらって、ほんとに、「日本にこ〜んなエンターテイメントの」、なんていうの?「エンターテイメント性の高いというか素っ晴らしい、ライブをやる人たちがいるんだ!」っていうことに また、驚き、それで、もうほんとにね瞬きするの忘れるぐらいの勢いで、もう釘付けで ステージを観ていました。その 初めて観たとき。

 それで〜、終わった後に、その〜、そのライブ、手伝った ミュージシャンがね?あたしの友だちだったのが、え〜と〜〜布袋さん紹介してくれて、あの がく 楽屋というか、アフターステージで。

 で そのときにぃ思ったのが、ま本当のところは、ほんとの内輪〜になったらもちろん違うんでしょうけど でも、ステージに立ってるときと、ステージから降りて、今こうやってアフターステージでいるときと、その、「違わない」っていうことに驚いたんですね。全然変わってない感じがして。

 「あ この人はぁ、あの〜すごく自分でね? 自分にものすごく重い、十字架を、背負わせて、生きていくことを、やってる人なんだ」と思ったのそれは、「こうありたいんだ!俺はこういう男でいきたい」「こういう男として生きていきたいんだ」って「こういうステージをやる男として」。それはもう、生きていく、人としても「こうありたいんだ」っていうぐらいの、ものすごく強い信念っていうかビジュアルを、イメージを持っているんだろうなってそのとき思ったの。

 だって変わらないんだもん。ま よっぽどその プライベートんとき、にならないと、変わらない。まぁ変われる瞬間があるから、「ほっ」とする瞬間があるからそれ以外のところはず〜っとこうやって、あの〜、「みんなの布袋寅泰」で、いられたのかもしれないんですけど。私はねそんな人私、自分の周りで、見たことがなかったので、まずそれにすごく驚いて。

 布袋さんはすごくその存在の仕方と音楽がものすごくリンクしている。でこのチームもほんっとにこんなことをつくるその、ステージをつくるスタッフ、も巻き込んで音楽と イメージと全てを巻き込んでこういうふうに音楽つくってる。すごくこの人たちらしい。「私の私らしさって何だろう?」って、すんごく思ったんですよね。

 で、あたしは〜それまで、自分でほら、「アマチュア時代に音楽やってたわけでもない」とか、先週も話したと思いますけどだから、レコードをつくるようんなったときから音楽をこう音楽に「ガン」と向き合った って言っても過言じゃないと思うんですね? だから、自分があまりわからないままこう、いろいろはじめていたので、自分をもっともっと、確認したいって思いはじめたときだったんです。

 なので、私はいったい、「私の私らしさって何だろう?」っていうのを、思ったときにねぇ、・・・今は、この人に、曲を、書いてもらいたいっていうのが、自分の中にすごく自然な気持ちとして、その、それ以降の、うん ちょっとした、タイミングなんですけど、思えたんですね。

 それは、もうどうしてもこう、嘘じゃないほんとの気持ちだったの。もう 今までの 音楽もだぁ〜い好き。だけど、明らかに 新たなものになんか惹かれはじめているその音楽、新たな音楽の、波動に惹かれ はじめているのをもう、なかったことにはできない気持ちになってたので、それを、彼に、引き出してもらいたい。っていうのが、すごくそのときの、素直な自分の気持ちだったんですよ。

 だから、なんかそういう意味でいうと、自分が すごく自分らしくいたい ために、私は布袋寅泰さん という人の、あの 音楽の、空気感がほしい って思ったんですね。なので、当時のスタッフはすごく驚いたけど べつに(笑)私がロックンロールやろうと思ってるわけじゃないんです。

 私は、すごく私の、「らしい」っていうことをもっともっと大事にしたいと思っ ているから、「今の自分の心にすごく忠実な? 素直なことを、やっぱり、かたちにしてみたいんだ」って言って、それから布袋さんの楽曲と出逢うことになりました。でそれで書いてもらった 2曲が、『flow into space』というアルバムに入っているんですけど。

 そういう意味でいうとねぇ、ほんとにあの〜、たっくさんの アーティストのステージ、いっぱい観に行って、もう毎回毎回もうほんとに盛り上がったり「イェーイ!」って。でもね あんなにね自分のこと「ぐぅ〜〜〜ん」と考えたのはあの頃ではね、布袋さんの あのときのライブがね、一番強かったですね〜。

 だからそれからの、あたしの、音楽。それから、音楽に伴いステージでの、自分のあり方っていうのに やっぱり、多大なる影響を与えてくれたのは、あの、『GUITARYTHM II』の、布袋さんのツアーかな〜と思ってます。

 え〜それではここでまた1曲ねぇ お送りしたいと思いますが。せっかくだからその布袋さんの、『GUITARYTHM II』に入っている曲を、え〜聴いて、いただきたいな〜と思っています。聴いてください。布袋寅泰さんで、「SLOW MOTION」。



♪ 布袋寅泰 「 SLOW MOTION 」




 今週は わたくし今井美樹のライブをいろんな角度から振り返る「ステージ上の私」。でお送りしております。え〜先ほどはライブ、「ライブに関する考え方がこうどんどんどんどん変化してきた」な〜んて話を、してきましたけれども。

 そうですね最近のライブではねぇ、それがもうほんとにいろんなかたちで? あの〜〜実現できている、ような気がしています。もうあの〜〜、ある時期から、そのライブを、なんでしょう あ あの〜 アルバムを持って 新しいアルバムを持って、それを表現するライブというよりも、あの〜〜、いろんなふうに、新しい曲も、それから かつて今までのず〜っと大事な曲も、あの〜〜どんなふうに、今の私が、今のステージでこの人たちとやるんだったらどうなるか?っていうことを(笑)、どんどんどんどんこうチャレンジしていきたいっていうか、どんどんどんなふうに色が変わるのか。

 それは ある意味でいうとこの楽曲が持っている、ほんとの、何ていうの? 力っていうかこの楽曲が持っている、力をどんなふうに、花を咲かせてあげられるか。たとえばこの、曲が、ヒマワリになることがあるかもしれないしそれが、バラになるよ ちょっともうちょっとこう匂い立つバラになることがあるかもしれないし、なんかいろんなふうに、その〜、楽曲〜、を、丁寧に私が、なんていうのかしら、もっともっとたくさんの人たちに伝えていきたいって想いが強くなったような気がするんですね。

 私はあの〜、自分で 曲を書いたりするわけでもなく、演奏するわけでもなく、でもすっごく音楽を、愛してる人間として、ほんとにこだわって、いるのは本当に、あの〜「いい 音楽〜、を、なんか歌って、いきたいんだ」っていうところはずっとある〜ん、ところなんですけども。

 それはねぇ、私が逆にいうと、かつてのほんとに、わけもわからず歌っているときから、含めて、ほんとにねぇ、いい楽曲と、出逢わせてもらってきたんです。ほんとにあのスタッフが、あたしに、ほんとに素晴らしい、音楽を、提供してくれたというか音楽をほんとに愛してる人たちがほんとに音楽を愛して音楽をつくってくれるという環境を提供してくれていたというか。

 だから、音楽はとてもこう真摯に向き合え 向き合うべく、素晴らしい、エネルギーだと 思っているので、そういう音楽たちにず〜っと支えられてきたことの、に対しての感謝の気持ちがすごくあるので、逆に、私が、あのときあのレコーディングでまだ稚拙にこういうふうにしか歌えなかったからこの曲このふうにしか 伝わってない。とすれば たとえばね? 「違うの この曲ってほんとはこんな曲なの!(笑)」。

 だったら、もう一度あの曲を、この曲を、じゃあ、あの人たちと、こういうバージョンで歌ってみたいとかね? そんな感じで、あの〜、楽曲が力を持っているからこそ、その〜楽曲の力、を、正しく、あの〜、歌いと 歌い手としては、伝えたいな〜という想いがすごく強く、ありまして。

 だから、自分が何をできるかっていうその「私は私は」っていう、「「私」がわからないのよ」ってもがいてた時期 まぁ、多少今でもそれは 名残りはありますけれども、その時期〜 一所懸命もがいたからこそ、こう見えてきたいろんなことがあるから、今はほんとに〜この曲たちに支えられ、曲を愛している人間として、音楽を聴きたいと思ってくれる、くださる人たちに? 何が私が音楽を通して返してあげられるかってことをね? なんかきちんと、丁寧にやりたいな〜っていうふうに、思えるようになってきたかな〜と思ってます。

 でここ数年の中で、いろんなライブとの出逢いがあって、まぁ、あ〜の〜〜、教会でまたライブをやったり、オーケストラと一緒に、大きい、80人のオーケストラ従えて、ライブをやらせてもらったり。

 あとは布袋さんが、もうたぶん最初で最後だと思いますが、参加してくれたギタリストで参加してくれた、私の大好きな、あの今さんとか、あ〜の山木さんとかもうみ〜んな最高のバンドが「今井美樹バンド」と言っても過言ではない人たちが、いてくれるところに布袋寅泰さんが入って。もう夢のような、あの〜、バンドで。バンドの、ボーカリストとして、え〜歌を歌うという、あのまさに「DREAM TOUR」とあたしたちは呼んでいるんですけど。

 そういう、ライブもあったり、いろ〜んなライブの バージョンの中で、そのたびそのたびに、チャレンジしていきたい、こと? 自分が、自分の音楽に対してもっとチャレンジしていきたいこと。それを、果敢にやらせてもらってきて いるんですけども。

 そんなことが、を経てきたからこそ、え〜前回のライブなんですけどね、え〜と〜〜、『IvoryIII』っというアルバムを持って、ま よ 要は20周年をそれこそ振り返るような、ライブを、去年やったんですけども。

 その〜〜、ライブでは、敢えて、「4人でやりたい」。その前の年がね? 布袋さんを、え〜 含め、ほんとに「DREAM TOUR」という、「バッコーン」と大きな うちあ 打ち上げ花火を、上げたようなツアーだったので、もう「このあと何やったって(笑)、あの〜ライブに比べたらね」って、きっと自分たちも、聴く人も、なんかつい比べてしまうだろう。

 でも、だったらね 逆にこんな機会だからこそ、あたしはず〜〜〜っとトライしてみたかった、すっごくシンプルな人数で、それで私 の、楽曲たちが、持ってる可能性をいかに、その 人数で、引き出していけるか。っていうのを、やってみたいな〜と思って。もうなんか、最高なタイミングでそれを、トライできたかなと思ってます。

 やっぱりもうちょっと若い頃だったらね、まぁできなかったかな〜と思います。やっぱり私がこの年齢に 自分の年齢、という歴史があって、20年という歴史 音楽の歴史があって、そこにいろんなことが絡んで、でも、なんかその20年 目の、タイミングと、今の自分の年齢? こういう年齢いろんなことが、ほんとにここ1、2年、すごく上手く、手を つないで? 私を支えてくれているな〜と思います。これからもねいろん〜なトライアルはしていきたいと思ってますけど、うん。

 前回のその、え〜と 「LIVE IVORY」という、そのツアーは本当に、「あぁ〜やっと、これができるようになった」。っていう、すごくねぇ私にとっては大きなねぇ、節目だったような気がします。あのライブがあったからこそ、この次にまた何をやりたいかっていうのがもっともっと、あたしの中で「ムクムク」と 想いが広がって、いる、今日この頃です。

 え〜 では、この辺りでまたもう1曲、聴いていただこうかな? それではその、え〜と、「LIVE IVORY」の、ツアーでやった曲。えっとアルバム、『MIKI IMAI 20051211 IVORY』その中から聴いてください。「黄色いTV」。




♪ 今井美樹 「 黄色いTV 」 〜 アルバム『MIKI IMAI 20051211 IVORY』より




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。「ステージ上の私」ということで、今井美樹のライブをいろんな角度から お話して、きました。

 え〜ずっと〜、私の今までのライブの話をいろいろ、してきましたけれども。まっ、「四の五の言わずに歌は気持ちよく歌ったほうがいいよ!」っていうのが私の今の結論なんですけどね?(笑) ほんとに。(笑) 音楽ってのはほんとに音を楽しむことなんだから、自分でね首しめてるようなとこがあるなと思うんですけど。

 でも、なんかこうやって、悩んで悩んで 紆余曲折してきたことはでも私 今の私にとってはもうほんとに何も無駄じゃなかったな〜と思う。思うし、そういういろんな何か、悩みとか、コンプレックスとか、あったからこそ、逆に、次に、また何かを こく、解決したいと思って向き合ってきたっていうか。

 だから、20年という月日が私にとってはあっという間の気がするんですけど。(笑) 今日のあたしがいるん、じゃないかな〜と思っています。これからもきっとやっぱり あ「相変わらずまぁ美樹ちゃんは悩んでるよ。ま 好きなように なやん 悩んどきなさい」ってみんなには(笑) い 言われるような、感じは、続く〜んじゃないかなと思いますけども。

 でも、やっぱり音楽を愛している人として、自分なりの音楽に対する向き合い方で、やっぱりそのときそのときの、想いっていうの は、すごく素直に真摯にそれは、音楽を通してみなさんに伝えていけたらいいな〜と思っています。

 え〜と〜、最近ねぇ、あの〜、やっぱここ数年ちょっといろいろ、自分のライブだけじゃなくて、いろんな夏のフェスティバルとか出させてもらったり いろんなねぇ、自分のテリトリーじゃないとこでライブをやることの楽しみもちょっと、あの〜、にわかに たの、覚えてしまって。あのいろいろ、これからも なんかそういうお話があったら、やっていきたいな〜と思っていたりもするんですが。

 実はつい最近、小沼ようすけくんというジャズギタリストの若手の、あの〜彼のライブに 3デイズのライブに、えっと声をかけていただいて、一日(いちんち)〜 え〜と〜、ちょっとだけ、ご一緒させていただいたんですけども。横浜の「モーションブルー」という小さい ジャズクラブなんですけどね。

 あ〜の〜〜、みんな若いミュージシャンなの。んっふふ(笑)それで、あの〜こういう〜ところで、こういう場所で、こういう人たちのライブに、あの〜何かお手伝いすることがあればという ことで、参加して、何か音楽をしていくっていうのは、考えてみたら今までにはないのね。

 でやっぱり、私の音楽を支えてくれる人たちはやっぱりもう かつての、ねぇ ず〜っともうほんとに同胞というか、もうよ〜くわかってくれている もう年上の素晴らしいミュージシャンばっかり。でもやっぱり、どんどん新しい 若手のミュージシャンたち 出てきてて。アルバムにも、え〜と少しずつ参加してもらったりいろんな若い人たちにも参加してもらったりしてるんですけど。

 やっぱりねぇ、何か怖がって躊躇して、若い人たちの、ほうにこう向き合えない時期も、あたしの中でやっぱりあったのね。だけどそれが自分の中で「このライブを引き受けられたってことは、いろんな意味で自分の何か垣根っていうか、が取り払われてるっていうか扉が開いてるっていう証拠なんだな〜」って。あ あとで自分で気がついたぐらいだったんですけど。逆にねぇそんなところで、こうやってなんか、あの〜 自分の曲ではない曲を、なんか楽しんで歌っているっていうのはすごくねぇ、新鮮で、楽しかったです。

 こういう〜こともねぇ、これから? なんか自分のライブ〜人生の中で、少しずつこうやって増えていくんだろうな〜っと思って、あの〜 楽しみにしています。いろんなところに、「ポツポツ」と出没する、え〜 ようになれたらいいな〜と思います。ぜひ そんなときには、いろんなところで、ぜひ、みなさんとお逢いできたらうれしいな〜と思ってます。

 え〜〜そして、さぁ 私自身の一番新しいライブに関してのお話なんですが。え〜実はですね年末に、ほんとに年末なんですけど(笑)、お忙しい時期に申し訳ないんですが、(笑) 東京だけなんですけどもね、あの〜20周年の、え〜〜〜アニバーサリーライブイベントを、ちょっと数日考えています。

 今どんどんどんどん組み立てているとこなので、あの〜もし東京のほうに、え〜といらっしゃれる方、東京に じっ 実際に住んでいらっしゃる方、忙しい時期ではありますが、あの〜 チャンスがあったら、ぜひ、あの そのときだけの やっぱり、いろんな楽しいライブに したいなと思っているので、遊びに来て ください。

 そして、え〜来年、全国というか うん。地方のほうも、回るツアーを、やりますので、え〜と、今年の、「年末には行けないよぉ〜(悲)」って、思って、なんか 残念に思ってくださってる方。たぶんみなさんの街 みなさんの街の近くに 伺いますので、そのときは、足を 運んでください。逢えるの楽しみに待っています。

 え〜それでは、ここでまた 1曲 お送りしましょう。「20才のころ」。




♪ 今井美樹 「 20才のころ 」




 今井美樹がお送りしている「スーパーエディション」。ではここで、「今井美樹インフォメーション06」。

 え〜っと、10月25日に、今日の1曲目にかかりました ニューシングル「年下の水夫」が リリースになります。ほんとにねぇ、もうとにかく、まず聴いていただきたいと思う、え〜曲です。あの〜、ほんとにいい曲だから聴いてみてください。そして11月にはニューアルバムのほうをリリースいたします。これもね、楽しみにしていてくださいね♪

 え〜そして 先ほども申しましたけれども、え〜年末に、東京だけなんですけどライブイベントを え〜 やります。「20周年 あに アニバーサリー」のライブイベントをやります。

 そして! 年明けには、ツアーを考えておりますので、ぜひ、あの〜チャンスがある方は、足を運んでみてください。

 え〜詳しくは オフィシャルホームページ、「ダブルダブルダブルドット、イマイ、ハイフン、ミキ、ドット、ネット」(www.imai-miki.net) こちらのほうを、チェックしてみてください。

 以上、「今井美樹インフォメーション06」でした。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


〜〜〜 (BGM) ♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」〜〜〜

 今井美樹がお送りしてきました「スーパーエディション」。今日もお別れの時間になってしまいました。

 え〜〜〜っと20年間のライブのことを振り返って ほんとに、いや実はね、「もっと面白い話がある〜」ふふ(笑)っていうのも、あったりするんですけどそれはねぇ、ちょっとね、封印しといたほうがいいかも(笑)みたいな。(笑) あんまり昔の(笑)面白い話は、もうキャラが変わってしまっているので、(笑) 「いいかな?」っていう感じもして、いるので。んふ(笑)またなんか、(笑) もしもどっかの機会があったらね、(笑) 何かんときにお話、しますけれども。

 でもねぇこうやってライブのことを振り返って、あの話してるうちに、自分の中でやっぱりいろんなことが気持ちがねこう整理されてきたっていうか、あの、これから 一番最新の? 年末のライブに向けて、あの〜「自分 が何をしたいのかどういうふうにステージしたいのか」っていうのが、だんだんまた「ムクムクムクムク」とこう、気持ちが、高まって きて います。

 あの〜、今はね、とにかくこの20周年を、え〜と記念してというか、「あたしが20周年を、みなさん とともにすごしたい」っていう、だけではなく、「おめでとうっ♪」って、言ってくださ、る方? 「おめでとう!って言いたいの〜♪」って言ってくださる方、たちの、ために、何かを歌いたいなっていうか、そんな〜ライブも、なかなかいつも できるわけじゃないので、今回はそんなライブになるといいな〜と思ってます。

 え〜来週の「スーパーエディション」、タイトルは、「最近の私」。プライベートに関することも、もしかしたらちょっとお話してしまうかもしれませんが。んふっ。(笑) え〜楽しみに、していてください。

 そしてプレゼントも用意しました。「今井美樹オリジナルグッズ」を、抽選で5名の方に差し上げます。え〜中身はまだナイショ。んふっ(笑) 楽しみに、お待ちください。このオリジナルグッズがほしいというあなたは、メールで送ってください。番組ホームページ「ダブルダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ、ドット、シーオードット ジェイピー、スラッシュ、エス イー」「ダブルダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ、ドット、シーオードット ジェイピー、スラッシュ エス イー」(www.jfn.co.jp/se)。え〜こちらの、プレゼント応募フォームから、送信してくださいね♪

 え〜また、このホームページでは今後の放送内容もチェックすることができます。パソコンだけではなくて、携帯電話からも見ることができますので、ぜひ、アクセスしてみてください。

 え〜今日も最後まで聞いてくださってどうもありがとう。また来週。楽しみにしています。それでは。

 「スーパーエディション」お送りしたのは 今井美樹でした。バイバイっ♪




 

─ 3日目 ─ 「 最近の私 」 2006.10.18 Wed

◆詳細版◆
◇要約版◇ TOP 1 2 3 4

(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹です。「スーパーエディション」。今週もわたくしが お送りしていきます。

 今日もいろんなお話をしていきたいと思いますので、お楽しみに♪





 それでは、今井美樹がお送りする「スーパーエディション」。今日はこのナンバーからお送りします。今井美樹で、「20才のころ」。




♪ 今井美樹 「 20才のころ 」




 今井美樹で、「20才のころ」、お送りしています。え〜今お送りしているこの「20才のころ」という曲は、え〜と〜 かまやつひろしさん。ムッシュの曲〜なんですね。これたぶんムッシュが、ご自分で歌ってらっしゃったん、だと思うんですけども。え〜もう10年ぐらい前かなムッシュに 声をかけていただいて、「デュエットで一緒に、歌ってくれないか」と。でそのときに出逢いまして。

 でそのあと自分でもちょっと おまけのCD で、ちょっとつくっ たときに、それをまたカバーさせてもらって。でも、今この年齢んなって ほんとにこの曲が、もっともっとあの頃よりも自分に似合うようになった? 年齢的にね? なんかそういう〜意味で、どうしても今年歌いたいな〜と思って。え私〜にとっては3回目、に、レコーディングさせてもらった 曲です。

 え〜ほんとにねぇ、もう胸がいっぱいんなる曲です。え〜みなさんに気に入っていただけるとうれしいな〜と思っています。

 え〜さて今週のタイトルから紹介していきましょう。え〜タイトルは、「最近の私」。あたくしの日常〜に関することとか、え〜お気に入りの曲とか、まぁ最近のわたくしを知っていただこうかな〜と思っています。

 え〜ちなみに、超最近 そうですね、まぁ、今日の私はといいますと、ちょっと、今プロモーションですごく、あの〜 本当に ひ(笑)、「キリキリ」と動いているん(笑)ですけど。あのいつもはねぇ私ねぇ、あの〜いっつもこう気に入っているというかもう楽ちんでそればっかり穿いている、カーゴパンツが3本あって そればっかりもうとっかえひっかえ穿いてるんですけども今日は、その前にあった仕事の都合で、いわゆる普通の黒い、スラックスっていうかパンツ。いわゆる普通の、お嬢さん方が穿いてらっしゃるような、(笑) あの〜きれい目の、黒いパンツを穿いているんですけど。

 あの〜、なかなか おようふ 洋服はほんとに好きなんですけど、なかなかおしゃれをする 暇もなく。え〜子供がいると、途中で「おんぶに だっこ」んなってもいいように、どこで床に座り込んでもいいように、どうしてもこう楽な格好になってしまって。え〜本当におしゃれ心が、なかなか、炸裂できないんですけども。久しぶりにこのパンツ穿いて、ちょっとお気に入りのカシミアのセーターなんか着て。なんかちょっと大人んなったような気がして、(笑) うれしいです♪

 え〜〜それでは、今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。今日も最後まで お楽しみください。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





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今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース 「スーパーエディション」。え〜さて、今日は、「最近の私」。え〜このテーマでお送りしています。

 まずは〜〜 そうですねぇちょっとプライベートなお話からしてみようかな。え〜と、とにかく、この、ぉ夏。今年2006年の夏はもう、ほんっとにアルバムの制作、その制作にかかわる、い 様々なできごとでもう、めっちゃくちゃ忙しく(笑)すごしていたので、正直言ってもうプライベートで楽しかったいろんなことをお話するような、そんなこう煌びやかな話はないんですけど。

 でもほんっっとに忙しかったから こそ、あの〜、唯一の、毎週日曜日ってのがどうしても、絶対に休みをとっ、あの 確保すると、あの〜、あたしと夫の間ではもう 約束になっていて。その〜、日曜日っていうのがほんっとに待ち遠しくて。その日曜日っていうのはほんっとに日曜日らしくすごしたいっていうのがあって。(笑) あの〜〜、娘と、パパと ママと3人で、あの〜、いかに 日曜日らしく 親子ですごすかっていうのがねぇ、結構私たちの中では大きなテーマんなってたかな〜と思ってます。

 あの普段はやっぱりどうしても忙しい〜くて、あの手が足りないことが多いので、あの〜 ベビーシッターさんたちに、来ていただいて お手伝いしていただいてることが、あのあるんですけども。もう〜、その日曜日とか、そういう日は、お休みいただいて ほんとに家族3人だけで? あの〜すごして、いるんですけど。

 せっかくの日曜日、もうず〜っと なんか倒れるように忙しく働いている私、「もう日曜日ぐらいゆっくりしたい」って思う、気持ちも、正直あるんですが、だけど、ほんっとにこう なに〜も、え〜、こう、な 何も気で〜すること なく、家族、3人で、いわゆる、家族3人の 暮らし 家族3人の なんか、あの〜ペースで? すごせるというのが、普通に、普通の、意味でいうとまぁ当たり前のことかもしれないんですけどなかなか私たちにとってはほんとに贅沢な時間で、娘もやっぱり、あの〜、日頃〜から、もう 小さいなりにすごくがんばって、あの〜 がまんしてくれてるところがあるし、私も、パパもそうですし。

 だから、近くの公園に、え〜行って、彼女が最近 すごく上手んなった自転車を、「じゃ乗りに行こう!」(笑)って言って、あの〜ビュンビュンビュンビュン、どんどんどんどん その、走るたびに上手になってくのをこう目を細めて、あの〜腕を組んでこう眺めている私たち 2人だったりとか。

 ジャングルジム あたし〜とかねシッターさんなんかと 行くとやっぱりどうしても怖がって、あの〜 一番、トップのところの手前のところで「もうそこまでにして!」って言ってしまうんですけど、パパと行くとやっぱりねぇ、一番上まで、ほんとに頂上のとこまで、「がんばって登れ!」って言って、登らせちゃうんですよ。もう、確かに私もすごくおてんばだったので、もうほんとに高いとこ登ってそこから「ピョン」と飛び降りたり何でもしてたから、自分だってしてたことなのに、娘にはさせられないのねやっぱり怖くて。

 だからこないだはその、一緒に行って、パパと彼女が2人で、公園に行くとこういうふうに、果敢にチャレンジして遊んでるんだよっていうのを、あの〜、私も一緒にそれを眺めながら、「そういうことができるようんなったんだな〜。4歳の娘が」と思って胸がいっぱいんなったり、もう〜 手は出さない口は出さないでいるんだけどもう息が詰まりそうになり なりながら落ちないようにと思うとすっごい緊張して、(笑) あの〜 ジャングルジムの上を見上げてて。

 最後の最後1歩1歩降りてくるときに足が地面に着いたときにもう「はぁ〜〜」っと言って、(笑) もう 力が入ってた 自分の体がリラックスするときのあの、なんかものすごく疲れ、疲れちゃう感じ? でも、こうやって、子供は成長していき、親は、だんだん、たくましくなっていくんだな〜と思ってね、すごくね、あの〜、大事なことをそこからもねぇ、学んでいるような気がしています。

 え〜〜、それじゃあこの辺で、もう1曲お送りしようかな。え〜この曲はですね、今回、え〜っと ディズニーの、DVDで、あの〜、ある歌がありまして それを、え その曲を歌わせてもらってるんですけど。うちの娘も、大の お気に入りです。では聴いてください。今井美樹で、「Part Of Your World」。




♪ 今井美樹 「 Part Of Your World 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。今週は、「最近の私」、というタイトルで お送りしています。

 え〜〜今度は、我が家の中で最近よくかかっている曲とか、え〜、なんかすごく影響〜 「実はとても影響されたのよねこのアーティストに」な〜んていう話をしていきたいなと思っているんですけども。

 そのねぇ、まずはその、とても、影響を、受けた、曲というかアーティスト についてねお話〜したいと思うんですが。あ〜の〜〜、「Caetano Veloso」という、ブラジル〜〜〜を代表する、非っ常に素晴らしい、ベテランの、シンガーが、いるんですけども。あたし この〜〜 人のアルバムを聴いたのが2000年、2000年に、「Noites Do Norte」っていう、あのアルバムがあって。たまたまそれを、それこそ 旅先で布袋さんが、買ってきたのを、あの聴いていて、すごく2人でハマってしまったんですけども。

 すごくねぇ、どっちかっていうとアバンギャルドな、その〜、ブラジル〜が〜、ブラジル、っというとなんか「ボサノバ」とか、ラテンの、その「サンバ」とかなんとなく、もう〜わりと、短絡的にそう、考えてしまい、がち〜なところがあたしにもあったんですけども。どっちかっていうとねもう全然そうじゃなくてほんとに、そうですねぇ結構ね、あの〜〜、ん そういう、ん〜ラテンのその、ラテンの グルーヴっていうか、リズムみたいなのがベーシックにありながら非っ常にこう、ロック的だったり、その現代音楽的だったり、結構ね攻撃的〜(笑)なんですよ。

 でも、声がねもうカナリアのように美しくて、ほんとにそのなんかアンバランスさがものすごく、不思議な方だったんですけど。そのアルバムを〜〜、知ってから、その〜アルバムを 好きでまぁ たまに家(うち)でかけるっていう感じだったんですが、え〜とその方が、あの〜、去年おととしですね2004年にフォール『a foreign sound』という、英語で〜 歌ってる、その〜 有名な、曲を集めたカバーアルバムを 出したんですけど。それ〜を持って日本でライブがあったんですね。

 でそれを、あの〜布袋さんと「観に行こう」って楽しみにして行ったんですけど。もうねぇ、「あ〜あたしぃ〜そうだよ。あたしにとって音楽ってこうだったよねぇ〜」って、そんなねぇ、ことをほんっとに ライブを観ながらすっっごく思い出させてくれる、なんかそういう、音楽というなんか耳で聴くものというより音楽という波動が、自分のこう体とか魂とか、細胞に伝わってくる感じ? もうオーバーに言えば そ そ〜んな感じだったんですけど。そういうねほんっとに素晴らしい、ライブだったんです。

 で、全然ねぇなんかこう、ステージだってシンプルで、あの〜 ギターが、ガットギターと すごく〜 あの〜〜、エフェクティブなギターと、あと チェロの人、ベースの人、とパーカッションとご本人っていうだけだったんですけど。

 もう音のひとつひとつのクオリティーの高さとそれが織り成す、なんていうんですか、お そういうものすごい繊細な音たちがひとつひとつ集まったときにそれが音楽んなったときにそれがどういうふうに、いろんなイメージを膨らませてくれて、その上に声が乗ったときには彼の歌になったときに、それがほんとにあっという間にあたしたちをいろんな旅に連れてってくれるっていうか、そういうことをね、その〜約2時間の間にもう、ず〜っとずっとそのなんか波動を浴びてる感じだったんですね。

 で私はねぇもうず〜っと上向いてたの。上を向いてないとねぇ、涙がポロポロポロポロこぼれてきちゃって、ほんとにねぇ、もう、なんかもう自分の心の中がもう、もう揺れて揺れて揺れるのがもう抑えられない感じになってたんですけど。

 そう私は、音楽にこういうふうに、いつもなんか、いろんなところに連れてってもらっていろんなふうに力をもらって助けてもらって、笑顔をもらって、いろんな感情を教えてもらってたような気がする。「そうだったよね? そうだ私も、こういうふうに音楽したいってずっと思ってて、そういうこと、やってたよね?」っていうことを すごく思い出したんですね。

 でもう、ここ近年の私は〜やっぱり、子供が生まれたっていうことも大きく影響してると思うんですけども、音楽をやっぱり、いち 第一の なんていうの? もうすごい「音楽ファン」だという、私だったはずなのにそういうふうに音楽を聴くという、生活の中で余裕も正直なくなっていて。なのに、「今井美樹」という名前で音楽を、発表していかなければならないというなんかそういう、「ねばならない」ところで 音楽に向き合ってたような、気が、したんですそのときに。

 それで、ちょうどそののち、そのあとに、あの〜自分の、去年の? カルテットでやったライブをやるってことが控えていたので、ほんとにライブ前に、私にとって、「私の音楽ってなんだったんだろう」「何をどういうふうに、伝えたいと思ってこの音楽たちを、に向き合ってきたんだろう」っていうことをすごく思い出させてもらえて。

 あ〜、なんかねぇ、音楽をする人間としてねぇ、助けられたような気がしました。すっごく大事なことを教えてもらって、なんかその日の、その 一日はね私にとってはものすごくねぇ、大きなまたそこから? あの〜、新しい一歩を踏み出し、たと言っても過言ではない、大切な一日(いちんち)〜になったなと思っています。

 え〜それでは、え〜と、今お話した、Caetano Veloso の曲を1曲ご紹介したいと思います。え〜、おととしのアルバム フォーリン『a foreign sound』から、聴いてください。「So in Love」。




♪ Caetano Veloso 「 So in Love 」




 Caetano Veloso で、「So in Love」、お送りしました。いかがでしたでしょうか。いや〜、ちょっとね もう聴いてて鳥肌が立ってる、ふふ(笑)私ですが。

 え〜今週は「最近の私」をテーマにお送りしています。え〜今度はですね、もう1曲、あの〜最近出逢った アーティストの曲をお送りしたいと思うんですが。あ〜の〜〜〜、私〜はほんとに最近 出逢った、あのシンガーの方なんですけど、「出逢った」ってお会いはしてないんですけど、それこそ布袋さんが、あの〜、「君 けっ 好き〜だと思うよ」っていう、アーティストのものを、何枚か、あのピックアップしてくれてその中からセレクトして、くれたものだったんですけども。そこでねぇ、ほんとに、また劇的に出逢ってしまったんですが。

 いや実はぁ、私、あの〜 つ つい、こないだアルバム制作終わったばっかりで、あの〜〜20周年の今年、オリジナルアルバムも発表することんなってんですけど。そのアルバムをね? つくる、き 企画ができ 企画っていうか、結果的にそのオリジナルアルバムになる前に、もしかしたら、企画もので、カバーアルバムを、にしたらいいんじゃないかっていう話が、手前にあったんですよ。だからもしかしたら企画もののカバーアルバムを出してたかもしれない ぐらい、9割方その、選曲をしてた、事実があったんですけどまぁそれがちょっとあることがあって大どんでん返しでオリジナルに 変わったんですけど。

 そういう企画もチラッと頭ん中であったもんですからぁ、たまたまその布袋さんがぁその、「アルバムのためのイメージっていう イメージソースっていうような意味ではないんだけど、最近のねすごく、いい あの〜、楽曲たち、見つけたから」って言って「まぁ 音楽を聴く暇もね?楽しむ暇も君には今忙しくて、ないだろうから」って言って、あのいくつかピックアップしてくれた、です そういうことがあってピックアップしてくれたの。

 でその中で、え〜と「土岐麻子」さんという、シンガーなんですけど。あ〜の〜お父様が、あの〜ジャズ、え〜とジャズサックスプレイヤーの方なんですけどね? で〜、彼女は元々なんかバンドをやっていた バンドのボー ボーカリストだった、だと思うんですがちょっと、詳しいお話今ちょっとわからないんですけど。その人が、あの〜「ジャズを歌う」っていって それこそスタンダードのものとかをカバーして、あの 歌っている『STANDARDS』っていうアルバムなんです。

 その中で、あの〜〜〜、「Sound Of Music」に の中に入っている有名な「My Favorite Things」とか、歌ってて。それがまたねす〜ごくもう サウンド自体がものすごくグルーヴしてて、すっごいカッコいいんですスイングしてて〜。「うわぁ〜〜!気持ちいい〜!」。

 この、「My Favorite Things」っていうのはもういろんな人がカバーしてて、ほんとに有名で す 素晴らしい曲だけど、彼女のこの 真っ直ぐなこうあんまりリバービーではない、どっちかっつとわりとマットな声で、このスイングしてるジャズを スタンダードなものをこうすっごくスウィング感あふれた感じで歌っているのが すご とても新鮮だと思って、「うわ!好きぃ〜〜〜!」って思って。(笑) まずそこでハマってしまったんですね。

 で、オリジナルアルバムと違ってカバーアルバムつくるっていうときは、何を、どういうふうに歌うかってよりも、どの曲を、セレクトしてるか。何の曲を、カバーとしてピックアップしてるかっていうのが、とても大事なことだと思うんです。

 どの曲をピックアップして、そのアーティストが歌うかっていうのがその、アーティストのセンス、が出るとこだと思うのでぇ〜。その、意表を突いたっていうか意外な曲「あ この曲やるんだ! へぇ〜!」みたいな、そういう 選曲を、やられたときってものすごくうれしかったりするんですけど。

 そういう、自分の中で カバーに対しての想いが あっ あったときにぃ、その土岐さんのアルバムの中で この『STANDARDS』ってアルバムの中で、え〜これからおかけする曲なんですけども、「Earth, Wind & Fire」の、「September」。これを、彼女が、選んで歌っていたんですよ。

 で、1曲目が「My Favorite Things」っていうほんとにスタンダード、となっている曲、で来ているので、次もこう、どんなジャズのスタンダードが来るのかと思ったら「Earth」が来たんですよ?(笑) それも「September」が。も、誰でも知ってるあの有名な「September」が、「えっ?」でもイントロ聴いて、歌いはじめたとき「え!これもしかして「September」? うわ〜! や〜ら〜れ〜たぁ〜!」(笑)と思って。(笑) すっっごくうれしくなっちゃって。

 であの〜、曲が、こんなに何ていうの「ボサ」っていうか、こういうふうなアプローチで、生まれ変わるんだ。ってそれも彼女の声でこんなに伸びやかに、それをこう彩ってるっていうのがもう結構感動で、もほんとにねぇ、もう、初めて出逢った、シンガーだったんですけども 一気にファンになってしまって。もう、しばらくはず〜っと彼女の この、アルバムを 聴いていました。

 もうね、え〜っとわりとインディーズの ところで お出しになっている感じだったので今レコード屋さんにあるかどうかわかんないんですけどウチはねぇ、え〜と〜夫が、あのやっぱり、なんでしたっけ「Amazon」。とかで、あの〜手に入れたりしてくれていたので、何とかラッキーなことにあるんですけども。興味ある方はもうぜひ聴いてみてください。ほんとにカッコいいアルバムです。

 それでは え〜とご紹介しますね。土岐麻子さんで、「September」。




♪ 土岐麻子 「 September 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。「最近の私」 ということで、え〜近頃の今井美樹の話をして いますけれども。

 やっぱり最近の私といえば、え〜 ニューシングルです。え〜「年下の水夫」。え〜毎週かけさせていただいておりますが まもなく今月25日に、発売になります。

 あの〜、この、すでに2週にわたって聴いていただいて、なんかこう、みなさんの感想早く聞きたいなと思って いるんですけども。まずねほんとにこの曲と出逢っ、たことがあたしにとって衝撃だったんですけども。だって、「年下の水夫」ですよ?タイトル。ふもう(笑)、それだけでさっきの Caetano Veloso じゃないけどすごくもう官能的っていうか、「えっ!? 年下の水夫ぅ〜?」みたいな。(笑) オバちゃん入ってます?すいません。

 あのねぇ、あの〜 実は この〜、曲というか、2年ぐらい前になるんですけども、詞だけ、歌詞だけ先に、届いたんですよ。でと 当時、うちの事務所の社長が、あの〜〜、そうですね もう、岡田ふみ子さんっていう作詞家の方 もうほんとに、大ベテランの、方なんですけど。その方と 昔から仲良しで。

 「ねぇねぇ岡田さ〜ん。今井美樹にさぁ、なんか、詞を書いてみる、って〜興味ない?」って言って、「あ や やってみるやってみる」っていう、そんなやり取りぐらいで、と 特に「こういうものをしてくれ」とか、なんかインフォメーションいろいろするとかでもなく、なんか、詞を、オーダー、とりあえず詞をオーダーする。っていうかたちで、あのボールを投げて。そして、返ってきたのが、岡田さんから返ってきたのがこの「年下の水夫」という、歌詞だったんですね?

 もういきなり出だしがねぇ、「どうしてあなたは年下なの?」。「窓にもたれて静かに訊いた」「半分裸のあなたは笑って、水夫のように私を抱いた」ですよ? 43歳でよかったって(笑)ほんとに思いましたけど。(笑)

 もうねぇ、ほんっとにねぇ、初めてねぇこの詩を読んだときにねぇ、さっきの Caetano Veloso のライブで、ライブを観てもうほんとに胸が「ぎゅう〜」っとなって、すっっごくなんかこういろんなことを、「ふわぁ〜〜」っと思い出したり「ザァ〜〜〜」っといろんなことを想像して、なんか心と体が震えた、ときのように、ほんとにねぇ、なんかこう、ものすごく衝撃的だったんです。胸が「ぎゅう〜〜」っとなって。

 これはなんか、「あ わかるわかる。あたしこの気持ちわかる」とかそういうことじゃなくて、そうですねぇ、もうなんかある種、ほんっとになんかインパクトのある、美しい、短編の映画を観た、ような感じ? 歌詞を読んだだけで、もう自分の中でいろん〜な 映像のイメージ、が「ふわぁ〜」っと浮かんで。

 夜のシーンとか。月明かりの具合とかほんとに静かな、こう、波打ってるほんとに美しい水面(みなも)とかねもういろんなことが「ふわぁ〜」っとイメージが湧いて。そこで、その 向き合っている、ほんとに大人の、女性と、若い年下の、あの〜、男性の その、なんていうの? なんともいえないこう緊張感にある、こう距離感のあり方とかね。

 ほんっとに、なんかね、ものすごくそのストーリーを、あっという間に自分の中で、あの〜、感じてしまって。私がどうこうじゃなくて、もう早く、この、詞を、歌いたいと思ったの。こんな気持ちになったことが久しぶりだったので、「あ この気持ちのまま早く歌を、この歌を歌いたい」っていう、なんか、衝動に駆られたんですけど。

 あの〜〜、かつて何度かやっぱり ある時期ある時期でねものすごく「うわぁ〜!この曲歌いたぁ〜い!早く」そういう、衝動的な なんか気持ちに駆られた曲何度かあるんです。本当に。

 あの〜、もちろん「PRIDE」もそうだったけど、あの〜 「黄色いTV」っていう曲がむか〜し 3枚目のアルバムにあるんですけれども。それなんかも、そうですね以前かけましたけど、それなんかもね? 岩里祐穂さん作詞家と、あの〜上田知華さんという作曲家の人たちがもう、作詞作曲ある状態で あたしのところに いきなり持ってきてくれたんですレコーディン、レコードの、レコード会社の、ディレクタのとこに。

 それ初めて聴いたときに それもね「黄色いTV」っていうタイトルの不思議さと、ものすごくねぇ、普通のポップスではないやっぱり、不思議さがあったんですそれも非常に映像的だったの。音楽と詞が。もうあれを 初めて聴いたときもねもう、「ぎゅう〜」って気持ちになったんですけど。あのときをね思い出したの。

 もう、初めて出逢った何かっていう、そういう「ぎゅう〜」っていうなんか、なんともいえないこう胸が、苦しくなるような、想いっていうんですか? もうねぇ、何度かある その、歌いたい衝動に駆られている、一番最近のそれができごとだったんですね。

 でこれはもう、ほんとに早く、かたちにしたいと 思っていたんですが、何しろ 詞がものすごく、大事だったので、中途半端にひとつの作品にしたくないと思っていたから、ず〜っとず〜っと、どういうふうに曲にしようかっていって、実はだから寝かせて、た状態だったんですね。

 なので、あの〜、今回これがね?こういうかたちで、作品になりこれは川江美奈子さんという、あの〜 シンガーソングライターの人が曲を つけてくれて。これは「愛の詩」っていう前回のシングル、の作詞作曲の、アーティストなんですけど。

 彼女が結果的に、この、曲に、ほんっとにぴったりの、もう思ってた通りの世界を そこに 音で 表現してくれたと思っているんですけど。その曲を、え〜、つけてくれて。ほんとに私の中で、ずっとずっとあたてめ 温めてた想いが、「ふわぁ〜」っと立体になって、それを、やっと今回、2年越しで? 歌うという。え〜 ことになったんですね。

 だから、自分の中ではものすごく、今の、私の、音楽に対しての、想いが、一番なんかわかりやすく詰まってる曲じゃないかな〜と思って。今回、シングルとして、え〜っとみなさんに少し早く お聴かせすることになりました。

 なかなかこういう 曲をシングルでは、出さないよね普通。だけど、さっきの「43歳になってよかった」と思ったのはねぇ、やっぱり、この年齢んなって、こういうのがこう奇をてらっ たかたちではなく、なんか、自然にこう歌えるようんなった、この詞を歌えるってことが、あんまりこう無理した感じがないっていうのは、やっぱりそれこそ20年っていう月日が私に、あの与えてくれた、大きな、もん ものじゃないかなと思うし、この年齢が、やっぱり、あの〜、この曲と出逢わせてくれたんじゃないかな〜と思ってるから。うん 今〜 この曲と出逢えたことが、ほんとにあたしにとっては すごく、幸せなことだなっと思っています。

 え〜それでは。もういいからとにかく話をするより聴いてほしいの。んふふ(笑)聴いてください。今井美樹で、「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 今井美樹がお送りしている「スーパーエディション」。ではここで、「今井美樹インフォメーション06」。

 え〜っと、10月25日、もう、今、かかって、おりましたニューシングル「年下の水夫」が、いよいよリリース されます。ほんっとにねぇいい曲なんです。もう、ゴリ押ししますがほんとにいい曲です。ぜひ聴いてください。そして11月22日にはニューアルバム、『Milestone』、を、リリースいたします。詳しくは来週お話いたしますので どうぞ お楽しみに。

 そして、え〜今年、え〜歌手デビュー20周年ということで、「今井美樹 20th Anniversary Premium Live at Park Tower」と題しまして、12月25、12月26 27の、3日間、東京プリンスホテルパークタワーで、え〜ライブを行ないます。これもねぇ、あの〜、ほんとにちょっと、素敵な、え〜感じになるように今、すっごく楽しい、こと、いろいろ考えてますのでぜひ、足を運んでください。

 え〜そしてさらに 年明けには、え〜全国ツアーも、計画しております。詳しくはオフィシャルホームページ、「ダブルダブリュダブルドット イマイ ハイフン ミキ ドットネット」(www.imai-miki.net) そちらのほうを、チェックしてみてください。

 以上、「今井美樹インフォメーション06」でした。


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今井美樹プロデュース スーパーエディション





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今井美樹プロデュース スーパーエディション


〜〜〜 (BGM) ♪ 今井美樹 「 愛の詩 」 〜〜〜

 今井美樹がお送りしてきました「スーパーエディション」。今日もお別れの時間になってしまいました〜。

 え〜今日は、「最近の私」と題しまして、え〜私の ほんとに、え〜ハマっている音楽とかね そういうものを聴いていただきましたけど。私ね、好きな音楽の話になるとすごくねマニアックになっちゃって(笑)、上手く、伝わらなかったんじゃないかな(笑)と思いますが。

 でもねぇ、聴いてみてください。音楽は、言葉で聞くんじゃなくて やっぱ音で聴くものなので、あの今日、ご紹介した曲たち、もし興味がある方はぜひ、あの〜、CDを買って聴いてみてください。

 え〜来週の「スーパーエディション」は 11月に発売になるわたくしの新しいアルバムについていち早くお伝えしていきたいと思っていますので、忘れずに聴いてくださいね♪

 え〜そして プレゼントのほうも 用意しました。「今井美樹オリジナルグッズ」を 抽選で5名の方に 差し上げます。え〜このオリジナルグッズがほしいというあなたは、メールのほうで 送ってください。番組ホームページ「ダブルダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ、ドット シーオードットジェイピー、スラッシュ、エス イー」「ダブリュダブルダブルドット、ジェイ エフ エヌ ドット シーオードットジェイピー、スラッシュ エスイー」(www.jfn.co.jp/se)。え〜こちらのプレゼント応募フォーム のほうから、送信してください。

 え〜また、このホームページのほうでは、今後の、放送内容のほうもチェックすることができます。パソコンだけじゃなくって、携帯電話からも見ることができますのでぜひ そちらのほうもアクセスしてみてください。

 や、いよいよ来週は、新しいアルバム。渾身の一枚となっております。こちらのお話たっぷりしますので、楽しみにしていてくださいね♪ それではまた来週 お逢いしましょう。

 「スーパーエディション」。お送りしたのは、今井美樹でした。じゃあねぇ♪ バイバイっ♪




 

─ 4日目 ─ 「『 Milestone 』のすべて 」 2006.10.25 Wed

◆詳細版◆
◇要約版◇ TOP 1 2 3 4

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今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹です。「スーパーエディション」。今週もわたくしが お送りしていきますが、今井美樹のスーパーエディションは今日が、最後。

 名残惜しいですけれども最後の1時間も 今井美樹モードで お〜伝えしていきますので 最後まで、ごゆっくり 楽しんでください。





 それでは、今井美樹がお送りする「スーパーエディション」。今日はこのナンバーから お送りします。今井美樹で、「Part Of Your World」。




♪ 今井美樹 「 Part Of Your World 」




 今井美樹で「Part Of Your World」をお送りしています。え〜今お送りしているこの「Part Of Your World」は、ディズニーの、「リトルマーメイド」という、え、DVDの作品があるんですけども。

 その中で、あの〜今回、あの〜、アリエルちゃん 主人公のアリエルちゃんが洞窟のシーンで歌うすごく 素敵な曲なんですけどそれを今回ね? あの〜、特典っていうかその、DVDの中で、え〜、歌う ということを、お話をいただいて、今回、歌わせて いただくことに なりました。

 え〜、アリエルちゃんの、歌も、それから今井美樹の歌も、楽しんでいただけるとうれしいです。

 え〜さて歌手デビュー20周年の、わたくし今井美樹なんですけども。ニューシングル「年下の水夫」に続いて、え〜来月 新しいアルバムが、出ることになりました。そこで今日は、ニューアルバムスペシャル。「『Milestone』のすべて」。というタイトルで、お送りしていきたいと思っています。

 『Milestone』。このアルバムの、タイトルなんですが、え〜この、言葉を、今の 私の気持ちでこう、言い表すと、なんていうのかしら、ほんとに 20年、「ここまで歩いてきたよっ。「ピッ」」って(笑)印をつけて、そしてまたこれからも、ず〜っとこの道を歩いていく。そんな、想いで、このアルバムをつくり そしてこの『Milestone』という言葉を、見つけ出しました。

 20周年〜、目の、なんか特別企画アルバムという想いではなくて、19年のときも、たぶん21年のときも、同じように、音楽には向かい合ってると思うんですけども。あたしにとって音楽はいつもいつも、非常に、真摯に向かい合う、合うべく、ほんとに大切なものだったので。

 そういう この、2006年、20年目に? あの〜、素敵な楽曲たちと出逢えたことに、「感謝!」という気持ちで、ほんとに その、あの通過点を、「ピッ」と、「ここに来たよ」っていう、あの〜 道しるべというか一里塚を、ここに ちゃんと 刻んで、それでまた、歩いていこうという、え〜大いなる、んふっ。(笑) 決意を持って、今日 ここに、居ります。

 あの〜〜、ちょっとねぇ、言葉の、意味 意味というか言葉が、え〜、カタいというか、あの〜、なんか「今井美樹の Milestone というのが、なんか違和感がある感じ」っていうふうに、ある人には言われたんですけど。その「違和感」 こそが、実は、私にとっては非常に「今井美樹」じゃないかと思っているので、あの今回はね いろんな意味で、このアルバムの全てにおいて、私らしいアルバムになったなぁと思っています。

 え〜それでは 今井美樹プロデュース「スーパーエディション」。今日も最後までお楽しみください。


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今井美樹プロデュース スーパーエディション





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今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。今日は、ニューアルバムスペシャル。「『Milestone』のすべて」。ということで、わたくしの新しいアルバムについていろいろとお話を、お伝えして、興味を持っていただきたいなと思っています。

 え〜先ほども言いましたけどもこの『Milestone』というタイトル。これ実はねぇ、それこそ、Miles Davis が、「Milestones」という、あのジャズのね? Miles Davis の「Milestones」っていう曲を、あの〜 発表しているんですけども。

 Miles の 「Milestones」っていう曲はほんとに、あの曲によってなんか あの当時のジャズシーンに「グァ〜〜」っとジャズと ジャズの音楽たちのシーン「グゥ〜」っと変わったという、こう、言われるほどこう歴史的にあの曲からいろんなことがまた、大きく変化したという、意味で、え〜辞書で調べてもそうなんですけども「歴史的な、大きなできごと」とかそういう、意味的にも、あの使われている その「Milestone 、s」。Miles の「Milestone」という、え〜 曲のタイトルがあるんですけども。

 わたくしのほうはそうではなくて、(笑) あの〜辞書で調べるとね? 今言った Miles の、あの歴史的、あん「歴史を変えるほどのなんか大きなできごと」っていう意味もひとつ。でも、一番普通にメインで考えるとほんとに、1マイル1マイルっていうか この、ここの、マイルまで来ました。「ここのマイルまで来ました」っていう石をね こうやって置いていく、そういう意味で 日本語でいう「一里塚」みたいなものなんですけど。「通過点」というか。それを印していくっていうような、意味があるんですけども。

 もう今までもずぅ〜っと 私なりに紆余曲折ですけども音楽の旅をしてきて、20周年という大きな意味ではあるんですが でも、うん「20年目に来た」。(手で「トン」と区切る音) で「今年この作品と出逢えた。うれしい! ありがとう!」。(手で「トン」と区切る音) で「これからも、いろんな 旅をしていきたい」っていう 想いで、私にとっては、すごく 今の 自分の気持ちをいちば〜ん素直に表現している言葉かなと思ったので、この言葉を、タイトルにつけました。

 あ〜の〜、そ(笑)それこそ Miles が、使っているような Miles Davis が「Milestones」という曲をつくって、あの〜、つくっている ような きょ、言葉なので、んこう、軽々しく使えないような、そういう〜 ちょっと緊張感はあったんですけど でも、今説明したような意味合いからすると私には一番、あの自然な、あの〜、感覚だったので。ちょっと、ジャズファンからは叱られるかもしれませんけど。(笑) すいません。『Milestone』というタイトルに、してしまいました。

 でね今回のアルバムはね、先週もチラっとお話したかもしれませんが、ほんとは あの〜、最初カバーアルバムに なるはずだったかもしれないぐらいの、ところから、思い切り「グゥ〜〜〜」っと 180度、あの〜〜、変わって、オリジナルアルバムになったという経緯があるんですけども。それはほんとに、「年下の水夫」という 今回のシングルになっているこの曲の歌詞との出逢い、が発端です。

 で〜、その歌詞を、早く曲にして、そして、早くその曲歌いたかったというあの衝動を、あの、その衝動こそ? その衝動こそが、今の私の、その音楽に対しての想いをいちば〜ん、示してるんじゃないかな〜と、思って、いるので、あのシングルという、わかりやすいかたちというよりかは、その想いがストレートに伝わる、であろう、波動を、その、みなさんにお届けしたいと思って「年下の水夫」という曲を、シングルとして出させていただきました。

 そして、その曲があって、そこから生まれたアルバムとして、全体的に、アルバムのトーンというのは、ひとつのある、あの「色」というか。そうですね今回はどっちかっつと「温度」というよりも、「湿度」っていうか そういう〜 なんかこう、ある一定の湿度感みたいな。声の湿度感だったりサウンドの湿度感だったり。そういうものが、あの〜一本、とてもこう、わ わかりやすくっていうか自分の中では キチンと、一本連(つら)〜 ねることができたな〜と、思っています。

 うん〜今までのアルバムもほんっとうにひとつひとつ想い出深いですけれども、20周年目の、今年? 私にとって本当にある意味で、20周年スペシャルという、結果的に自分にとって、そういう、大きなおもみ 想い入れのある、作品が、できたな〜と思っています。

 え〜それでは、アルバム『Milestone』から1曲お送りしましょう。今井美樹で、「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




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今井美樹プロデュース スーパーエディション





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今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。「『Milestone』のすべて」。え〜先ほどはタイトルが、このアルバムの 生まれた、え〜 きっかけというか まぁコンセプトみたいなお話を、しましたけれども。

 あの〜、今回ねぇ、あの、私にとって、すごくその、それこそ20周年目にふさわしい、作品に仕上がったなと思ってるのが、もうひとつ意味があってそれはねぇ、あの〜、ほんとに、うれしい再会と、そして新しい出逢いというのがあるんですけども。

 今回はね? プロデュースを、武部〜聡志さんという、え〜キーボーディストというか、もう、有名な方なんですけど武部さんにお願いをしているんですが。武部さんっていうのは、実は私の〜2枚目のアルバムとか、え〜っと4枚目のアルバムとかその辺もう、すっごく初期の頃に、楽曲を何曲か提供していただいたりそれの曲に対しての あの〜 アレンジをお願いしたり。

 だから、かつてのすっご〜〜いまだ、生まれたばっかりの今井美樹の頃の、あの曲〜、の、結構核になるとこの曲を、手伝ってくださってる方だったんですよ。

 でそのあと、そのあとっていうか その頃佐藤準さんという アレンジャー。とず〜っと基本的にはやってきたんですけど、その中でやっぱり武部さんの曲はまたちょっと違うカラーで、すごくこう 輝いている あの〜、そういう曲たちが、あったんですけども。

 今回だから本当に、また、ほんとに久しぶりの再会というかね? そういうかたちで、あの〜、当時の、今井美樹の、今までのことをず〜っと遠巻きに感じてくださってる方〜に、あの〜、アルバムを1枚お願いするという、なんか、あの〜、今までとの大〜きな違い、があり。

 そして、もちろん、え〜〜作曲のほうでは、え〜っと布袋さんにも、え〜作詞作曲で2曲 提供してもらってるし。で〜もう私にとっては欠かせない岩里祐穂さん作詞家の岩里祐穂さんにも参加していただいてるんですけども、あの「年下の水夫」で新しく、出逢った、え〜と〜岡田ふみ子さんというもうほんっとに大ベテランの方の、あの 大人の世界の、え〜と 詞。

 それから、え〜っと楽曲でいうと、『ESCAPE』っという え〜 と〜アルバムがあるんですけどそこで初めて出逢った河野圭くんという、え〜と宇多田さんとかを、手がけてらっしゃる あの、クリエイターの方なんですけど。河野くんの曲〜、とか、あと 川口大輔くんというやっぱり、あの、え〜っとシンガーソングライターの、男の子がいるんですけど。それと、「愛の詩」でも、え〜素晴らしい曲を書いてくださった 川江美奈子さん。

 そういうね? ほんとに 若い 新しい 人たちとの出逢いとそして、もう不動の んふ(笑)「今井美樹 ワールド」をつくり続けて、くれていた、布袋さん岩里祐穂さん。そして、かつてのず〜っと いま 今井美樹を、あの〜、むかぁ〜しの まだみずみずしい頃の今井美樹(笑)から知っている、武部さんというほんとにねぇこの、20年の中の、ず〜っとこう歴史の中でこう、大事なところでこう点々としてこう、あの存在してくれていた人たちが一本の線につながって今をつくってるっという、アルバムに、なってるんですね。

 なので〜、あの〜、何かをこう、ただ、振り返って、あの〜「懐かしいことをしたい」なんてことは全く思わなかったし。だけど、すごく新しい人たちと奇をてらった新しさをやりたいとも思ってなかったし。

 私の 中ではやっぱり20年をず〜っと一生懸命、あの〜私なりに歩いてきて、紆余曲折しながらも出逢ってきた素晴らしい音楽たち。それが土台にあるからこそ、今、また、こうやって、少し 日常の中で音楽を楽しめる よ 余裕ができてきた今、何をしたいのかっていうのがすっごく自分の中で、あふれてきた、この、想い。

 それを、どうにかして音楽という、ん〜〜 波動。に乗せて、届けたい。それが今回のアルバムのいっちばん私がしたいことだったので、「こういうふうに歌を歌いたい」「こういう声で歌いたい」「この ぎゃ 楽曲だったらこういう人たちと出逢いたい」「こういうふうな世界にしたい」そういうのが、自分の中でものすごくいろんな、ふうに、え〜と渦巻いて、いました。

 それをほんとに武部さんは 丁寧に丁寧にひとつずつ た あの、あの〜、紐解いてくださって。それで〜ひとつひとつの、楽曲になり、河野くんも、自分の〜曲 2曲プロデュースしてくれたんですけど 河野くんらしく、だけど すごく今の今井美樹、を、あの〜、なんていうの?壊すことなく、だけど、その中に新しいチャレンジも、あの〜 させてくれ、そういうかたちでね、いろんな曲たちが、私を 本当にいい意味で「ポン」と背中を押してくれるっという、感じに、なりました。

 あの〜〜、一番つくりたかったことは、「これからの今井美樹が、歌っていく、曲たち」という、ことだったんですね。これまでの今井美樹の匂いというよりも。これからの今井美樹に、一番似合う曲たち、を、歌っていきたいという想いだったので。本当に、この曲たちと出逢えたことはうれしいな〜と思っています。

 え〜それではこの辺で、今お話した、え〜曲たち。『Milestone』の中から1曲 お聴かせしたいと思うんですが。え〜とね布袋さんがつくってくれた曲。今回は2曲 布袋さん曲書いてくれたんですけど。

 布袋さんらしいすごくポップで、だけど、本当に、もう、「んぅん♪ 布袋さんだよね♪」っていう、その、大事なところで胸に「キュッ」とくる、そんな、あの〜素敵な詞を書いてくれました。え〜聴いてください。今井美樹で、「Glad to be a woman」。




♪ 今井美樹 「 Glad to be a woman 」




 今井美樹で「Glad to be a woman」、お送りしました。いかがでしたでしょうか。「女でよかった」って言える歌なんて、ほんとにねぇ、若いときには歌えないです。そういう意味での女でよかったわけじゃないから。

 本当にいろんなことがあるけど、今ここの、この日常この毎日 今を生きれることを すごく感謝できるっていう、なんかやっぱり、そういうふうに思っ、て、思えるようんなって、今の自分でいられることに感謝できるってやっぱり、大人んならないとやっぱり出逢えない曲だったな〜と思ってねぇ。

 よく歌わせるよね〜布袋さんこういうの。ほんっとに。(笑) も〜うなんか悔しいっていうかさすがっていうか(笑)あはは。(笑) でもね「ニヤッ」として 「ホッ」とする曲なんかそんな感じだったんですけど。んふ。(笑)

 え〜さて「『Milestone』のすべて」 ということで、あたくしのニューアルバム、『Milestone』に入ってる曲をどんどん紹介しています。

 え〜〜〜それではねまたね、も ほんとにねぇもぜぇ〜んぶ聴いてもらいたいぐらい、全部にエピソードがあるんですけど。もうひとつねすごくね面白いエピソードがあったんで、これはちょっとお話したいんですけども。

 今回ね? あの〜さっきも言いましたけれども いろんな新しいクリエイターの人たちも参加して、てくれてる中で川口大輔くんという、え〜っとシンガーソングライター わか 若いシンガーソングライターの人がいます。

 で 彼が書いてくれてる今回の曲は実は、あの〜〜 1曲目に、入っているアルバムの1曲目なんですが、「愛の詩」という、え〜シングル去年出たシングルなんですけど。そのときにぃ、楽曲集めた、ときに一緒に、いただいてる曲なんですね。だからもう1年、それこそ寝かせてある曲なんですけど。

 今回のアルバムをつくることんなって「あの曲もやりたいね」って言って最初から、ず〜っと候補に入っているのに、全体のラインナップがこう〜 なかなかなかなかこう完全フィックスに、い いた、なかなかこう「ピッ」と至らなかったものですから。

 「その感じによってはこの曲入れるのすごく、あの〜、個性的な色を持ってるので、んん〜難しいね」とか 「この曲だったらどういう配列にする?」って言いながら、最後まで、なんていうのかしら、かたちが、上手くこう、定まらないままず〜っとこう、そこに、残っていた曲だったんですよ 存在が。かたちに上手くできないまま。

 でもやっぱり、「やっぱりやりたいよね」っていうふうに、最後の最後の最後で、やっぱり、思って。スタッフもやっぱり「これやりたいですよね」って、言って。「じゃあどうするよ」っていうふうになったときに、その時点でもうね、そのときがすでに9月のね、16日とかねその辺だったんですけど。

 で私たちは9月の、30日までに全部アルバムを終わらなければ(笑)だったのに、でも、毎週、み〜んな忙しいスケジュールだったから週に2回ぐらい2日ぐらいずつしかレコーディングがとれなかったんですね。まだ他の歌も歌わなきゃいけないし。ミックスも や やってるし、あれもやらなきゃいけないこれもやらなきゃいけないというスケジュールの中で、「最後にこの曲をやっぱりやろう」。

 じゃあ、どうやって、「どういうアレンジにする?」「だったらこのアレンジにするんだったら あの人とやりたい」。どんどんどんどん急激に、動き始めた、あの、曲だったんです。

 ずぅ〜っと寝かせてたのに 最後の最後んなって、急に「やろう」っていうふうになって急激に「バタバタバタバタ」って、あの〜、仕上げなきゃいけないことになったんで、どういうミュージシャン集めるかとか、そういうことをバタバタ始めたんですけど。

 私がやりたかった人たちっていうのは、ほんっっとうに、その人たちは、今、この(笑)、時点で、何日に録音しなきゃいけないってことで、オーダーかけても、「ぜっ〜たいとれないよね」っていう(笑)、もうほんっっとに忙しい、人たちだったんですね。

 でもどぉ〜〜してもその、「これやるんだったら、その人のギターが、いいな〜」「その人のピアノがいいな〜」っていうところから、あの〜、はじまったので、その「やる」ってことになっ、たからにはその人たちとやりたいってことからはじまったので。もしかしたら、「できないかもしれない」って実は、思っ てたぐらいなんです。

 それが(笑)、もうねぇ、もうほんとまた ね 寝技で持ち込んだ(笑)った的な感じなんですけど。武部さんがプロデューサーの武部さんが、もうねぇすごいフライングっていうかほんとはルール違反なんだけど。

 その、やりたかった ギタリストっていうのが田中義人くんというギタリストなんですけど、いわゆるちょっとボサノバ系の曲なんだけどこう、いわゆるボサノバのギターじゃない人にこの曲を弾いてもらいたかったし、この曲やるんだったらもっとラテンな感じにしたいから、「ラテン・ボサ」みたいな、感じにしたかったので。

 「だったらピアノは塩谷(しおのや)さんでやりたい」とか、言い始めて、いたところ、その話をしている最中にもう「ピッポッパッポッ(笑)」って、携帯で、直接田中義人くんに電話(笑)自宅に電話をかけていたんです。(笑) 普通はそんなことしちゃいけないんですよ良い子のみなさん真似しないでくださいね。

 なんですけど、義人くんが、「すっごくやりたい」って言ってくれていて、その頃のスケジュールだったら、わりと流動的にこう できるときなので「できるかもしれない」っていうふうに言ってくれて、「えっ! ほんと!? もしかしたらできるかもしれないの?」。

 でそれでぇ 次の日に正式にマネージメントの人たちにきちんと連絡をして、しの 塩谷さんのスケジュールとかも当たってみて。結果的に、その電話をしてから、5日後ぐらいだったんですけど、その日に、そのどうしてもやりたかったギターの 田中義人くんとピアノの塩谷さん。

 で「どうせこれでやるんだったらドラムは山木さんで、ベースはやっぱり大仏さんだよね〜。でもとれないよねぇ」っていう、人たちまでとれちゃったんですスケジュールが!(笑)

 あり得ないんですよ?みなさんそんなこと! ほんっとにあり得ないぐらいのスケジュールの、タイミングだったんですけど、神様はねぇ、ほん〜とにねぇ、あの〜、私に大きなチャンスをくださったんだな〜と思いましたけど。

 ほんとに今回のアルバムをレコーディングしていて、何度も何度も思ったことはねぇ、やっぱりねぇ、最後まで諦めないことだなと思った。「ほんっとにこれがほしい」「ほんっとにこういうふうにしたいんだ」って思ってるんだったら、自分の段階で口に出さずに「ダメだ」って諦めずに、やっぱり口に出してみる。

 「どうすればいいんだろう」って相談してみる。何かやってみる。やっぱりね、やらなきゃ何も起こらないけどやったらもしかしたら花が開くかもしれないっていうのは、今回何度もあったんです。それのもう象徴的なことがこの、か 川口くんの楽曲でした。

 あのそんないろんなねぇ、あの〜 興奮する いろんな出逢いもあったりしながら、生まれた 川口くんの曲。すっごく、この〜 曲ができあがったことが、アルバムをまた すごく輪郭づけることに、なりました。え〜その曲を、ぜひ聴いてください。今井美樹で、「真夏の幻」。




♪ 今井美樹 「 真夏の幻 」




(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


 今井美樹プロデュース、「スーパーエディション」。「『Milestone』のすべて」。え〜さっきは、収録曲のね? いろんなエピソードなどを中心にお話してきましたけれども。ここでちょっと、PVの、プロモーションビデオのお話なんか ふふ(笑)、ちょっとしたいな〜と思ってるんですが。

 あの〜〜、今回ね「年下の水夫」という曲シングルんなってるのでこれでPVつくるっていうことになっ、たんですけど。あの〜 もう 何度も、この番組で聴いてくださってるからある程度のイメージは持ってくださってると思う 思いますが、ちょっとドキドキする、大人っぽい、官能的な、ちょっ とだけエロティックなイメージの匂いのするような、曲なんですね。

 なので、あたしは当初、私は、出なくていいと思ってたんです。こう今井美樹が主人公じゃなくて、ほんとにこう ここにいる、女性と男性が、主人公で今井美樹の匂いは全く、ない、ものとして私はこの主人公を、演ずるように歌ってる。っていうことに徹して、いたので。

 逆に下手に〜私が 画に出てこないほうがいいと思っていたから。誰か最近のビデオに、よくある、その、若 手の俳優さんとかモデルさんたちとかで、美しいビジュアルをつくってもらえればいいと思ってたんですけど。

 また、あの今井美樹の、あの映像には欠かせない中野裕之監督と今回 や やったんですけど中野さんが、「え〜美樹ちゃん出たほうがいいよ」って「だってさぁ、恥ずかしいじゃん。どうやって年下の水夫と、居るわけぇ?あたし」みたいな(笑)感じだったんですけど。(笑)

 いろいろ、こう ストーリーもね? ま「どうしようか」ってアイデアがあったんですけど結局、あ〜の〜、「年下の水夫」と そ その称するその恋人ですよね。その人の目線が、私を追っているという、映像にしようということになったんです。

 要は、カメラが、年下の水夫というその、あの、年下の、恋人? として、そのカメラに向かって、その、恋人を見る、想いで、あの〜、そこに 笑顔の私がいたりはにかんでる私がいるという感じなんですけど。

 ほんっとに中野さんはねぇ、もう今井美樹をここ10年 そ〜の と 10年以上撮り続けてくれているので、あの〜ある意味でいうともう「今井美樹オタク」的なとこも(笑)あるんですけど。もう、彼が撮ってくれれば ほんとにもう、あの、彼の目線でいいと思うもの は、何にも心配はなかったんですけど。

 やっぱりねぇ、その〜、年下の水夫の目線というところに向かってはにかんでる私を、客観的に 私が見ているのは自分がすごく恥ずかしくて。(笑) すっごっくねぇ、いい〜ビデオができたんです。ほんとにこうショートムービーみたいなすごくいい映像ができたんですけど。

 私は正直言ってね、自分がこういう〜ふうななんかこう〜はにかんでるときの顔なんて見たことないじゃない? だからねぇ、なんかねぇ、なんか、ちょっと、おっほほほ(笑) 「な〜に照れてんの美樹ちゃん」って言われた(笑) 感じだったんですけど。なんかこう〜、ん〜、好きな男〜の人〜の前で〜は、こういうふうになるのかなぁ私はとか思って。(笑) ちょっとね、ドキドキしながら、観ておりました。

 あの、でも、とても、あの〜、美しい、この楽曲にふさわしい、非常にこう、ビジュア、ビジュアル的に あの〜 とてもこう、印象的な、PVになってます。

 それも、このPVも含め、あの〜、何曲かの、ベスト ミュージッククリップ たちが、この〜今回の、え〜、『Milestone』の中には初回限定なんですけどね。えっと〜、ついています。え〜1234、5 5曲。「微笑みのひと」以降のシングルが、え〜ついています。

 もちろん、一番新しい「年下の水夫」をまずは観ていただきたいんですけど。他の曲たちもね、あの〜いろんなまた、想い出が、あっ たりしますので、そちらのほうも、楽しんでいただけたらうれしいな〜なんて思っています。

 え〜それではこの辺でまた『Milestone』の中から 1曲 お送りしましょう。今回の、「ベストミュージッククリップス」の中にも入っています。今井美樹で、「愛の詩」。




♪ 今井美樹 「 愛の詩 」




 今井美樹がお送りしている「スーパーエディション」。ではここで、「今井美樹インフォメーション06」。

 え〜ニューシングル、「年下の水夫」がリリースされました。え〜と〜ほんとにいい曲です。もう 今井美樹 一押しのほほ(笑)楽曲です。ぜひぜひ、あの〜まだ聴いてらっしゃらない方、はいないか。この番組でも毎回かかってるので でも、あの〜、まだCD を、お買いになってらっしゃらない方はぜひ! 買って、聴いてみてください。ほんとに気持ちのいい、楽曲です。ニューシングル「年下の水夫」よろしくお願いします。

 そして 11月22日にはニューアルバム、『Milestone』をリリースいたします。発売までもうちょっとありますけれども、楽しみに 待っていてくださいね。

 そして、今年20周年ということで、「今井美樹 20th Anniversary Premium Live at Park Tower」。題しまして、え〜そういうライブを、12月25日、26日27日の3日間、東京プリンスホテル パークタワーで行ないます。

 あの〜〜20周年の、え〜〜ほんとに特別なイベントということで、あの〜、来てくださるお客さんに一番なんか近い気持ちで? みなさんと向き合える そんなライブにしたいな〜と思っています。年末の忙しいときですけれども ぜひ、足を運んでみてください。

 そしてさらに、年明けには、え〜全国ツアーを行なう予定にしております。詳しくは、オフィシャルホームページのほうで。え〜「ダブルダブルダブルドット イマイ ハイフン ミキ ドットネット」(www.imai-miki.net) そちらのほうを、チェックしてみてください。

 以上、「今井美樹インフォメーション06」でした。


(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション





(タイトルコール)

今井美樹プロデュース スーパーエディション


〜〜〜 (BGM) ♪ 今井美樹 「 20才のころ 」 〜〜〜

 今井美樹がお送りしてきました「スーパーエディション」。とうとうお別れの時間になってしまいました〜。

 え〜この1か月、え〜こうやってみなさまの前で、いろ〜んなお話を、して きました。いろんな自分を話すっていうことは 結構いろんなことを振り返ったりしながら、ちょっと忘れていたことを思い出したり、「あぁそうだそうだそんなことだったよねそういう気持ちだったよね」「あぁもっともっとこういう気持ちでいきたんいだ」とか、そういう意味ではね私にとってもとっても大事な、え〜時間を いただいたな〜と思っています。

 楽曲たちだけでなく、20年のいろんな、大切な時間を、なんかこうやって、振り返って、それで全部これからの、時間につながっていくと思うと、うん一生懸命一歩一歩歩いていくのは、本当に、あの、「すごいことだな」「これからも大切に歩いていきたい」と、え〜、自分の中で 誓った次第です。ふっ(笑)。

 どうもありがとうございました。聴いてくださって。あの〜〜いろんなところでね、あの、これからもまたずっといろんな音楽やっていきますので ぜひ、また 音楽のほうで 楽しんで いただけたらうれしいな〜と思います。

 え〜そして、また プレゼントがあります。「今井美樹オリジナルグッズ」を抽選で5名の方に差し上げます。え〜いろいろね、あの、考えて、結局「これにした!」っというプレゼントがありますので。あの〜、何が届くかはお楽しみということで。んふ(笑)あの、ぜひ、応募してください。

 このオリジナルグッズがほしいというあなたはメールのほうで送ってください。番組ホームページ、「ダブルダブルダブルドットジェイエフエヌドット シーオードットジェイピースラッシュ エスイー」「ダブルダブルダブルドットジェイエフエヌドットシーオードットジェイピー スラッシュエスイー」(www.jfn.co.jp/se)。こちらのプレゼント応募フォームのほうから、送信してください。

 またこのホームページでは今後の放送内容もチェックすることができます。パソコンだけではなく、携帯電話からもでも 見ることができますのでぜひ アクセスしてみてください。

 本当に1か月どうもありがとうございました。あの〜、音楽ほんとに、好きなんだなってことを改めて、感じた、この1か月でした。え〜その気持ちがまずみなさんに伝わると いいな〜。そして これからも、私の音楽 はもちろんですが、いろんないい音楽たちに、え〜っとみなさんの心も、え〜体も癒されて それから、もう〜これからの未来に向かってみんなで気持ちよく、え〜歩いていけることを、願っています。

 それでは「スーパーエディション」。お送りしたのは今井美樹でした。また、お会いできる日まで。バイバイっ♪


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