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◇要約版◇


TBS RADIO (954kHz)
2006.10.19 Thu 13:00〜15:30


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「 Sound Patisserie 」

Personality:小西克哉 松本ともこ


ゲスト:今井美樹




 TBSラジオ「ストリーム」。この時間「サウンドパティスリー」今日は、今年歌手デビュー20周年です。この方です!こんにちは〜♪

 こんにちは。今井美樹で〜す。

 ど〜も♪ ようこそ〜♪ お願いしま〜す〜♪

 ようこそ〜! よろしくお願いしま〜す。

 どうも〜♪ご無沙汰していま〜す。

 ご無沙汰で〜す。

 だいたい3年ぶりぐらいになりますかねぇ。

 そうですねぇ。出産したあとの、『ESCAPE』ってアルバムのときだったと思うんですけど。

 もう小西さんとはね、子育ての話で、「ほんとほんと〜」って話を聞きましたけれども。

 (笑)

 今日はシングルと、そしてさらにアルバムも、ちょっと一足先に持ってきていただきまして。

 はい。

 今なんか聞こえてきた音色が、乾いた秋の空気に ギターの音が結構気持ちいですねぇ〜♪ ( BGM /「20才のころ」)

 気持ちいですねぇ。(笑) そうそう、こういう、このお天気にもぴったり。

 ね〜ぇ。最近ぴったりですよねぇ〜。

 来週25日にシングルが、リリースになりますが。

 はい。

 タイトルが、ちょっと「面白いな〜」と思いましたよ。

 これクールでしょ?

 あんまりこう、口に出したことのない。

 ねぇ。ちょっとこう、官能的な。

 そうそう。(笑)

 ちょっとなんか「グッ」とくる感じが。(笑)

 これは「年下」のほうですか?「水夫」のほうですか? 官能的なのは。

 両方じゃないですかねぇ。

 あ 両方ですか。

 そこにはもう40代じゃなきゃわかんない感じがあるのかな?(笑) 若者にはわからないかもしれないけど。(笑)

 (笑)

 なんか「水夫」という言葉自体 あんまり日本語で最近聞かないし。

 そうそう。そういうこと。

 まぁ「年下」はいいんですけどもねぇ。

 う〜ん。

 た〜っくさんの候補の中から、これはまず詞が。

 たくさんの候補じゃなくて、この曲はねぇ、いきさついろいろあって。実は、2年弱ぐらい前に、歌詞だけ「ポン」と、きたんですよ。それは、うちの事務所の社長と、岡田ふみ子さんっていう、もう大ベテランの方が、昔からのあの仲良しで。

 で、うちの会社の社長がね、「岡田さ〜ん。美樹ちゃんに、なんか詞を書いてみない?」って言ったら「うんうん。書いてみる書いてみる」って。ただそのやりとりだけで、べつに私のことも、私お会いしたこともないですし、社長から何かオーダーがあったわけでもなく。それで「ポン」と出てきたのがこの「年下の水夫」だったの。

 それで、あるときに、私何にも話知らなくて「ポン」と見せられて、「どう思う?」って言って。もう、なんか胸がね「ぎゅ〜う〜〜っ!」ってなって。「あ〜何これすっごい素敵ぃ〜!」「早く歌いたい!」っていう感じだったんですよ。

 へぇ〜。

 そういういきさつを聞いたんだけど、詞だけしかなかったのにイメージがすごく湧いて。ビジュアル的なイメージとか、肌に感じる感覚とか、匂い立つような温度とかね。

 なかなかそういうことまでないですか?

 うん。ないの。

 どんなビジュアルなイメージが湧いてきました?

 絶対 満月の月明かりみたいな中で、本当にこう、電気とかを点けなくても、その月明かりでこう、明るい部屋の中で、大好きな、年下の若い、恋人と、なんか距離を置いて。

 具体的ですねぇ。

 「グッとくる」っていうよりも、「戸惑い」っていうか「ためらい」っていうか、そういう距離感が非常にエロティックだなっと思ったんですよね。

 おぉ〜。水夫はどんな格好してるんですか?

 水夫は書いてある通りなんですけど。(笑) 上半身が、

 じゃあやっぱりシルエットに照らされちゃうんですかね。

 Tシャツかなんか脱いでるんじゃないですかねぇ。Gパンかなんか穿いていて。

 やっぱりそうなんだ。

 じゃあぜひですねぇ、来週25日リリースなので、今日は聴きたいと思いますので。

 私ヘンなおばちゃんみたいになっちゃった?(笑)

 とんでもない!(笑) じゃあ 曲を紹介をお願いしてもよろしいでしょうか♪

 はい。すっごい素敵な曲です。聴いてください。「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 お送りしているのは今井美樹さん 来週水曜日発売です! どうでしょうかみなさま「年下の水夫」お届けしています。

 ドラマチックですよねぇ。これぇ。

 あのねぇ、本っ当に美しい曲なの。詞が本っ当に美しい。官能というよりも、本当に美しい世界を、その2人が居るっていうことで彩っているんですけど。曲も、だからその詞を、いかに浮き立たせるかっていう曲でなければならなかったので。自分の中でね。だから本当に、短編映画を観ているように、美しい世界です。

 「一夜で千夜を求めあい 過去も未来も棄てますか」。なんか映画のキャッチになりそうな感じで。

 ねぇ〜。でね、ここの「今夜このまま流されて 知らない国へ逃げますか」ってフレーズがあるんですが、うちの娘が、私がこれを家(うち)で、できあがったの聴いてたらね、「どこへ行くのぉ?」「どこに逃げるのぉ?」な〜んて言って。(笑) 質問があって。(笑)

 おぉ〜やっぱり言いますかぁ! きますねぇ。4歳の娘さんに、どう答えますかねぇ。

 それはねぇ、「2人でね、これから、幸せに気持ちのいい夢を見て、幸せなとこに行こうねぇ♪って言ってるんだよ」って。「だから愛紗も早く寝んねしようね〜」って、もってったんだけど。(笑)

 早く寝んねしようね。(笑)

 あっ 上手い!(笑) ウチももう4歳の娘でねぇ。

 勉強になるかも。(笑)

 (笑)

 上手いのは、「だから早く寝ようね」とかねぇ、

 そうそう。(笑)

 「じゃないとオバケが来るから」みたいな。理屈になってないんだけど、それで早く寝てくれれば大人的には一番オッケー。(笑)

 そうそう。(笑)

 でも、お家(うち)でも、そうやって「音楽ができたよ〜!」って言って、

 聴かせてあげるわけじゃないんですけど、彼女が向こうの自分の部屋で遊んでいるときに、こっち側で、できあがったの聴かなきゃと思って聴いてると、結構離れてるんだけど、聞こえて。「バタバタバタバタッ」て、

 来ますか。

 走って来て、

 来るんだ。

 「愛紗この歌知ってる」って言って鼻歌で一緒に歌うの。「えぇ? どこで聴いたっけ?」って言うと、すっごい前にリズム取りのあとに録ったやつを、1、2回流してるの聴いただけなのに、鼻歌で一緒に歌うんですよ。

 へぇ〜。ちょっといいじゃないですか。

 おぉ〜ぉ。すごい。

 結構ママ、親バカ 感激した?(笑)

 うれしい 感動した。(笑)

 これたとえばウチの子だったらこれわかんないと思います。っていうのはやっぱりあの辺のって、リズムのいい歌とかでないとだめじゃないですか。繰り返し。これ結構 大人じゃないですか。

 う〜ん。それなんです。「バタバタバタッ」「愛紗知ってるこの曲」。

 それはやっぱりDNAが。お父さんとお母さんの両方のDNAだから。歌はどうですかやっぱり日頃から、

 好きですね〜。

 好きですか。

 好きなんだぁ〜♪

 ちょうど今かかってるこの曲 ( BGM /「Glad to be a woman」) なんかもすっごい好きで。これパパの曲なんですね。これも1か月ぐらい前に、1回たまたま流れたの聴いただけで、ある日突然(笑)1か月後に、パパとママと居たとき、急に歌い出すから、できあがったやつパパが聴かせたのかと思ってたの。パパに渡してたから。「いや〜?俺聴かせてないよ」。

 聴かしてないの?

 「ねぇ愛紗いつ 知ってんの?」って言ったらもうそのまま「フンフン♪」。これもメロディーで歌うの〜。

 ちょっと楽しみじゃないですかぁ。(笑)

 な〜んかねぇ〜!

 すごいねぇ!すごいねぇ!

 布袋さん 本当はなんか陰で聴かしてんじゃないですかぁ?(笑)

 いやいや。(笑)

 「ママをよろこばせてあげらぁ〜」なんて言って そんなことはない。実はですね来月11月22日にですね、アルバムがリリースになるということで、そのレコーディングが結構、大変だったと聞いたんですが。

 大変だったんですよ。

 その一番ハードだったところは。

 もうね、とにかく、今回、プロデュース布袋さんじゃないんですね。布袋さんから離れて、昔に仕事したことがある武部さんっていう方と再会をしたんですけど。結局、「美樹ちゃんが やりたいことをやる」「何が好きか」「それをやろう」っていうことでみんな始めてくれたんで。

 「私が何を好きか」って私じゃなきゃわからないわけでしょ? さっきのその「年下の水夫」にこだわってるディティールのとこも、私じゃなきゃわからないとこあるわけでしょ? だからスタジオにずっと自分が居ることになるわけですよ。

 で、子供生まれてからは本っ当に、できるだけ家(うち)に居られるようにって、プロデューサーである夫が、時間をすごく上手くやりくりしてくれてたから。だけどもう、幼稚園の送りもあるしあれもあるし。(笑) 夜スタジオで本っ当に夜中っていうか朝方までかかって、ヘロヘロになって。

 送り迎えは交替交替ですか? 布袋さんと今井さん。

 基本的にはママがずっとやってたんですけど、さすがにこの、夏。レコーディングと、幼稚園のバザーとかありましてね。

 あ〜!ありますよねぇ! バザー。

 その準備とかでね。(笑) もうねぇ、体ボロボロになってたんですよ。(笑) それで、どうしてももう今日はもう死んでしまうかもって思ってるときに、「明日は俺が連れてくからいいよ」ってメールしてくれて。「ありがとう〜!」って言いながらも心配してるんですけど、お弁当もつくってくれてね。

 えっ!

 えぇっ!

 連れてってくれて。(笑)

 布袋さん弁当つくりました!?

 そう。(笑)

 これは聞いたことがない。(笑)

 玉子焼き焼いたりとか。

 「タコウインナー」とかね。

 「タコウインナー」が!!

 うそぉ! 胸が「きゅん」とした♪

 玉子焼きにはねぇ、「サクラエビ」を混ぜるらしくて パパ。

 うぅっ♪

 細かいな!

 パパの玉子焼きはね、大人気なんですよ。(笑)

 男は細かいですから。たまにやると。

 そう。(笑) 意外とつくると細かいの。

 布袋さん、抱っこして「高い高い」なんかしたら、超高層ビルになっちゃいますよねぇ。

 高〜い「高い高い高い」(笑)

 かわいい♪(笑)

 そんなもうできないけどね重くて。肩車ぐらいしかね。(笑)

 重くて? あ〜そうそう4歳ぐらいだもんね。

 もう上げられないよね(笑)ここまでは。

 20キロ近くありますか?

 いや、そこまではないけど、16.5ぐらいありますね。

 うち19キロあるんですよ。どうしようかと思ってねぇ。(笑)

 でもそうやって、ねぇ。メールでヘルプの言葉送ってくれるし。

 本っっ当に助かりましたね〜。

 素晴らしいね。

 本っ当に。

 もう大人気だもん。幼稚園でうちのパパ。(笑)

 そらそうですよ。運動会なんかよかったじゃないですか。

 いや、運動会ね、再来週なんですよ。(笑)

 あ 再来週ですか。こ〜れはすごいですよね。

 じゃあ、レコーディング終えて、来月11月22日。ちょっとね待ち遠しいので今日は1曲、聴かせていただきたいと思います。もう曲も選んでいただきました。

 じゃあねぇ、今回ね、ご縁があってディズニーのね「リトルマーメイド」っていう作品があるんですが

 おっ! アリエル♪

 アリエルちゃん。(笑)

 大好きっ♪ んふふ。(笑)

 それのDVDがね、また新しく、出るっていうことで、その主題歌を歌わせていただいてます。それをじゃあ聴いてください。「Part Of Your World」。




♪ 今井美樹 「 Part Of Your World 」




 「Part Of Your World」お送りしています。「リトルマーメイド」また新しいDVDが出るの楽しみだし。

 そうなんです。えぇ。

 やっぱりそうすると 子供もよろこびますよね。

 ねぇ。で、これ、娘が、いつかね? 「ママ歌ってたよね〜」「私あの曲好き」なんて言ってくれたりなんかしたらうれしいなぁ〜♪

 もう涙もんですよねこれ。

 ってのが、結構、お受けした理由の半分はなってるんですけど。

 (笑)

 でもねぇ、こないだ「ふっ」と言ってくれた。「愛紗、この歌大好き。ママが歌ってるこの歌大好き」なんて言ってくれてもうね、ちょちょ切れもんだったのよ。本当。(笑)

 (笑)

 愛紗ちゃんの真似をしてると、やっぱりちょっとこう、女の子っていうのは大人っぽいんですね。しゃべるとき。「マぁマ?」みたいな。

 そ! そういう感じになるの!(笑) 諭される感じ。

 どっち似? 今井さん似ですか? 布袋さん似ですか? どんな感じ? 背ぇ高いの?

 あのねぇ、どっちにも似てるような似てないような感じ。パッと見はねどっちに似てるんだろうって言われるんですけど、何かの仕草とかね? 「ギッ」て笑った顔がママにそっくりだとか、何かのときはパパに似てるとか。

 今はいろいろ両親が楽しみなときですが。忙しくなったらまたすごい大変かもしれませんが、今後の予定では、年明けに全国ツアーと聞いています。で、年末にもライブが。

 そうなんです。今年その20周年ということで、やっぱりそのいわゆる20周年的なものはね? どこかで、一緒にお祝いしようと思ってくださってる方たちのためにと思って。考えています。

 じゃあ全国ツアーもあるし、アルバムも楽しみにしておりますので、ぜひ遊びに来てくださ〜い!

 ぜひ〜。

 はい。

 ありがとうございました〜!

 どうもありがとうございました〜。

 どうもありがとっした。

 今井美樹さん♪でした。




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