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TOKYO ENTERTAINMENT STATION

◇要約版◇


TOKYO FM (80.0MHz)
2006.10.20 Fri 21:00〜21:55


山内トモコの
「 TOKYO エンターテインメントステーション 」

personality:山内トモコ


ゲスト:今井美樹




 山内トモコの「TOKYO エンターテインメントステーション」。早速今夜のスペシャルゲストご紹介しましょう。今井美樹さんです。こんばんは〜。

 こんばんは〜♪

 よろしくお願いしま〜す。
 よろしくお願いいたしま〜す♪(同時に)

 どんなときでもすごいスタイリッシュでカッコいい今井美樹さんなんですが

 そぉんな・・・(笑)

 今日は、

 娘を幼稚園に送って行ったときの、そのままの、ですから 一日。(笑)

 (笑) 今ちょっとお話出ましたけれども、お嬢ちゃんの、幼稚園の一大イベントにも参加した なんていうお話も。

 はい。(笑) バザーね。いやもうお母様方 本っ当にご苦労様でしたっていう感じ。自分も含めてなんですが。

 (笑)

 娘のおかげなんですよね。私、やっぱり、娘が幼稚園に行って、クッキーつくったりだの、お母さんたちの手作り品をつくらなきゃいけないとか、いろいろいっぱいあったんです。

 でも楽しかったですよ。バザー自体もすごく楽しかったし、私は当日「チョコバナナ売り」だったんですけどね。(笑)「チョコバナナいかがですかぁ〜〜っ!!」「おいしいよ〜!!」とか言いながら。(笑)

 声張り上げて。(笑) お仕事のほうでは、アルバムのレコーディングが。「ようやく!」っていう。

 そうですね。10月の頭にやっと、全てを終了しまして。結構ね、今回のアルバムは、すっごく時間がかかったんです。というのが、みんなすっごい忙しいスケジュールの中で調整すると、「この週にこの人はこの日しかとれない」みたいな。

 だから延べでいうと本当に「何か月やってたんだ」「いったい何月から入ったんだこのアルバム」っていうぐらい。(笑)

 だけど、「ポツンポツン」って始まって、時間がかかって、その間にいろんな撮影が入るし、幼稚園も行事が入るなんだの、もうパンパンの状態でやってたので、(笑) 大変だった感じもするんですけど。逆にいうと、今回はね、一度ずつは録っているものを、少しの時間が空いた次のレコーディングまでに数日 時間がある間に、「ごめん、もう1回これ歌い直してもいいかなぁと思う」っていう感じで。

 スケジュール、毎日毎日がパツパツだったら、たぶん私言い出せなかったと思うんですけど、そこはスタッフも本っ当にがんばってくれて。「じゃあちょっと調整して、こっちでミックスやりながら、ここで歌やりましょう」とか「ここで何をやりましょう」とかね、行きつ戻りつを、その実際のレコーディングというよりも精神的にもね、見直したり、考えたり悩んだり立ち止まったりすることができたレコーディングだったんですよ。

 だから、こんなにレコーディングにどっぷりと関わり合えたのも、自分で大好きなアルバムを向き合ってつくったっていう充実感はありますね。

 公私共にすごく忙しい今井美樹さんなんですけれども、実は今年で、歌手デビュー20周年、なんですよね。

 はい。そうなんです。

 今夜はですね、記念すべき20周年のアニバーサリーイヤーを迎えられました今井美樹さんに、いろんなお話伺っていきたいと思います。まずは10月25日にリリースとなりますニューシングル、お届けしたいと思います。今井さんから曲紹介お願いします。

 はい。「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 10月25日にリリースとなります 今井美樹さんのニューシングル 「年下の水夫」お送りいたしました。本っ当にこの流れが気持ちいい曲ですよね。

 気持ちいい曲ですよねぇ。この楽曲と出逢えたことはね、本っ当に私にとってね、それこそ、20年やってきたご褒美だなっと思えるぐらい。

 これ、あの岡田ふみ子さんが作詞された楽曲なんですけれども、この詞に出逢ったときの感想というか。

 あのねぇ、実はこれ、歌詞だけ先に、あったんですね。岡田さんが、うちの社長と昔からの知り合いで、ある日社長のほうから、「ねぇ美樹ちゃんに詞を書いてみない?」って言ったら、「あぁ書いてみる」。なんかもう「山」「川」(合言葉) みたいな感じで。(笑)「書いてみる」っておっしゃって。

 何も特にオーダーがあったわけでもなんでもなく、私はお会いしたともなかったんです。岡田さんが、「今井美樹だ」っていうよりも「今井美樹に歌ってほしかった」っていうか、「今井美樹だったらこういう世界を」と思ったのか、私、何も知らないの。だから私も今ね、インタビューしたいんです岡田さんに。「この楽曲、どういうふうに生まれてきたんですか?」っていうの。

 ただ歌詞を「ピッ」と見せられて、もう本当にねぇ、ものすごい歌いたい衝動? 胸が「ぎゅぅ〜」っとなって、本当にこの歌詞だけで、五感全部で感じるぐらい、一瞬にしてイメージができたんですね。

 だったんで、本っ当に早くこれ歌いたかったんだけど、歌詞しかないから、この歌詞に、絶対的にふさわしい、出逢うべくして出逢ったという曲がつくまでは、かたちにしたくないっていう、私たちの共通の想いがあったんですよ。結局「どうしようどうしよう」っていいながら、下手に焦って楽曲にしないで。それが今から2年ぐらい前だったんですけど。

 で、今回のアルバムをつくるっていうときに、「この曲を早く歌いたい」っていうことから、今回このアルバムをつくるっていうことになったんですよ。そのくらいだったので、変な話、コンペで曲を書いてもらって、作家の方たちには大変申し訳ないけれども、結果的に川江美奈子さん、前回のシングルの「愛の詩」を作曲してくださった、若いシンガーソングライターなんですけども。彼女が書いてきてくれた、3番目だったんですけどね。

 こんな想いで、この曲に対してもう2年前から、もう本っ当に「歌いたい!」っていう衝動に駆られ、そんな想いで、曲も生まれてきたこの曲。だから、シングルにするとかしないとか、私正直どうでもよかったんですけど、「この曲を歌いたい」っていうのが、今年「2006年の今井美樹」なわけですが、やっぱり、早くこれを伝えたかったし。

 この曲から、想いが始まったっていうことは、やっぱりそういうニュアンスの、そういう想いを大事にした、全体像っていうか、匂いとかね、空気感とかが伝わるような作品にしたかったので。アルバムのほうまで。だからやっぱりこの、43という今、歌うっていう段階でね、出逢えたことが、私にとってはものすごくラッキーだったなと思って。

 武部聡志さんからは、どんなアドバイスが今回あったんですか?

 アドバイスというかね、武部さんは、2枚目のアルバムとか4枚目のアルバムとかで、何曲か曲とアレンジをしてくださってる方で。ユーミンのツアーとかず〜っともう長年サポートやってらっしゃったり、もう本っ当にプロデューサーとして、メロディーメーカーとしてはもう、名高い、武部聡志さんなんですけど。

 「美樹ちゃん、こうするといいんじゃない?」とかっていうよりも、「何をしたいのか」って音楽をすごく大事にしてきてるっていうことをわかってくれていたので、私が音楽に対して想ってる気持ちとか、ニュアンスとか温度みたいなものを、再現できるようにしたいよねっていうことを、ものすごく努力してくださったので。

 本当にねぇ、短時間で「ワワワ〜」っとやれる方なのに、その行きつ戻りつなんていうことを、許してくださったし。その中で、私が迷走しそうになると的確に「こうじゃない? 僕はこう思うけどな」っていうことを、アドバイスをくださって。受け入れてくださるからこちらも素直になるというのは、やっぱりありましたよね。

 いろんな意味で本当に、記念すべきアニバーサリーの1枚に、アルバムがなっていると思うんですけれども。11月22日にリリースとなります。タイトルが『Milestone』ということで。これ、どんな想いが込められてるタイトルですか?

 『Milestone』っていうのは、何マイルごとに、「このマイルに来ました」「ぴっ」と石を置いていく。その置く石のことなんですって。日本語でいうと「一里塚」みたいなものなんですけど。私にとっては、今回「20周年記念のアルバム」だとかっていうのは、もう最初から毛頭なくて、「2006年度の今井美樹」をしたかったわけです。

 だから、特別なものをつくってるつもりはなくて、ず〜っと、自分の中で、スタッフにも言い続けてきたし自分の中でも想ってたのは、本当に「to be continued だ」ということ。

 やっと、音楽が、これからもっと楽しめるようになってきてるから、今までいろんなことをチャレンジしてきて、素晴らしい音楽たちとたくさん出逢えてきたからこそ、もっと自由に、楽しく音楽を、幸せにね、自分の中に取り入れていくっていうか、そういうことができるんじゃないのかなっていう、気がしてたので。

 私は、これからだと思ってるんですよ。(笑) だから、道はまだまだ続くので、「20年目に来ました「ぴっ」」って石を置いていく感じで。(笑) 通過点っていう感じ。

 本当にこう「20周年記念アルバムをつくるぞ」っていう意気込みが、変に空回りとかしなくて済んだこと、それが結果的にすごく私を支えてくれていたっていうことを、本当に心から実感できるっていう、結果的に、ものすごく、大事な、20周年「らしい」アルバムになったな〜と思って。すっごく感謝しています。全てのことに。

 11月22日リリースとなりますこの『Milestone』。本っ当に素晴らしい1枚なんでね、ぜひみなさんには聴いていただきたいんですけど。
 さぁ今井美樹さん。この秋そして冬にはうれしいニュース満載でございまして。まず今CMスポットなどでもガンガン流れております、ディズニーの名作「リトルマーメイド」。こちらのDVDとオリジナルサウンドトラックが、10月4日にリリースとなったんですが、その主題歌「Part Of Your World」。こちら 歌ってらっしゃって。この曲はニューアルバムの『Milestone』に収録されております。
 そして先ほどお届けしました10月25日リリースのニューシングル「年下の水夫」。さらにですね、アニバーサリーイヤーにふさわしい、本当にいろんな意味で豪華な1枚です。11月22日リリースのニューアルバム『Milestone』。
 それからライブも、スペシャルなものあります。「IMAI MIKI 20th anniversary Premium Live at Park Tower」ということで、東京プリンスホテルパークタワーで、12月25日、26日、27日の3日間、スペシャルなライブが行なわれます。ねぇ もう秋から、ず〜っと走る感じですね。


 秋じゃないもう、夏ぐらいからずっと走ってるので。(笑)

 ですよね。(笑)

 もうねぇ、息切れしそうな今日この頃なんですけど本当に。(笑)

 (笑)

 だけど、息切れしてる場合じゃないんですよ。もう本当にこの、特に12月のライブはね、やっぱり20周年のスペシャルなライブしたかったの。

 やっぱり、私は「2006年のアルバムよ」って言ってるけど、20年間をず〜っと聴き続けてた ってわけじゃないけれども やっぱり今井美樹の音楽を、それぞれの人生の中で、いろんな時期において、深く愛してくださってる方たちがたくさんいらっしゃる。で その人たちが「美樹ちゃん20年おめでとう」って、言ってくださるんですね。

 それはやっぱり、もしかしたら「私がおめでとう」なんじゃなくて、そのみんなの20年。だから「みんなが おめでとう」のような気がするのね。だからやっぱり、そういう意味も込めて、それはそれで20周年のうちにね、通常のツアーではできないライブをやりたいなと思ってたので。

 それこそこれから「何をしようか」っていうのを、今 打ち合わせ始めたとこなんですけど。やっぱり今年しかできないライブなので、すごく楽しみにしてます。

 そしてですね、来年春からは全国ツアーも予定されているということでね。

 はい。

 詳しい最新情報はですね、ぜひオフィシャルサイトでチェックしてください。
 それからですね、来週以降のスケジュール 実はいっぱいでして、28日土曜日には、「Shibuya DUO」にて開催となります、TOKYO FM のライブイベントにもご出演されますので、ぜひみなさんね。
 そして、忙しい合い間にもしっかりママ業もやっていらっしゃる。


 (笑) 全部はできませんよ? お手伝いしてもらったりもしてます。だけど、やりたくてもできない時期も出てくるので、できるときだけはね。たとえば幼稚園に送ったり迎えに行ったりとか、できることだけはきちんとやりたいな〜と思っているので。本当にたくさんの人たちにお手伝いしていただきながら。「新人ママ」ですからね私も。

 (笑)

 彼女が幼稚園の年少っていうことは、ママも新人なわけです。幼稚園のね。だからもう、初めてのことばっかりなわけよ2人して。(笑) だから、大変といえば大変なんだけど、新鮮といえば新鮮だし。すごくね、楽しいです。本当。

 今 一番うれしい瞬間とか、ほっとする瞬間とか。

 そりゃ〜もう、彼女の満面の笑みのときはねぇ、うれしいですよねぇ。本当に。「おかえり〜」なんて言って「ガバッ」と来てくれたりするともう、「ただいまぁ〜〜〜!」ってなっちゃうんですけど。(笑) なかなかねぇ、彼女も歳を重ねてくるとね、こっちがハグしたいときにわざと嫌がってみたりとかね。(笑)

 (笑)

 遊びで忙しくって、「ママ行ってくるね〜」って言っても遠いとこから「いってらっしゃ〜い」とか。「ママ行ってくるねぇ〜〜!お見送りしてくれないの?」って言うと「はいはい」とか言ってね。(笑) 玄関に来てくれたり。ちょっと寂しいときもあるんですけど。(笑)

 (笑) ほんと何物にも代えがたいですよね。ストレス解消法ってあるんですか?

 本当にねぇ、今つくづく思うのが、本っ当に睡眠不足が続くとね、人間ダメになりますね。体も心も。だから、気絶するように寝れるときはね、結構ね、幸せかもしれない。

 長い時間寝れます?

 いや だから、忙しいから、時間はね、そんな寝れないんですよ毎日毎日。だけど「バタッ」と寝れるときと、頭の中こう巡ってて「早めに今日はベッドに入れるから」と思って、1時ぐらいにベッドに入るなり「やったぁ!」とか思ってるのに、もうぐるぐるして2時半まで平気で当たり前のように寝れなかったりすると、すごい悔しかったりする。だから寝るのが2時半になっても3時になっても、気絶するように布団に入った瞬間寝れるっていうのは、ものすごくうれしいかもしれない。

 たぶん濃い睡眠になってるんでしょうね。(笑) で、朝は早いんですよねぇ。

 5時半とかに起きてるお母さんたちなんかに比べたら、私なんか全然偉そうじゃないですけど。でも、寝るのがやっぱり2時3時になって、7時半に起きるのやっとなんですよ。もう本当に這うようにして。

 これも不思議なものでねぇ、やっぱり娘のおかげだな〜と思うのは、どんなに寝る時間がずれても、7時半なら7時半とか、7時なら7時に起きるってことをやってると、朝起きて朝ごはんを食べるっていう時間が決まってくると、やっぱりどこかで体がね、ちゃんとアジャストしようとするんですよね。

 だから、一日のスタートする時間がわりと決まってるっていうことが、とてもねぇ、私を人間らしい感じにさせてくれてるかなと思って。時間が規則正しく朝が始まるっていうのは、非常に健全だな〜と思います。

 だから最初 幼稚園始まったときはもうね、11時ぐらいになるともう眠くて全然ダメだったんですけど。(笑) 「ありえない!」と思うぐらいの時間に眠かったのに、だんだんこうやって体も慣れてくるんですよね。仕事も、レコーディングなんかも忙しかったりすると。大変なんだけど。

 でもねぇ、やっぱり今回のレコーディングで本っ当に大変だったときは、もうどぉ〜しても、幼稚園、「ん〜〜。。。」と思って、「今日もすごく夜中遅くなると思います」なんてパパにメールしとくと、「明日はじゃあ俺が連れて行くから、がんばってね」なんてメールが返ってくると、もうそれだけで「あっ! 明日任せていいの!?」と思うと、もう集中できるしね。もう死んでいられると思うから。

 (笑)

 でも本当にパパさんがそういうときにね、朝、聞こえてるんだけど「愛紗こっち来て。台所行ってパパからごはん食べさしてもらいに行こう行こう(小声で)」なんて聞こえてるんだけど、私はもうねぇ、屍のようになっててね。全然動けないんですよ。朝ごはん、食べさせてくれて、お弁当つくって連れてってくれたりとかするのね。

 へぇ〜。。。! やさしぃ〜〜〜♪

 もうそれは本っ当に助かりましたね。

 ねぇ〜。でもありがたいですねぇ〜。

 ありがたいことです本当に。何がありがたいってそれがものすごくありがたかった。(笑) 本っ当に。もう今回のアルバムはねぇ、だからスペシャルサンクスはもう「Produced by 布袋寅泰」じゃなくても、本当に素晴らしい、もう「主夫」って感じ?

 (笑)

 本っ当にあの2人にね、支えられて私は、山へ柴刈りに行ってたので。(笑)

 (笑)

 でも楽しんでやってましたよ。お休みで。

 あ〜♪なんかいいですね〜。

 もう2人だけの、下手にママが居たりすると邪魔って感じで。(笑)

 ひどいじゃんか。(笑)

 そのうち「俺は俺のやり方があるんだから」的な感じになってくるわけですよもう。(笑)

 (笑) 今日いろんなお話、聞かせていただいたんですけれども、満20周年という本当にアニバーサリーイヤーで、ぜひお体に気をつけてですね、

 ありがとうございます。(笑)

 これからも素敵な歌、どんどん聴かせていってください。

 はい。がんばりま〜す。

 今日はありがとうございました〜♪

 ありがとうございました♪

 それではお別れに1曲、10月25日にリリースとなりますニューシングルの中から、曲紹介お願いいたします♪

 はい。「20才のころ」。

 今夜のスペシャルゲスト、今井美樹さんでした。どうもありがとうございました♪

 どうもありがとうございました。




♪ 今井美樹 「 20才のころ 」




 いつも素敵な今井美樹さんです。特にですね、娘さんのお話をしているとき満面の笑みです♪ ほんとに楽しいお話いろいろ聞かせていただきました。スペシャルなアルバムそしてスペシャルなライブとね、20周年の今井美樹に乞うご期待です。
 お送りしたのは10月25日にリリースとなります今井美樹さんのニューシングルの中から、「20才のころ」でした。





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