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MAGICAL DASH!

◇要約版◇


TOKYO FM (80.0MHz)
2006.10.25 Wed 19:00〜21:00


「 MAGICAL DASH!」

personality:山蔭ヒーロ


ゲスト:今井美樹




 さぁ〜!それでは今夜2組目の、ゲストをここでご紹介したいと思います。今井美樹さんです。

 こんばんは〜♪

 こんばんは〜。よろしくお願いいたします。はじめまして。

 どうもはじめまして。よろしくお願いしま〜す。

 いやぁ〜! きれいだこれぇ〜。

 ありがとうござ・・・(笑)

 素敵。なんだよぉ〜!

 フッフ〜ゥ!(笑)

 妖精さんですねぇ?

 なんですか?それぇ。(笑)

 びっくりしたぁ〜。

 ありがと・・・(笑)

 本日はよろしくお願いいたします。

 よろしくお願いします。(笑)

 さて、今井美樹さんといえば、番組でず〜っと告知してきましたが、今週の土曜日、28日に、日本臓器移植ネットワークプレゼンツ「MAGICAL DASH! 今井美樹スペシャルライブ」を行なうわけなんですけども。イベントを一緒に盛り上げてくれるということで、今井美樹さんをお迎えしました。よろしくお願いいたしま〜す!

 よろしくお願いしま〜す。

 スペイン坂スタジオは、何度か というかたちですか?

 久しぶりですね。でも、私はこのかたちになってからは初めて?

 あ そうそうそう。変わったんです。新しくなった。

 結構 近未来系な感じでねぇ!

 近未来系なんです。お似合いですねぇ〜おねぇたまぁ〜。

 どこがですか。(笑)

 何でも褒めちゃいますおねぇたまぁ〜。

 困ったもんだな。(笑)

 急に恋しちゃったからび〜っくりしちゃったの〜っということで、本日もよろしくお願いいたします。

 よろしくお願い・・・(笑)

 今回のイベントなんですけども、リスナーのみなさんにね、少しでも臓器移植について知ってもらいたいという、関心を持ってもらいたいという趣旨のもとで行なうわけなんですが。この趣旨に賛同してくださったということで、ありがとうございます。

 はい。こちらこそ。

 どうして賛同をしたというの ちょっと訊いてもいいですか?

 あのねぇ、私自身が、うちの母と以前、やっぱりこういうことを、話を、なにげにしたことがあったんですよ。テレビでドキュメンタリーやったりしてますよねぇ。で そのときにね? 「自分はいい」と。私の体、私が誰かの役に立つのは全然構わないと思うんだけど。

 でも、逆の立場になったときに、たとえば母がそのときね? 何かあったときに、「あなたが「いい」っと言っていても、私が「Yes」と言えるだろうか」。と思ったときに、「ちょっと待って」ってやっぱり、思う気がするっていう話になって。それは彼女も同じだったわけ。自分はいいけど。結局それで答が出ないままずっとここにきていたんですけど。

 で 今回お話いただいたときにね、そういう状態だったので、自分もその、ドナーカードに登録してるわけじゃないので、ちゃんとした啓蒙するっていうか、みなさんにそういうことはできないっと思ったら、お話を聞いたら、その自分の臓器を「提供する」っていうのも「提供しない」っていうのも、要は自分の「意思」を、そこに、ちゃんと、「表現するんだ」っていう。「提供する」っていう側だけではなく、「そうじゃない」ってことも、自分の「意思」をそこに、投影するって話を聞いて、それは知らなかったけどすごく大事なことだと思って。

 その「意思表示カード」で、「Yes・No」というのがあるんですよね。それを知らなかったと。

 全然知らなかったから。それはね、さっきの話みたいなときに、自分はいいけど、逆の立場になったときに、やっぱり、残された側の気持ちになったときのことって、意外と一所懸命だと考えてなかったりすることありますよね。だけど、「残された側の気持ちは、じゃあどうするの?」ってこととか、やっぱり家族で、すごく、大切に話し合わなければいけない、大事なことだなと思って。

 「命」。です。

 それをねぇ、そうか「そういうこと考えるってことがまずすごく大事だよね〜」って。それを私も今回すごく、教えてもらったな〜と思って。私と同じように、そのことに気づいたことでいろいろなにか広がる人たちたくさんいるんじゃないかな〜と思って。お手伝いできたらな〜と思いまして。

 そう、知らないことがたくさんあって、今井美樹さんを通して、フィルターを通して、ちょっとでも少しでも考える時間をつくっていただければな〜と思うわけなんですけど。

 そうですね〜。

 そうなんですよ。先ほども出た、「意思表示カード」というのがあって、「Yes・No」っていうのもね、あるのも知らないと思うし。しかもやっぱりその「Yes・No」を「Yes」か「No」にして、自分だけじゃなくて、家族にももう1枚持っていただくっていうことも必要じゃないかな〜というようなかたちで。

 そうですよね〜。

 あとコミュニケーションをとって、「どうしたらいいのか」っていう、家族のコミュニケーションツールとしても使えるんじゃないかなって気もするんですけども。

 そう思います。

 臓器提供の現状なんですが、アメリカでは年間7千人ほど臓器が提供されて、およそ2万人が臓器移植を受けていて、カナダやドイツ・スペイン・オーストラリアなどの先進諸国では、一般的な医療として定着しているんです。これに比べると日本はまだまだ、少ないのが、現状なんです。これについてどう思われます? 日本って少ないんですよ。まだ意識っていうのが。

 そうですね〜。なんか、どうなんでしょうね。だから、自分の立場になって考えたときのことを思うと、まぁ、いろんな宗教観とかいろんなことがね〜。

 いろ〜んなのがありますよ。

 死生観にすごい関わり合ってくることだから、「提供できない」ってことがすごく非人間的だとかそういうことじゃないじゃないですか。いろんなことが関わり合ってくることだから。

 でも、だからやっぱりねぇ、今まだ定着していないところだからこそ、「もっともっとそういう人を増やそうよ」って単にそういうことではなくて、どういうふうに自分が生きて、どういうふうに、自分の人生を締めくくるときにね、やっぱり自分の意思が最後までちゃんと残っている。それは愛してる人間が、いかに尊重してあげるかっていうことは、すごい大事なことだと思うんですね。

 人間ってやっぱり「つながり」だし、そこで意思表示をするということで、人生っていうのがわかってきますものね。

 それがやっぱり、また誰かの役に立ってるっていうのは、なおうれしい っていうことのような気がするんですよ。

 それはたしかにそうですね。そういった意味を込めて今回賛同してくださったっということなんですけれども。今回のライブについても伺っていきたいんですけども、まずはここで1曲ちょっと、お届けしてね。またいい曲がねぇ!リリースされておりますんで、

 ありがとうございます。(笑)

 ぜひちょっと曲紹介のほうしていただいてよろしいでしょうか。

 はい。聴いてください。今日リリースになりました、「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 はい。ということでお送りしたのは今井美樹さんで「年下の水夫」でした。これはもちろん28日のイベントでは、お歌いになる。

 歌います。ドキドキですね。(笑)

 こぉれさぁ〜。泣くっしょ!

 (笑)

 な〜んでしょうねぇ〜、何回もこの番組でも流してるけども、

 ありがとうございます。

 「水夫」っていうのは「過去」という言い方もありますけれども。舟を漕ぐ漕ぎ手のね。年下の、「年下」もう、入りがねぇ、「なんで年下」。

 (笑)

 これはどういう想いで。哀しいわぁ〜。

 これねぇ、歌詞だけ先に2年ぐらい前にあったんですよ。

 あっ、そうなんすか?

 「今井美樹に」って書いてくださったんです。で、本当に衝撃的だったんです。読んだときに。

 ちょっとタイトルロゴが、「「年下の水夫」おぉ? 演歌か?」とか思っちゃうぐらいの勢いなんだけども、

 そぉ〜かなぁ〜。全然そうは思わなかったけど。(笑)

 そうね。(笑) でも全然違うんですよこれ。

 あのね、もう「年下の水夫」ってタイトルだけで、もう変な言い方じゃないけど、エロティックっていうか「官能」だと思ったのね。

 あ〜! そうかぁ〜! アーティスティックだ!

 やっぱり、なんかこう、女性からして、男性が年下っていうだけで、それこそ、日本人の道徳観なのか、やっぱりそれだけでイレギュラーな感じってあるじゃない? なんか。(笑)

 あるあるある!

 それだけでちょっと「えっ?」って引っかかるのに

 引っかかる!

 「水夫」っていうのは、比喩として最高だと思うんですけど。本当に活き活きとした、生命力にあふれた、力強い、「男」っていうさ、「男の象徴」だと思うわけ。若々しいさ。そういう比喩の使い方っていうのがすごく文学的だな〜と思って。

 無いっすよ! こういうタイトルが今。

 ね〜ぇ。もうそれだけで「ウッ」てやられて。

 これ 実らないんですよね? どうなんすか? すごい気になるっすわ〜。

 どうなんでしょうね。それはもうみなさんの お好きなように。

 お好きなように。ストーリーを想い描いていただいてもいいけども。

 もう本当にその、一夜の、これからの私たちの2人の時間を、どういうふうにすごすかっていうね。自分たちの深い、その夢の世界へ、舟を漕ぎ出していくわけでしょ? 本当に美しくて、映画のワンシーンを観ているような、「ふわ〜っ」と旅に連れてってくれるような、感想だったんですね 最初読んだときに。

 一瞬いろんな自分の感情を、日常から「ふっ」と解き放してくれる、その「ふっ」と緊張とかいろんなことを緩ませてくれる その隙間に「グァ〜」っといろんな音楽とか、いろんな想いが入ってくるって、そのこと自体がすごくねぇ、衝撃的だったの。久しぶりだったの。「あぁ〜早くこれ歌いたい」と思って。

 今ねぇ、手振り身振りで説明してくださってる姿は、ちょっと言うの忘れてましたけども、ドコモのVライブの FOMA でね、ご覧になっていただいてる方もたくさんいらっしゃると思いますけども。

 やってんの?(笑)

 ちょっと今ピースしてますけれどもね。(笑)

 (笑)

 で、20周年っすか!

 そうなんです。もう。(笑)

 めちゃくちゃ僕が気になるところ、まぁ女性もねぇ今この FOMA とか観て、思うことだと思うんですけども、めちゃ きれいじゃないですか。

 いやいや。(笑) 今日はお化粧してきたから。これでも。(笑) しないんだもん普段。(笑)

 うちの「山蔭コウイチ」は、今井美樹さんの、ポスターをず〜っと貼ってたんですよ。

 (笑) 何のポスターですか?ちなみに。

 ちょっと僕は何のポスターかわからないですけども。だからず〜っと僕の隣の部屋には、今井美樹さんは居たわけですよ。

 そう。ありがとう。(笑)

 だからうちのアニキは今、すごい聴いてるわけですよ。

 (笑)

 ごめんなさいね、めちゃめちゃプライベートな話で。

 はい。(笑)

 どうなんですか、素敵な女性を保っていくっていうのは、なんかしてることあるんすか?

 いやいや、そんな、してないですよぉ! 睡眠不足の極みだしねぇ、今は幼稚園のママでもうアップアップになってますから毎日。(笑) もう必死ですよね。(笑)

 幼稚園のママ! 幼稚園のママでこんなの居なかったよな〜! そんな幼稚園のママが、(笑) 11月22日に 20th anniversary album『Milestone』リリースされるわけなんですけども。これがまた全編! ちょい泣けてくる。聴いてくると。

 あ〜本当? わぁうれしい♪

 これはどんなアルバムに、今 仕上がったとお思いですか?

 あのねぇ、これねぇ、結構ねぇ、思いのほか、バラバラでレコーディングしてったものだったりしたんです。それは その、1曲1曲をまとめて「わ〜」っとつくったというよりも、1曲1曲をそのときそのときでレコーディングをしてきたんですけどね。

 で 最終的にまぁこういうアルバムにしたかったっていうかたちになったんですけど。本当にギリギリまでね、全貌が見えなかったりしたぐらい、(笑) ひとつひとつにすごくイントゥーしてつくってきたので。だけど私にとってはね、「20周年記念アルバム」をつくるつもりは毛頭なかったわけ。

 お! なかったんすか。

 うん。全然。だって20周年的な記念行事は、もう去年のライブでやってるもの。振り返ることは。

 なるほど。区切りをつけてるわけ。

 もう全然振り返るつもりなんて全くなくて。要は、21年目から、これから歌っていきたい曲たちを、新しく作品にしたいんだっていうのがあったので。だから、全然振り返るつもりはなかったんですけど、結果的にね、できあがったのを聴くと、やっぱり、20年という歳月の中で、出逢ってきた音楽だったり、そこで出逢った人たち、音楽の仲間たちだったり、奏でてくれる人たちだったり。そういういろんな出逢いが、本当に深くつながってることが、結局今回のアルバムのスタートになり。

 ここ10年ぐらいず〜っと今井美樹をつくり続けてくれていた布袋寅泰さんとかも、新しい今の人たちも、ここにちゃんと入っていて、そして、今回のアルバムから出逢っている、若手のミュージシャンたちも居るんですね。川口大輔くんとか、ギターの田中義人くんとか、川江美奈子さんは前回のシングルもそうなんですけど、ああいう若手の人たちとの出逢い。でもその若手の人たちは、実はかつての今井美樹のある時期のところの、アルバムを擦り切れるほど聴いていたっていう人たちだったりしたんですって。

 だから、結果的にね、今までやってきたことが全部つながって、これからの未来に向かっているなっていうアルバムになって。本当にそれがねぇ、図らずしてそうなったことが、すごくねぇ、うれしかったし、私が今回一番アルバムでやりたかったこと、この曲をシングルにしたことは、「歌いた〜い! この曲をやりたい!」っていうその衝動を、かたちにしたかったの。

 「何を歌いたいか」とか、「どういうことを伝えたい」っていうよりも、久しぶりに音楽にこんなに私は、恋をしているってことを、その想いを、レコーディングしたかったのね。だから、それを本っ当に、ふんだんにその時間を使えたことが、結果的にこのアルバムのいろんなところにエッセンスにちやんと散らばってくれているので。すっごく自分では、大好きなアルバムができたなと思って。うれしいです。

 なんか行動をとりたくなったり、衝動に駆り立てられて、誰かにすごい会いたくなったりとか、すごくこう「グゥ」っとつかまれる曲が、あったりとか。

 あ〜本当? わ〜うれしいな〜♪

 「ほろり」という。「ほろり」っていう涙 出ないじゃないっすか。その「ほろり」が出る。

 あ〜そう。うれしい♪ 大人になるって結構いいことだよね♪ そういうことができるようになるっていうのはさ。

 ですね♪ そうなんですよ。そういうことです。今回のイベントもよろしくお願いしますね。(笑)

 よろしくお願いしま〜す。(笑)

 で、そのアルバム引っさげながらですね、12月25日月曜日、26日、27日にはですね、歌手デビュー20周年の記念ライブということで「20th anniversary Premium Live at Park Tower」を開催ということで、こちらもぜひチェックしてください。詳しい情報は「マジカルダッシュ!」のホームページから、今井美樹さんのオフィシャルホームページにアクセスできるようにしときます。チェックしてください。で、本日の今井美樹さんの様子は「ミュージックヴィレッジ・スペイン坂ギャラリー」をチェックしてください。
 今回の、28日に行なわれるイベントなんですけども、トークショーなんかもありながらなんですが。来週の月曜、30日に番組でお送りしますので、今井さんのライブもお届けできればと思っております。今回このイベントに参加できないという人はぜひチェックしていただければな〜と思います。
 それでは今週の土曜日ですね。よろしくお願いいたします。


 よろしくお願いしま〜す。

 ということで今日2組目のゲストは、一緒にイベントを盛り上げてくださる、今井美樹さんをお迎えしました。それでは土曜日です。どうもありがとうございました!

 ありがとうございました〜♪




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