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Hits from the Heart

◇要約版◇


TOKYO FM (80.0MHz)
2006.11.04 Sat 16:00〜16:55


DoCoMo Hits from the Heart

DJ:松本ともこ


ゲスト:今井美樹




 TOKYO FM スペイン坂スタジオから生放送です。DoCoMo「Hits from the Heart」。今日のゲストは、この方で〜す♪

 こんにちは。今井美樹で〜す。

 うわぁ♪スタジオに来ていただきましたぁ。(笑)

 どうも〜。(笑) 久しぶりです♪

 ほんとお久しぶりで〜す。

 どうもどうもどうも。(笑)

 どうですか〜?スタジオの前のみなさん。雨にも負けず。(笑)

 ね〜。今日寒いから本当に、気になる。風邪をひかないように。私さっきから、鼻が「ムズムズムズムズ」してて、この気温の差で。途中で「クシャーン!」ってなっちゃったらごめんなさい。(笑)

 受け止めましょう 受け止めましょう。(笑)

 (笑)

 小さなお子様方もね、来てますので。あったかくして。スタジオの前のみなさん。そして、全国のリスナーのみなさまとは、「今井美樹オールリクエスト」をやらせていただいて。途中からね、聴いていただいて、電話をいただきました。

 そうなんですよ〜。ありがとうございました〜。

 懐かしい曲は「恥ずかしぃ〜!」なんておっしゃいながら。

 そうそう。(笑) 声がね。やっぱり時代を感じますよね。声とその、サウンド感がね。

 でも、そういうものも全部含めて、リスナーのみなさんにいろんな想いがあったようで、たくさんのリクエストが届きました!

 ね〜。うれしかったです。ありがとうございました。

 さぁ!それではですねぇ、今日はここからニューシングルを聴きたいと思いますので、ご紹介をお願いしま〜す♪

 はい。「年下の水夫」。




♪ 今井美樹 「 年下の水夫 」




 今井美樹さんで、「年下の水夫」をお送りしました。この季節の変わり目「本当に寒いけど」っておっしゃってましたが、夕方 週末、少し今雲が厚くなってる。合いますね。

 ぴったりでしょ?

 ぴったりきましたね。

 もぉ「グー」ですよね。(笑)

 この詞の世界と出逢ってから、たまらなかったっていうお話を、やっていましたが。

 そうなんですよ。2年ぐらい前から、この歌詞だけ先にあったんですけど。最初に見せていただいたときにねぇ、本当に胸がねぇ、「ぎゅぅ〜」って痛くなって、とにかく「早く歌いたい」というよりも、これを絶対「自分の作品にしたい」っていう。

 そこまで強く。

 うん。それで、その歌詞を読んだときに、すでにいろんな、たとえば、どういう月明かりだったり、どういう水面(みなも)の、波の感じだったりとか、その部屋に居る2人の距離感とか、そのムードの、湿気の感じとかね、いろんなことをすごく感じて。本当に映画を観ているようだったの。

 だから、この歌詞で何をいいたいかっていうよりも、そのムードを、一瞬にして日常から「パッ」と、旅立てる、そんな美しい世界を、なんとか音楽にしたいな〜と思って。

 それが今度はこうメロディーができ、サウンドと一緒になったというね。

 そうですね。うん。

 この「年下の水夫」をお届けしておりますが、ぜひ、カップリングナンバーも、じっくり聴いていただきたいな〜と思います。この「20才のころ」は、以前に、長くあった曲というか、レコーディングをしていた・・・

 そうなんです。実は今回でレコーディングするの3度目なんですね。

 ぎょぎょ。3回目です。

 最初は20代のときに、それこそ、ムッシュかまつやさんの曲だったので、かまやつさんのアルバムのときに、一緒にデュエットで参加させてもらって。

 20代のとき。

 で、30代のときに、ライブアルバムの限定盤で、おまけで何曲かつけたんですけど、その中に「あれやっぱりどうしてもやりたい」と思って、入れて。でも結局、自分の作品というかたちでちゃんと表に出てなかったので。

 今回、この曲をまたやろうっていうことになったときに、考えてみたら20代30代40代とやってるんですよね。でねぇ、本当に、「あのころ想うたび涙が出るんだよ」っていう、二十歳(はたち)の頃を振り返ってるその1行目がね、それが一番ねぇ、自然な感じだったの自分で。

 今回。今歌って。

 うん。あこがれで歌っていた頃 ちょっと背伸びして歌ってた頃と、今 本当に、すごく素直にそういうふうに自分も思えるっていうか。なんかねぇ、「年下の水夫」もこの曲も、本当にねぇ「40代になってよかった〜」っていう感じ。

 おぉ〜。

 大人になったから、歌える曲になったなと思って。すごくうれしいですよね〜。

 いろいろみなさんからのメッセージの中で、「20周年」というキーワードも出てきますが。「まーくん」からです。「今年でデビュー20周年ですが、今後どういう方向の歌を歌っていきたいと思っていますか?」。それがまさに今回のニューシングルでもあると思うんですが。これからどういうふうにっていうのは、もしかしたらアルバムでその答が、あるかもしれませんが。

 そうですね。これからに向けてとか、なにか特別な想いを っていうわけではなく、本当に「年下の水夫」を、まず「歌いたいんだ」「あの曲をかたちにしたいんだ」「あのムードをサウンドにしたいんだ」っていうところから始まったアルバムなので。

 要はその、ボーカルアルバムとして何を伝えたいかというよりも、洋楽のように、ムードとかサウンドを、そのまま気持ちよく、いかに伝えるか。歌も、声もね、サウンドの一部として、どこにどういうふうに表現したいかっていうところまで、いろいろトライアルしたアルバムなんですね。

 だから、想いをただ伝えるっていうようなアルバムがあれば、もっともっと緻密にトライアルしてみたいことも、もっともっとこれから出てくると思うんで。

 ニューアルバムの『Milestone』ですけども、11月22日、まだもうちょっとみなさんには「待って」という感じで、今 ジャケット写真ですけどもね、届いたんですよ。今回イメージは、今のお話のサウンドとも・・・

 そうですね。だからトーンがね、要は「パキッ」としてるサウンドとか、そういうものではなくて、どちらかというと、「温度」というよりも「湿度」っていうか。

 「湿度」ね。

 「湿度感」。それがいろんな「艶」だったり、「温かさ」だったり、いろんなものに変わっていくと思うんですけど。そういうニュアンスを、ちゃんとかたちに残したかったの。それは写真もそうだし。サウンドも。

 白〜い何かにまとわれていて。楽しみにしています。22日、アルバム『Milestone』リリースです。





 今井美樹さんと一緒にお送りしていま〜す。さぁ続いては「Hits from my Heart」。選曲をお願いしました。曲紹介お願いします!

 くぅ〜!

 くぅ〜!(笑)

 原田真二さんで「シャドー・ボクサー」。




♪ 原田真二 「 シャドー・ボクサー 」




 今の曲紹介は、「くぅ〜〜っ!」という。(笑) 「シャドー・ボクサー」でした。今井美樹さんの選曲です。

 もう大好きだったの。中学3年ぐらいかな。「てぃーんずぶるーす」っていう、1枚目のシングルを、深夜放送で初めて聴いて。「なになにこれカッコいい!この曲なになにぃー!」っていう感じで。もう次の日にすぐレコード屋さんに行って。アルバムを予約してきて。みたいな。(笑)

 いいですねぇ〜。

 それでこの「てぃーんずぶるーす」「キャンディー」「シャドー・ボクサー」というシングルの3部作は、もちろん、持っていたし。特にこの曲が好きだったんですよね。

 その3曲の中で、それぞれで違いますよねぇ。今日選んでいただいたこの「シャドー・ボクサー」が、やっぱり一番。

 うん。これカッコよくてすごい好きだったの。当時から。コード進行とかがすごい好きだったんだよね。(笑)

 (笑)

 で、あとになってわかったんですけど、ドラムが、「古田たかし」さんっていうんだと思うんですけど。「シータカさん」って私たちは言ってるんですけど、私たちのレコーディングでも手伝ってもらっているんですね。たまに。「これいくつのとき叩いてんの?」と思って。(笑)

 いや〜、すごいですよね〜。

 ものすごい長さですね。ミュージシャンなさってて。もう「今井美樹20周年」なんて、まだまだちょこざいなもんだ。(笑) もっともっとがんばらなきゃっていう感じです。

 深夜放送から「わ〜っ」と思った曲が流れてくる、飛びつく、って。音楽が大好きだったわけですよね。

 そうですね。やっぱり、まだ子供のときって、そんなにお小遣いをたくさんレコードに費やせないでしょ? だから新しい音楽は本当に、ラジオから入ってくるのが多かったので。もう私にとって、ラジオとかっていうのは、新しいものを知っていく、すごく大きなツールだったから。

 自分がこうやってラジオとかで何かをさせていただくときには、あのときのお返しだと思って、自分がすごく大事にしているものを、伝えられたらいいな〜と思いますよね。他の人の曲とかも。

 本当にその、ラジオで、何か出逢って、音楽っていう、想い出とか、今ともまた違いますよね。今 出逢う瞬間って。

 すっごい覚えてますよね。

 覚えてますよね〜。テレビだったりラジオだったり、さまざまだと思いますけれども、やっぱり私もラジオなんです。

 そうだよね。(笑)

 えぇえぇ。だからここに居るっていうのもあるんですけど。今、今井美樹さんとね、一緒にいろんなお話できるとすごく楽しいもん!

 (笑)

 ちなみにその「カッコいい!くぅ〜!」っていう原田真二さんは、やっぱり、好きになっちゃう「あこがれ」だったんですか? その当時、その音楽の「コード進行がカッコいい」と別に。

 うん。あのねぇ、ルックスもすごくかわいくってぇ。1枚目の「てぃーんずぶるーす」のねぇ、シングルのジャケットの髪の毛がね、ちょっと「クルクル」っとしてて。

 チャーミング。

 ですよね。短くって。それでアルバムを予約しに行ったのね。で、アルバムの予約しに行ったら、特典でポスターが付いてたら、カーリーになってたの。「違うのぉ〜!」と思っちゃって。(笑)

 あ、違うんだ。(笑)

 「私こっちがいいの!」と思っちゃって。(笑)

 ちょっと「クリッ」ていうぐらいが好きだった。

 もうちょっとショートでね、かわいかったの♪(笑)

 でも「自分の好きなものはこれ」っていう強い想いもありますよね。

 うん。勝手だよねファンってね。(笑)

 それがいいんです!(笑) 原田真二さんの1977年「シャドー・ボクサー」を今日は選んでいただきました。
 TOKYO FM スペイン坂スタジオからお送りしている DoCoMo「Hits from the Heart」。このあとも!おつきあいいただきます。お願いしま〜す♪


 はい。よろしくお願いしま〜す。





 はい。今、このスペイン坂スタジオで今井美樹さんと記念写真を撮りました〜♪ ちょっと移動していただいてね。ファンのみなさんをね、一緒に撮ったんですけども。子供たちは眠くないかなぁ〜? 大丈夫かな〜?

 大丈夫かな?(笑)

 寒いから気をつけてください。

 無理やり手を振らされてる・・・(笑) お〜い。

 でもやっぱりそういう、こう子供たちを連れてねぇ、スタジオに来ていただく、ママパパの気持ちがわかるわけですものね。

 それは、どんなに大変かよくわかるから。(笑) あのね、子供も大変だけど、本当に親は大変なので、このあとぐったりこないように。早めにいろいろ気をつけてください。(笑)

 先ほどの『Milestone』のレコーディングも大変だったけれども、それを乗り越えてできあがると、もぉ〜♪

 もうそれはね〜。ひとしおですよねぇ。こんなにスタジオにこもってやったのは、本当にすごい久しぶりだったので、うれしかったです。やっぱスタジオ好きなんだな〜と思って。

 好きなんだな♪ アルバム『Milestone』楽しみにしていま〜す!
 さぁ、続いてはですね、リスナーのみなさんのリクエスト。千葉県市原市ラジオネーム「みなこ」さんから、ちょっとロングメッセージをいただきましたので、今井美樹さんも聞いていてください。


 はい。

 もう20年ぐらい前のことになりますが、高校時代文化祭のステージでバンドをやっていた彼に一目惚れして、私のほうから猛アタックをしてつきあい始めました。当時、危ないものに惹かれる乙女だった私は、校内で浮いている彼のヴィジュアルも、お勉強できないところも、平気で授業をサボるところも、すごく刺激的で大好きでした。今から思うと「なんてウブだったんだろう」と思いますが、「ロックン・ローラーっていうのは、みんなのスターだから、女友だちと歩いていても、いちいち妬くな!」と言われて、彼が女の子と仲良くしているところを目撃しても、素直に我慢していました。そのうち彼とつきあっていても、自分が全然成長しないことがわかったし、ポーズばかりで、尊敬できる相手でないということに気づいて、まるで「はしか」が治ったかのように、す〜っと彼への熱が冷め、2カ月ぐらいで、私から別れてしまいました。

 結構短いですね。


 早いですね。(笑)

 この前、クラス会があって、卒業以来、初めてその彼と再会しました。やはり、年月というのは恐ろしいもので、あんなに細かった体も、すっかりおじさんのそれになり、(笑) 普通の社会人をやっていて、ほっとした反面、ちょっとがっかりしたりもしました。彼が輝いて見えた、文化祭のステージでは、POLICE のコピーをやっていたんですが、月日が経って落ち着いた彼と、若気の至りだった私の可愛い想い出に、POLICE を卒業した STING の、大人な一曲を贈りたいと思います。




♪ STING 「 SHAPE OF MY HEART 」




 みなこさんからの、大人の1曲を、あのときの彼にということで STING「SHAPE OF MY HEART」。お送りしています。みなこさんはいくつぐらい? 30代後半ぐらいかな。

 ね〜ぇ。ちょっと、「20才のころ」じゃないけど、懐かしく振り返れる、ちょうどいい感じですね。(笑) あんまり最近過ぎずね。

 本当ですよね。(笑) だから、やっぱり、1年じゃないし、5年でもないけど、なんか自分の中でありますよね。振り返ることができる期間。さまざまかもしれない。

 やっぱり振り返られるときって、今そんなに嫌じゃないときじゃないと振り返らないから。そういうのってありますよね。振り返りたくないときってあるじゃないですか。(笑)

 そういうときあります。本当に。みなこさんからは、いいリクエストもらいました。「SHAPE OF MY HEART」ありがとうございました〜。
 さぁ〜、スタジオには実は、クリスマスツリーがもう今日。早っ!


 ねぇ! ほんと。かわいい♪

 白い。

 サンタさんも居る。(笑)

 そろそろですねぇ、12月の予定を、みなさんも立ててくる時期じゃないかな〜と思います。で、デビュー20周年を記念して、ライブイベントの予定が届いています。12月25日、26日、27日、東京プリンスホテルパークタワーにて。これは、ファンのみなさんと、特別なコンサートになりそうですよね〜。

 そうですね。やっぱり、20周年っていう、私にとって別に特別ではなかったんですけど。最初はね。だけどやっぱり、さっきの話じゃないけど、20年って早いんですよね。その間にたくさんの素晴らしい音楽と出逢えてきて、たくさんのミュージシャンたち音楽家たちに、支えられて、そしてファンの方たちに支えていただいて、それでやっぱり、こうやって振り返ることが嫌じゃない感じでいられる。「今」にとても感謝できるし。

 でも、それは私だけじゃなくて、その音楽を聴いてくださっていたみなさんもたぶん、自分のね、今までをこう、気持ちよく振り返ってもらえたりするんじゃないかな〜と思って。だからみんなでねぇ、「がんばってきたよね!」っていう感じの。(笑)

 「20周年おめでとう」というよりも「みんなでおめでとう」「ありがとう」「これからもがんばろうね」っていう感じの、そんな気持ちを素直にお互いに「ポンポン」出せるような、精神的な近い距離感。要は、普通のコンサートで離れてるというよりも、ウォーミーな時間にしたいな〜と思っていて。なので、これから選曲とかいろいろ考えますけれども、いろいろゲストの人たちも来てくださるんじゃないかと思うし。

 うぉー!(驚)

 まぁ、本人が一番楽しみにはしてるんですけどね(笑) 何ができるか♪

 ですね〜♪ ドレスとか、まだこれからですか?

 そうですね。でもドレスは本当に早く探さないとね〜。

 「年下の水夫」もね、その雰囲気をね。

 ね〜。でもドレスとかで背中とか「ガーッ」と開いてるとね、

 ん〜いい〜!「ガーッ」と!うん。

 寒いの背中が。(笑)

 い〜から。(笑)

 大変なの。風邪なんかひいたら。(笑)

 たしかに。3日間あります。さらに、アルバム みなさん待っていて、『Milestone』聴いて、「ツアーは?」っていう話をですね、ひとことちょっと投げてみますね。「ツアーは?」。

 12月は20周年のプレミアムライブにしたいと思っているので。年が明けて春ぐらいに、全国、主要都市何か所かになると思いますけど、新しいアルバム持って、行けたらいいなと、今、企画しておりますので。

 ぜひ。企画中でございますので、最新情報は、オフィシャルホームページを、細かくチェックしてくださ〜い。

 はい。ぜひ。

 では、言っときましょう「www.imai」これは〜、

 「ハイフン」。

 「-miki.net/」です。合ってますよね?

 大丈夫。

 緊張した。(笑)
 DoCoMo「Hits from the Heart」。「オールリクエスト」のときはお電話でねぇ、出演していただき、今日はスタジオに来ていただきました。本当にどうもありがとうございました!


 ありがとうございました〜。

 今井美樹さんでしたぁ〜!

 どうもありがとうございました♪




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