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あの曲、女の子に歌ってほしいな。 こんばんは! 小泉孝太郎です。今夜のゲストは、今井美樹さんをお迎えしてお送りするんですけれども。冒頭のつぶやきの部分ですけどもね、これは今言わずに、のちほど今井美樹さんとお会いしてから、その僕の真意をお伝えしたいなと。(笑) 思っています。みなさんも、今井美樹さんとのトーク、楽しみにしていてください。 この番組「Antenna K」は、僕のアンテナがキャッチした、あらゆるものをみなさんに発信していく番組です。今夜はゲストをお迎えします。今井美樹さんです。今夜は今井美樹さんからプレゼントもありますので、最後までお聞き逃しなく。 それでは今夜のオープニングナンバーをお届けします。今井美樹さんで「DRIVEに連れてって」。 お送りした曲は、今井美樹さんで「DRIVEに連れてって」でした。 bayfm「Antenna K」。小泉孝太郎がお送りしています。今夜のゲスト、今井美樹さんです。 こんばんは。 こんばんは。 どうもはじめまして〜。 はじめまして〜。よろしくお願いしま〜す。 よろしくお願いしま〜す。 こうやってお話させてもらうのは初めてなんですけども、僕 実は、もう2年ちょっと前になると思うんですけど、あるお寿司屋さんで、お見かけしたことがあったんです。(笑) あの〜、ホテルの地下の。 ホテルの地下の。(笑) あぁ、そぉ〜ですか!(笑) そうなんです。(笑) まさかこうやってお会いできるとは。(笑) だから僕の中ではあの光景が今・・・ ヘンな光景じゃなかったですよねぇ? べつに飲んだくれてたりしてなかったですよね?(笑) そんなことないっす。(笑) こっちのほうが賑やかだったんじゃないかなっていうぐらいなんですけど。 (笑) じゃあ今度もしご一緒することがあったら、ぜひ声かけてくださいね。(笑) 声かけさせていただきます。(笑) 僕の話にいきなりなっちゃって申し訳ないですけども。僕はよく、友だちとお酒を飲んだときとか、最後にカラオケ歌えるときの場合って、僕 酔っ払うと、「今井美樹の歌唄って」って。(笑) えっ。(笑) 頼むんですか? 僕 頼むんです。(笑) 女友だちに。「ヤバイ系」だな〜こりゃ。(笑) (笑) 正直言います僕。「PRIDE」と「PIECE OF MY WISH」、それをきれいに歌ってくれるコがいると、 うん。ちょっと惚れちゃったりするんですね? (笑) なぁ〜るほどね。(笑) みなさん聞かれました? この2曲、練習しとくといいみたいですよ。(笑) すいませんね。(笑) 今日来ていただいたのは僕の酔っ払ったときの話でもなんでもないんですけども。(笑) 一昨日11月22日に、ニューアルバム『Milestone』がリリースされて。今井美樹さんの「歌手デビュー20周年記念アルバム」でもあるんですよね。 そうなんですよね。あっという間に20年が経ってしまったなと思って驚いているんですけどもねぇ。 20年って僕にはまだ・・・ ねぇ。(笑) 今どのくらいになるんですか?デビューされて。 5年ちょっとです。 あぁ〜。。。楽しくなり始めてる感じの時期ですよね。 そうですねぇ。(笑) 前よりも、どんどんどんどん楽しくなっていますね。 ね〜。ちょっと今、自分も5年目ぐらいのときのことを思い出したんですけど、楽しかったもん。とにかくやっといろんなことが、少しずつ自分の中で、ぐんぐんぐんぐん回り始めて。やりたいことが増えて。楽しくて楽しくて仕方がない頃だったな〜と思って。(笑) 不安がちょっとずつ、緩和されるっていうか。なくなってきて。 そうですよね。 「あ〜やっぱり、この世界いいな〜」っていうときですね今。 なるほどね。ここでもうひとがんばりすると、また次に「グゥ〜」っと。また新たなものと出逢いがあったりするからね。楽しいですよね。 人との出逢いが楽しいですね〜。 ね〜。絶対 途中で壁にはぶち当たるし、でも誰でもそれは来るものだから。その壁をどう乗り越えるかでまた次の景色が変わるので。面白い時期ですよね〜。 で、5年10年15年って、こうやってこの世界にいられたら、また想うこと違うんでしょうね。 違うと思います。そのときそのときでやっぱりいろいろ、感想があるから。私は、ここのところ音楽の20年。まぁ、昔 お芝居もさせていただいてましたけど、いわゆる役者さんで20年来たわけじゃないので、音楽だからもっと自分自身と向き合うことが、すっごく多かったわけですよね。 音楽っていうものに、向き合うっていうことは、自分の中で振り返ると、それこそ、おうちにある子供の頃からのアルバムをめくるように。すっごく鮮明にいろんなことが、想い出されますよね。アルバム1枚1枚ジャケットとか見てると。 歌手デビュー10周年のときの気持ちと、今の20周年と、全然違いますか? そうですね。10周年目のときはね、もうぐっちゃぐちゃだったの。33歳だったんですけど、29歳ぐらいのときやっぱ苦しくって。デビューをしてそれこそ5年ぐらいで、やっと音楽が楽しくなってきて。やりたくてやりたくて っていういろんなことが増えてきたから。逆に「新しいことやりたい」と思いはじめている気持ちを、自分ではもう、なかったことにできないわけですよ。新しい、今までの自分に似合う音楽以外のものとか。 だけどやっと、今までやってきたことが、今井美樹の作品としてやっと花を開かせはじめたときだったので。スタッフはやっぱり「さぁこれからだ」と思ってるときに、私はもう違うところに行きたくなってるわけ。そのギャップみたいなので、29歳から30歳ぐらいのときは本っ当に、結構闘っていて。寝技で持ち込んだ感じだったんですけど。(笑)「どうしてもこっちに行きたいんだ」っていう感じで、大きくレコーディングスタッフを「ガー」っと変えてというか、新しいフタッフィングで、全部トライアルさせてもらうようになったり。 でもそれはそれで、自分でどうしても、無理をしてでもそうやりたいと思ったことだったから。結局、やっぱり自分で責任とらなきゃいけないので、それから先の作品づくりには、前以上にどんどんハマっていくから、楽しいんだけど、やっぱり、今までただただ楽しかったことが、もっといろいろ見えてくるから、難しいこともたくさん出てくるわけですよ。自分の力の無さとかもね。 そういうので、10周年ぐらいのときは、ハマりまくってて。で、女の人の厄年っていうのがちょうど32歳とかその頃だったので。もう本当「死ぬかも」と思ってたぐらい、(笑) 体が辛くてね。 「なんでこんなに辛い思いして仕事してんだろう」っていうような感じですか。 そうそう。そんな感じだったですよ。だから、今なんか全然気持ちいい。 晴れやかっていうか、すがすがしいですか。 10周年のときより、さらに10年経って、あれからここまでの10年「何やってきたかな」っていうぐらい、ずっと走ってたので。最初の10年よりも11年目から今までのほうが、あっという間だった気がするんだけど。でも、20年目の今のほうが、ずっと軽やかですね。あの頃より。 歌手の方で、僕すごいうらやましいな〜っていつも思うのは、たとえば「ニューアルバム、リリースします」っていうときに、「今回のアルバムは、こういうふうなテイストで」とか、自分の主張とか個性を、思いっきり打ち出せるじゃないですか。でも、役者とかっていうのは、どちらかっていうと「受け身」で、「こういう役がきました」。で、その役を演じなければいけない。っていう、企画からとか脚本をできないし。 でも歌手の方って、「こういうふうな曲つくりたいんだよね」とか、「詞は、あの人に頼んで」とか。そういうのを想像すると、自分の個性を「バーン!」って1枚のアルバムで、全て出せるっていうのは、「なんて気持ちいいんだろうな〜」とか思うときありますね。ライブ観に行っても。 そうですよね。決してそれが本当に全部、自分がやりたかったことかどうか、また別のこともあると思うんですよ?いろいろ。だけど、逆にいうと、それは自分でやりたかったことを自由に表現できるっていうより、自分の責任は全部自分一人で背負わなきゃいけないってことだから。だから私は、音楽と両方やっていた時期から、音楽だけに絞ったんですよ。28歳ぐらいのときから、もう「音楽だけをやりたい」って。 でもそれはね、今 小泉さんがおっしゃったようなことだったような気がして。「受け身でやるのが嫌だ」とかじゃなくて、「総合芸術」でしょ?お芝居って。たとえば、どんなにスタッフが優れてて、脚本が優れてて、どんなに素晴らしい俳優さんたちに囲まれても、仮に自分がメインをいただいたときに、自分の力不足で、せっかくの作品が「つまんない」っていう評判になったりとかする。そういう大きさに耐えられなかったんだよね私。 逆もあるし。どんなに周りが、ひとりひとりが一所懸命がんばっても、何かのちょっとしたことで、こんなにすごくいい作品なのに、いまいち評判にならなかったとか、ピックアップされなかったとか。ちょっとしたことであるじゃないですか。世の中の感じとかね。 だけど音楽はね、作曲家がいて、作詞家もいて、プロデューサーもいたり、ミュージシャンも、みんなでつくるものなんだけど、その人の名前で出るでしょ。だから「このアルバムよくないよね」って言われるのは自分が責任を負えばいいし。だけど、それがもし「よかったね」って言われるときには、みんなで「ありがとう。よかったね」って。「みんなでつくって、わ〜幸せ」って思えばいいし。 とにかく、責任の所在を明確にしたかったの。はっきりしたかったの私。それで、音楽は大好きだったものだったし、一生やっていけるものじゃない?音楽って。仕事じゃなくても。だから私は、音楽を選んだっていう言い方もあるけど、どこかで半分逃げてたのかもしれない。お芝居だったり、歌だったり、両方に自分の立ち位置があるっていうことが、あの頃の自分は、どっちつかずで。 「一生懸命やってます!」って言いながらも、ドラマの現場に行くと「歌唄ってるよね?」って言われるし、歌のほうで行くと「女優さんでしょ?」って言われるし。それがすごく苦しかったけど、それに甘んじてたところもあったような気がして。で、自分でねぇ、もう逃げ場をなくそうと思って。逃げられなくしようと思って、一本にしようと思って歌を選んだの。 あえて追い込めた。 そう。でもだから、すがすがしさよりもね、やっぱり、責任を負うことの重大さのほうが大きかった。でも自分で決めたっていうことに関しては、すっごくうれしかったですよね。たくさんのプロが、自分のためにいろんなことを、ここまでやってきてくれたから、自分の作品でありながら、やっぱりなんか本当の意味で「私は何をしているんだろう」っていうところがどこかであったような気がしたので。自分で何かを決めてみたかったような気がする。今思うと。結構無謀だったなと思うけど。(笑) それを今回、歌手デビュー20周年で、『Milestone』っていうアルバムを出そう!っていうときに、今井さんとしては「今回のアルバムはこういうふうに受け取ってほしいな」。聴いてくれる人に「こういうふうな気持ちを込めて、私はリリースするんです」っていうのは、毎回違うわけですか。アルバムを出すにあたるときの心境みたいなのって。 自分の中から気持ちが「ふわぁ〜っ!」とあふれ出て、たとえばこれを「今この想いをなんとか伝えたいんだ」っていうときもあれば、正直言って、アルバムつくらなきゃいけない。年に1枚ずつ。で「何をつくっていこうか」って無理やり当て込んでいくコンセプトっていうもの先につくって、無理やり当て込んでいくこともある。で、つくりながら「こういうことだよね?」って言ってそのコンセプトを自分の中に飲み込んで、自分の言葉にして言うことも正直ありますよ? だけど、私はシンガーソングライターじゃないので、自分で曲を生み出してっていうタイプじゃないから、だからこそ本当に自分の気持ちが、何かあふれるものがないと、自分の作品なのに、なんかよくわからなくなっちゃうんですよ。「誰のものなの?」っていうか、説得力がなくなっちゃうわけ。 だから、たとえば、今回はプロデュースは布袋さんは外れているんですけど、ここ数年、布袋寅泰さんがプロデュースをしてくれているときっていうのは、作詞も作曲もほとんど布袋さんなんですけど、私が「この曲はこうしたいんだああしたいんだ」って言うよりも、プロデューサーが今井美樹に何を歌わせたいか。 「今井美樹はこうするべきだと思う」「今の今井美樹はこうしたらいいんじゃなか」っていうことをイメージして、あのときは布袋さんっていうプロデューサーが、毎回 曲を生んでいたので。それを、とにかく私は、いろんなキャラクターの曲を、演じるように歌うというか。そのいろんなキャラクターの女性をね。 「私はこうなの!私はこれを言いたいの!」っていうのは、その前ぐらいまでにず〜っとやってきたので、逆に、今までやってきた私の中に、何がたまってるのかを見たかったの。「これをやりなさい」って「あなたにこれはたぶん似合うと思う」って言われたものを、私は自分の中にどういうふうに消化して花を咲かせることができるかを、自分でトライしたかったの。 私にとって音楽って本当に、瞬間的に自分のこの日常から、一瞬にして、その曲が流れたときに、行きたかったところへ「ふぁ〜っ」と気持ちが飛べるっていうか。イメージで「ふぁっ」といろんなところに行けるっていうか、いろんなこと思い出したり。要は、自分の心を本当に「ふわ〜っ」と開放させてくれるっていうか。 私にとって音楽って本当にそういうものだったし、そういう音楽が好きだったし、私はそういう音楽に恋してたし。「そういうことしたかったんだよね」っていうのを、去年ある人のライブを観てすっごく思い出したんですよ。 子供を生んでから、なかなか音楽をゆっくりと聴くなんていうことが、日常で本当にできなくなっていたので、音楽は「一生懸命つくらなければならないもの」になっていたところが正直あると思うわけ。それが久しぶりに「あ〜この曲歌いたい!」とか「この曲をこういうふうな世界で、こういう色合いにしたい」とか、そういう想いがすごくあふれていたので。 詞の世界でどうこうというよりも、その音楽というひとつの波動を、こういう「湿度感」とか、こういう「ザラッ」としたニュアンスとかで、「かたちにしたいんだ」っていう、ものすごく曖昧ではあるんだけど、自分の中ではすごい明快だったんですよ。トーンが。 だからね、すごく大変な作業だったんです。久しぶりに。だけど、ものすごい楽しかったです。スタジオが。 「Antenna K」。小泉孝太郎がお送りしています。今夜のゲストは、今井美樹さんをお迎えして お送りしています。お知らせを挟んだあとも、まだまだ続きます。 |
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「Antenna K」。小泉孝太郎がお送りしています。今夜のゲストは、今井美樹さんをお迎えしてお送りしています。 20周年のメモリアルシングルともいえるのが、10月25日にリリースされた「年下の水夫」という。これも聴かせていただいたんですけど、最初の詞が、なんていうんすか?(笑) 一応1行目が、 「どうしてあなたは、(笑) 年下なのと」。これねぇ「詞先」だったんです。普通なんとなく曲って、メロディーがあって、そこに詞をつけるっていうのが、イメージされる曲のつくり方だと思うんですけど。これはね、詞だけ先にあったの。 それも、うちの会社の社長さんが、昔から交友関係のある、大ベテランの岡田さんっていう作詞家の方に、「ねぇねぇ、美樹ちゃんに何か詞 書いてみない?」ぐらいな感じでやったら、「書いてみる」っていうぐらいな、(笑) そんな感じでやりとりがあって。それで、私はお会いしたこともなかったんですけど。送られてきたのがこの詞だったんですよ。 それで、最初に「どう思う?」って見せられたときに、歌詞を見て、もう胸がね、「ぎゅぅ〜〜!」っとなって。もう本当に「これを絶対自分の作品にしたい」「早く歌いたい」っていう衝動にすごい駆られたのね。胸が震える感じだったんですけど。歌詞だけなのに、映画のワンシーンを観ているように、すっごくビジュアル的なイメージが「ふわ〜っ」と浮かんで。 でもやっぱりその、年下の水夫とそういう、ものすごく密な、エロティックな、官能的な、恋をしているっていうことを伝えたい!とかっていうことではなくて。そんなふうに、一瞬にして、どこかのイメージに「ふわっ」と、自分の気持ちが飛んだ、その事実が、すごいと思ったわけ。 毎日毎日みんな日常の中で、あくせくあくせくいろんなことに追いまくられてるときに、さっきもお話したように、音楽って、そういう力をすごく持っ てるんですよね。それをこの歌詞を読んだときに、その「歌詞」だけなのに、いろんなニュアンスが自分の中に「ふわ〜っ!」と浮かんできて。それをなんとかサウンドというかたちにしたかったの。 で、この詞は本当に「あぁ、40代になってよかった。こんな詞が歌えるようになって」っていうさ、「大人になるっていいよね」っていう感じがして。やっぱり若いときに背伸びして歌っても絶対似合わないし、出逢うべき年齢のときに、奇をてらわずに向き合える歌詞と出逢えたな〜と思って。すっごくうれしかったし。 たとえば、この「年下の水夫」っていう曲を、20代の頃に歌ってたら、自分では気持ちが違うなっていうのはもちろんありますか? それはもう、ものすご〜くキリンみたいに背伸びしてないと、たぶん上手に歌ってても、聴く側が全く説得されなかったと思う。 僕、これ聴いたときに、本当にタイムスリップしちゃいましたからね。 そうでしょ〜? これ、言われたことがあったんです。 あらっ!(驚) まぁ〜!ちょっと素敵じゃない!その話聞きたいわゆっくり。 ちょっちょっ・・・(笑) ダメ?(笑) 言われましたね。(笑) 20代の頃に。 本当ぉ! まぁ〜!ちょっとどうして私がここで汗かいちゃってんのかしら。(笑) いぃ〜わねぇ〜。 もう1行目で僕、タイムスリップしちゃったんです。 本当にぃ! んまぁ素敵だこと♪ それでどうなったの?それは。そののち。 「私はあなたとつきあう人じゃないから」っていうことを言われて。(笑) 大人だこと〜! だからもうこのときは「あ〜っ、これだけはもうどうしようもないな」っていう。絶望でしたよね。 う〜ん。いいんですか?こんなこと放送しちゃって。(笑) 大丈夫。(笑) 心配になっちゃったお姉さんとして。(笑) あらそう! まぁ〜。私 逆もあったらいいのにな。(笑) (笑) そぉっかぁ〜♪ まぁ〜♪ そうなんですよ〜。 ちょっと想い出深い曲になってくれるといいわね。これが。(笑) だから僕もう、今日、帰り、もう1回聴きたいですもん。 うん。もう1回といわず、ず〜っとかけて帰ってください。(笑) 不思議ですよね。こうやって、タイムスリップしちゃうと、どんどんどんどん頭の中で、 そう。一日回ってるからね。今日寝るまで。(笑) そうなんです。(笑) 今日のテーマは「年下の水夫」ということにしといてください。(笑) (笑) そっかぁ〜。いやこんな話が伺えるとは思ってなかったから。(笑) な〜んか「おみやげ付き」って感じ。今日は。(笑) すっごい汗かいてきちゃった俺。どうしよう。(笑) すいません。(笑) いやいや。(笑) 話がいろんな方向飛んじゃったんですけど。今年は、20周年アニバーサリーライブイベントも。12月25日、26日、27日と。東京プリンスホテルパークタワーで。開催されますけども。これは、なんていうんですか? ディナーショーですか? じゃなくてねぇ、たまたまその、ライブをやらせていただく場所が、ホテルのスペースっていうことなんですけど。ライブはもう完全にちゃんとライブ形態で、普通にちゃんとライブのように椅子席とかでやったりするんですけど。 その前に、隣の違うエリアで、お酒とかもちゃんと出る、ビュッフェのスタイルで、お食事も楽しんでいただいて、時間になったら、その会場のほうに、移動していただいて、きちんとライブを観ていただくっていうことなんですが。こういう「20周年イベント」みたいなときじゃないと、通常のコンサート会場みたいなところでやるようなもの以外のことって、なかなかできないんですよ。 だから、私「20周年記念」っていうのは、何に対して20周年記念かって、もろちん「今井美樹ちゃん20周年おめでとう」ってファンの人たちも言ってくれたりします。だけど、たとえばさっきおっしゃったように、音楽って「あの頃こうだったな」とか「自分がこうだったな」とかいろんな、私の曲を聴いてくださっていた人たちも、たとえば20年一緒に歩いてきた人もいるかもしれないし。ここ10年かもしれないし。 でも、一緒に「おめでとう」って、私のことを祝福してくださる方たちにとっても、この歩いてきた今までっていうのが、「よくがんばってきたよね」って。「みんな本当にがんばってるよね」って。「おめでとう」って。またこれから、みんなそれぞれの道で、「明日からまたがんばって行こうね」っていう感じが、私はすごくしていて。 そういう近い距離感。それは「場所が」っていうより、精神的にとても「グッ」と、いつものライブよりかはすごく近いところで、みなさんと何か音楽を通して、交流ができたらいいなって、思っていたんですね。こういう特別なときじゃないとできないので。みんなに本当に「いつも愛してくれててありがとう」っていう感謝と、私も逆にみんなの今までを「おめでとう」って言いたいし。 だからそういう 特別なニュアンスにするために、やっぱりホテルっていう特別な場所だったり、そういう形態をね、今までと違うかたちで、その一日がみなさんにとっても特別な想い出になってくれるようなことにならないかな〜と思って。 しかも、クリスマスから、25日、26日、27日。この期間っていうのは、僕すごい好きですね。 「すき間家具」みたいな時期ですけどね。(笑) すき間。(笑) ちょうどクリスマスも終わっちゃうし、暮れの大晦日までの間の、お母さんたち関係からすると、一番忙しいときなんですよ。クリスマスも終わって「さぁ!これから年末に向けて大変なときなのに、こんなときにライブやるなんて」って(笑)きっとね、思う人もたくさんいると思うわけ。(笑) だけどその、すき間家具的なところだからこそ、(笑) もっと年末になるともっと時間がとれなくなっちゃうし、クリスマスはクリスマスでおうちでとか、自分たちのクリスマスもあったりするだろうし。逆に、ここはここだけの、私たちが彩る、特別な「アニバーサリー・デー」みたいになってくれないかな〜と思っているんですよね。 そして2007年、春から全国ツアーのほうが。 ツアーというかね、まだ調整中なんですけど、全国の主要都市 何か所かを回るぐらいな規模にはなると思うんですけど。この12月にやるのは、20周年のアニバーサリースペシャルライブだけど、この『Milestone』ってアルバムを持ったライブも、当然やりたいので、新しいアルバムを持って。それは、春にやろうと思ってるんです。 だからこの「20周年アニバーサリーライブ」っていうのは、どっちかというと本当に、いかに20周年 今までのをいろんな意味で掘り下げていくかだったり、それこそ こういう時期だからこそ歌ってみたかった、自分の曲じゃない曲もあるかもしれないし。 とにかくみんなにとって、スペシャルな一日にするために、「さぁ何をしようか」っていうことろなので。まぁ新しいアルバムをどうこうというよりも、その一日を演出するための、ライブになると思うから。ちょっと全然違う内容になると思いますので、春のライブのほうも、もし機会がありましたら、ぜひ足を運んでください。 ありがとうございます。僕、生で、 うん。「年下の水夫」? 歌っちゃうわよ?(笑) (笑) 本っ当に聴きたいですね! しかもちょっと許されるなら、ほろ酔いで僕観に行きたいですねぇ〜。(笑) いいですねぇ〜。ぜひいらしてください。本当に。 俺、(笑) 絶対泣いちゃいそう。 (笑) ぜひ、本当に、時間があったとき、僕ライブ観に、行かせていただくんで。楽しみにしてます。 ぜひいらしてくださ〜い♪ 今日はありがとうございました。(笑) どうもありがとうございましたぁ♪ 「Antenna K」。いかがでしたでしょうか。今夜お送りした曲は、今井美樹さんのニューアルバム『Milestone』から「Luna」「Glad to be a woman」。そしてシングルにもなっている「年下の水夫」でした。 今井美樹さん。めちゃくちゃ色っぽかったです。本っ当にドキドキしました。それにしても、(笑) 今日のトークを聞いてくれたみなさんもわかると思いますけど、ちょっと僕舞い上がりすぎましたねぇ。(笑) 僕の話も結構しちゃって。(笑) 「年下の水夫」っていう曲は、罪な曲でしたね。(笑) 今日は僕帰ってから、その「年下の水夫」を聴いて寝ようって思っています。 でも本当に、ライブ観に行きたいな〜と思いました。生でですねぇ、僕がよく酔ったときに聴く、(笑)「PRIDE」と「PIECE OF MY WISH」。その2曲、生で聴いてみたいな〜。(笑) 久々に汗をかいてしまったゲストの方でした。(笑) 今井美樹さんから携帯ストラップを、3名様分、いただきました。この携帯ストラップすごいいいんです。お気に入りの、自分の香水を入れられるので。自分オリジナルの、ストラップになるんじゃないかな〜って思います。僕もほしいですね(笑)このストラップは。 プレゼントの応募はですね、必ず、住所氏名年齢を書いて、こちらまで送ってください。「koizumi@bayfm.co.jp」。 ということで、「Antenna K」。来週また金曜日、夜9時にお会いしましょう。小泉孝太郎でした。バイバイっ。 |
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