要約版と詳細版 | ◆詳細版◆ 見えラジTOP |
◆詳細版◆ | TOP 1 2 3 4 5 |
この番組ではドライバーの私 垣花正が毎週、サイドシートにお客様をお乗せして、ご希望の場所までドライブをしてまいりますが。いや〜今週お乗せする方はちょっと緊張しますね。僕は初めてなんですが、この方です。 おはようございます。今井美樹です。 ひゃ〜〜っ!(笑) 今井美樹さんですもん。 おはようございます。(笑) はじめまして。(笑) 乗せたことないですよ。そういう方を僕は。サイドシートにきれいな方を。 (笑) どちらまで行きましょうか。 そうですね〜、じゃあ ずいぶん帰ってないんで、宮崎まで。 あっ、宮崎まで。 陸路で。(笑) 承知いたしました。 よろしくお願いします。 それではよろしくお願いいたします。 若干初日はドライバーが不安定だと思いますが。緊張してるので。(笑) いやいや。(笑) よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 今井美樹さんにねぇ〜、最初にお会いしてまず言おうと思ったのは「象の背中」。 あっ、はい。 観させていただいたんですが。 ありがとうございます。 いい映画ですね。 あっ、そうですかぁ〜♪ 僕ね7回ぐらい泣きましたよ。 そうですか。(笑) ひさしぶりですね。映画観て泣いたのは。 ふぅ〜ん。 役所広司さん演じる、今井美樹さんの旦那さんが、余命半年で。その半年間、その夫婦を中心に描いていくんですけど、何て言ったらいいんですかねぇ。結末はもう、切ない結末しかないとわかってるんですけど、でも、なんか、元気になれる映画でもあるんですよね。 そうなんですよ。心がねぇ、なんか「ほわっ」とするの。絶対にさよならするってことはわかっているのに、わかっているから、みんな本当にたくさんの笑顔をね、そこでみんなで笑顔でいるんですね。残された時間を、悔いのないように、送る側も送られる側も、一生懸命に生きているっていうのは、ものすごくポジティブな感じなんですよね。 噂で聞いたんですけど、今井美樹さんは、最初この仕事のオファーがあったときに、断り続けたって聞いたんですけども。なんでですか? 私 自分自身が父を亡くしておりまして、5年前に。そのとき、妊娠中で8か月だったもんですから、娘として最期まで「父と娘」として「ガ〜」っと、きちんと向かい合いきれてなくって。私は守らなければならない命があったので。なのでやっぱり自分の中ではどこか消化不良なままでいるんですね。自分と、父に対しても。 そのときの記憶とか、今でもちょっと油断すると「うっ」とスイッチが入っちゃうところがあるので。そんなフラジャイルなものをまだ自分の中に抱えてる状態で、「このお話なんかできるわけないでしょ!」と思って。(笑) でも「なんで私かなぁ〜」って。「ず〜っとやってないのに」って。 何年ぶりなんでしたっけ? 映画出演。 映画自体は2本しかやってないんです。20年ぶり(笑)なんですけど。 そうなんですか。 でも、ドラマもねぇ、近年でも6、7年前で、その7年前のときも、8年ぶりのドラマだったんですよ。(笑) だから、ずいぶん前なんです。 いや、もう僕が泣いたシーンは、ほとんど今井美樹さんのセリフのシーンですから。 そうですか。(笑) ちょっとまた、追々お話を聞いていきたいと思います。 はい。 よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 |
◆詳細版◆ | TOP 1 2 3 4 5 |
この番組ではドライバーの私 垣花正が、隣のシートにお客様をお迎えして、思い出の土地、ご希望の場所までドライブいたします。今週はこの方を、宮崎までお連れいたしま〜す。 おはようございます。今井美樹です。 よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 今日は、来月7日に発売になるマキシシングル「祈り」を聴きながらしっとりと走りましょう。それでは! 出発です。 この「祈り」という曲ですけれどもね、これはシンガーソングライターの川江美奈子さんが、「象の背中」の原作を読んで、その原作でイメージを膨らませて書いて。っていう曲なんですって? えぇ。そうなんです。でも本当はね、この曲を「象の背中」に合わせて、「じゃ歌いましょ」っていうことは、最初から決まっていたわけでは全然なくて。実はその映画をこの夏中ずっとやっていたんですけども、映画が終わってから「やっぱり私はシンガーとして歌を歌っていたい」と。「じゃあどういう曲にしましょうか」って。 映画は映画だけど、私はシンガーだから、やっぱりシンガーの今井美樹として歌うべき曲を歌いたいって、思ってたんです。撮影する前にね。撮影する前から曲を集め始めて。その段階で、ヘビーだと思ったの。映画に寄り添い過ぎてると思ったの。 とにかく、打ち合わせも何も、映画の最中 何もできなかったので、その間に曲をたくさん集めて。映画が終わった後に、さぁいよいよ選曲をしてレコーディングっていうときに、そのときにね、やっぱり最初にこの曲を聴いたときの自分の想いと、自分のその後の想いがね、変化してたんですよね。やっぱりその「美和子さん」を通して、この曲を聴いたときにね、すごく自然だったの。 敢えて、今こんなに自分の中で自然に受け入れられるこの曲を、「今井美樹」というよりも、美和子さんであったり、美和子さんを代表して、いろんな方たちも同じような想いを、持ってらっしゃる方たちもたくさんいるでしょう。私ももちろんそうだし。 やっぱり大事な人を見送るという、その辛さ。でもやっぱりまた「絶対あなたと逢いたい」っていう。それは、いろんな人がやっぱり持ってる感情だと思うんですけども。それをね、敢えて外すっていうことのほうが不自然になってきて。自分の中で、こう大きく変化があったので。 すごい過程を経て、この「祈り」というのに向き合ったんですね。 そうなんですよ。だから、べつに映画のために用意した曲じゃないんです。 結果的にそうなった。 うん。美和子さんが手繰り寄せてくれた曲だな〜と思います。 同じ今井美樹。でも、撮影前と撮影後は違う今井美樹が居たんですね。自分の中で。「この夏経験して、自分も変わった」っていうか。 だから、美和子さんとすごく、何でも相談できる、打ち解けられる、友人になれたような気がしています。 うわぁ〜。。。そんなこと言えませんよ。僕の中に誰も居ないもん。僕以外。(笑) (笑) じゃあ明日もまた引き続き、ドライブよろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 |
◆詳細版◆ | TOP 1 2 3 4 5 |
この番組ではドライバーの私 垣花が、隣のシートにお客様をお迎えしてお話を伺っておりますが。今週、お乗りいただいてる方は、この方です! おはようございます。今井美樹です。 よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 宮崎に向かっておりますが。それではまた出発です。 この夏は本当に猛暑だったんですけどもねぇ、映画の中ではとってもきれいな海が出てきます。ここで家族4人がね、お父さんの死を迎えるってことになるんですが。あれはどこなんです?ロケ地は。 あれはねぇ、千葉県のねぇ、白子のほうです。 千葉にあんなにきれいな海があるんですか。で、暑かったじゃないですか。 もう、たまらなかったですよね。(笑) 日焼け対策とか大変だったんじゃないですか? それはもう、日焼け止めは塗りまくってましたけど。メイクさんも気をつけてくれて。それでもやっぱり焼けてますね。もう、あのねぇ、シミが浮き上がってきてる感じ。(笑) 何を言ってるんですか。どこにもないですよシミ。 あっという間に増えましたよこの夏で。 ないない。 いろいろね、ちょこちょこあったのがね、まぁ「プラネタリウム的」な感じで。よく見ると。(笑) (笑) そんな今井美樹さん、もうお嬢さんおいくつになったんですか? 5歳になりました。 5歳! どうですか5歳のお嬢さんは。 面白いですねぇ〜。もう完全に、きちんと対話になるので。きちんと向き合えるってのは、やっぱ面白いです。 あぁ〜。もうキャッチボールしまくってるんですね。もう感情の部分でも完全に大人なんですね。 そうですね。「子供だから」っていうふうに思ってたら、もう全然ダメですね。きちんと向き合わないと。 「はっ」とするんですね。お嬢さんに言われたひと言とか。 「はっ」としますねぇ〜。結構ねぇ、子供心にね、やっぱり大人に気遣ってねぇ、ず〜っと言えないでいたことをね「あれはどうしたの?」って「ふっ」と言ってきて。「え、何で?」って言うと、「気になってたの」っていうこととかね。あったりするんですよ。もう「泣けてくるママ〜(泣)」みたいな感じがね。(笑) そんなことをあなたに気遣わせていたわけ?っていうこととかね。あるんですよねぇ〜。 じゃあもう、大きくなるのが楽しくてしょうがないですね。 楽しいですねぇ〜。本当に。仕事なんかしてる場合じゃないって感じなんだけど。(笑) こんな面白い時期に。 いいですねぇ〜。 でも、だから、仕事をすることも、彼女には本当に我慢をさせてるんですけど。やっぱり、音楽をやることにしても、こうやってスクリーンの中にいることにしても、彼女なりに一生懸命理解しようと努力してくれてます。 そうでしょ、物心ついたときに、自分のお母さんはどうも周りのお母さんとやってる仕事が違うぞ?ってことは、もうはっきりわかってますよねぇ? まぁねぇ〜。ママのお仕事はお歌を歌う仕事だって思ってるけど。だから、(笑) 今回のことで、こういう映画の写真とかあったりすると、「この人は誰?」「この人はね、このお仕事の中でママの、パパ」って言って。(笑) 訳わかんないんだけど、パパ以外にもう1人パパがいるみたいな。(笑) いかんいかん!(笑) それは、ちゃんと説明しないと。(笑) ややこしくなりますよ?(笑) (笑) かわいんだろうなぁ〜。は〜(ため息)そうですか。 (笑) わかりました。(笑) 明日も今井美樹さんとドライブをしながらお話聞いてまいります。 よろしくお願いします♪ |
◆詳細版◆ | TOP 1 2 3 4 5 |
この番組ではドライバーの私 垣花が、毎週隣のシートにお客様をお迎えして、思い出の土地、ご希望の場所までドライブをしながら、お話を聞いておりますが。今週、お乗りいただいてるのはこの方です。 おはようございます。今井美樹です。 よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 宮崎に向かっておりますが。今日も「祈り」を聴きながら走りましょうね。 それではスタートです。 「象の背中」でご主人役を務めた役所広司さんは、パンフレットでも拝見しましたけど、今井美樹さんのことを絶賛してますねぇ。 気遣いの方ですから。(笑) いやいや。(笑) いい夫婦なんですよねぇ。 いい夫婦ですよね〜。本当に。 くしくも余命半年っていう宿命を背負ったがゆえに、さらにいい家族としてまとまっていく、いい生き方をしていく4人なんですけど。ただ、一方では、男の身勝手さ。愛人がいて っていう設定もある。 井川遥さんが愛人の役なんですよね。で、今井美樹さんと、当然そんな会話はないですが、察するわけですよね奥さんは。ホスピスの中でも「パチッ」と向かい合うシーンがあるんですが。あれはすごいですねぇ〜。。。 そうですか?(笑) いや〜、もう今井美樹さんの中からもう、 男から見ると怖いでしょ。(笑) なんか「凄み」すら感じる。 あいや そんな私べつにそんな、脅してませんよ。(笑) そっか、だから演じてる今井さんは、自然に演じてるんです。たぶん。ただその今井美樹さんが「ボワァー!」っと来る、すげえ「本当の妻は強(つ)ぇ〜」みたいな。 そうですかぁ? でもね、私はね、今回の台本を読んで、原作もそうですけど、夫婦の物語だって実はあんまり思ってなくて。あれはあくまでもねぇ、藤山幸弘という一人の男が、どういうふうに生きて、どういうふうに行き切ったかっていう話の中に出てくる、いろんな人たちとのエピソードだと、私は理解してるんですよ。 その中に最終的には、家族で締めくくっていて、夫婦もあるけれど、夫婦でいながら、逆にいうと夫婦だから、彼がどういうふうに、外でどんなふうに仕事してきたか、どんなふうに外の世界で頑張ってきたか、って全然知らなかったりもするんですよね。 そういう意味でいうと、彼が関わり合ってきたいろんな人たちが、どんなふうにそれぞれと向き合って、彼のことを愛して、彼を見つめて、彼もその人たちを見つめてっていうことが主軸にあって、そこの、一番ベーシックなとこに家族があって、それのさらに根底を支えているのが美和子っていう妻だと思ってるから。なんか特別その、奥さんが強いとか何とかだっていうふうに私は思ってないんです。 だからその潔さみたいなところが、逆にいうと、男のほうとして見れば、「お〜強ぇ〜」っていう、 ん〜〜〜。。。 ごく自然に感じた部分なのかもしれませんね。 はい。 ということで。え〜明日も今井美樹さんとドライブをしながらお話聞いていきます。よろしくお願いします。 は〜い。よろしくお願いします♪ |
◆詳細版◆ | TOP 1 2 3 4 5 |
この番組はドライバーの私 垣花が、隣のシートにお客様をお迎えして、お話を伺っておりますが。今週はこの方と走ってまいりました。 おはようございます。今井美樹です。 さぁ宮崎が見えてまいりました。ドライブというのは、ゴールに近づくほど、気を引き締めなきゃいけません。それでは出発でございます。 そうですね。はい。 ねぇ。楽しみですねこれは〜。 楽しみですね〜。やっと出逢える。 ちょっと特別なステージ、ですもんね〜。 やっぱり、「敷居が高い」というかね。普通にツアーやってる、いろんな街の会館、それはそれでいっぺんにたくさんの人たちと逢えて、共有できるすばらしい空間なんですけども。やっぱりブルーノートはブルーノートという場所、だけが醸し出す空気感があって。 だからこそやりたい曲もあったり、こういう人たちとやりたいの って、やっぱりそういう特別なものはあるんですよね。だから、そこでやりたい想いは、ずっと今までもあったんですけども、やっとその 機会に恵まれまして。 どんな感じのライブになりそうなんですか? ちょっとある企画がありまして、その企画のライブから、この話に広がったんですけども。 私の曲を「Yahoo!」でね、私の曲をリクエストをとって、それでその中からベストセレクションみたいな、リクエスト高かったもの何曲か、10曲ぐらい選んで、やりましょうってことなんですよ。 そうなると、わりと決まってくると思うのね。曲たちね。だったら逆に、そういう曲をいつものような感じじゃなく、アレンジも変えたり。だったら、初めての人たちとやって、この曲がどういうふうに広がっていくんだろう、どういうふうないつもと違う花が咲くんだろうかっていうのを、私自身がそれをすごく、トライをしてみたいんですよ。どういうふうになるか知りたいの。 メンバーも違うし、「ブルーノート」っていう場所の、その力で。やってみないとわかんないっていう。 そうなんですよ。 そしてその、翌月12月は、今度はクリスマスですね。「スイートベイジル」で、12月25日、26日両日クリスマスライブ。 はい。これはまたねぇ、「もう絶っ対この人と、いつかやりたかったの」っていう人をね、今ね、こう「ギュッ」と捕まえてるんで。(笑) 一緒に、やるんですけど。 歌の話をするときは、役者の話してるときと違う表情しますねぇ〜。 あ〜、そうですね〜。 楽しそうですね。めちゃくちゃ。 う〜ん やっぱりね。(笑) いや、お芝居がどうこうじゃなくて、お芝居はやっぱり私自身の想いじゃなくて、誰かを語るっていうとこもあるので。でも音楽はやっぱり、すごく音楽ファンなので、やっぱり音楽にはいつも、励まされて癒されてるので。 さ、そんなこんなで、どけんかせんといかん宮崎に到着。(笑) (笑) どうもお付き合いありがとうございました。 ありがとうございました♪ 今週は、今井美樹さんとドライブをしながら、お話を聞いてまいりました。ありがとうございました。 ありがとうございました。 |
◆詳細版◆TOP | TOP 1 2 3 4 5 |