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LOVE UNITED


〜 第46回 〜 2010.02.14 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ、愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ Vampire Weekend 「 Holiday 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ TOWA TEI 「 A.O.R.(アダルト・オリエンテッド・ロック)feat. Lina Ohta 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、ヴァンパイア・ウィークエンド のニュー・アルバム、「コントラ(Contra)」から、「ホリデイ」。

 2008年にリリースした彼らのデビュー・アルバムは、アメリカ国内で大きな話題を呼び、今回のアルバムは、ビルボード・チャートで1位を獲得。

 おもちゃ箱をひっくり返したような、独特な世界が広がっている1枚です。

 そして、今お送りしているのは、テイ・トウワ(TOWA TEI) さんで、「エー・オー・アール・フィーチャリング・オオタ・リナ」。

 去年リリースされたこの曲には、モデルの、太田莉菜さんがボーカルとして参加していますが、お母様がロシア人だということで、ロシア語のボーカルも、とっております。

 テイ・トウワ さんの音楽はカラフルなイメージがありますけれど、この曲は、なんだか、大人のムードが、漂っている、魅力的な1曲ですね。

 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、オリアンティ。

 マイケル の、「ディス・イズ・イット(This Is It)」で、ギターを弾いていたブロンドの女性といえば、わかる方も多いのではないでしょうか。

 先日リリースされた、彼女のファースト・アルバムから、1曲、お送りしましょう。




♪ Orianthi 「 Feels Like Home 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、オリアンティ で、「フィールズ・ライク・ホーム」。

 彼女は現在25歳。美しいルックスと、高度なギター・テクニックで、マイケル をはじめ、数多くのアーティストを虜にしているギタリストです。

 彼女の噂を聞きつけて、一緒にプレイしたという サンタナ(Santana) は、「誰かにバトンを渡すとしたら、彼女が、第一候補である」と、絶賛するほど。

 21世紀を担う、新たなギター・ヒーローです。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、アリシア・キーズ です。日本の女性たちを魅了する素敵な女性ですよね。

 それでは、偉人 アリシア・キーズ の愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずは、この LOVE SONG から。




♪ Alicia Keys 「 No One 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、アリシア・キーズ をピック・アップしております。

 アリシア のサード・アルバム、「アズ・アイ・アム(As I Am)」から、「ノー・ワン」お送りしました。

 先月29歳の誕生日の迎えたばかりの アリシア・キーズ。全世界で、1,100万枚以上のセールスを記録したデビュー・アルバム、「ソングス・イン・エー・マイナー(Songs in A Minor)」から9年。今もなお、その輝きを増す、ディーバです。

 7歳からピアノを始め、クラシックからジャズまで幅広く音楽を吸収し、さらに、学業でも優秀な成績を修め、高校を16歳で卒業。

 アメリカの名門、コロンビア大学に入学するも、音楽活動に専念するため、大学を中退。そして、19歳でデビュー。

 これまでに彼女がリリースした、5枚のアルバムは、どれも、全米チャートでナンバー・ワンを獲得。彼女が手にしたグラミー賞の数は、なんと、12にも上ります。

 輝かしい彼女の業績は、音楽業界をも動かしました。1989年に、放送がスタートし、これまでにも、名作を残してきた「MTV アンプラグド・ライブ」。

 現在では、レギュラーでの放送が休止されている企画ですが、アリシア からのラヴ・コールによって、2005年に復活。

 レアなアリシアのパフォーマンスが詰まったこのアルバムは、どの曲も、美しいメロディーに美しい風景を持つものばかり。時が過ぎても色褪せない、美しい絵画のような魅力を放っています。

音楽に対してだけでなく、自分を包む全てのものに、真摯な姿勢で臨む アリシア。そんな彼女は、様々な分野の人からリスペクトされ、多くのミュージシャンとのコラボレーションへと発展していきます。

自らが歌う曲の他に、ソングライターとして、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston) へ、復帰第一弾シングルを提供。

 そして、映画「007」の主題歌を、ホワイト・ストライプス(The White Stripes) の ジャック・ホワイト(Jack White) と歌うなど、彼女へのラヴ・コールは、途絶えるときがありません。

 さらに、彼女の美しさに目をつけた映画界からラヴ・コールを受け、3年前からは、女優業もスタートさせています。

 ジャンルを問わずに、各業界から注目されている彼女が、2年ぶりにリリースしたのが、アルバム「エレメント・オブ・フリーダム(The Element Of Freedom)」。

 「人生を楽しもう」という前向きなメッセージが込められたこのアルバムは、様々な期待や重圧、そして、音楽のスタイルからも解放された、自由な アリシア が、感じられます。




♪ Alicia Keys 「 Wait Til You See My Smile 」




 世界から愛されている アリシア・キーズ。彼女の魅力は、ピアノで綴る曲だけにはとどまりません。

 記憶に新しいところでは、東京で行なわれたプレミア・ライブ・イベントでのこと。人気ブランドとのコラボレーションで実現したこのイベントで、30分に亘る素晴らしいライブを披露した他に、限定コラボ・チャリティーTシャツを販売。

 このTシャツの収益は全て、アリシア・キーズ が、国際親善大使を務める、「キープ・ア・チャイルド・アライブ(Keep A Child Alive)」に寄付されました。

 この、「キープ・ア・チャイルド・アライブ」とは、発展途上国のHIV、エイズに感染した子共たちや、その家族に、治療を提供する非営利団体。

 実は、アルバム「エレメント・オブ・フリーダム」も、制作上の都合が許せば、世界エイズデーである、12月1日にリリースする予定だったそうです。

 始まりは2002年。彼女は初めて、アフリカへと旅立ちます。そこで見たのは、美しい自然に囲まれながらも、エイズに悩まされる子共たちとその家族でした。

 一個人として何ができるのか、一アーティストとして、できることとは。彼女がとった行動は、エイズに侵された子共たちや、家族へ、医療を提供する非営利団体を、自身で立ち上げるということでした。

 その活動は2005年、ユーツー(U2) の ボノ(Bono) と共に「ドント・ギブ・アップ・アフリカ」という曲を、無償で提供することをはじめ、2007年には、自身がホストを務めたチャリティー・イベントを開催。

 ここでは、一夜にして150万ドル、およそ1憶7,000万円の寄付を集めることに成功しています。

 この数字から、いかに、アリシア がミュージシャンとして世界からリスペクトされているかを窺い知ることができます。




♪ Bono & Alicia Keys 「 Don't Give Up Africa 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、アリシア・キーズ と ユーツー・ボノ によるチャリティー・ソング。「ドント・ギブ・アップ・アフリカ」でした。

 世界でも名の知れる慈善活動家となった アリシア・キーズ。先月の自分の誕生日にも、より多くの子共たち、家族が、誕生日を祝えるようにと、寄付を募るコメントを発表しています。

 世界の第一線で活躍しているアーティストが言うことで、世界が動く。誰もが共感する切ない女心を歌い上げながらも、その目は、世界の平和を見つめています。

 アリシア・キーズ。彼女はまだ29歳。これから彼女が届けてくれる曲、そして、彼女の行動に、注目しましょう。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、アリシア・キーズ をピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




夢の世界に住むあなた。
あなたの人生は、あなたの思うままね。

一日中空高く舞い上がり、
現実も、リズムも越えて、自分の心を
できるだけ、解き放とうとしているわ。

心が歌いたくなるものばかり、見ているのね。

花や木や鳥、そして、とても小さな、素敵なできごととか。

地道な毎日なんて、嫌なんでしょ?

自分の思うがまま、自由に飛び回るよう、寄り道ばかり。

夢を見続けているあなた。
でもあなたの現実が、痛みとともに回る毎日であればこそ、
そこで初めて、夢を見ることができるのよ。

毎日の生活で、学ぶことができるのなら、
いつかあなたにも幸運がやってくるわ。

今のあなたの心は、まるでモノクロの、ペイズリー柄の紙のよう。

自由になるための方法を見つけて、行ってしまったの。

でも私には、何か間違っているように思えるの。
あなたの瞳には、星がキラキラしている。
落ちついて暮らすなんてできないっていうのね? だったら行ってしまったら?
だったら向こう側へ、自分を見つめるために、飛べばいいと思うわ。




♪ The Brand New Heavies 「 Dream on Dreamer 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を、旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、ブランド・ニュー・ヘビーズ の、「ドリーム・オン・ドリーマー」。

 90年代のアシッド・ジャズ・ムーブメントを代表するバンドとして、一世を風靡しましたね。この曲は、1994年にリリースされ、世界中の人々を踊らせた1曲です。

 曲の雰囲気から、夢見る人を応援する曲のように感じますが、改めて曲の内容を見てみると、ちょっと違います。

 自由な生活に憧れ、夢の世界を追い求めてばかりの主人公に、「本当の夢は、シビアな現実を見つめることから生まれるもの。現実から目を逸らしてはいけないわ」と、現実の中にこそ、夢が宿るのだと教えてくれます。

 華やかな世界に憧れるだけでは何も生まれない。地道な、毎日の営みを讃え、光を当てる。そんな1曲です。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ブランド・ニュー・ヘビーズ の、「ドリーム・オン・ドリーマー」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ Tom Waits 「 Blue Valentines 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りしたのは、トム・ウェイツ が、1978年にリリースしたアルバム、「ブルー・バレンタイン」から、タイトル曲で、「ブルー・バレンタイン」。

 「酔いどれ詩人」の異名で知られる トム・ウェイツ。今年で71歳を迎えますが、独特のハスキー・ボイスから放つ、ユーモラスな語り口は、時代を超えて愛され、現在もなお、多くのファンを魅了しています。

 特に、映画関係者にファンが多いようで、映画のサントラをはじめ、フランシス・コッポラ(Francis Coppola) や、ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch) などの映画には、時折、俳優としても出演しています。

 数年前には、ハリウッド女優の、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson) が、彼のカバー・アルバムをリリースしていましたね。

 俳優や、映画監督をも、虜にさせる存在感を持った、素晴らしいアーティストです。


 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 ホーム・ページにはオン・エアーした曲のリストもありますので、「気に入った曲があった!」という方、ぜひ、覗いてみてください。

 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。茨城県、「アンカケタワー」さん。28歳・女性の方です。

 「高校生のとき、クラスの男の子がCDを貸してくれました。3年間も一緒のクラスだったのに、お互い ストーンズ(Stones) が好きというのを知ったのは、卒業する数か月前。日々仲良くなっていくものの、結局は、気持ちを伝えられないまま、卒業してしまいました。この曲を聴くと、そんな懐かしい頃を思い出します。」

 やっぱり、ストーンズ のCDを交換したんですね。(笑) 交換というか。

 このくらいの、年頃のときに、聴いた音楽、 結構「誰も、私が好きな音楽のことを、わかってくれないよなな」んて思っているような音楽を、意外とクラスメートとかが、それは男の子でも女の子でもなんですけど、「私すごい好きなの」「俺好きなんだよ」って。

 そんなことがあると、「えーっ!?」妙にすごいとこで連帯感が生まれたり。(笑) そういうのってありますよね。

 昨日までそんな取り立ててお話とかもしなかったような友だちが、急速に仲良くなったり。そういうのありましたね〜私も。

 そういえば、先週私もね、クラスの男の子から ストーンズ のブラジャーのジャケットがいっぱいついたLPを貸してもらったって話をして、タイトルが思い出せなかったんですけども。

 番組宛のメールで、タイトルを教えていただきました。「サム・ガールズ(Some Girls)」。そう、「サム・ガールズ」でした。

 メールのほうに、いただいた方、どうもありがとうございました。(笑) もう忘れないようにします。

 それでは、茨城県「アンカケタワー」さんからのリクエストで、ザ・ローリング・ストーンズ、「フリップ・ザ・スイッチ」。




♪ The Rolling Stones 「 Flip the Switch 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、茨城県の「アンカケタワー」さんからのリクエスト。ローリング・ストーンズ で、「フリップ・ザ・スイッチ」でした。

 「アンカケタワー」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますよ♪





(タイトルコール)

LOVE UNITED





♪ The Blue Nile 「 Let's Go Out Tonight 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、ザ・ブルー・ナイル で、「レッツ・ゴー・アウト・トゥナイト」。

 ブルー・ナイル の1989年のアルバム「ハッツ(Hats)」という、アルバムがあるんですけど。この中の1曲なんですが。

 もう本当にこの、季節になると、(笑) 毎年必ず引っ張り出してきて、この曲は聴きたくなる、そんな曲です。

 寒い間じゃないとみなさんにご紹介できなかったので、(笑) 今日はどうしてもかけたいと思ってかけさせていただきました。

 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。

 今日は、バレンタインデーですね。みなさんどんな夜をお過ごしになっていらっしやいますか?

 大人になるとね、学生時代というか若い頃みたいな、なんか戦略的なね、(笑) ドキドキした、バレンタインデーではなくなって、しまうんじゃないかと思いますが。

 ま、大人になったほうが戦略的なこともあるのかもしれませんけども。でも、子供の頃というか若い頃の、バレンタインデーにかける意気込みは、すごかったような気も、(笑) するんですけども。

 だんだんこうやって、たいした大人の歳になってくると、つい、普通にスルーしてしまいがちなんですけども。

 昨日までわたくし、すごく、ライブ、のほうで、ものすごく、大変だったというかね、(笑) 集中しておりましたので、そこからちょっと解放された今日、優しい言葉のひとつ、(笑) 贈りたいな〜と、思っています。(笑)

 逆にいうと年に1回の、この日をね、お誕生日とはまた別のこの日を、そういう、大好きな人に対しての感謝の気持ちを述べる日として、大切に、過ごすっていうのも、いいんじゃないかな〜と思っています。

 6日からスタートした、東京・オーチャードホールのライブ、昨日で終了しましたけれども、次は来月、11日の、名古屋です。

 名古屋のほうにいらっしゃる方、楽しみにして、いらっしゃってください。

 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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