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めざましテレビ

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フジテレビ
2006.11.30 Thu 05:25〜08:00


めざましテレビ
メディア見たもん勝ちDX
「 アニバーサリスト 」

インタビュアー:軽部真一

 大塚範一 高島 彩

(07:41〜07:52)
出演:今井美樹




(スタジオ生放送映像)

 さぁでは、今日は 久しぶりに 「アニバーサリスト」。そう、デビュー20周年紅白初出場も決めた、この、女性ボーカリスト 歌姫です。





(ダイジェスト 先出し映像)


なんか結構ショックだったですね

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だって衝撃的でしたもん

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だから私この人に恋をしたんだな



 今井美樹 43歳。シンガーとして 常に 時代の先端を走ってきた。そんな彼女が、デビュー20周年の今年、音楽活動の集大成として発売したのが アルバム 『Milestone』。
 「人生における重要なできごと」という意味のこの言葉。20年に及ぶ歌手活動で、彼女にはどんな Milestone があったのか。
 今回の「アニバーサリスト」今井美樹さんがこの20年間に起こった重要なできごとを語ります。

 1963年、オーディオ電器店を営む家に生まれた今井さん。父の影響もあり 幼い頃から音楽が大好きだった。




( インタビュー映像 / ロケ地:東京・恵比寿「Elegante Vita」)


 もともとぉ、ハモるの好きだったんですよ。

 はっは〜。

 3度下とか3度上とか。自分が、好んで聴くようになった音楽たち〜を聴きながらも、いつもこう、ハモって。だから わりとねぇ、その、歌を歌うというよりもその、音楽としてその、

 う〜ん。

 うん コードの面白さとかっていう意味で「音楽」が好きだったみたいなんですよね。



 そんな彼女は高校卒業後、キャビンアテンダントを志し上京。バイト感覚で始めたモデルがきっかけで ドラマデビュー。
 その2年後の1986年、「黄昏のモノローグ」で歌手デビューを果たし、ここから、「歌手・今井美樹」の20年間がスタートする。しかし、大好きだった音楽生活の幕開けは、それと同時に苦悩の始まりでもあったのだ。




 もう、全てがこう、全部決まっている中 楽曲は どなたがつくってどなたが作詞をされて、え〜と何のドラマの主題歌で。で好きなもの、をそのままできる、だったらいいけどだって 全部決まってたんだもん。

 う〜ん。

 で〜すって こんなに音楽が好きで、

 う〜ん。

 もうお小遣いも貯めてユーミンをどのアルバム買おうかな〜って

 うん。

 やっと買ってるような そんなほんにと青春時代だった ひ、からね? こんなふうにレコードってできて、売られていくんだ(笑)と思ったらね?

 う〜ん。

 なんか結構ショックだったですね。

 あ〜そう。あ〜〜ぁ。

 正直。



 今井さんは、自分の好きな音楽と 実際に歌う音楽のギャップに戸惑いを覚えていた。



 ということはしばらくはその状態は続きました?

 うん。すごく、歌うことが、あの〜、苦しかったです。どうせやるんだったら音楽、大好きな 人なんだから、

 う〜ん。

 楽しく音楽を、「こういう音楽が好きだ」っていうことをもっともっと自分の作品の中に取り入れ、て、アルバムをつくれるようになりたいな作品をつくれるようになりたいなと思って「グッ」と前向きになったのは3枚目のアルバムからです。



 この サード・アルバム、『Bewith』以降、積極的に 自分の好きな音楽を主張。その結果、これまで オリコン・シングルチャート20位以内にも入らなかった彼女の曲が ベストテンを賑わすように。そして自らの音楽性を追求していく中、彼女の人生を変える人物と出逢う。



 音楽の幅の広さにすっごく驚いたし、

 う〜ん。

 「こん〜〜〜なことする人が日本に居るんだ!」と思って。



 その人物とは、今井美樹を語る上で欠くことのできない存在。夫でもあり、彼女の楽曲を数々プロデュースしてきたミュージシャン、布袋寅泰。



 いかに、布袋さんとの出逢い? 大きなものだったか鮮烈なものだったが、伝わってくる感じで・・・

 衝撃的でしたもん。それは、だから布袋寅泰という人と出逢ったっていうよりその人の音楽、が、

 うん。

 布袋寅泰さんの音楽〜と出逢ったことがすごく大きかったわけですよ。

 はぁはぁはぁ。

 で、「この音楽!この音楽!」っていうのがやっぱり布袋さんのその『GUITARHYTHM II』の中にはあって、

 う〜ん。

 だからこの音楽のようなニュアンスが欲しいんだったらこの人とやろうと思ったの。

 う〜ん。



 布袋さんのアルバム『GUITARHYTHM II』に収められた音楽に衝撃を受けた彼女は、自ら布袋さんに作曲を依頼。
 その後2人は、新しい今井美樹の世界を生み出してゆく。そしていつしかプライベートでも最高のパートナーに。




 人間としても惹かれる?

 うん。

 あるいは男性としても惹かれるってのは、順番的にいうとやっぱりそういう流れの中で自然に、そうなっていったという感じ〜なんですかね〜。

 そうですね。だからたぶん〜その、最近、も、やっぱり感じたことがあったんですけど。「あぁ、だから私この人に恋をしたんだな」っと。私たちの間には本当に、音楽が必要。音楽に恋をしている者同士が恋をしてる感じなんだと思うんだ。

 う〜〜ん。



 しかし・・・



 結婚するとは思ってな ま なかったです。



 と思わぬ言葉が。このあと、今井美樹が、布袋寅泰との結婚秘話を語ります。







 1999年、シンガー今井美樹とプロデューサー布袋寅泰がゴールイン。このとき彼女に結婚を決意させたものとは。



 「これからその、僕も、もっともっと先へ、未来を に向かって歩いていく、ことに対して、一緒に頑張れ 頑張れる?」って、いうふうな、質問をされて。

 うん。

 と とても即答はできなかったので本当に「1年間、

 う〜ん。

 時間をください」って。

 うんうん。

 結婚するとは思ってな ま なかったです。

 思ってなかった!?

 うん。



 日本のロック界を牽引する男性とともに、今後の人生を歩んでいく自信がなかったという今井さん。しかしそんなとき 彼女が想い浮かべたのは、ステージに立つ愛する人の姿だった。



 私にはできないと思いました。そのときにもうここまで(あごの下に手の甲を当てて)「ノー」って、思ってたの。「できない」と思ってたのに。あたしたちが、もう、「じゃあ今日で、おしまいですね」っていう感じになって、なったら、こういう今までのこの距離感で、いたときのように、彼のステージを もう観れなくなると思ったの。

 はい。

 そしたらね、いろんな その日常とか、女性である私にいろんなこと求められていることいろいろ「そんなことはできない」とかいろいろ思ってたことが、やってもいないのに「できない」って 決めつけるのは、どうかなって。

 うん〜うん。

 それで、ほんとに胸がね、つかえてたのが「ス〜〜ッ」としたの。それで「イエス」 の答が、口から出てきたのね。



 最高のパートナーと最高の音楽。公私共に幸せをつかんだ今井さん。現在は、愛娘 「愛紗ちゃん」のいる家庭と仕事を両立する日々。



 もう愛紗はねぇ 最高ですね。彼女にはほんっとにたっくさんのねぇ、笑顔の素をもらってます私たち2人とも。

 布袋さんは、どうなんですかやっぱりいわゆる〜そのパパの、

 う〜ん。

 え〜役割というのは結構ちゃ〜んと果たしてらっしゃる。

 家(うち)に居るときはもうできるだけ彼女とすごそうと思って、小〜さいとき赤ちゃんのときからお風呂もできるだけ自分で、入れるときはもう入れるって言ってるし、あまりにも過酷で忙しかったときは何度か布袋さん〜がお弁当つくって、

 ね〜ぇ。

 くれて、

 う〜ん。

 幼稚園に送ってくれて。

 うん。

 「パパがじゃあ運転してってあげるよ」って言って(笑)、親子3人で幼稚園〜ほほほ(笑)行く、(笑)

 へぇ〜〜ぇ。

 今日もそうだったんですけど。(笑)



 そんな幸せな日々を送る今井さん。改めてこの20年間を振り返ってみると。



 「大人んなるって、いいよね」って思うの。若かったときの、あの〜なんか、はちきれそうなね? 勢いとかね? けん あの眩しいぐらいのそのなんか はつ あの生命力とかそういうのは、もうないかもしれないけど。

 何が今一番大事なんだろうかってことも、やっぱり、若いときよりず〜っと 今のほうが、わかってきてるような気がするので。やっぱり この年齢で、今こういうふうに、娘と の暮らしがある あれるっていうのが、私たちにとっては、すごく幸せなことなんじゃないかなっと思います。う〜ん。

 ぜひあの、今後も、

 はい。

 え〜より、充実した、

 がんばりますね。(笑) ははぃ。(笑)

 音楽活動と。

 はい。

 そして、奥さんとして、

 はい。

 お母さんとして。

 んふ。(笑) そこんとこ大変なんだけど

 (笑)

 奥さんとお母さんと。(笑)

 あっはっはっはっはっはっは。(笑)

 お母さんとしてはがんばるけど奥さんがなかなか上手にできないもんだから。(笑)

 いやいやいや。

 ははは。(笑)





(スタジオ生放送映像)

 え〜という今井美樹さん。

 は〜い♪

 ほんとに明るく屈託なく率直に

 う〜ん♪

 いろんなことを語ってくれましたね〜。

 な〜その「率直」

 うん。

 って言葉一番〜ぴったりですからね。

 う〜ん♪

 そうなんですね〜。今がいかに充実しているか そしてそれはねぇ、え〜今度の新しい『Milestone』っていうアルバム、またねぇ柔らか〜い今井美樹が帰ってきている。

 う〜ん。

 そんな感じもして素敵なアルバムになってますね。

 ね〜〜。

 以上、「メディア見たもん勝ち デラックス」をお伝えしました。




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