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音遊人
みゅーじん


〜 第29回 〜 2004.10.15 Fri

ジャズギタリスト

小沼ようすけ

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







ジャズギタリスト、小沼ようすけ。

父親の影響により、14歳でギターを始めた彼は、
その後ロックバンドでの活動を経て、ジャズの世界へ。

やがて、ライブハウスやクラブハウスでの活動が、
生活の中心になっていったといいます。






"ジャズ"に出会った頃は…

今までなんかわりかしロックとかも早弾きとかも、
高校の頃もう一日何十時間も練習してたから、
ある程度できるだろうと思ってたんです。
まぁその、まだ世の中を知らないから。

だから妙になんかこう、ツっぱってるところがあって、
なんかこう「弾けないものはない」ぐらいの勢いで、
東京出てったら、全然できないジャズがあったから。
それがなんか逆に自分にとってすごいうれしくて。






そしてやってきた、
あるミュージシャンとの出会い。

彼はそこでまた さらに深い感銘を。






トゥーツ・シールマンスとの共演

一緒に二人で弾いたんですけど、その、
自分が音楽で伝えられるであろうと思っていた、
のがここぐらいまでだとすると、やっぱり
それをはるかに上回ったトゥーツのハーモニカが
僕にこう「ブァー」っと来たわけですね。
それでもうどうしていいんだか自分わかんなくて。

やっぱその自分が考えていた以上の音楽で
人にアピールするとか、愛情とか、そういうものが
共演してる間に自分にすごい与えられてくるのがわかって、
それでなんかボロボロボロボロ泣いちゃったんですよ。

なんか音楽のその表現の、自分の未知な世界なのを、
与えてくれて、その未知な世界に行った自分が、
感情的な、どっかが刺激されてポロポロ
(涙が)出てきたと思うんですけど。






こうして トゥーツ・シールマンスに影響を受けた彼が、
今、ギタリストとして目指すものとは。






ギターでやっぱりその、やっぱ歌いたいですよね。
歌えるギタリストっていうか、普通に声で出して
一緒にギターで歌うっていうんでなくてギター自体で、
歌と同じぐらいの、歌詞ものってる歌と同じぐらいの、
感覚を人に与えたいなっていうのはすごい、求めてる。






音遊人
小沼ようすけ







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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