音遊人
みゅーじん
〜 第63回 〜 2005.06.17 Fri
俳優
渡辺裕之
音遊人(みゅーじん)
この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。
俳優 渡辺裕之さん。
鍛え抜かれた肉体に抜群の運動神経。
また、渋い演技でもおなじみの彼が、
ドラムを演奏することは少なからず 有名な話。
しかしそれは、決して
趣味レベルではないのです。
全てのこの僕のエンターテイナーとしての、
僕の夢とか憧れっていうのは、
ドラムから発祥してんですよ。
まず、「若大将」。
加山雄三さんがやった若大将
なんでもできちゃう。音楽もやるし
英語も得意だしスポーツも得意だ。
ジョージ川口さんがいて、ジミー竹内がいて、
もちろん日野 元彦がいて。
スタードラマーいっぱいいましたよ。
ドラムの世界から僕のエンターテイナーは
ひらけていくと思ってたんですよ。
なんと、幼い頃から
スタードラマーになることを
夢見たという渡辺さん。
そして・・・
「え いや僕は実は、ずっとドラマーやってて、
役者より長いんです。ほんとにねぇ二足の草鞋
履きたいんですよ。正直に言ってください。
同じレベルでやるとしたらどうなんですか」って。
『あぁじゃあ言っていいんだったら言わせてもらいます』
って言って、『え〜君のねぇレガートじゃねぇ
僕はフレーズ出てこない』って言われて
「ん〜そうでしょ〜」っつって。
彼にそう言ったのは、日野皓正さんだとか。
日野さんは、ジャズドラマーであろうとする
彼を敢えて追い込んでいたのです。
まぁあの、日野皓正さんなんかとやると、
もうコチンコチンにやられるときあるし、
大勢のお客さんの前でね。
それでもやっぱり見込みのない奴には
絶対言わないから、それでテーマにして
また宿題を持っていろんなことを、
苦しんで、わかるわけですよね。
必ず、必ず苦しんで わかる世界があるから、
やめられないっていうのがあって。
そういう自分でずーっといたいんですね。
「音楽家・渡辺裕之」でいたい。
サラリーマン、が 会社の仕事を
企業戦士で一生懸命やってて、趣味で、
ゴルフをやる。ドラムをやる。ギターをやる。
でもこれ趣味の分野。そっからは絶対外れないです。
でも僕は役者ですから何にでもなれるんですね。(笑)
何にでもなれる役者のうちの、ひとつ。ドラマー。
は、第一線になってみたいっていうのがあって。
ま できないことはないと思いますよ。
さらに続く
音楽家への挑戦。
音遊人
渡辺裕之
この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。