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音遊人
みゅーじん


〜 第62回 〜 2005.06.10 Fri

PE'Zリーダー・トランペッター

Ohyama“B.M.W”Wataru

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







1999年、トランペッターの
Ohyama“B.M.W”Wataruさんを中心に
結成されたPE'Zは、「サムライジャズ」
と呼ばれる独特の音楽スタイルを持つ
インストロメンタルバンド。

彼らに注目が集まりはじめたのは、
渋谷の路上で行なわれた、
ストリートライブからでした。






なんかもっと、こう いっぺんに人に
聴かせたいっていうか、とりあえずなんか、
「ぶつかってみたい」みたいのがあったんで。

そしたら駅前とかに、渋谷の駅前とか
ほんと人いっぱいいるじゃないですか。
そこで「ボーン」とやっちゃえば、ま自分らの
音楽がどういうふうな、位置にあるかとか
受け入れられるかとかわかりやすいな〜と思って。

「じゃちょっとやってみようか」って、
まぁ軽いノリで始めたんですよね。

そしたらいきなしすごい数の人が集まって。
俺らのこと誰も知らない人がこう「バーっ」と
集まってる、まぁその快感を感じまして、
やみつきになった感じっすかね。






では、ゲリラで始めた彼らが、
今でも常にこだわり続けている、
音楽に対する姿勢とは、いったい
どういったものなのでしょうか。






やっぱ毎日お客さん来てくれて、で 俺らは
演奏して、そこにやっぱ必死さが、満点じゃないと、
ま失礼だなっていうのが、あるじゃないですか。

必死にやんなくても、ライブは
成り立つときってあるんですよね。
でそういうときはまぁたまには
あるんですけどそうなっちゃうときも。

でもやっぱそうなったあとの気分ってのは
すごく悪いから、ま今回やってるツアーに関しては
そういうふうにもう、まぁ今日とりあえずライブ
終わってぶっ倒れても明日ライブできないでも
いいっていうふうな気持ちでやろうかなっていう。

ま もう1回やってみようかなっていう。
昔はずっとそうだったんだけど、いつか
ちょっとそのへんが怠けてきてたんで、
まぁ今はそういう気分ですね。






彼らの必死さとは、言い換えれば、
音楽に対する情熱。

その熱い想いの中で 彼らが今後
さらに伝えていきたいこととは。






歳が、こう 若いとか、歳とってるとか
そういうのはまぁ全然関係なくて、
なんか、何かを一生懸命こう、
真剣にやってるっていう、
雰囲気が伝われば、それだけで
うれしいかなって感じしてて。

たとえばそこに聴いてくれた人が、
「あぁこの音楽はねぇ〜…」ってもし
言ったとしたら、俺らにそういうエネルギーが
足りなかったって思うことなんで。

みんなが「あぁ〜この人たち必死で、
真剣にやっててカッコいいな」って
思わせるような雰囲気も出して、
いけたらいいなって感じしますよね。






音遊人
Ohyama“B.M.W”Wataru







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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