夢惑う世界
夢惑う世界第4章 雑記帳
 社会人となり、勤労者として、また生活者として暮らすことになります。その中で、人々は、考えて行動し幸せを得ようとします。

 私は、社会人となり某製造メーカーに入社し、サラリーマンとなりました。そもそも私は、会社での労働は、日々生活するための資金と余暇を楽しむための資金を稼ぐためのものと考えて入社しました。従って、会社の説明する”会社と労働者は、運命共同体である”と云う言葉には、首を傾げてしまいます。私には、私の夢があると。
 最初、会社での労働は、仕事を身に付けるために、かなりの残業もしました。しかし、私の人生の目的は、会社の目的とは当然違いますので、会社と寝食を共にするつもりはありません。何とか自分のペースで仕事をするには、それでも10年近くかかりました。人生の目的が会社の仕事ではなかったので、それからは徐々に残業を減らしてゆきました。当然、仕事は、その中で片づけました。
 少しずつ増えてきた私の時間は、私自身に、やっと社会人としての知識と教養を身に付けさせたと思います。4年間かけて、本当に必要と思われる残業以外は”0”としました。知識と教養は、常態化した残業の不合理性を問うこととなり、”0”残業を加速することにもなりました。
 地位や肩書きを得ることよりも、”私が私であり続けること”を信条として生きている私としては、残業は私自身を社会から遠ざけるとともに、私自身への育成の妨げにしかならなかったのです。お金は、心の豊かさを育てたりはしないが、心の豊かさは、お金の価値を知り、それの有意義な使い方を知ることでしょう。


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