三岐鉄道 ホハフ200形
ホハフ200形(201)
 相模鉄道車輌竣功図表によれば1899(明治32)年、東京車輌工業所で製造された元鉄道省ホハユ3315となっているが、鉄道省以前の前歴は、はっきりした説がない。鉄道省で廃車となったものを1943(昭和18)年3月に神中鉄道が譲り受け、木製車体を新造しホハ200形200として竣功した。同年4月に吸収合併され相模鉄道ホハ200形200となった。1949(昭和24)年4月に廃車となったものを2軸客車と共に譲り受けて、翌年3月に三岐鉄道ホハフ200形201として竣功した。しかし早くも1953(昭和28)年7月に廃車となり、日本軽金属蒲原工場へ売却され工員輸送に活躍した。

ホハフ200形の鉄道省・神中鉄道・相模鉄道・日本軽金属時代の詳しい情報をご存じの方、写真をご提供頂ける方はご連絡(メール)お待ちしております。特に、三岐鉄道のカラー写真お持ちの方是非ご提供お願いします。
2016.8.13 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 定員(席) 走り装置 備考
ホハフ200 201 16853×2700×3688 17.76 110(54) TR10系
車輌画像
三岐鉄道 所蔵

中野本一氏 撮影

ホハフ201

撮影日不明

富田機関区

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