三岐通運 DB25形
DB25形
 三岐通運<三岐鉄道の系列会社で1951(昭和26)年10月設立>DB25形は1971(昭和46)年、日立製作所笠戸工場で新造された25トン機(HG-25B)で同型機は現在も各地で活躍している。国鉄関西本線八田駅構内の小野田セメント(現太平洋セメント)名古屋サービスステーションで名古屋市交通局の地下鉄などの建設工事用セメント輸送貨車の入換えを行っていたが、1989(平成元)年8月の名古屋SSの閉鎖で廃車となった。
 その後は、太平洋セメント藤原工場のお膝元である三岐通運藤原営業所で保存されていた。そして、2001(平成13)年7月の三岐鉄道開業70周年記念事業として4月に寄贈され復元修理の後、西藤原駅に蒸気機関車E102とともに静態保存されることになった。ただし、現役時代は三岐鉄道に入線したことは一度も無い。また、太陽光などを考慮して現役当時とは逆に富田方を前として展示されている。

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2016.8.13 更新
主要諸元
形式 車号 最大寸法(長巾高) 自重(t) 内燃機関 馬力(HP) 回転数 牽引力(s) 台車
DB25
6850×2600×3620 25.00 DMH17C 180×1 1500 不明
車輌画像
大脇崇司氏 撮影

三岐通運 DB25

1986.3.

小野田セメント
名古屋SS

大脇崇司氏 撮影

三岐通運 DB25

1986.3.

小野田セメント
名古屋SS

三岐通運 DB25

1990.12.30

三岐通運
藤原営業所 保存

三岐通運 DB25

2003.4.6

西藤原 保存

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