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E101形(101・102) 1931(昭和6)年7月の三岐鉄道の開業に合わせて新造された1C1タンク機で、101を日立製作所で製作され同年5月納入、、102は汽車製造(現川崎重工業)で製作され同年1月納入された。製造所が2輌で違うことから形態が若干異なっている。車体長は102のほうが僅かに長い。動輪径は101が1120mm、102が1220mm。 セメント輸送の主力機として活躍したが1954(昭和29)年の全線電化でED45形導入に伴って、まず102が同年2月廃車となり、大阪窯業セメント(現住友大阪セメント)伊吹工場専用線へ売却され102のまま活躍した。しかし、1956(昭和31)年には電化され、電気機関車いぶき501・502(ED501形参照)が新造され102は廃車となったが、同工場正門脇で長らく保存されてきた。そして、2001(平成13)年7月の開業70周年記念事業として同年4月に三岐鉄道に里帰りし復元修理され、西藤原駅に静態保存されることになった。ただ、太陽光などを考慮して現役当時とは逆に富田方を前として展示されている。一方、101は1955(昭和30)年12月に廃車となり大鐵車輌工業で整備改造のうえ、日本レイヨン(現ユニチカ)宇治工場へ売却されて入換作業に就いた。さらに、信越化学工業武生工場へ移りS1形に改番され、最終的にここで廃車解体された。 E101形の日本レイヨン・信越化学工業時代の詳しい情報をご存じの方、写真をご提供頂ける方はご連絡(メール)お待ちしております。 |
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2016.8.13 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||
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