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   秋のリバイバルトレイン百花繚乱

 

  「百花繚乱」…。今回ばかりはこの言葉がまさに適当と言えよう。すでに「時刻表」9月号にも掲載されているとおり、JR各社がこの秋に設定したリバイバルトレインは質・量ともに過去最大級である。

  列車の種類は多岐にわたり、ほぼこの時期の設定が予測できたものから斬新なものまで目移りしそう。実際にカネと時間(社会人は休日or休暇)の確保に躍起となる鉄道ファンも少なくないものと思われる。なお、リバイバルトレインではないが、鉄道の日にちなんだイベント列車も多く設定されており、こちらも話題を呼びそうである。

  この中から特に人気が集中しそうな列車(かつ管理人のお気に入り)をいくつか紹介してみると…

「鹿島」も両国〜鹿島神宮で11/24に復活運転
(写真は153系/昭和57年4月・亀戸にて)
    @ 10/4「ゆうづる1号」・10/5「ゆうづる2号」

  常磐線回りの「ゆうづる」が583系で復活、臨時とは言え久々の常磐線経由の夜行列車である。10月には「はくつる81・82号」の運転もあるが、インパクトは「ゆうづる」のほうが大きいと思う。まあ、電車3段寝台の乗り納めとしては良いチャンスであろう。夜の上野駅、カメラを持った殺気立つファンの大群が今から眼に浮かぶ。

    A 11/3「思い出のみちのく号」

  満を持しての登場である。待ってマシタ。前日に青森を「思い出のはつかり号」として上京、翌日に当列車として常磐線回りで運転される。朝8時台の出発で当時の午後発を惜しむ気もなくはないが、諸般の事情を考えるとよくスジを設定できたと関係者に感謝したい気持ちである。この列車の指定券確保は超難関と思われるが、神業の端末操作でぜひゲットしたい。10月3日の9時59分は緊張の極致に達している自分が想像できる。

    B11/16〜24「内房」「外房」「犬吠」「鹿島」

  少々地味だが、かつて四街道に住んでいた自分にとって、房総急行はヘッドマーク付きということもあって愛着が深い。両国駅の行き止まりホームから急行列車が出るというだけでもうフルエ気味である。

    C11/30「さよならはつかり583系号」

  まさに新幹線開業前日、青森〜一ノ関を往復する。一ノ関往復についてもいろいろファンからの雑音が聞こえそうだが、青森車の583系を日帰りで運用するためのギリギリの措置であろう。おそらく車内で何かイベントがあるんじゃないかな?誰か知っていたら教えて頂きたい。

  リバイバルトレインは他にも「ひばり(583系)」「おおぞら2002記念」「急行信州」「特急あさま」「あすか」「きのくに」「なにわ」「旅路」「急行草津」「急行ゆけむり」「復活とき」「ときリレー」等々取り上げきれないほどある。詳細は他の優秀なファンのHPを参照頂ければ幸いである。

「あさま」復活は横軽廃止がネックと言える
(昭和57年6月・鶯谷にて)
「とき」イコール181系、183系はちょっと…