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  2004年夏に乗った列車B 「ムーンライト山陽」

 

 今回は九州旅行の帰途に利用した「ムーンライト山陽」を取り上げてみよう。先に掲載の@Aも加えると、今夏にベースとした切符がバレてしまうのはご愛嬌である。

 山陽筋の夜行快速と言えば「ムーンライト九州」が有名で、この「〜山陽」はその補完列車かな?と思いながら下関9番線に行くとちょうど14系座席車4両が推進運転で入線してきた。下関からの乗車は座席定員の半分程度で定刻の20:35に発車、山口県下の主要駅で停車を繰り返すが乗り込む客は少ない。お盆の人の流れと逆なのでこんなものかな…と思いリクライニングシートを倒す。この編成は写真の通りシュプール号用に改造された車両なのでシートの倒れる角度が大きく、夜行列車にうってつけと言える。

 由宇で運転停車して「さくら/はやぶさ」に道を譲り、0:19に広島着。多少は乗り込むかと思ったら予想以上で、8割かた座席が埋まった。もちろん広島は大都市なので需要はあるわけだが、時刻表を良く見るとなんと日付が変わる最初の駅なので、「青春〜」をうまく使えば1回分でかなりの距離が稼げるわけだ。(ちなみに15時過ぎには東京に着ける。) 自分が広島在住ならこの列車は「青春18最重要列車」としてチェックが入ること確実である。

下関駅ホームで発車を待つ (2003/08/10)

 うとうとしながら6:24に京都着。岡山から連結の「ムーンライト高知・松山」も含めて堂々10連の客車列車となっていたが、「〜高知・松山」の車両は塗装がかなり剥げ落ちて痛々しいほどであった…。