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  2005年夏に乗った列車@ 「はまなす」

  

   おや?「はまなす」か…別に珍しい(話題性ある)列車でもないのに、と思われそうな列車である。では今回取り上げた理由は?と言えば、右の「北海道&東日本パス」の購入がその理由であった。

   この切符は季節限定商品ながら既に数シーズン発売が続いているため、客足が付きつつあることが推測できる。さらに旅行の計画次第では既存の「青春18きっぷ」を凌ぐ廉価性・機動性があるため、今回自分がどんな感じなのか使ってみようと思ったわけである。

 この切符の最大の特長は右券面の「〜急行はまなす号の普通車自由席」が別料金ナシで乗れる部分なのだが、さて実態やいかに?

今回初めて使った格安切符/近所の大学生協で購入(笑) 

   ちなみに往路は「はなます」を使わず、青森〜函館の東日本フェリー(深夜便)を別払いで使った。これは往復の旅程に変化を持たせるのと、江差線(木古内〜江差)に乗りたかったためである。よって7月20日の上り「はまなす」札幌発青森行きに乗ってみた。

   実際にこの切符の効果で「はまなす」自由席がどれほど混むのか見当がつかず、念のため発車1時間前の21時にホームへ行ってみた。すると!…自由席乗車口を示す吊下札の前にはダレもいなかった。(ガクッ)

   まぁ、夏休み直前だから思えば当然の結果で、今頃(8月)ともなれば事情は違うかもしれない。さらに今までの乗車経験から推測すれば、この列車は下りのほうが混みそうな気がする。結局30分ぐらい前からポツポツ列が伸び始め、実際に列車がホームに据え付けられて乗ってみると座席定員の半分ほどの乗車率だった。

今や希少価値の急行列車「はまなす」(札幌にて)

   さて22時ジャスト、列車は発車した。ビール(右)を飲んでいると車内改札が始まる。見ていると車掌氏がスタンパーを押印せずに「青森までですね」と単に確認するだけのケースが多い。この列車の自由席は本州への旅行客と地元の帰宅客とが混在することで知られているが、旅行客についてはどうやら自分と同じ切符で乗り込んでいる人が案外多いようだ。フリータイプの切符には車内改札時にスタンパーを押さない習慣が一般的であることからすると、車掌氏の動作はそれを裏付けるような感じであった。

   あ〜クラシックのロング缶2本、オイシイな〜っ!…ぐぅぐぅ。

 

   はい、オシマイ!(ナンダもう終わりかよ…と聞こえてきそう)

道内発の夜行列車には必需品デス。