「あずさ2号」復活、指定券は取れるのか!? | |||||||||||||||||||||||||||||||
JR東日本のリバイバル列車が盛んに運転されている。この年末にも「なつかしの津軽号」の運転があるが、列車の性格上ほとんどが上野発着である。そんななか、標題の「懐かしの特急あずさ2号」は新宿発、すなわち中央本線のリバイバル列車としてついに登場といった感じである。
列車名は狩人のヒット曲「あずさ2号」に由来しているが、当時を知る人は若くても現在30代後半であるはず。それよりも国鉄色で辰野回りの「あずさ」として人気を呼びそうである。 当時のヘッドマークは絵入り様式ではなく、右の写真のようにひらがなとローマ字のシンプルなものである。わたしも中学3年の夏休みに撮った写真がかろうじて残るのみである。もうひとつ昔話になるが、下り列車なのに偶数の「2号」というのも懐かしく、昭和53年10月ダイヤ改正より前は下り上りに関係なく順に「1〜2〜3〜」であったのが思い出される。 |
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絵入りマークとなる直前の「あずさ」 | |||||||||||||||||||||||||||||||
(昭和53年8月/新宿にて撮影) | |||||||||||||||||||||||||||||||
さて肝心の運転日であるが、来年の2月2日運転なので指定券の発売は1ヶ月前・・・、ん?1月2日と言えば旅行代理店はまず休業日である。こりゃ大変だ。駅で並ぶしかないのかな?ここで旅行代理店のJR予約システムについて触れてみよう。代理店の端末は実は発売日の2ヶ月前から予約登録操作が可能で、これを行えば当日の午前10時に機械が自動的に(休業日であっても)JRの予約操作をする。但し超人気列車ではこれでも取れないことが少なくない。よって営業日はいわゆる「当日打ち」と併用してこれらの列車に対処するわけである。 そんなわけで予約登録操作をしようと早速試みたが、何と今回の「あずさ」は特別な列車コードを使い、その列車コードもJRと未調整で決まっていない。年内の営業期間中には決めてくれないと困るなあ。この予約登録、登録順に動く(らしい)ので、本当は12月2日に行いたかったのだが・・・。 リバイバル列車、まだまだ登場しそうである。JR情報からは目が離せませんナ。
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*当時のダイヤは「時刻表」昭和51年4月号より (当時は岡谷通過なんですね・・・) |
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